○明けましておめでとう。今年も将棋を頑張りたいと思っています。年賀状は出さないので関係する人は気を悪くなさらないでください。

○朝日アマ名人戦の四国予選に松山まで辻さんと行った。辻さんは1勝2敗で惜しくも決勝トーナメントには出られなかった。3局目は時間があればうまくいっていたはずだが切れ負けではしかたない。私は運よく2勝通過でトーナメントも1回戦は逆転勝ちしたが2回戦で木口君に痛い目にあわされた。序盤の研究量の差がでた。年末から現代将棋の研究ができていなかったので、これを機会に頑張ろうと思う。

○県王位戦に出場した。観音寺支部からも5人のメンバーが特Aに参加した。私は必敗の将棋を2回も拾い決勝に進むことになったが、これまでの自分の将棋の内容の悪さに、最後何も読まずに指し逆転負けをした。将棋の神様にこんな実力では優勝してはいけないといわれたようなものでしょう。もっと格調高い将棋をめざさねばと思った一日でした。自民党が改憲案をだしているようですが参院選で改憲勢力が国会を占めると大変なことになる。公共の秩序の前に基本的人権や結社の自由が制限を受けるという近代以前の社会に戻ろうというような内容があるそうです。しっかり調べておかないといけないようです。マスゴミはあてにはならないし、理解の邪魔になるので自学自習あるのみです。

○支部名人戦の団体戦と個人戦を観音寺支部主幹でおこなった。概ねうまくいったようだ。主催者のエチケットか、団体、個人とも準優勝という結果でした。来年は両方とも優勝してほしいものです。私も準優勝がここ2年間で8回もあって、4局目くらいになると息切れしているようです。体力も必要と痛感しました。

○TTPへの参加を首相が表明した。アメリカの多国籍企業が大儲けをする仕組みが日本に入ってくる日が近づいた。韓国のようにアメリカ資本に乗っ取られ、貧富の差が今以上にひどくなる社会が到来する日が近づいた。暗澹とするのみ。ネグリとハートのcommon wealthを読みはじめました。

○長女の結婚の披露宴が無事終わり、ほっとしているところです。将棋のほうはしばらくお休みだったので、また研究を再開していこうと思っています。支部名人戦の団体戦で坂出支部が辞退したので準優勝の観音寺支部が西地区大会に参加できることになりました。3人で頑張ってもらいたいものです。

○日米地位協定入門を読む。日本がアメリカの植民地のようになっている事実をしっかりと伝える素晴らしい本であった。米軍は日本に入るのも出るのもノーチェック。CIA関係者も米軍として入出国すれば跡は残らないわけだし、日本はひどい安全無視の国になっている。将棋は難解なしろものであることを最近再認識する。ぼちぼち調子をあげなくては。        

○先日の土曜日、岡山で小出裕章さんの講演を聴きにいってきた。前座で蝦名宇摩さんと小学2年生の娘さんの三味線ミニライブがあった。両方ともすばらしかった。蝦名さんは埼玉から岡山に被爆を避けて疎開しているそうだ。三味線の力強さと彼女のパワーに心が動かされた。小出さんが核による発電を押し進めて放射能をまき散らした自民党を国民が選んでいるこの国は不思議な国だという趣旨のことを言っていたが、同感である マスゴミの情報操作にかかっている多数の国民が自民党にいれたのだろう。ネグリとハートのコモンウェルスはいい本だと思う。資本主義ではもちろんなく社会主義でもない、新しい価値観による新しい民主主義の実現を構想する思想書である気がする。少なくともヒントにはなるだろう。宇沢さんの社会的共通資本の考えにも通じているように思った。日曜日の将棋は序盤でひどいぽかをやらかし沈没。もっとまじめに将棋に取り組もうと思った。

○TTPのアメリカとの交渉では、新聞記事では最初から譲歩しまくったことがわかったが、発表された合意内容がアメリカと日本でひどくくいちがっており、実はもっとひどい譲歩した内容であるそうだ。acts for democracy のサイトをみればよくわかる。日米地位協定を結ぶときと同じ構造だ。本当の内容は国民には秘密にしておいて、実際は密約が結ばれている。まあ日本国民にとっての密約だが。野蛮なアメリカのエリートと傲慢な日本のエリートが交渉すると何故かこうなる。ほんとうに将来の日本人に申し訳ない方向にいっている。小泉管野田安倍はアメリカの傀儡だろうか。

○県棋王戦に参加した。観音寺支部からも各クラスに7人ほど参加したが良い結果はでなかった。私もベスト8には入ったもののそこまで。大事な場面で一手パスより悪い手を指してしまい、良いところ無く敗戦。最近将棋に迷いがでています。身内の健康状態が心配になる出来事が続いたりして気持ちが乱れていたのが原因かもしれません。最近ボビーフィッシャーの人生を描いたエンドゲームという書籍を読んだのですが面白かった。 マイナンバー法が静かに国会を通過するなど、国民監視の体制が着々と整備されている。政治家の認識のレベルが低いのか、官僚機構のなすがままのようである。

○「TPPすぐそこに迫る亡国の罠」郭洋春さんの本を1日かけて読んだ。韓国のアメリカとのFTA締結後の韓国社会でおこった事実が紹介されている。TPPの本質や危険性が非常によくわかる本である。ネットでかろうじて理解していた内容が具体的事実で説明されるのでよかった。大手マスゴミの不勉強さが日本を危うくしている。将棋ではスパイラルの大会で腕試しをしようと思っています。

○スパイラル3周年記念将棋大会は4勝1敗でした。最初から連続4局中学生(岡山)、小学生(岡山)、中学生(香川)、小学生(香川)とあたり、岡山の小学生に完敗しました。最後は愛媛の大人でした。全勝はいなかったのですが、はやめに負けると点が低いので賞品は将棋の本でした。十分楽しめました。

○県名人戦に参加した。観音寺支部からも大勢参加した。A級では久保さんが準優勝、SA級では私が3位であった。自分の記録を見るとこの8年間常にベスト4には入っているが、準優勝が4回優勝1回で大事な一番でせり負けている。今回も大事な場面で読みがいい加減だった。もっとレベルの高い読みが必要と将棋の神さんが言っているのでしょう。退職してから優勝回数ががくっと減ってしまいました。時間が無い中で集中して勉強していたのが、退職して時間が十分ある中でいい加減な勉強をしている結果なのかもしれません。日本はマスゴミに誘導されて格差が広がりすぎる社会になったし、次の選挙でまた広がる方向にいくようだ。

○昨日(7月16日)伊方原発運転差止訴訟の第5回口頭弁論を傍聴するため松山地裁に出かけた。今回で4回目だ。運良く原告席に座ることができた。生まれてはじめての裁判だった。全く平静に成り行きをみられた。四電側はほとんど原告側の意見陳述を聞くだけで、顧問弁護士と思しき人は途中で寝ているようにも見えた。傍聴席でも朝日新聞社の若い女の記者が居眠りをしていた。彼女は後の記者会見にも姿をあらわさなかった。朝日の劣化はここでもみれる。NHKの若い男の記者も会見が終わる頃にかけつけて報告会は聞かずに退席した。朝日もNHKも忙しいのだろうけど取材の最前線の現場でこれでは先が思いやられる。共同通信の若い男の記者はしっかり取材していた。しかし、新聞に記事はほとんどが載らないのでしょうが。南海放送が何年もかけて映画にし私も大阪まで行って見た、第五福竜丸等の被爆と国の情報隠しを扱った映画、x年後に出ていた元高知県の高校教師山下さんが意見陳述し、報告会でも木村俊雄氏の最近の記者会見について教えてくれるなど実り多い一日だった。また係わりのある山口弁護士も答弁に立ち、心強く思った。原告の第3次の募集は7月31日までである。

○県会長杯があった。観音寺支部からは若手のホープ関君が部内リーグを勝ち抜き出場したが、小倉さんにうまくやられた。途中で指し過ぎの手があって、それをうまくとがめられたようだ。支部の会員も熱心にきている人は徐々に実力をつけており、関君レベルの人が6、7人いる。県大会で優勝を窺える実力までもう少しだと思う。最近電子書籍を買って外国の本を読みはじめた。オーストラリアの学者がアメリカとのFTAについて書いた本で2004年に出版されている"How to kill a country”という本です。韓国とアメリカのFTAについては日本語の本で読んだが、不平等な内容についてほぼ同様のことがすでにオーストラリアで警告されていたことがわかった、日本はTPPに参加するとアメリカの食い物になることがよくわかる内容だった。電子書籍のいいところは単語の意味がタッチひとつで辞書機能によってわかるところです。9日からしばらく娘の結婚相手の家族に会いにフランスに旅してきます。パリにも将棋クラブが10くらいあるのですが8月はバカンスの時期でほとんどがお休みだそうです。いつか活動している時期に行って交流したいと思っています。

○フランスから帰ってきました。パリのいくつかの場所とモンブランの山のまわりを見てきました。パラポントという空中遊泳も体験してきました。天気もよくて充実した旅行でした。娘の結婚の(日本側は3月に済んでいます。)フランス側での披露宴に参加しました。将棋は県の王将戦から気持ちを新たに、頑張ろうと思っています。

○県の王将戦に観音寺支部からも5人だと思うのですが参加しました。同士討ちもありましたが、席主が久しぶりに優勝することができました。決勝は小倉さんとあたり苦戦の中、最後に運があったという内容でした。途中で有利になる順が後で本を調べてわかりました。その順を選べなかったことがまだまだだなあと反省。でも優勝は嬉しいものです。善通寺支部が来年の2月までということで将棋道具が観音寺に引っ越しされました。元善通寺支部のメンバーの幾人かは観音寺支部に来ることになります。旅行で将棋をほとんど指していなかったのが迷いなく指せた結果になったようで、あらためて将棋の不思議を思いました。フランスでも新自由主義的政策がここ十年ほどとられ、大学に行くのに年間10万円ほどかかるようになっています。過去は無料だったのに。医療費は3割負担なのですが、様々な共済からほぼ全額かえってくるそうです。イギリスも無料ですが国にお金が無いので病院がつぶれていて、手術も2ヶ月待ちもあるようでうまく機能していないようです。フランスの医療制度は娘の旦那も世界最高だと言っていました。フランス社会は結構貧富の差が大きくなってしまい、スリなど犯罪も増加したり失業率が10%(日本の基準とはかなり異なり日本は低くでる)もあってすべてがいいというわけではありませんが、人生は楽しむためにあるという哲学が満ちあふれています。8月はパリはバカンスの時期で観光客ばかりでした。

○9月8日高校の2年半の間一緒に最後までバレー部で過ごした友人の土井のおつやにいってきた。寝ているような死に顔だった。いつかゆっくり話をしたいと思っていたのにかなわぬこととなってしまった。後悔している。突然のことで気持ちの整理がつかない。

○明日は9月11日だ。以前からアメリカで出版された9.11の事件(犯罪)の数々の矛盾についての本も読んできたが、今日非常にわかりやすい映像を見ることができた。それは 9/11: Explosive Evidence – Experts Speak Out (Free 1-hour version) | 日本語字幕 です。アメリカ政府ははじまりから先住民をだまし、殺し、奪うという歴史を繰り返してきたが、そのことが一般には知られていないだけのことで9.11のようなことも平気でするということがここ十年くらいの学習でわかった。今先住民の少ししか残っていない歴史を読んでいる。それは藤永茂氏のブログからのきっかけです。

○台風の中、大阪のアマ王将戦に参加しました。予選は2連勝で通過。決勝トーナメント1回戦も勝ち、2回戦へ、これに勝てば次週の参加資格が得られるのですが、疲れもあるのか頭が痛くなる症状に気を取られ急所でひどい手をだして惨敗。でも一日楽しめました。香川に帰ると元同僚の死の知らせ。この世のはかなさを感じることとなりました。日本の教員で過労の状態で何年も過ごしている人を大勢知っている。なんでも引き受けざるをえない立場に追い込まれている教員の状態を教育行政は放置している。教員に限らずいろいろなところで過労が蔓延しているのが日本であると思う。

○昨日行われた赤旗名人戦香川県予選に出場した。なんとか優勝することができたが、内容はどの将棋も必敗、かなり不利、不利、難解からの逆転勝ちであり、序中盤の研究不足が露呈した感じだった。まあとにかく代表になったので11月9日(土)10日(日)は東京で頑張ろうと思っています。若い人の将棋の伸びには驚くばかりでした。

○席主は月から金までは専業主夫をやっています。毎日の洗濯、週2回の掃除、毎日の料理に励んでいます。ネットで十数カ所のブログをチェックし、テレビや新聞では得られない情報を得ています。テレビや新聞の価値はほんとうに小さくなっているし国民洗脳の役割を果たしているように思う。本とネットのほうが価値が圧倒的に高い。土曜と日曜に将棋に関わっています。絵と語学と数学の世界も関心があるが体力的にきつくておざなりになりがちです。11月は将棋に集中しなければならない月なのでそろそろエンジンをかけなければ。

○特定秘密保護法案が国会に上程されようとしている。アメリカで教育された官僚が日本をアメリカの属国にすることで自分の短期的利益を確保しようとしているように思える。元農林官僚の鈴木宣弘氏が「今だけ、金だけ、自分だけ」という言葉で新自由主義的政策を進める官僚を批判しているがそのとおりだと思う。自民党、公明党によって日本はとりかえしのつかない方向に持っていかれている。アメリカはもうすぐ世界から信任されない国になるにもかかわらず(今でもすでに)それについていこうとしている。TTPしかり、郵政民営化による郵貯の国際金融資本への出資のねらい、集団的自衛権を認めアメリカの戦争経済の手助け、すべてがほとんどの国民の生活を豊かにする方向ではない。暗澹とすることが多い政治の方向性である。

○10月27日(日)王座戦とねんりんピック将棋大会がありました。私は頼まれてねんりんピックの審判をしました。観音寺支部の会員も何人も参加しており、同士討ちがありましたが決勝まで駒を進めたのは辻さんでした。力強い差し回しで優勢な局面を築きましたが頭の中の次の次の手を指してしまい、王手放置で反則負けでした。私も決勝でこれを大優勢の局面でやった苦い経験があります。王座戦の方は小倉さんが優勝しました。来週は私と3番勝負です。

○小倉さんとの3番勝負に行ってきました。1局目やっと攻める番がまわってきたと思ったのが間違いで、もう一手受けなければいけませんでした。2局目序盤でだめにしましたが、ねばって逆転。3局目1、2局の反省のもとに慎重に駒組をすすめやや有利になり、なんとか勝利。ぎりぎり防衛しました。将棋はしんどいものです。負けると疲れも倍増しますが、今回は幸いしました。来週は東京で赤旗将棋全国大会です。頑張ります。

○independent web journal(IWJ)のおかげでテレビ、新聞では得られない事実や意見が得られる。昨日は岡山に小出さんの講演を聴きにいこうと思っていたが、IWJが中継録画をしてくれるということがわかり交通費と時間が助かった。いい講演だった。さらに山本議員へのインタビュウで、議員にしかけられている攻撃の様子やそれに対する彼の考えがよくわかり、マスゴミが伝えている洗脳から自由になれる。私は長い間協力せずに利用させてもらっていたが、一般会員になって支えようと決心し会員になった。独立系のメデイアがマスゴミが隠そうとする情報を提供してくれる時代に入ってしばらくの時がたった。問題はそれを支える人が圧倒的になれるかどうかが先の時代を左右するように思う。

○赤旗名人戦全国大会は1勝2敗で予選敗退でした。力不足を痛感しました。大会前日、岩波ホールで映画ハンナアーレントを見ることができたし、大会当日の夜には東京にいる次女と姪夫婦とも食事ができたりで満足でした。昨年の準アマ名人が2連敗で予選落ちするなど、レベルは全体にあがっている感じがしました。今年の残り試合は朝日アマ予選と県の最強者戦だけです。この歳でもまだ将棋が強くなれる気がしているのですが錯覚でしょうか。

○朝日アマ将棋名人戦の香川県予選に参加した。スパイラル将棋センターに初めて行った。本格的な将棋道場という感じだった。関さん、河津さん、小野さん、私の4人が観音寺支部から参加した。代表枠は2人。小野さんがあと1つ勝てば代表というところだったが研修会生にやられた。私は反対の山から勝ち上がってなんとか代表枠を得た。1月に松山で四国で2人の枠をめざすことになった。夜は親友宅でごちそうになり、充実した一日になった。

○12月1日(日)は愛媛の松山に伊方原発再開阻止の祭りに参加しにいった。8千人くらいの人がいろいろな地域からきていた。偶然高校時代の同級生に出会った。一つのクラスに3人も反原発の集会に参加していたとは珍しいことだと思った。娘の小学校の担任も同じバスに乗って参加していたし驚いた。特定秘密保護法案のことも集会で語られていた。官僚天国のこの国はかなりまずいことになりつつある。もと福一の技術者だった木村さんが東電のデーターを8月に解析して、地震がおこって数分後には格納容器の電源が失われていた可能性が非常に高いという結果を得たことを言っていた。たぶん東電内部の技術者も知ってはいるだろうが自分の生活のために言えないのだろう。大切なことが特定秘密になると国民は何も知ることができなくなる。あと数日でこの法案が通ることになりそうだ。3年後の選挙ではこの政権でできた法案を取り消す法案を作れる政権をつくらねば子孫に申し訳ない。

○県最強者決定戦に参加した。観音寺支部から2人と善通寺支部から4人出場した。私はまたしても丸岡さんにいいところなくやられた。今年4回あたって4敗。将棋に対するまじめさが違うと感じた。私も真面目に将棋に向かおうと決意しました。8歳の藤本君がベスト4まで進んだ。王座戦に続いてのベスト4だと思う。数ヶ月後にはタイトルもあり得る。私も彼をみならわねばと思った。 国家財政の特別会計の闇を国会で追究していて殺された石井紘基さんの本を数冊読んだ。特定秘密保護法案も通り戦争への道を歩みだした日本を、国民の生活を大切にする勢力が権力をにぎる方向へ変えるには国民が学ばなければならないと思う。3年後の参議院選挙では国民の意志を見せつけなければと思った。

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