○あけましておめでとうございます。今年は日本がおおきく変わる年になるでしょうか。期待薄だと思いますが。忌野清志郎のRCサクセションのサマータイムブルース love me tender を久しぶりに聞きました。本当に今の時代を予測していたかのような歌詞ですね。一度聞いてみてください

○朝日アマ名人戦四国ブロックに参加しました。予選は2連勝で突破して決勝トーナメントへ進出。1回戦はなんとか勝ち、ベスト8。2回戦はほぼ必勝態勢を築くも相手の時間をきらすことに注意がいきすぎて読まずに指す悪い癖がでて逆転負け。勝負は相手が頭を下げるまで真剣に指さないとだめだということを痛感。宮武さんにボンクラーズのことについていろいろな情報をもらった。

○支部会員の玉地さんが木製の会員名版や案内版を作ってくださった。ありがたいことだ。小野君もときどき賛助会員として参加してくれることになり棋力向上にはもってこいの環境になりつつある。4月からはもう1日支部を開くことができればいいのだが、どうなることやら。国会では消費税ばかりが取りざたされているが官僚の天下り根絶や必要のない特殊法人の廃止による無駄の削減はどこにいったのでしょう。

○昨日の王位戦は観音寺支部から特A級に3人、A級に1人出場しました。結果はみなさんあと一歩という感じでした。私は中盤まで有利に進めていたのですが、逆噴射して自分から混戦にもっていき、最後は勝ちを逃して逆転負け。中盤で優勢になるとよく負けるという私の悪い癖がでてしまいました、自戒して再出発します。 伊方の原子力発電は危険なのでやめてほしい。自分にもなにかできないかと思っていたら松山地裁に差し止め訴訟を提起されている方々がいることを知ったので私も協力することにしました。まず会員になったのですが原告の一員にもなって将来の世代に恥じないようにしようと決めました。

○県王位戦は2連勝で岡さんが丸岡さんを負かして初の王位についた。おめでとうございます。私も今年は少し落ち着いたので、将棋の勉強をはじめようと思っています。若い人においていかれないようにするのはたいへんです。最近、アントニオネグリとマイケルハートの帝国やらマルチチュードやらを読んでいますが、わかりにくいなりにおもしろいものです。

○支部対抗戦の個人戦で観音寺支部代表の玉地さんが見事優勝し、西地区大会の出場権を得た。私は家族旅行と重なって出場できなかったのですが、観音寺支部のレベルの高さが証明されたようで自分が優勝したような気持ちになりました。玉地さんおめでとう。これで最強者戦への出場権を得たことになります。団体戦は残念な結果だそうですが捲土重来を期待しています。 家族旅行で娘のフィアンセと数日時間をともにしたのですが、実にいい男だったので安心しました。最高裁事務局に犯罪の匂いがするという記事がサンデー毎日の3月11日号にでています。日本の中枢が腐ってきているのでしょうか。貧乏な人々は『Multitude』である。各場所、各場面で抗議の声をあげてほしいものだ。

○善通寺将棋同好会主催の大会で我が支部の辻さんが4連勝で優勝しビールを獲得した。私は3勝1敗で敢闘賞でした。

○3月11日の四国中央市での大会にでました。A級で青井さんが3位、Sー1級で私が2位でした。他にも観音寺支部から計6名の人が参加したと思います。100人を超えて参加者がいたように思います。刈田支部長には頭が下がります。当日は7局指せましたから満足しました。でもできれば連覇したかったのですが、将棋の神様はまだまだ甘いということを教えてくれているようです。被災地に桜を植える計画にカンパしました。 高校に数学の講師としていっているのですが受験の結果を聞くにつれ落ちた子のやるせなさを思うと気がめいります。

○支部会員になってくれそうな人が数人います。8月になったら会員の更新のときに勧めてみようと思っています。ちびっ子の中から大人に混じって指し始めた子が出てきました。でもまだ二枚落ちでも心もとないくらいのレベルですが、熱心なので有望かも。昨日、高校の将棋部のOBが二人来てくれました。びっくりしました。支部がいろんな人の溜まり場になればいいと思っています。春が来たのを身をもって感じています。今年も将棋に読書に頑張ろうと思っています。絵も描くし、英語も山もついでに娘の関係でフランス語もと欲張りですが頑張ろうと思っています。伊方原発の訴訟の提出が3月28日に松山でありますが暇はあるもののお金がないので欠席するつもりです。でも気が変われば行くかも。原告団は大きくなっています。うれしいことです。

○対局時計を二つ注文しました。高松中央支部の岩崎さんが廃棄しようとしていた木製の足付き将棋盤を近じかゆずってくれるようなので助かります。これで一度に20人は対局できる環境になりそうです。これでも対局時計がたりませんが。 今の民主党の執行部はまたしても民主党を崩壊の危機におとしいれるように動いています。民主的な多数決さえしないのですから民意から信任されないようになるのは必然かも。また、東大出身の人が多いであろう官僚のここ20年の体たらくは同世代として嘆かわしい限りです。

○県竜王戦に参加しました。観音寺支部から4人が参加しましたが全員残念な結果でした。その中でも藤原さんが少し勝ち進みました。私は定跡を知らなくてボロボロでした。昔から時間ができたら読もうと思って将棋の定跡の本は山ほど買っているのですが、ほとんど積ん読になっているのでその弱点がでたようです。力の無い私はやはり勉強しないと駄目のようです。記憶力は衰えているので、努力で補うしかありません。

○玉地さんが支部名人戦に出場しました。予選は通過したのは玉地さんの実力からすると当然ですが、決勝トーナメントの初戦で福井の中西さんにやられてしまいました。勝てば結果として優勝した早咲さんとあたるところだったのですが残念でした。全国大会のいいところは強豪と真剣勝負ができるところです。玉地さんは出場選手の最高齢でした。こんなものではないというところを今度はみせてほしいものです。と言う私もがんばらねば。

○先日の丸亀お城祭りでの将棋大会で河津さんが優勝したようです。本支部の合田さんからの情報ですが。いろいろな大会でいろいろな支部会員が活躍しています。これからも切磋琢磨していきたいものです。小沢裁判は無罪で決着するのでしょうか。この裁判は週刊ポストにも疑惑が書かれていたように無茶な裁判です。テレビ、新聞からしか情報のない人は誘導されているのでしょうがあまりにもひどい特捜、検察でした。詳しくは植草さんやその他のブログ等を追跡すればよくわかると思います。フランスでは多くの若者がバスチーユ広場でオランド氏の勝利を祝っていました。というよりサルコジの新自由主義政策の退場の決定を祝っていたようです。日本の若者も生まれたときから新自由主義がはびこった社会に生きているのですから、もっと政治に関心をもってほしいものです。

○この前の土曜日に中央支部の岩崎さんが道場破りに来られて、観音寺支部の面々をなぎ倒して帰っていかれました。強い岩崎さんでした。廃棄するつもりだった将棋盤を6つもいただきました。さっそくそのうち3面を修理に出して表を生まれ変わらせています。来年は残りの3面も修理しようと思っていますが、今は予算の関係でできません。とにかく有り難いことでした。

○県棋王戦に出場しました。王位戦に続きまたしても岡君に打ち取られてしまいました。今回はいいところなく押し切られました。結局岡さんの優勝。若い人の感覚に学ばねばならないと思うこのごろです。神内君も見に来ていて少し話したのですが、彼も精進しているようです。棋力は遠く離れていってしまっているようで、私も少しでも近づきたいものです。数学セミナーの問題を考えていて本とかでは見たことの無い公式めいたものを発見して喜んでいたのですが、考えすぎて体調不良になっていたのがようやく回復してきました。数学も将棋も謎だらけで面白いものです。

○昨日、伊方原発運転差し止め訴訟の裁判の初回だったので松山地裁まで行ってきました。抽選にもれて傍聴はできませんでした。152名中38名ですから確率が悪すぎました。後の集会に出て、資料をもらったり口頭弁論された4人の話をききました。牧師の須藤さんの話や歌には涙で前がぼやけてしまいました。後の世代に人間には手に負えない大量の核のゴミを残す原子力発電を続けることはすぐさまやめるべきです。私が大学生のころに伊方原発の裁判が戦われていたのですが、チェルノブイリの事故まではあまり関心がなく何もできませんでした。でも今回は福島の事故があり、ほんとうに放射能の怖さを具体的に想像することができる事態になっているのですから、できることをしようと思います。この裁判に勝利することは後の世代にとっても自分にとっても大切なことです。口頭弁論の4人のうちの河合弁護士は高木仁三郎さんの人柄に影響を受けて十数年前から全国の反原発の裁判に関わりはじめたそうです。(これは薦田弁護士が話されていたこと)四国電力は京都大学と関係が深いそうですが、人の不幸を踏み台にする学者もいれば、小出さんや今中さんのようにそういうことに心を痛め、科学者としての良心に忠実に生きる人もいます。河合さんが言っていましたが、裁判の結果を左右するのは裁判闘争と世論の喚起(運動)の両方であるそうです。私も周りに原発の存在の差別性を語りたいと思いました。また、地裁にいくのにもっとお金がかからずに行けたらいいのにと思ったものです。

○スパイラル将棋大会に参加しました。5局指して三勝二敗でした。全国クラスの実力の人が何人も来ていて参考になりました。現代将棋の序盤を知らないとだめだということがよくわかりました。彼らはよく研究していました。私のこれからのテーマです。

○マ名人戦県予選に参加しました。昨年に続いて決勝で負けました。優勝した木口さんは竜王戦に続いての県代表です。彼は今回のアマ竜王戦では全国ベスト8に入っていますから一度対戦したいと思っていましたので今回実現してよかったです。終盤に秒読みの中で読みがまとまらずやや優勢だったのが急転直下の負けにはいってしまいました。近くにいい目標ができてよかったです。香川の将棋のレベルをあげるのによい機会になると思います。世間では原発再稼働やら消費税やら様々な増税の法案やらが可決されていって、日本の経産官僚や財務官僚の庶民の生活感覚の無さがよくでているようです。デフレで増税すると大変な悪影響を経済におよぼすことになることが理解できない政治家や官僚ってどうなっているのでしょう。日本に巣くっている新自由主義を改めて共生、協力の社会を作らないと、また、ほんの一部の強欲な人々の利益になることばかりをすすめていると社会は腐っていきます。いろいろな場面でそれが現れています。今植草さんの消費増税亡国論を読み始めたところです。この人が政府の中心で活躍できる政府を持ちたいと思うのですが現実はとほほほほの政府なのです。

○県の会長杯将棋大会に観音寺支部代表ででてきました。決勝で宮武さんにうっちゃられてまたも2位でした。昨年から2位は6回目くらいでどうも大事なところで息切れが続いています。県の名人戦も2位だったのですが1位の木口君が日程の調整がつかなくて全国大会を辞退するそうなので2位の私に話が舞い込んできました。もちろん暇な私はオーケーです。9月に向けてまじめに将棋を勉強しようと思いました。世の中は国民の意見を聞かずに原発再稼働、危険なオスプレイとやらを日本の空でとばし、消費税をはじめ増税にまっしぐら、TTPにも前のめりの政府にマスコミがノーのメッセージを出さず、いや逆のメッセージまでだすところも多くひどい状態です。テレビや新聞の意見は普通の国民の意見とはかけ離れていると思う。でも、ネットで制服向上委員会という若い5人組のグループが歌っているのを聴いて、日本も少しは変わってきていると思いました。

○今、孫崎享氏の戦後史の正体1945-2012を読んでいます。すばらしい本です。歴史を学ぶことは現在を理解するためであるということがよくわかる本です。学生は読んでみるといい本の一つではないでしょうか。同時に読んでいるのがchomskyのchomsky on miseducationです。アメリカの現代史と学校教育の役割や冷酷なアメリカの政治行動などが具体的に書かれていて興味深い本です。

○7月29日に都司嘉宣さんの講演を松山まで聴きにいった。伊方原発を止める会主催の講演会です。(http://www.ustream.tv/recorded/24322384)1596年に中央構造線が動き、巨大地震が伊予豊後地域におこり、津波が佐田岬の西の大分で10メートルを超えていたという最近わかった報告でした。直下型の地震であり980ガルを超える加速度も十分考えられる地震であったろうということでした。千年に一度という大地震が6千年間に最低でも6回ほどおこっていることが室戸の海岸段丘からわかっており、それに誘発されて中央構造線が動くということが考えられるし、1596年に実際中央構造線が動いているという事実を前にしてみると、伊方の原発は危険極まりないものになります。よい講演でした。

○消費税増税の法案が通ったら竹島、尖閣とナショナリズムを煽る報道ばかりで、タイミングのいいことにアメリカのアーミテージの報告(csis.org/publications)がなされ、原発再稼働やtppや消費税やオスプレイの問題は国民の大きな関心事からそらされている。反戦な家づくりさんのブログに、政府の汚染に対する姿勢がウクライナとどれだけ違うかがよくわかる内容がのっている。福島のこどもの36%に甲状腺の嚢胞があるという記事もマスコミには載らないし、この国のマスゴミはどうなっているのだろう。政府の御用マスゴミになっている。

○先日、以前勤めていた高校の同僚と飲む機会がありました。今の世の中の話になって、『輸出企業の消費税の還付について知ってる』と聞いてみると、誰も知らない。名古屋の税務署はトヨタがあるので、消費税が税務署としては大きな赤字になっている。しくみを話してもややこしいので詳しいことはネットででも調べるとわかりやすい説明があります。内部留保を溜め込んでいる大きな企業には税金で補助しまくって、生活苦で喘ぐ庶民には増税がまっている。国民に大切な情報を伝えるメデイアが必要です。この日曜は王将戦の世話をしました。試合を見ていると角がカーブして、行けないところの相手の駒を取り、相手もかっかきているのか、それに気がつかないで角取りに飛車を打ち付けていました。観戦者は指摘してはいけないので、そのまま終局まで進みました。子供相手に持ち駒をすべて裏返しにおいている強者もいました。いろいろなことがあるものです。世話をする人が不足しているとも聞こえてきました。何事もむつかしいものです。

○昨日東京のアマ名人戦から帰って来ました。9月7日(金)に東京について夕方は霞が関で原発反対の金曜デモに飛び入り参加して1時間と少し歩いたりシュプレヒコールをあげました。体重が2キロほど減りました。8日(土)は朝から2勝通過2敗失格の予選リーグの対局。1回戦は才能ある若手に負け。難しいと思っていた局面は少し悪いと後でわかる始末。2回戦は最高齢の方とあたり、中盤で必勝、かなり緩むも勝ち。3回戦はまた若手とあたり、序盤最悪の局面だが死んだふりから難解な局面になり最後は逆転。なんとか予選を通過。木口君に対する面目がたったと思いました。夜は東京にいる親戚連中と会食。飲み過ぎで頭がぼんやりしたまま9日(日)を迎えてしまいました。1回戦はまた若手。まだ研究不足の将棋に果敢に飛び込み知識不足で必敗の局面へ。感想戦で要点を教えてもらうことになった。アマ名人戦に参加して参加者の実力 はみんな紙一重だと知る。私は勉強不足で持ち時間50分では時間があまりに足りません。研究あるのみと知ることに。9日の午後は娘とスカイツリーへ、でも人が多すぎて登れませんでした。十分疲れました。でもいい経験でした。木口君代表権をゆずってくれてありがとうございました。

○日本と中国の関係が大変なことになっている。石原都知事がアメリカで尖閣を買うと言い出したことが中心的な発端だ。日中国交回復のときに尖閣問題は将来の世代に先送りにすることに両政府が合意していたものを、日本が約束を破った形になっている。中国政府も日本の企業等への破壊行動は強く取り締まらないといけないのに、それをやっていない。尖閣国有化までやってしまったので大変だが、首相と外務大臣が中国政府と話あうのが筋だ。衝突がおこれば命令した人でなく最前線の人の命が失われるかもしれない。人間がジョンレノンのイマジンにある考えにいたるのにははなかなか時間がかかるものだ。

○伊方原発運転差し止め訴訟裁判の第2回口頭弁論を傍聴しに松山地裁に出かけたが、またしてもくじにもれました。もちろん報告集会に参加し貴重な意見を聞きました。裁判がある間は暇なので本をあさりにでかけ、六ヶ所核燃料サイクルについてのでたらめさについて記述している本にであいました。四国電力は求めている証拠書類を一通も提出しておらず不誠実な態度を貫いています。マスコミもそのあたりのことについては何も触れずに記事を書いています。香川の地方紙は裁判自体に何も触れていません。共同通信の記者は集会で質問までしていたのですから記事はデスクにあがっているはずなのに。脱原発基本法が大江さんなどから国会議員103名の賛同で国会に提出されており継続審議になっているということも知りました。また福島原発訴訟団が各地域にでき、責任者の東電や国の原子力関係の委員に責任をとらせる裁判の原告募集もされていると知りました。デモや署名など普通の市民が広範な脱原発の運動に賛同をしめすことが未来の世代に対する責任であると思います。気長く協力できることを続けたいと思いました。

○ナオミクラインのthe shock doctrineを再度読み始めました。5年くらい前に読んだのですがもう一度読む気になって始めました。日本にまた新自由主義が吹き荒れるような恐れもあるし、小泉時代に変わったことは元に返っていないし、もう一度disaster capitalismについて思い起こそうと思ったからでもあります。将棋の勉強はストップしたままで、また何かのきっかけがないと怠惰な私は勉めてやることが嫌いなので続きません。

○アマ王将戦の四国ブロック大会に参加した。体調がよくないので体力がもつかと思ったが(棋力がもつかが本当)ベスト8までいった。福岡の東野さんに負けた。ベスト4のメンバーは大阪2人福岡、京都の4人でいずれも若い20代と思われる人たちでした。四国代表が四国以外の人になって数年になる。ブロック名を変えて第7ブロックとかにした方がすっきりすると思う。東京や大阪に行かなくても強い人と将棋ができるので楽しみな大会であるが時間切れ負けのルールはいただけない。

○県王座戦3番勝負があった。今年の挑戦者は木口君で名人戦の決勝であたって以来。強敵中の強敵で実力ははっきり私よりも上で、3番戦えれば十分と思っていました。居飛車がほとんどの私はいい木口君対策のないまま、金曜日に本屋さんで菅井ノートという本を発見してごきげん中飛車で戦ってみようと決心してのぞみました。後でわかったのですが、1局目は本にあった局面通りになるも正着を逃し必敗になり、木口君がどうやってもいい局面なので緩み、逆転するも私もまた間違えて再逆転。しかしまた逆転し最後に勝ちが転がり込んできました。2局目は序盤でうまくいき必勝の局面から、得意の考えがまとまらないままの攻めでの逆転となりましたがこれも再逆転して最後は望外の結果となり、奇跡がおこりました。誰がみても(本人も)2−0で木口君、1−2で私がよくやったという結果だというのが予想でしたが勝負はわからないもので真逆の結果になりました。あらためて現代将棋を勉強しないととても若い人にはついていけないと感じました。王座戦は不思議とついている棋戦です。世の中では生活が第一の党が原発を9年後に廃止するドイツに視察にいったのがほとんどニュースにならないという不思議(最近は不思議とも思わなくなったが)なことがおこっています。

○先週大阪に「X年後」という映画(第五福竜丸以外のマグロ漁船の乗組員の被爆を追ったドキュメント映画)を見にいった。伊方の裁判のときに知り合ったおばちゃんからの情報でこの映画の存在を知った。十三に淀川文化創造館というシアターがNPO法人で運営されている。若い青年が運営していた。栄町商店街の中にあったのだがまわりはピンクサロン風の店、飲食店、銀行、パチンコやらが混在しているこれぞ十三というたたずまいであった。帰りに神戸によって小磯良平美術館もみてきた。たまの大出費だったがいく価値はあった。最近丸亀の豆山さんからもらった詰め将棋(100題以上)を解きはじめたのだが、余詰めや駒余りの問題も散見され頭を悩ましている。いい作品も多数あり解答作りに精を出している。

○先日、豆山さんに会って詰め将棋の編集について許可をいただいた。昨年大病を患って一歩も歩けなかったそうだが、リハビリに努めかなり歩けるようになったとのこと。81歳になっても根性のあるお話をうかがってためになった。豆山さんの詰め将棋を埋もれたままにしておくのは残念なので、私がかってに編集して冊子にしました。材料費もあるので一冊300円で売ることにしました。関心のある人は観音寺支部まで来てください。支部も土、日の両日午後から開くことにしましたが、参加者が減少ぎみです。将棋の上達の難しさに根負けしがちになりますが、根性をだして励んでほしいものです。かく言う私も頑張ります。

○今年最後の大会の支部連合会の最強者決定戦に出た。観音寺支部から玉地さん、辻さんと私の3人が出場。結果は順に4位、3位、2位であった。ベスト4に3人が残ったのは予想外とも思われるが、日頃の精進の結果ともいえる。私は決勝戦で岡くんとあたったが、その日の将棋で一番よい内容だったのが最後の最後で得意の大ぽかがでて沈没。画龍点睛を欠くとはこのことか。今年は2位が多かった、そういえば去年も2位が多かった。気持ちの持続が課題だと思う。現代将棋には少し慣れてきたようにも思う。まだまだ将棋を理解するには広大な領域があるように思う。精進あるのみです。冊子『豆山さんの詰め将棋』は10冊ほどはけた。機会あるごとに広めようと思う。

○衆議院の選挙が終わった。山本太郎さんが残念な結果であった。沢田研二さんが応援に駆けつけていた音声を『カレイドスコープ」のブログで聞いた。沢田さんは我が窮状という歌で九条の危機を表現していたし、反原発の歌も歌っていた。日本では数少ない社会の問題を表現する歌手である。日本で社会問題を考えさせるメッセージソングがマスコミにとりあげられない。歌手らも社会問題をテーマにすると生活できない。その点山本太郎さんはすごい。沢田さんも歳をとってからではあるがすばらしい。忌野清志郎さんとかの先輩はいたが日本には少なすぎる。ほんとうに思っていることを言葉にだしても生活できる社会ではないのが今の日本。最近では空気を読むなどというらしい。自己規制しまくるジャーナリズム。ほとんどのジャーナリズムは死んだも同然である。日本はリベラルな勢力を結集しないと愚かな道に進んでしまいそうな気がする。表現者が少なすぎる現実に暗澹とする。好きだとか愛しているとかばかりの個人あるいは数人の間の関係ばかりの歌ではなく、社会、多くの人についての問題を表現する歌がほしい。

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