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●「丸亀市自治基本条例を考える会」が行ってきた
 研究の成果を丸亀市長に提出。
●これまでの経緯を報告
●成果1・2の報告
レポートも今回が最後。
がんばってお伝えしますね。
大西座長より、このフォーラムの目的と報告書提出についての説明があり→ 丸亀市助役に研究報告書2部が提出される。
[経緯の報告]
<1年半にわたって議論してきたことの経緯報告>
自治基本条例がなんたるか、ということもわからず『子どもや孫に何が残せるか、そんなまちづくりに関わりたい』という思いで参加した。行政と共に情報を共有しながら、実際に丸亀市で行われたまちづくりのプロセスを確認していく作業から始めた。そのなかで、『どうして?』『いつの間に決まったん?』『誰が決めたん?』『もっと前に知らせて欲しかった』などの疑問がわいてきて市民参加の状況をさらに検証。丸亀の現状を知ることで、これからの丸亀に何が必要か、を皆で議論してきた。
まとめる段においては、最初は条例という枠組みにとらわれすぎて試行錯誤したが、ここは研究する場なんだから、自分たちが議論してきた一番大切だと思うことを、自分たちの言葉でまとめて報告しようということにまとまった。
今年に入り、別の案が提出され、会としては何とか一つにまとめて提出したいと、最後まで検討を重ねたが●時間的に無理があること●研究成果の報告なので、多様な案もそのまま出した方がよいのではないか、ということで意見がまとまり、今回の2案提出となった。
[その1報告]
丸亀市の3つの事例を検証していくうちに、まちづくりについて、物事を決めるためのルールが必要なんじゃないかと気がついた。それじゃあ物事が決まっていく流れに沿って見てみようと、議論を進めると「まちづくりは行政の仕事だと思っていたけど、市民の仕事だよね」「市民が主役だったんだ!」と。じゃあ、物事を決めるときに最初にすることは=「まちづくりは誰が主役なの?」「誰がするの?」「何が必要なの?」など、基本的なことを確認することじゃないか、とまとめたのが1〜5。次に物事を決めるときに必要なことは=●みんなで理解できるように●十分議論●みんなで決める●決まったこともやり直しできるように●過去や将来のことも考えよう という視点で5〜10。以上「まちづくりの10の基本原則」としてまとめた。こらは「まちづくりの基本原則について」で詳しく説明している。また、討論の中で出てきたキーワードも資料として添付した。
条例を大きな流れで捉えて「これからはこんな考え方でまちづくりを決めていきたい」という思いを討論してまとめたものがこの報告書だ。この思いを汲んで、次のまとめの会で十分討議していただきたい。
[その2報告]
考え方は「その1」とほとんど同じだか、原則の捉え方のニュアンスが異なる。あくまでも条例を作ることを前提にまとめることが必要だと思っているので、条例を作るための必要項目はすべて取り上げたかった。意思表示をはっきりと伝えることが大切だと考えている。特に『財政』『住民投票』、この項目ははずせないので、あえて「その2」ついて提出させてもらうことになった。
コーディネーター■内海麻利(うちうみ まり)
パネラー■会より4名
名前のプレートは丸亀らしく、うちわでした。
さすが!
自治基本条例をつくる際の2つのポイントは
1.つくるにあたってのプロセスが重要
住民の理解のもと、住民が主役になって、いかに多くの人を巻き込めるか、新しい形を発見していくプロセスが重要。
2.いかに使うかというルールを作れるか
市民と行政が手を取り合って、「何が問題」、「どうすればよいか」、いかにイメージしていくかが重要。
■委員の方に、報告書に込められた想いや、
 印象に残ったことなどを聞いてみましょう。
写真がブレてしまってごめんなさい。
本日は記録係…。
司会です…。
●会場の一般参加の方からも質問や意見が飛び出して…
市役所に市民の意見を聞く窓口を…
「住民合意で決まった」と言える基準は?
プラン、ドゥ、チェック。評価の論議はされたのか。
受け止める側の、行政や議会にスタンスを作ってもらって、お互いに議論する場を制度化し、浸透させていってほしい。
お疲れさまでした〜。
この会の皆さんの暑い想いが輪になってひろがりますように。
そして次の会にも繋がりますように。