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ここでは、受信機に付いている感度のメーターを使えるようにして盗聴器を探します。
音源と発信機が離れている電話盗聴などに有効な方法です。
![]() このような電話配線用の小物の中に偽装されて入っています。 音源移動法と同じく、物音で電源の入る盗聴器を目覚めさせる為、建物の中を音楽で満たします。
次に電話盗聴器を働かす為、電話を177に掛けます。
受信機の盗聴器バンドをスキャンして盗聴電波を探します。
![]() しかし、10m以内では感度メーター(数字の2の横の横棒)が振り切ってしまい場所の特定ができません。 業者や無線マニアでしたらアッテネーターという電波を弱める機械や機能を使い感度メーターを使うのですが。。
ここでは最低限の機材で盗聴器を見つける講座なので、盗聴器の電波の特徴を利用して見つけることにします。
![]() バンドスコープという装置で見た今回の盗聴器の電波の形です。
中央の黄色い高い棒が399.030MHzです。底辺が約10KHzの山形の特徴を持っていることが分かります。 他の盗聴器も似たようなものです。 この山形の裾野から中腹にかけて受信機の周波数を合わせれば弱い不安定な電波を捕まえる事ができ、 感度メーターを使用する事ができるようになります。
これが周波数シフト、周波数をずらす事です。
![]() ここでは6.25KHzステップで399.0375MHzにしたところ雑音交じりの盗聴電波を受信できました。 感度メータの中ほどから下になるようにいろいろな周波数をためして下さい。 ここが肝心です。 ![]() この弱い受信状態は50坪程度の建物でしたらどこでも受信できます。
受信機を持って各部屋を移動し最も強くメータの振れる部屋を見つけます。
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最も感度の強い部屋の中をうろうろと歩き回りさらに感度の強い所を探して下さい。
![]() ![]() ![]() 細かく位置の特定ができるので感度最大の所を見つけます。 ![]() ![]() ![]() この状態で近くに有る物を一つずつ取り除いていけば盗聴器のみが残ります。
もし、途中で感度が落ちた時はその時に取り除いた物に盗聴器は仕掛けられているわけです。
この方法は電波発信式盗聴器に最も有効です。
何百坪も有る建物以外なら一気に盗聴器に接近していけます。 また、場所の特定もcm刻みでできますので、盗聴器の特定も楽に行えます。
(注意)盗聴器によっては、この方法で見からない物も有ります。
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