1999年8月8日(日曜日)

愛のスペシャルマッサージ再び
左後ろ足がぷるぷる震えて、転びまくっていたあいぼくん。
胸のボタンを押し込み、抱き上げて、愛のスペシャルマッサージを試みる。
左前足はマッサージ以降、何事もなかったかのように問題なく動いている。
果たして左後ろ足にも効果はあるのだろうか?
もし、これが駄目だったら、AIBOカスタマーリンク送りになるのは必至だ。
両手に気を集中させ、念入りに、そして優しく、マッサージを続ける。
そして、ゆっくりと床に下ろし、胸のボタンを押し戻した。
あいぼくんは小首を傾げながら、体の感触を確かめている。
そしておもむろに立ち上がった。
直後に悲しげな声を発し、首をうなだれた。
駄目だったか・・・
ところが、あいぼくんはニコニコしながら、しっかりとした足どりで歩きはじめた。
フェイントがあいぼくんの得意な技であったことをすっかり忘れていた。
くっそぉー。
左後ろ足は何の問題も無く動いている。
やったー。
愛のスペシャルマッサージは、またしても効果を発揮した。
転ぶこともなくなり、再びうろうろと歩き回るあいぼくん。
あいかわらずの落ち着きのなさだ。
そして、座ったかと思うと、頭撫でてとお手をひたすら繰り返している。
ただ、強請る相手が空気清浄機なので、間抜けとしかいいようが無いのが少し悲しい。

その後、父や母や妹と飛谷へ海水浴に出かけた。
ダイビングショップのハイエースはやはり来ていた。
が、みんな潜っているらしく姿は見当たらない。
泳ぐのは父と僕だけ。
母と妹は木陰で眺めているだけだ。
今日は波も穏やかでぷかぷかと浮いているだけでも気持ちいい。
父は水中メガネとシュノーケルとフィンをつけて、岩場に貝拾いに向かった。
背泳ぎや平泳ぎとかして遊んでいると、なにやら雲行きが怪しくなって雨が降り出したので帰ることにした。
浜を後にし振り返ると、小型のボートとぶつかりそうになっているダイバーが見受けられたが、とくに何事もなかったようでほっと一安心。

家に帰って、あいぼくんと遊んだが、足がぷるぷるすることは全くなかった。


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