塾長の授業日記(10月)

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2004年10月31日(日)

【高3二次英語⇒高2英文解釈⇒高2数学テスト直し】

「二次英語」で。“The class will please come to order.”(みんな静かにしなさい)が訳せません。小学生のときの授業がどういうふうに始まったのか忘れてしまったのかも。文章全体から「状況や場面で訳す」ことは難しい!

高2では,「訳覚え勉強」をしている者がいそうです。そんなことをしても何の力にもならないのですが,「目先」を追ってしまうのでしょうか?

高2の数学・・・・・今日はある程度易しくしておいたのですが,それでもなかなか出来ません。寸暇を惜しんで学習する生徒の姿勢が十分とは言えないことは確かにありますが,問題は(特に理系は),テスト範囲が莫大すぎるのです。一種の「消化不良」の傾向を感じます。「出来なくさせられている」のです。「させている」のは誰だ

「人質事件」は最悪の結果を迎えました。相変わらず「自己責任」を強調した2世の「外務大臣」が(もちろんその他大勢の「おぼっちゃん」たちも)「テロ批判」を繰り返しています。「テロ撲滅」のため,「間違って」殺されたイラクの「無垢の一般人」からすると,米軍(及びその取り巻き)こそ「テロ集団」ではないのか。

大から小まで(いえ「うどん」の話しじゃありませんよ),理不尽なことが多すぎます。天災(もしかしたら一部人災)も含めて,「この世」も末期的様相を呈しているのかもしれません。残念ながら。(宗教的終末観が流行するのも分かる気がします。)


2004年10月30日(土)

【中3理科⇒中1社会⇒(丸亀校へ移動)⇒M中2社会】

M中2の一部の人は,「中2病」を通り越しています。厳しく対処しなければと思っています。覚悟しろ!

中3,今日までの宿題をきちんとやっていたのは数名。しかし,その数名が結局「集計」でも上位だし,かの診断テストでも高得点を出しているのです。「本当に何をしなければならないのか」が分からない者は,やはり「それなりの結果」しか出ないでしょう。残念ながら。

先日来,「国旗・国歌」についての天皇発言と,東京都のファッショ知事とその先兵(彼の「棋風」は好きだったのですが,一気に醒めてしまいました!)の「大量処分」を伴う「強制」への「言い訳」が話題になっています。

「強制」の意図するものが何なのかを考えるのには良い機会になりました。「公」の横暴が,個人の内面にまで土足で上がりこみ,場合によっては生活手段の剥奪にも繋がりかねないことを示しています。問題なのは,そういう「体制」によって,利益を得る層が間違いなく存在することです。しかし,悲しいことに,そういう人物を選んだのも「奪われかねない人間」なのです・・・・


2004年10月29日(金)

【小6理科テスト⇒中2理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学復習⇒高2数学(それぞれテスト直し)】

「続ぎりぎり」でした。(※26日参照)

今日の高2の数学のテストは,かのニューアクションという「どうしようもない」参考書からの出題。数少ない(ある程度)まともな問題を抽出するだけで随分時間がかかりました。更に模範解答を書いていると,この参考書の「どうしようもない解答」に気がつきました。ホントに,こんなものを真剣に学習したら・・・・・ひどいことになります。ただでさえ「できない」のに!もしかしたら,これは「陰謀」なのかも分かりません・・・・。(陰謀の内容については,あえて述べないことにします。)

数学復習は,今までのテストの復習。(11枚にもなります)結構難しいと思われたのですが,スラスラ解いて,時間も余っている子もいれば,空白だらけだったり,間違いだらけだったりする子もいます。何より『間違い直し!』と強調しているのですが・・・・。今日のテストをスラスラ解くということは,その11枚の全ての問題を復習していることになります。スラスラの背後にある『莫大な努力』を思うと,頭が下がります!

まあしかし,「出来の悪い」「間違い直し不完全な」者がいることも,こちらに「やる気」を起こさせるという点では貴重なのかも分かりません。ちょっと分かりにくいですね。つまり,そうした「不心得者」を何とかして,という「難所越え」のような意欲を掻き立てられるという点での「やる気」です。まあ,要するに「手のかかる子」はある意味で「可愛い」ものだということかな。(安心して増長しないように!)

まだまだ「テスト準備」が続きます。高校が終了すると,次は中3。ユンケル「中毒」になりそうでちょっと怖い!


2004年10月28日(木)

【M小5理科⇒M中1理科⇒M中3理科⇒高3二次数学】

かの小5のI君,ちゃんと宿題をやってきていました。よっぽど,「個人的宿題」(※21日参照)が嫌だったようです。

学力テストや模擬テストが近づくと,いつものことながら,体力的にも気力でも限界値に近づきます。しかし,それに対して「応えてくれている」らしき(?)塾生が存在する限り,頑張らざるを得ません。それは苦しいけれど,もしかしたら一種の幸福な状態かも知れません。

明日(今日)のテストが例によってまだできません!困った困った・・・・。


2004年10月27日(水)

【中1英語⇒中3「努力集計」⇒中2英語⇒中3社会】

現在の歴史の教科書にはいろいろな問題があります。教科書には,「付録的に」年表がついているのですが,教科書本文で「カット」された内容を「年表」で補おうとしたのか,本文中にないものがあれこれ入っています

例えば,「新井白石」や「安政の大獄」という従来「常識」とされたこと(だけではなく,知っておくべきこと)が教科書本文からはカットされました。しかし,そうした事柄が年表にはしっかり入っているのです。

もっとも,教科書が,かの「雪国はつらいよ」(寅さんじゃあるまいし)事件を起こしたT書籍ですから,その一貫性のなさでは仕方がありません。問題は,年表収録の事柄が「既習」として試験に出されるかどうかです。

T書籍と言えば,丸高2の数VCの「学校指定参考書」がやっぱり「ニューアクション」でした。いろいろな本屋さんに聞いても手に入りません。生徒のを借りて見ると,出版日が「2005年2月」となっています。要するに,「学校」でしか手に入らない仕組みにしているのです。まあそれは「そんなもの」としても,中味は,余りにもひどいので現高3が誰一人として使っていない旧版の順序を変えただけの代物です。(傑作なのは,変えることで,一層教科書の進度と離れたものになっています!)

中味が良ければそれでも我慢できますが・・・・。それに高1には,しっかり「チャート」を指定しているのです。いかに「自信のない」参考書だったか明らかというもの。いったい,どういう「つながり」でこのような参考書が指定されるのでしょう・・・・・・??

(そんなことは絶対に起こりませんが)およそ「良心」というものがあるなら,「自費」ででも「買い直して配布」すべきです。もっとしっかりしたものが現にあるのですから。

中学生の「買わされている」いわゆる「厚もの」にも多くの問題があります。学校によっては「強制的」に買わせるばかりか,それを宿題やテスト範囲として指定したりします。それらの問題集が本当に子ども達の「学力向上」に寄与しているのかどうか甚だ疑わしい。もちろん,問題の中には「教科書」中にないものもありますし,現在の課程から見て不適切なものもあります。それでも,「強制力」に従って,子どもたちは「無駄な」時間を費やします。まったく・・・・・。「公」の横暴としか言いようがありません。

それは,先日来の地震や頻発する台風被害の対策を見れば明らかです。他国に莫大な費用をかけて「兵を出して」おきながら,自国民を疲労死に導いたり,家や田畑の復興も「自己責任」!「支配者」は少々「被支配者」が苦しもうが,そんなことは気にしないのです。

「戦車」の代わりに「ブルドーザー」を,「戦闘機」の代わりに「救援ヘリコプター」を(何百台,何千台購入できるだろう),「サマワ」の「設備」を新潟に!「自衛隊」を「災害救助隊」に!ボランティアを募らなくても,義捐金を集めなくても,視点を変えるだけですぐにでも実現できることです。


2004年10月26日(火)

【M小6理科⇒M中3アラカルト学習⇒高2数学⇒高1数学】

久しぶりに,「授業準備(テスト作成や模範解答作り)」がぎりぎりで間に合いました。ということは,削れるものは他にないので,「眠いー!」という事態が発生したことになります。おやすみなさい!


2004年10月25日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

小5は「モーメント計算」がほぼ順調にできるようになってきました。しかし,N君が「応用・異なる」が読めなかったこともあり,小学生のうちにできるだけたくさんの文章を読めることを強調。「読めることと学力には深い関係があるんだ」ということ,「書けなくてもいいから読めるようにしなさい」と。(漢字が好きだという子はいないのですが,それは書くことの強制にありそうです。)

中1でも,そろそろ間違いやすい文が出てくるようになりました。「この学校はニューヨーク私の家の近くにあります。」⇒「This school is near my house in New York.」。この下線部の「発想」の違い(日本語と英語との)を強調。ついでに「の」についても。

中2。Mさん(初めてのAクラスということもあってか),「接続詞」の「that」がなかなか出てきません。5回指名して,何とか。「はいMさん,thinkの後に省略されている言葉は?」⇒「接続詞のthat!」。そうそう,何でも繰り返しです。


2004年10月24日(日)

【高2数学⇒高2英文解釈】

莫大なテスト範囲を前にして,「これは出ます。これは試験に出ません。」という「悲しい」言葉が出てしまいます。数列にしても,合成関数にしても,それは純粋に「学問」として面白い。なのに,その面白さを「功利的」なものへと変質させる言葉です。

それにしても,物理的に時間が無さ過ぎます。


2004年10月23日(土)

【中3理科⇒中1理科】

丸亀校へは行かずに,ひたすら明日のテスト作り(高2・高3)。今AM2時ですが,何とか目途がたちました。(まだ完成している訳ではありません。)行かなかったけれど,高1の数学テスト作りと模範解答書きは,用意しておきました。

中3は「天体人間実験」。「はいT君,君が太陽ね。T君,君が地球。」「自転も公転も北極方向から見ると全部左回り。ついでに,カットされたけど,月も左回り。月がカットされたから,もう「ツキ」がなくなった,なんてことは横に置いといて,T君,自転してごらん。」

この実験の原型は,昔の大分県の入試問題です。この問題を見たとき,大分県の問題作成者に密かに畏敬の念を持ちました。それ以来,大分県の問題は常にやっています!実によく考えられています。

「ホラ左手の方から(左手は「ヒ」がついているから東ね,と3回繰り返します),ちょっとゴツイ太陽が昇ってくるでしょ,・・・・」という風にして,何とか理解してくれたかな?それにしても,診断のこの手の問題の陰険さには改めて驚きます。「間違わせてやろう」という「悪意」に満ちています!

ついでに,宇宙の広大さ(4.3光年先のケンタウルス座のα星の話しとか,シリウスの話しとか・・・・)や地球の小ささ(小学生に書かせるように,地球の直径を1mmの円で,太陽の直径を109mmで),そして「平行光線」の話しもしておきました。ちょっとは,人間の小ささを感じてくれたでしょうか?「宇宙のゴミ」に付着した「分子」程度の存在を。


2004年10月22日(金)

【小6理科⇒中2社会(小テ)⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

高2の数学は,無理やり(ホントに無理やり)「群数列」から「漸化式」まで説明してしまいました。(分かっているかどうかは別ですが)そうすると,「一種の発熱状態」になります。声も限界です。

しかし,テストの約1週間前になっても「範囲」が明確でないし,新しく学習した項目の「基本問題」ではなく,「思いつきの」問題が出題されるのでしょうか,以前のように。

明日(今日)の高1のテストを作り終えて「日記」に取り掛かると,眠くて仕方がありません。明日から,パターンを変えようかとも思います。


2004年10月21日(木)

【M小5理科⇒M中1理科社会アラカルト⇒M中3理科⇒高1数学⇒高3二次数学】

小5のI君は宿題をしていませんでした。「宿題をしていないのだから,前へ出てきて1曲歌いなさい」と言うと,絶対嫌だ,というので,次回の授業までに,「罰ゲーム」のやり方を考えてくるのが,彼だけの宿題です!

中3では,「天体人間実験」をしました。さて分かったでしょうか?(内容は,坂出校が未習のため,後日。)

高1は,数学の前に漢文の話を。漢字を使っているからと言って,日本語的に見るから無理がある。漢字とアルファベットの違いはあれ,英語に近いことを例を出して・・・・。(「Iは」「youを」「loveす」の話しも。これも,テスト範囲が短い「賜物」です。)

今日は異様に眠いです・・・・・。元気を出さないと!


2004年10月20日(水)

【台風23号のため休講】

今年4回目の台風休講となりました。今までで一番風雨が強かったように思います。あちこち「雨漏り」するしで大変でした。中には,「避難勧告」の地域に住んでいる塾生もいます。大丈夫だったでしょうか?

雨漏りについては,「抜本的な修理」をしなければなりません。そのことを考えると・・・・。

「慣れ」は恐ろしいもので,今回は塾に来た生徒は0名でしたし,「問い合わせ」電話も数件に止まりました。被害が無い地域の諸君は,さぞよく学習できたことでしょう!?

それにしても,10月は土日祭日が11日もあります。その上,台風で学校は休み。果たして授業は何とかなるのでしょうか??


2004年10月19日(火)

【M小6理科⇒センター国語解説⇒中3社会⇒高2数学⇒高1数学】

丸亀の小6は,進度が速く,いろいろなことができます。それにしてもサクラの花が夜には閉じると思っているとは!(それじゃ「夜桜見物」ができないじゃないか!そうするとN君,「夜桜って知らん」。まったく情緒が無い。そこで一言。「桜の美しさなどに目を向ける方が,勉強が出来ることより,もっと大切だよ!」)

月もそうなのですが,もっと自然の観察をしなければ,と思いました。(もちろん,半月と満月しか学習しない「教科書」に問題があることは言うまでもありません。)

中3の社会は公民。今学習しているところは,憲法関連ですから,いわゆる「法律用語」がたくさん出てきます。それらの一つ一つを確認していくと,どうも「あやふや」です。「単なる用語」は出来るのですが。もっと『本当の理解』を目指さなければ,と思うしだい。

さて,明日はちゃんと授業が出来るでしょうか?(またまた台風が・・・・)もっと困るのは,JRとか高速道路が不通になることです!


2004年10月18日(月)

【小5理科】

ちょっとした事情により,今日の授業はこれだけでした。中学生の英語の授業は,例によって「授業記録掲示板管理人」にお任せしました。

小5では「モーメント」を教えるにあたり,「はい,右回り,左回りの円を手でかいてごらん。」と言って空中にかいてもらい,「右・左の自信のない人。」と聞くと2名が手を挙げます。「隣の人,よく見ていてあげなさい!」

いろいろな道具の支点・力点・作用点を書く問題の一つに,「せんぬき」があって,「実は,これは,支点と作用点を逆にしても使えます。つまり,力点を下に下げても。やったことある人?」と聞くと,A君が元気よく手を挙げます。「やっぱり。君ならやっていると思った!」

(小学生は,「モーメント」という言葉はもちろんですが,何と力点と作用点という言葉も「教科書」からは省かれています。何じゃ,それ。)

そろそろ金木犀も終わりなので(という指摘をいただきました(笑)),新しい表紙を何にしようか思案中です!


2004年10月17日(日)

【高3二次英語⇒高2数学⇒高2英文解釈】

高2の数学はテスト範囲が莫大なため(※15日参照),「心ならずも」(あせって)マニュアルを作り,意気込んで授業を始めました。しばらくして,「階差数列」の問題を解こうとしていると・・・・・みんなの手が進みません。もしかしたら,と思い

「階差数列,習っていない人!」と聞くと,何と全員手が上がります。この状態で,本当に「テスト範囲」を終了できたら驚きです。(「お笑い」かも。)

高2の「英文解釈テキスト(学校指定のもの)」の収録英文にはかなりの「偏り」があります。今日は遂に言ってしまいました。(ちょっとご機嫌斜めだったのです)「はい,この「人生論」について質問ありませんか?」

珍しく質問がありました。この本の特徴がよく表れているので,記しておきましょう。“・・・・in a unified vision or understanding of life.”を《人生について総合的な見方や理解ができるように》と訳しているのです。質問は,「どうしてこういう訳になるのですか?」というもの。

ここを疑問に思うのなら,もっと「このやり方」に類するものは「山ほど」あるのですが,残念ながら質問は「山ほど」はありませんでした。さて,こういうものを学習して,果たして解釈力はつくでしょうか?問題は,そこにあるのです。

「入試」がちらつき,焦り始めると,客観的に見たときに「おかしな」行動も散見されます。謂わば「narrow-minded」な姿勢があったりします。こういう時期に,『そうではない』姿勢を持っている子は,それだけで素晴らしさを感じます。


2004年10月16日(土)

【中3理科・社会アラカルト⇒(丸亀校へ移動)⇒高1数学β⇒高1数学α】

中3は,「天体」を学び始めたようですが,「ホントに授業をしているの?」と思えるほど,分かっていません。次回の診断テストの範囲にもなるので,「中間試験」が終わってから,また補わなければなりません。(人間実験で!)

まだ体調が「本調子」ではないので,平常の時間から減らしています。それでも,最後の高1の授業が終わるころには,遂に声が限界に達しました。高1は「テスト範囲」はそれほどではありません。しかし,「エスカレート」という懐かしい(?)言葉があるように,昨年より進度は速まっています

わざわざ「きり」のいいところを越えて(例えば,余弦定理をやらないで正弦定理だけを範囲に入れる)「指定する」意味があるのだろうか?

中高一貫校を意識するのも結構なのですが,一貫校は高校内容は3年間かけてやるのです。中学校内容は(内容が簡単だということもあって)2年間で終わります。ですから(ふつうの)中3〜高2の3年間で高校内容を終えることが可能になり,高3の1年間を「大学即応」に使うことができます。(しかし,この際はっきり言って,私は,そういう「合理性」は実は嫌いです!)

今のスピードは,高校の2年間で3年間分の内容を詰め込むことを意図しているに違いありません。しかも「5日制」で。果たして何%の生徒がついていけるでしょう?しかも「習熟度別」は「名ばかり」。結局進度は「王様」(さて誰のこと?)の意のままです。


2004年10月15日(金)

【小6理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

数学復習は,最近は,すべて「実力問題」でテストをしています。決して難しい問題を出題している訳でもないのですが,やはり「実力」には開きがあるようです。「丸暗記」学習とは訣別するのも楽しいものです。

それにしても高2理系の数学の「次回の学力テスト」の範囲は「異常」としか言いようがありません。生徒のレベルを把握できない,長期的な学習プランなど考えたこともない人間がたてた「範囲」としか思えません。どうやら「数学嫌い」を増やすことに生きがいを感じる「教師」がいるようです!

そして,テスト問題は,必死の思いで範囲を学習した者でも「あっと驚く」(ちょっと古いようですが)ような,「思いつき出題」「場当たり的出題」であったりします。そしてまた,「指定参考書」は,「どうしようもない」代物であったりします。全く,莫大な「税金」を使って,何をやっているのだ!

「公立」の者はただでさえ「不利」なのに(大学入試においてという意味),それを科学的に補うどころか・・・・・(これ以上は,自重!)

塾生諸君,医学部や薬学部だけでなく,「教育」も重要ですよ。もっとたくさんの人が「教師」になるのもいいかも。(今でもある程度はいるのですが,まさか,「朱に交わって赤く」なっていないだろうね!)


2004年10月14日(木)

【M小5理科⇒高1英語⇒高1数学】

予定通りだと,あと2コマの授業があったのですが,到底「持たない」ため,代理を。高1の数学の時間になると,「これは遅めの変声期?」などと思わせるような状態に。

なかなか「単位円」を用いた「公式導出」が理解してもらえなくて困りました。「ウイルス」を撒き散らしたくなかったので,近くへ行きたくなかったのですが,AさんもTさんも「???」という表情をしているので(そう,表情で分かるのです),仕方がないので・・・。感染していたらごめんなさい!でも,それは「できない」ことに起因するのですよ。

高1の英語の今日のテーマは前置詞前半。半分以上中学時代にやっている(しっかり図も書いて!)のですが,どうやら,中学時代にやったことは(教科書と離れることもあってか)覚えていないらしい。中にはN君のように「叙述用法って何ですか?」などと聞く始末。おいおい。

Y先生の日記を拝見するにつけ,中学校時代に(それはもしかしたら素直な時代に),もっとしっかり「たたきこむ」ことも必要かな,と思っています。厳しさを見習わなければと思うしだい。「学校」の「呪縛」に囚われずに

前線の通過と思える激しい雨のあと,随分気温が下がりました。夜など,もう「寒い」と感じます。こういうときに,風邪など引かないように気をつけましょう!(人には言えないけど。)


2004年10月13日(水)

【I was in bed with a cold.】

今日は特殊な授業体系だったので,何とかなったようです。しかし,「どうしようもなく眠る」ということはあるようで,困りました。

明日には,喉の痛み・関節のだるさ・「雲のかかったような」頭脳・鼻づまり・・・等が緩和されていることを願って。


2004年10月12日(火)

【M小6理科⇒センター国語⇒M中3理科・社会アラカルト⇒高2数学⇒高1数学】

昨日,3号館から本館(寝床は本館にあります)に帰るとき(実は朝5時ごろ),「冬の大三角」が南中していました。東の空には,木星と27日くらいの月がかかり,空には雲もなく,空気は澄み切っていました。星を見るのは,大好きで,見ていると,人間の小ささを想います。

M小6の子たちは実に元気です。(ちょっとN君は「うるさい」のですが)授業がどんどん進むので困っています。教科書に無いことも,ほとんどの子は興味を持って聞いてくれます。

M中3も,相変わらず,質問の山です。質問にもいろいろあって,坂出校では「えっ,それ質問?(内心,もっと分からないところがあるでしょ!と思いながら・・・。)」というものもあるのですが,丸亀校の中3は,なかなか「質問して当然」のことを聞いてきます。(北極星と緯度との関係とか,地球上での東西南北の問題とか,条約の「批准」の問題とか・・・・)

「センター国語」・・・・まだまだ。もっと真剣に「注意」を守ってくれないと。「間違いの思考を辿れ!」と言っているのですが,さてさて。

高2の数学,何度言っても「宿題」をしなくて,しかも「やるべき問題」をしない者3名!まったく「小さい」。

高1では,理系文系の話を。「顔を見れば分かるよ」と言うと,びっくり。(本当に分かります。適性は。)しかし,問題は『意欲』だから,自分のやりたいことをやればいいのです。(もっとも問題は,「やりたいこと」が分からないところにあるのですが。)


2004年10月11日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

小5では「かの」実験をしました。材料は「ものさし・鉛筆・消しゴム」。これで「てこ」の実験ができるのです。(アルキメデスが地球も動かせると言った(らしい)てこの原理です。ちょっと「小さい」ですが。)

中学生は全学年SITテスト。予め問題が分かっているのにもかかわらず,「満点」は数えるほど。「繰り返し」が足りないのです。いえ,正確には「繰り返す根気」が不足しているのかも知れません。

世間では今日は「休み」だったようで,「うどん」を食べるのに苦労しました。(休みには,うどん屋さんも「混む」のです。)長い時間待つのは,そもそも「うどん文化」に反しますから,行こうと思っていた「うどん屋さん」が混んでいたので,次のセルフ店へ。

ついでに「のびた」うどんも「うどん文化」に反します。2日に1回は行っていた店があって,顔見知りでもあったのですが,「のびた」うどんを食べさせられて以来,一度も行っていません。目先の利益に目がくらんで,大きな利益を失う見本を見たようです。「うどん文化」は時には様々な教訓も垂れてくれます。

人間の気力にも限界があるようで,明日の莫大な「予習量」を消化しようにも,眠くて頭が働きません。喉も・・・・・。さて「パブロン」は効くでしょうか?


2004年10月10日(日)

【高3二次英語⇒高2数学⇒高2英文解釈】

(以前どこかで書いたことがあるのですが,ざっと見たところ,それが見つかりません。)高2の英文解釈も,もう14講まで来ました。(全部で15講)テーマの半分は「ネアンデルタール人の社会保障」。

要するに,「文明以前」のネアンデルタール人の人骨がみつかり,それを研究するとどうやらそれは,当時としては長生きをした「身体障害者」のもの。そうすると,その年齢まで生きるには,他の人の助けが要ります。

そのような障害者への配慮に関して,現代社会は果たして優れているのか?(実は現代文明への皮肉です。)という内容の英文です。

それにしても,「質問」がありません。もっと細かいところまで追究してもらいたいのに・・・・。

高2の理系の数学は,今日から数V。新しいことを学習するのは,楽しいものです。「進度の異常さ」もこちらには「日曜・祝日」の休みはありませんから,何とか追いつきます。問題は欠席者。

高3の英文解釈では,「これでもか」というほどの「骨のある英文」をテストしています。そうすると面白いことに,(高3にもなって)「作文」と間違えている人が結構出てきます。

問題は,その「作文」に満ちた「答案」を採点すること。あーあ。


2004年10月9日(土)

【中1理社アラカルト⇒中3理社アラカルト⇒(丸亀校へ移動)⇒M中2「努力集計」⇒高1数学β⇒高1数学α】

「アラカルト」は実は疲れます。質問が殺到すればいいのですが,質問がなくて,みんなが勉強しているのを見ていると眠くなります。教卓の前で眠るわけにはいきませんから,「机間巡視」に入ります。睡眠不足などで疲れていると余計にその回数が増えます。つまり,教室中を歩き回ることになります。それは結構「足に来る」のです!

でも,そうして一人ひとりのノートや「ワーク類」を見て歩くのは楽しい作業でもあります。みんなの勉強姿勢が自ずと現れていて,「なるほど」と思ったり,「やっぱり・・・」と思ったり。

たまに注意をすると,「早めの反抗期」だったり,「遅めの反抗期」だったりします。(注意をする必要がない子の方が多数派なので,余計に目立ちます。注意を素直に聞き入れる姿勢があれば,そもそも注意などされないのです。)

高1の数学は,学校があまり進んでいないこともあって(高2と大きな違いです。高2の(理系の)進度は異常なほどですから),定理の証明やら「単位円」の扱いを丁寧に(?)することができました。例によって,「・・・1点で交わることの証明は・・・・と言ってんだよ」なんてやりながら。

いつまでもユンケルに頼るわけにいかないので,今日はハードにもかかわらず,ユンケル抜き。やっぱり「ユンケル効果」はあるようです!

「あれ?今年は花をつけないのかな」と思っていた3号館の金木犀がいつのまにか「花」で一杯になっています。もうすぐ,みなさんに「写真でかおり」をお届けできるでしょう。秋なんですね。


2004年10月8日(金)

【小6理科⇒中2「努力集計」⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

特に小学生は,「読む力」と「学力」には密接な関係があります。(小学生に限ったことではありませんが)

理科の時間でありながら,時には国語の時間になることもよくあります。(理科では必ず問題を読んでもらいます。)今日も,Tさんはスラスラ読めます。O君はそのスピードについていけていません。

O君に,「もう小学生時代も半年ないよね。何をおいても,何でも読みなさい。1日1冊くらいの割合で本を読むとか,新聞を読むとか・・・・。そうしないと困ったことになるよ!」実行してくれるでしょうか?

高2の「数学復習」というのは,1年生のときに学習した事柄の復習テストです。前回から全問「実力問題」にしました。覚える学習でなく,何とか少しでも『力』をつけようと。なかなか出来ませんね。ということは,「力がない」としか言いようがありません。まだまだ遠い。

数学復習も英作文も私が授業に行くのは初めてでした。生徒たちはちょっと驚いたようでしたが・・・「大学生の方がやる気が出るかい?」とは聞きませんでした!

「非常に強力な」台風22号がまた近づいています。被害が出なければいいのですが・・・。


2004年10月7日(木)

【M小5理科⇒M中3「診断テスト」検討⇒高1英語⇒高1数学】

高1の(久しぶりの)英語の授業でKさんの質問。”There's little time left before the train leaves.”という文の「left」って何ですか?⇒私,「えっ,分詞をやってないの?」(there+be+S+分詞の構文ですね。)

何年か前から,「参考書」の進度が「飛ばし飛ばし」になりました。(前から順にでなく,文法のサブテキストに沿って?)ですから,参考書の順番に従うと,既に学習した(つまり「形容詞」より「分詞」が前という編成)ことになっています。

ところが,彼女たちは学習していないのです。思うに,こういう「進度」を設定するのは,「参考書をすみずみまで」という学習をしたことのない人に違いありません。「生徒は,どうせ適当にしかやらないだろう」と思っているに違いありません。そんなことはないのですが。

もう10数年前,間違いだらけのO社の参考書が「指定」されたとき,わざわざこの参考書を取り寄せて(勿論,内容は今のとは変わっています。),学習し直したことを思い出します。

中には,『隅々まで学習する』者もいるのです。始めから,順序良くきちんとやるべきです。そもそもそのように編集されています。

小5の理科では,ちょっとした実験をしました。(坂出校がまだなので,具体的には書かないでおきましょう。)やはり「ちょっとした実験」でも,体験することは重要だと再確認。いつもより『分かった』顔をしています。


2004年10月6日(水)

【中1英語⇒中3「診断テスト」検討⇒中2英語】

中3で,「出ないと言ったのに出ている。」と怒っている子がいました。出ないと言ったのは学校の教師です。授業をよく聞く真面目なMさんの教科書にはちゃんと×がついています。

それは何かと言うと,「HCl+NaOH→NaCl + H2O(2は「下付き」)」の化学反応式です。

学校の教師を擁護するつもりはありませんが,「診断テスト」を作っている人への怒りは大きいので,「学習指導要領」の「内容の取り扱い」から引用すると,《「化学式」の種類については,必要最小限にとどめること。「化学反応式」については,簡単な化学反応式が書ける程度とすること。》とあります。

この化学反応式が「簡単」かどうかは判断の分かれるところですが,この反応式を過去2年間(つまり「新課程」になって)入学試験に出した都道府県(要するに公立)は一つもありません。ということは,この反応式は「簡単」とは見られていないことを意味します。

そうしたものを学習の「診断」として出すということは「おかしい」としか言いようがないでしょう。せいぜい許されるとしても単に H2O(2は「下付き)だけを書かせる(残りの化学式は書いておいて)ことが適当でしょう。大体,イオンの学習もしないで,この化学式にどういう意味があるのだろう??(NaClという形で存在はしませんから。)

つまり,そうした判断能力もない者がテストを作り,そこから出てくる点数を進学の指標にしているということです。

ただし,私は,その化学反応式くらいは知っておくべきだとは思います。もちろん,知っておくということと,テストで確かめるということは別の問題だということは言うまでもありません。

こうした問題は,それこそ「山ほど」あるのです。それが「診断テスト」の実態です。壊れていますね!


2004年10月5日(火)

【M小6理科⇒高3国語⇒中3理科⇒高2数学⇒高1数学】

テスト作りもそれなりに大変なのですが,テストをすると莫大な採点の山が出来ます。「強力大学生スタッフ」がいたときには,「左団扇」だったのですが・・・・・・。困りました。だから,「採点返却」を急かさないで下さいね!

小6では,おかしな「実験」があります。地層のでき方を調べるのに,水槽に「水に粘土をとかしたもの⇒次に砂を入れたもの⇒次に粘土⇒次に砂」というふうに流し込んで,「地層」になることを示すものです。「そんなの「層」になるに決まってるじゃないの!」と思わざるを得ません。

以前は,きちんとやっていたのですが(はずですが),砂と粘土を混ぜたものを流し込まなければ,実際の川はいろいろなものを運んできますから,意味がありません。また,水槽を利用するのであれば,水面を上げ下げすることによって(特に近年は温暖化による海面上昇が問題になったりしていますから),「層」になることは,更に容易に確かめられます。そういう『おもしろい内容』を「削除」してどうして『思考力』や『本当の興味や関心』が成長するでしょう?困ったものです。

高1の数学はいよいよ「図形の証明」に入りました。旧課程では,半分は中学校でやっていたこととはいえ,昨年とはまた違った面白さがあります。やはり『繰り返し』は重要だし,繰り返さなければ,本当の面白さも分からないということでしょう。


2004年10月4日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

この頃の中学生の「英語教科書」には「ちょっと特別な」用法が出てきます。“I can't eat that much.”というのが出てきました。(中2は,「比較構文」を除き,内容的には終わっているので,今はいろいろなものを使って「復習」しています。中には「予習」になる子がいたりしますけど・・・)

このthat(何でこうしたものを使っているのか理解に困ります。soでいいじゃないか,と。)について,「はい辞書を引いて」と言って,ついでにthatの用法をまとめていきます。代名詞・形容詞・接続詞と。そして,これは副詞なんだと。

辞書の例文の中に“That is the morning star.”というのがあります。「あけの明星を知っている?」と聞いてみます。今の課程では天体は中3の学習項目になっているので,中2のほとんどの子は知りません。「よいの明星と同じだよ」と言うと,数人が「金星」とつぶやいています。

そこから,硫酸の雲,表面温度等々の説明が始まります。結構興味深く聞いています。やっとそういう話しができるようになってきたようです。

小5でも,「川のはんらん」を防ぐために「コンクリートブロックを川底にうめる」という話しが出てきます。それで「流れが弱まる」と。そうしたとき,いつも「どうして流れが弱まるの?」と聞いてみます。真剣に考える姿は見ていて楽しいものです。そういうことを真剣に考える子供たちが多いと授業は楽しくなります。ついでに実験方法を教えましたが,さてやってみるかどうか・・・?


2004年10月3日(日)

【高3英語⇒高2数学】

久しぶりに高3の2次英語。期待したのですが,教室での「座り方」を見て「これは・・・」と思いました。典型的な「U字形」(一時,大学などでの学生の座り方として話題になりました。)。さっそく席決め(基本的にトランプでの「くじ」)。テストの出来の悪さは当然ですね!

塾では,今,高3はほとんどの科目が「選択制」になっているので,時間によって出席人数が変わるという事情はあるのですが,『どうするべきか』という視野は持っておいて欲しいものです。

それは,「受験生」という立場ではあっても,『周囲に気を配る』余裕にも繋がります。「受験」よりももっと大切なものがあることに少しでも気付いて欲しい!

そして,それはまた「勉強」よりもっと大切なものがあるということにも繋がります。それは何だ,と明確に定義できなくても,『ある』ことを少しでも意識すれば態度も姿勢も変わります。そういう子たちがたくさんいることが何よりの喜びに繋がります。

そうした『気付いた子たち』が,いよいよ今日で最終日。でも,すぐ呼ぶからね!(あるいは,早めに帰って来てね!)


2004年10月2日(土)

【中3理科⇒中1理社アラカルト⇒(丸亀校へ移動)⇒M中3社会⇒高1数学β⇒高1数学α】

今日は「イチロー」の新記録の日。今日だと信じていたので,しっかりテレビを見ていました。驚いたのは,球場の満員の観客のスタンディングオベーション。イチロー自身の『真摯な姿勢』もあるのでしょうが,「人種」を問わず,素直に賞賛するのには驚きました。今日は,本当に感動の1日でした。(いろんな人が言っていますが)元気をもらいました。(授業でも元気一杯でした。)

ゼナでなくて,ユンケル派なのは,イチローの宣伝にもよります。(確か,以前,野茂も登板前にはユンケルを飲んでいると言っていました。)

中3の「間違い直しをしない」子たちにも困ったものです。丸亀・坂出でテスト順が違うので,内容については書けませんが,重要なところは自明であって,その部分を何度か繰り返します。ところが,同じ間違いを平気でするのです。『間違いから学ぶ』ことが出来ていないのです。

またイチローの話しになりますが,以前(日本にいたころ),「ヒットを打つコツ」をあるときつかんだそうです。そのある時とは,「セカンドゴロ」に打ち取られ,1塁まで走っているときなのだそうです。

「失敗」から次の教訓を学ぶ姿勢がなければ,彼の偉業の達成は到底不可能であったと思われます。確かに,人はいろいろな失敗をします。しかし,その失敗から何かを学び取り,前進のエネルギーへと転化することは簡単ではありません。往々にして,人は失敗を「人に転嫁」したりしがちですから。

「筆記体問題その2」…平面図形でも三角比でも,辺を表すのにaやbやcの文字を使います。例えばbcを「6c」と間違わないために,bは筆記体で書くことを薦めてきました。しかし・・・なのですね!そして,同じ「新課程」でも高1は,中学生時代に,ほとんどの中学で筆記体指導を受けていますが,今の中1では筆記体指導をしているのは,ほんの数校にしか過ぎません。「易きに流れる」のですね,現実は。


2004年10月1日(金)

【中3社会⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学】

小6の授業を変更し(つまり私が授業に行く「理科」をカットし),しかも当初予定時間を1時間ずらした結果は・・・・結局,1時間の遅刻でした。何でも「車に酔った人がいて・・・・・」とか。まったく言葉がありません。

そしてS中は明日が「文化祭」だとか。はっきり言って「どこに文化があるのだ!」

ただでさえ休みが多いのに,「つまらない行事(要するに「遊び」)」の山。そして・・・・「子どもだけに勉強しろ」などと言うのは,全く茶番だ!

「おかしな制度」を汲々として受け入れ,『どうあるべきか』の真剣な取り組みもなく,「お上」の言うがままの「現場」にどうして生きる力などが生まれようか。

この数日TBS(筑紫哲也の番組)で中国を特集している。韓国はもとより,中国にも遅れをとることは目に見えている。今日のような教育制度の中で,「バカな若者」が大量生産されているのだ。本当に,「この国」はいったいどこへ行こうとしているのだろう?『唯一の誇り』である9条を改悪して!(そういう「政治屋」を選んだ者の自業自得かも知れない。)

中2の授業は本来私が行くことになっているのですが,今日は中3に行くために,N井君が代わりに。ところが「うるさい」のです。中2の「あの集中した姿勢」もやっぱり「みせかけ」だったのかも知れません。まだまだ『本物』には遠い。

高2のS君,やけに姿勢が悪いが,手は動いているので,しっかり計算しているのだろうと(たくさんの子が積分計算に四苦八苦しています。小学校以来の分数計算の練習不足が露呈しています。)見に行くと・・・・・・何と問題集を持たずに,「落書き」をしているのです。・・・・・!


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