○今年も将棋に関していい話題が世間にひろがりますように。今年もよろしくお願いします。

○フランスに住んでいる娘夫婦と孫が年末から来ていたので、2週間があわただしく過ぎた。孫と私はスカイプを通して顔をお互いに知っていたのですぐに慣れ、楽しい時間を過ごせて幸せだった。動物園や水族館や公園で遊び、しっかり歩けるようになって帰っていった。将棋道場に来ている小学1年生の入交君や中学生の横田君も少し大人びてきていて成長の速さに驚いている。私も老化防止に詰将棋の腕を上げようと思っている。

○渡辺治一橋大名誉教授の話を聞いたり、長期間勾留を受けていた山城博治さんの話を聞いたりと、安倍自民党政治のひどさを再確認する。2月には元事務次官の前川さんの話を聞きに行くつもりだ。アメリカの北朝鮮への軍事行動はおこるなら4月以降になりそうだが、そんなことになったら日本列島が危ないことになる。それを全然止めるでもなく、全面的に追認していこうというのが政権与党なのだからありえない。今年はとんでもないことがおこらないことを祈るばかりだ。将棋の方は詰め将棋に関心が移っている。詰め将棋は面白いものだ。読書の方はhomo deus を最近読んだ。

○王位戦は雪に見舞われて参加できない人が出た模様だ。丸岡さんと小野さんが準決勝で敗退と惜しいところまでいったそうだ。私は勉強不足で出場しませんでした。我が家の上も陸自だと思われるヘリコプターが数年前からかなり頻繁に通っており、騒音もあるが墜落や何か落ちて来ないかと気になっていた。日本がアメリカの2軍として戦争に巻き込まれないことを願っている。国会中継を見るとひどい国会議員がたくさん目についていやになる。でも中にはセンスのいい国会議員も何人もいるので期待もしている。

○支部名人戦、支部対抗戦、シルバー名人戦が無事終わった。高丸さんが支部名人戦の決勝まで進んだが石綿さんに優勝を阻まれた。私も国井君に攻め急いでまたも負け。運営しながら出場では無理と言い訳しておこう。今度はがんばります。

○今年は全国につながる将棋の大会に力を注ごうと思っている。少し現代将棋に慣れてきた感じがする。今年は与党とゆ党から憲法改悪発議が起こる可能性のある年である。国民投票になると国民投票場に行った人の過半数の賛成票が多ければ改悪されてしまう制度になっている。自分はよくわからないからと投票にいかなければ改悪を認めた結果になっても文句は言えない。反対の票をいれないと改悪を止められないことになっている。個人の尊厳という憲法から、集団のためなら文句を言うなという社会をつくるための憲法に変えていいのかが問われることになる。

○先日、父が息を引取った。満96に後3日と長生きだった。ここ数年、父や母のことを想うと悲しみが突然あふれることがあり戸惑った。

○森友学園への異常な便宜、加計学園の獣医学部新設の異常さ、元TBSワシントン支局長の山口敬之への逮捕取り消し、など、公平、公正であるべき行政がこれほどゆがめられている時代は珍しい。安倍内閣の特徴だ。これだけ国民がなめられている時代も珍しい。新自由主義の考えが広められて、ひどい思考をする人間が増えたのだろう。朝日新聞の記者はよくやったと思う。

○藤井六段が55分で解いた詰将棋が解けない。彼の解図能力はすごすぎる。この前松山までR選手権に出かけたが良い将棋を勝ちきれなくて自分の課題をつかんだのだが、詰将棋の方が面白いので課題克服は努力していない。そろそろやらないと昨年と同じになってしまいそうだ。

○竜王戦県予選に参加した。観音寺支部からは小学生の藤岡君がベスト4に入った。序盤から中盤で不利になることが多いが、不思議と逆転勝ちをおさめるようだ。私は序盤から中盤で有利になることが多いが、当然のごとく逆転負けになる。精進してみるか。

○名人戦第2局解説会やら高校生の練習会やら十八歩支部との練習会やらと行事が立て込んで忙しい感じだった。将棋の勉強はほとんどできていない。県名人戦を目標に頑張ろうと思っている。安倍政権は証拠がでてもシラを切り通して権力にしがみつく。この5年間のつけは後々まで大きな悪い影響を残すだろうな。

○母も逝ってしまった。倒れてから10ヶ月と少しになる。苦しい日々だったと思う。動くことの好きな人なのに、動けない生活は堪え難い日々だっただろう。最近、フォーククルセイダーズのイムジン河や悲しみは言葉にならないなどの曲をほんとうに久しぶりに聞いて、愛してるとか恋してるだとかのテーマばかりの曲じゃないのが新鮮に感じられた。両親を失くして気持ちの整理をつけたらもう一度だけ将棋に打ち込んでみるか。でも他にやりたいことが多くてどうなることやら。

○私は県棋王戦は参加しなかったが、観音寺支部で最高の成績は関さんでベスト4だった。優勝した信藤さんに負けたそうだ。もう少しで優勝までいきそうである。

○トランプ米国大統領とキム委員長との歴史的会談とその声明に大手マスコミはかなり否定的な見解を専門家の意見を中心に垂れ流している。私の意見はこんなにいいことはないということだ。戦争の危機が遠のいたのだからいいにきまっているのに、専門家とやらは理解できない。軍産複合体の影響を長きに渡って受けているのでじぶんの頭で考えられなくなっているのだろう。朝鮮戦争終結までいってほしいものだ。2002年に亡くなったイリイチの著作を学生時代以来久しぶりに読んでいる。70年代に話題になってしばらく話題から消えていたのだが最近晩年のころ考えていた著作がでていたので読み出した。将棋のほうは終盤が弱すぎるので強化したいのだがいい方法がない。復活を目指して悪あがきしようと思っている。

○県名人戦に参加した。今年から予選があることになったが永世なんとかで免除。決勝トーナメントは高校1年、小学6年、26歳?、30歳代?と当然私より若い人と対戦した。みんな強敵ばかりで、レベルが昔よりかなり上がっている感じがする。最後の準決勝は大会では珍しいポカが序盤そうそうでてしまった。隣からその前の対局の感想が聞こえて来て頭の中は先の対局のことを考えていて確認をおこたり着手。またやってしまった。この対局以外は70点くらいの手はさせていたのだろう。将棋の神様に日頃の精進が足りないからこんなことになるのだと言われているようだった。

○会長杯に参加した。支部長会があるということで急きょ参加することにした。(リーグ戦の結果出場権はあった。)もう一人は松尾さん。序盤研究の第一人者。そのとおり序盤で大優勢になるも終盤のミスで好局を失う。私はゴキゲン中飛車や角換わり振り飛車への対応策をその場で考えるもよい知恵があるはずもなく惨敗。4位でした。序盤を勉強しないとだめということがよくわかった。終盤もよわいのにどうすればいいのだろう。とほほ。

○文部省の官僚が逮捕されている。東京地検特捜部は財務省の官僚には逮捕したり証拠品の押収にのりださなかったのに、今度のようなちゃちな案件には強行する。大阪地検特捜部も同じ。不思議なことだ。森友案件では官僚組織の誰も逮捕されていないのに。本当に不思議なことだ。将棋は王将戦の準備にかからねばと思うこのごろです。数学の講師の仕事は2ヶ月の夏休みなので、好きな学習ができる時間がとれるのでうれしい。

○善通寺王将戦に参加した。将棋を楽しもうと思って参加したら、4局とも運よく勝てて賞品のビールまでもらって、優勝するっていうのはいい気持ちになれるということをほんとうに久しぶりに味わった。アマ王将戦にむけてすこし勉強しようと思う。

○王将戦の運営が終わった。支部会員の協力でなんとか運営できた。ベスト4に支部会員が3人残ったが、優勝は国井くんだった。小学生が少なくB級に入れて試合をすることになった。なにか別の大会と重なったそうだ。他は大勢来てくれて運営しはじめて最多の69人だった。黒字分は時計を買うことにした。単独で対局時計を賄えることになるだろう。でも疲れた。9月はじぶんの将棋に頑張ろうと思う。

○6月末ころから高校のバレー部の後輩に誘われてシニアのバレーボールの練習やら試合やらに参加している。体が悲鳴をあげているが、健康には週一の運動は丁度いいようだ。道場には新たなメンバーが加わりなんとか続いている状態。最近、瀬川プロのことを取り上げた映画を見て感動した。将棋は不思議なものだ。

○やったー。思わず声をあげた。玉城デニーさんが当選した。久しぶりにいいことがおこった。安倍の終わりの始まりであってほしい。安倍はせごどんと呼ぶのがいいと思う。国連で官僚が作った文章を読んでいるときに、背後をせごと読んだからだ。せんごと聞こえたのだがどうも、せごと読んだらしい。難しい字にはふりがながつけられているのだが、背後にまで必要とは官僚も思わなかったらしい。今の政府は国家の私物化がすごい。国家は国民のためにあるべきという原則を知らない輩が動かしている。これを変えなければ日本沈没に向かうことになる。最近やっと将棋の疑問点はコンピューターの思考エンジンに訊くことをはじめた。

○王座戦に参加した。小学3年になんとか勝って、高校生の三好君に負けた。帰ってコン君に聞くと1000点以上有利なところからの逆転だった。形勢判断はよかったのだがその局面での第一感の手の後の手順が発見できていなかったのが弱いところだった。三好君が優勝したようだ。小6の藤岡君も準決で三好君に負けたもよう。あと少しで優勝までいけるがこの壁が簡単ではないのだろう。

○高校生の将棋大会の審判長を山崎八段にお願いしている関係で、山崎さんとお話ができたり、昨日は指導対局もしてもらった。プロのすごさをかいま見ることができた。山崎さんとは彼が小5のときに初めて出会って以来何度も会う機会があったが、まわりに気をくばれる素晴らしい人になっている。是非A級に上がって、タイトルに挑戦してほしいものだ。最近2012年にT.X.hammesというアメリカの国防大学の人がオフショアーコントロールという戦略を提唱していて、その中で米中が1年以上にわたる戦争(緩やかな衝突)になることを想定した論文を書いていることを知った。そのときには日本の基地などにミサイルが飛んで来る可能性にも言及している。今、宮古島や石垣島などに自衛隊の基地を建設しているが米中の衝突の準備のためだろう。ニュースにはほとんどなっていないのでほとんど知られていないが、米に従属している國のままでいるとたいへんなことになると思う。

○県連の忘年会の世話と最強者戦の世話が終わった。2つともなんとか無事にこなせた。その褒美ということか、強い高校生が四国大会に出ていたり、松本さんなどが欠席だったりとか、必敗の将棋ばかりが相手のミスや時間切れなどで勝ちが転がり込んで来たりして優勝してしまった。大学生の頃に先輩から頂戴した運のみ少年のあだ名の再来であった。こんなこともあるんだ。

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