2001年4月から、化粧品メーカーは一つの化粧品に使われている原料を全部表示しなければならなくなりました。しかし、化学や薬品の知識のない一般の消費者には、カタカナの成分名を見てもそれが一体どういう成分であり、どんな目的で配合されているのか皆目見当もつかないのではないでしょうか?
しかし、化粧品原料の悪化が叫ばれる中、本当に自分の肌に合う化粧品は何なのかを知りたいと願っていた消費者にとっては、全成分表示となった今こそ化粧品に対する理解を深めるよいチャンスです。良い原料の化粧品をピックアップし、安心して使い続けられるようにできるなら、消費者として勉強する価値があると思います。
判定可能な化粧品は、
@洗顔化粧品
A洗髪化粧品(シャンプー・リンス)
Bヘアクリーム
Cボディ化粧品
D化粧水、美容液
E乳液、クリーム
Fクリーム状・液状ファンデーション
G固形・粉末状ファンデーション、チーク
Hリキッドファンデーション
Iアイシャドウ
Jマスカラ
K口紅
○6,200種類の化粧品成分が記載されていますで、現在市販されている化粧品のほとんどが判定可能です。
◎自分の肌を守るためには、美辞麗句を並べたキャッチコピーに惑わされず、使っている化粧品の成分をしっかり把握しておくことが大切です。又化粧品中の毒性成分は、個々の名前ではなく、用途、種類数、濃度など総合して判断することが大切です。
|