ラムとねずみ(子・1996)
同じ年描いたはっぴを着たラムとは好対照に,
現在までの年賀状の中でも,
一番大人の雰囲気を漂わせているラムになっています。
目元の様子が違うとガラリと雰囲気が違ってきますね。
瞳も蒼ではなく濃い茶色ですし…。

主線はGペンで描いていますが,色の方は全て色鉛筆によるものです。
水彩絵の具でラムのイラストをカラー仕上げするようになる以前には,
色鉛筆をよく使っていました。
(とゆーか,それしか使えなかった ^^;)

着物の柄は牡丹にしたつもりなんですが,
こうやって見ると椿みたいですね〜。
椿の花は,落ち方から
「首が落ちる」「首が飛ぶ」ことが連想されるので,
武士は忌み嫌ったと言います。

繰り返しになりますが,この年の私,
危うく首が飛ぶところだったわけで,
その原因はやっぱり年賀状のせい?
イラの仕上がりは自分でも気に入っている部類なのに,
自分に起きた出来事のために,
ついイヤなことを連想してしまうのです。ごめんなさい…


 

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