ガードテクニカは探偵ではございません。ご注意下さい。

無線LAN盗聴 スパイウェア

無線LANも盗聴される
 ここでは、パソコンの落とし穴について説明をしたいと思います。
家庭でも、職場でも面倒なLANケーブルの接続なしにパソコンを使える無線LANが普及しています。
家の中をノートパソコンを持ってどこでも使える便利な機能です。
 しかし、無線は無線。その電波は、窓や壁を通り抜け数十mも飛んで行きます。もちろん微弱な電波ですので、受信する側がそれなりのアンテナを用意しないといけませんが。
無線LANの盗聴が目的の人間ならば、少なくともパソコン周辺機器メーカーが出している、平面指向性アンテナや
遠距離無線LAN用超指向性アンテナを用いるでしょう。
それら高性能アンテナを使えば受信できる範囲は飛躍的に広がります。
隣近所ですとその必要もなく受信されます。
また、自由に無線LAN接続をできるパソコン。ホットスポットと呼びますが、これを見つける事を趣味にしている人間もいます。
ホットスポット探し発祥の地アメリカでは軽飛行機にノートパソコンと指向性アンテナと無指向性アンテナを下向きに取りつけ、無防備な無線LANを探すヘビーマニアもいます。
日本ではせいぜい車にノートパソコンを積み屋根にアンテナを上げて街を流すくらいがせいぜいでしょう。
しかし、見つけられた無防備無線LANは本人が気付かないうちに覗かれてしまいます。

無線LANのセキュリティーを徹底する
LANカードやルータなどにはセキュリティ対策の設定が用意されていますが、ほとんどの方は設定をしないでそのまま使っています。
パソコン自身にもパスワードの設定をしていない人がかなりいます。
どうぞ、私のパソコンの中を見てくださいと、放送をしているようなものです。
 いったん進入されればデータは見放題、あなたのプライバシーもコピーし放題、あなたのパソコンを経由してインターネット接続もできます。
そこで、掲示板荒らし等をすれば、あなたが犯人にされてしまいます。公共機関への不正アクセスをすればあなたが犯人。
通信販売でクレジットカードを使った記録が残されていれば、あなたのカードは使い放題。
しまいには証拠抹消の為にデータが抹消されてあなた自身のパソコンにあなた自身がアクセスできない事になってしまうのです。
 そこで対策です。お使いの無線LANの説明書にしたがいセキュリティをかけて下さい。
できれば、ケーブルで繋いだほうが安心できると私は思います。

パソコンに入り込むスパイウェア
 もう一つの項目のスパイウェアです。ペストともよびます。皆さんもコンピューターウィルスには知識
も有りワクチンも導入されている事と思います。
パソコンウィルスがパソコンに対して破壊活動や迷惑行為を行うのに対して、スパイウェアはパソコン
内の情報を収集したり操作状況を盗みます。
文字通りパソコンに対するスパイ(盗聴)なのです。
メールに添付されて送り込まれる物も有りますが、サイトを閲覧するだけで汚染される場合も有ります。
中にはキーロガーと言ってキーボードの操作を盗む物も有ります。
キーロガーなどを侵入されるとパスワード、暗証番号なども盗まれます。
特にインターネットカフェなどに仕掛け自分の次の利用者のデータを盗む者もいます。

スパイウェア対策ソフトの導入は必要
ウィルス対策ソフトにもスパイウェア対策の機能が加えられてきています。それらの最新版を使用し防御するのでは不十分です。
加えてスパイウェア対策の専門ソフトを導入が必要でしょう。
ただ、ウィルス対策ソフトとスパイウェア対策ソフトの相性の悪い物が多く聞かれます。エラーの発生源にもなっているようです。
この、相性は個々のパソコンに入れられているアプリケーションも影響しますので、各自いろいろと試し選んで下さい。

無害なスパイウェアも有る
スパイウェアとされている物の中には、普通にサイトに張られている物も多く有ります。
商業用サイトではバナーの表示回数や訪問者の売り上げを管理しないといけません。
その為にサイト閲覧者のIPアドレスを読み取るようになっている物が多く有ります。
アクセス解析も訪問者のこれまでの訪問歴、どこのリンクから訪問したのか分析する為にIPアドレスを読み取ります。
これらは安全なスパイウェアと言えるでしょう。
また、サイト閲覧者のニーズに合った良質のサイトにする必要の有る、商業用、広告用のサイトにとっては必需品になってます。
この様な目的でも多様されている為、スパイウェアの定義はあいまいです。
アンチウィルスソフトの場合、多くのスパイウェアを無害としてブロックしないようになっています。
スパイウェア対策ソフト(ペストワクチン)も作っているメーカーごとに、定義が違います。
できれば、アンチウィルスソフトとペストワクチンは別のメーカーにし幅広くブロックをした方が良いでしょう。
また、ソフトの更新が頻繁に行ってくれるソフトを選ぶ事も大切です。

2004年12月31日付け追加情報
上記スパイウェアでIPアドレスを読み取る事を無害と書きましたが、悪用するアダルトサイトが増えていますので
注意を御願いします。
ワンクリック詐欺と言いますが、何気ないバナーやリンクをクリックした瞬間に登録完了と表示、
金額と振り込み期日が明記されているアダルト画面が現れます。
そこで、貴方の個人情報としてIPアドレスを表示し、貴方の事は分かっているし調べる事もできるのだから
さっさと料金を振り込めと指示されます。
しかしながら、心配は御無用です。IPアドレスから個人にたどり着くにはプロバイダの協力が必要です。
プロバイダは決して加入者の個人情報は開示しませんから、貴方の所に取立屋が来る事は有りません。
無視をして下さい。


盗聴器盗撮カメラ調査 ガードテクニカ

公衆トイレ プライバシーのたれ流し 便乗盗聴

メニューページ
メニューページ
講座トップ
講座トップ



当ホームページに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。すべての内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。
Copyright 2002-2008. All rights reserved. Never reproduce or republicate without written permission


盗聴盗撮、情報漏えい、プライバシー侵害などでお悩みの方、ガードテクニカに御相談下さい。
■電話番号0877-44-4002■電話受付時間11:00〜20:00