1999年5月3日
早朝6時に僕らの乗ったフェリーが大分港に到着。
霧島にはどのように行くか思案の末、高速道路を使って行くことに決定。
大分道を鳥栖に向かう途中の景色はなかなか良く、気持ちよくドライブ。
鳥栖から南下し、高原ICで降りた。
霧島キャッスルホテルに向かって山道を登っていくと、滝に出迎えられるように到着。
チェックインの時間まで随分余裕があったので、えびの高原に出掛けた。
ホテルを出発して程なく温泉の源泉の横を通る。
斜面からは硫黄臭い蒸気が吹き出していて、なんだかちょっと怖い感じ。
山道を進んで行くと、えびの高原に到着。
韓国岳を中心とした勇壮な景観がひろがった。
レストハウスで昼食を食べて、近くにあったゲーセンで「ぴかちゅう貯金箱」をGETして、ホテルに帰る。
チェックインを済ませたら早速大浴場でのんびりと温泉を楽しむ。
ここの大浴場はホテルのロビーからの通路に竹が敷き詰められていて、その上を裸足で歩くのだが、竹の踏みかたが悪いとけっこう痛い思いをする。以前に足の裏のツボを押して痛いと、内蔵かなにかが悪くなってるとかの話を聞いたことがあるんで、もしかしたらどこか悪いのかもね。
それとも、単に体重が重すぎるのか?・・・しくしく(;_;)
いかにも温泉旅館っていう夕飯を食べ、早々に就寝。
5月4日
残念ながら、天気は悪い。
霧島を出て、宮崎に向かう。
次の目的地の高千穂峡へは、霧を避け、10号線で海岸沿いをいくことにしたんだ。
そんなに大きな渋滞もなく、順調に進む。
途中で日本海軍発祥の地に寄ったりしつつ、延岡手前を山に向かって登っていく。
かなり険しい山なのだろうけれど、整備された道によって、すいすいと登っていく。
やがて、高千穂峡に到着。
こじんまりとしたホテルにチェックインを済ませ、車で高千穂峡観光に出掛ける。
高千穂峡につくと、まず向かったのは貸しボート屋。
ここでボートに乗らない訳にはいかないでしょう。
山深い渓谷でありながら、水の透明度はいまいちだったのが、意外。
3人乗りのボートを2艘借り、両親と兄弟とに分かれて離岸。
高千穂峡といえばココ!っていう場所に到着。
兄弟組のボートの漕ぎては ひろみ 僕はビデオの撮影をしていたのだけれど、どうもボートの漕ぎかたがいまいちなので、逆ハンドで僕が要所を漕ぐことになる。
アコーディオンカーテンのように切り立った岩の横をのんびり進む。
流れがきつくなっているところで複数のボートがかたまってて、とても先に行けそうになかったので、そのまま引き返し、しばしのボート遊びを終えた。
ちょっとした公園があったので散策していたら、鯉がいっぱいいる池があった。
よせばいいのに、ビデオカメラをその池に沈めて撮影。鯉の顔のアップが撮せたが、池の水が想像以上に臭く、猛烈に後悔した。
その後、いかにも山の中の旅館っていうような夕飯を食べ、高千穂神社へ神楽を見にいった。
帰ると早々に風呂に入って速攻で就寝。
5月5日
いよいよGW最終日。
今日の天気は昨日とはうって変わって、五月晴れ。(^^)
ただ、 まゆみ は熱を出したので、シートを倒して寝ている。
高千穂峡を出て、阿蘇に向かう。
やはり阿蘇はいつ来ても、何度来てもいい。
広大な草原。
勇壮な山々。
特異な地形。
どれもみんな素晴らしい。
そんな中を快適にドライブ。
夕刻3時までには大分港に着きたかったので、寄り道もほとんどせずに、湯布院へ。
どこかで食事をしようと思って寄った「湯布院ハイツ」は、けっこういい施設で、焼き肉定食も美味しくてボリュームもあり、窓から見える由布岳の眺めもよく、昼飯ついでに温泉に入ったのだが、ここの温泉も綺麗で、露天風呂は由布岳を眺めながらのんびりでき、とても気持ちのいいお風呂だった。
そして、車は別府を抜け、湾岸を大分港に向け順調に走り、2時頃に到着。
ダイヤモンドフェリーでは、まゆみが熱を出していることもあり、グリーン船室を借りて、ゆっくり寝ながら松山に向かう。
船の窓から夕陽が沈んでゆくのを眺めたりしているうちに、松山港に着いた。
あとは、車で家に向かうのみ、途中で夕飯を食べて無事に帰着した。
次へ
戻る