塾長の授業日記(9月)

INDEXに戻る。  ☆表紙に戻る 


2004年9月30日(木)

【M小5理科⇒M中1理科⇒M中3理科⇒高1数学】

「秋休み」が終了し,大学生スタッフが帰っていきます。この間,割と余裕を持って「業務」を消化できたのは彼らのお陰です。深く深〜く感謝しています。(東大生5名,早大生1名が居たわけですから。)来週からは,「地獄」の日々が返ってきます。

最近,見る野球はMLB(大リーグ)だけなので,たまに日本の野球を見ると,スローテンポ等々,嫌になります。イチローや松井の活躍には,少年に帰ったように,ドキドキします。そして,何より,その『努力』には驚きを禁じえません。

高1は,今日がテスト最終日だったため,眠そうな子もたくさんいました。今日気付いたことですが,高1の「イマイチ」なのは,「自己流」に固執する子の割合が高いということです。

それにしても中学校での「筆記体」の未習が高校数学にまで影響を及ぼしています。三角比の最初の段階で,「辺の比」を捉えるのに,昔から,sinのときは「筆記体のs」を書いて覚えていました。ところが,sinを筆記体で書けないばかりか,「筆記体s」が書けないようなのです。(Bクラスでの話し。)

必修ではないことを習得してもらうには,動機付けが必要になります。中学の歴史の教科書に「サンフランシスコ平和条約」に関して,日本の代表団の「サイン」の入った資料があります。もちろん筆記体です。(かの吉田茂や池田隼人や・・・)

「筆記体を教えない」ということは,もうその時点で,そのような場面に将来子どもたちが立つことを放棄していることになります。これは極端な例ですが,以前の子どもたちが覚えられていたものが,今の子どもたちに不可能であるはずはありません。

筆記体一つとっても,現代の「教育課程」の「隠された意図」が窺えるように思います。


2004年9月29日(水)

【台風による「警報」のため全学年休講】

今年3回目の「警報」休講です。今までの25年間で初めての出来事です。確かに,気候が「おかしい」!

今日も,何とか中3と高校生だけは授業をしたかったのですが,気象情報をどう分析しても,「これが警報?」とはならないと考え,止むを得ず休講にしました。(従来,警報が出されていても,「強行」してきたこともあります。授業終了時には警報が解除されていたり,大したことがなかったのです。)

中3の授業時間を再度変更した理由を書いておきましょう。かのF中学校(そうです,休みばかりの,やたら行事が多く,一部の狂信的部活もあって,授業も満足にしない「学校」です。)で,金曜日に広島まで出かける「半強制的」「自由参加」の行事が入っていたのです。たくさんの子たちが参加するということを知り,これも止むを得ず変更した訳です。

平常の授業時間の中に特別に時間を入れるのは実は大変な作業です。たまたま大学生スタッフのN井君や荻兄君がいてくれるので可能になったのです。もちろん,中3の授業後,大至急丸亀へ移動しなければなりません。あ〜あ。

子どもたちは,大抵の場合,(多分)嫌がることなく塾に来ていると思うのですが,時に「行きたくない!」などと言うことがあるようです。そうしたとき,「カリキュラム」を参照して下さい。例えば,テストがあり勉強していない時,読書感想文を提出しなければならない時,「再テスト」等がある時,「努力集計」があって今までの数ヶ月間の「怠慢」が明らかになると予想される時・・・・・・。

本当は,そうした事柄を一つ一つ乗り越えていかなければならないことは,冷静にかつ客観的に判断すれば明白です。しかし,「合理化」の心の働きは,子どもたちだけでなく保護者側にもあります。難しいですね。

「部活」についても,それぞれの子どもたちが,「好きなこと」をどんどんやって(しかも,3年間という短い期間で何らかの「成果」を出そうとする「指導者」もいます),「その道」に邁進してもよいほどの才能を持っているかどうか,やはり冷静にかつ客観的に判断しなければなりません。もちろん例外的1%(いや総体で見れば0.1%弱かも)は存在するでしょう。

問題は,そうした「邁進」の「その後」をきちんと調査・把握すべきだということです。そら,懸命に勉強しても,あるいはそれなりの進学を果たしても,「何だ」という場合もあるでしょう。しかし,しっかり学習した結果が,0.1%という範疇に入らないことは言うまでもないでしょう。

「先が見えない」中学生,「熱中しがちな」中学生にとって,何が最も重要なのか,常に考えておかなければなりません。


2004年9月28日(火)

【M小6理科⇒M中3理科⇒M中3社会】

やっと明日のテスト作りが終わったところですが(AM4:00),台風がこちらにまっすぐ向かっているようです!何とか,「警報」は午後4時までにしてもらいたいものです。つまり,明日の授業が流れると,日程的に厳しいことになります。

更に困るのは,高校生のテスト期間が延びることです。(テストはどうなるのだろう?)そうすると,これも日程的に困った事態になります。

6年生は,「プレート」(大陸移動説)の話し。ほとんどの子は,興味深そうです。そういう点では,坂出校の6年生より丸亀校の6年生の方がよく聞きます。

中3も「テストモード」(かの「診断テスト」が10月6日にあります。)に入りつつあります。「(塾でする)テストの間違いをきちんと直せ」「選択肢の一つ一つに至るまで,調べよ」と常々言っているのですが,問題は実行するかどうかです。


2004年9月27日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中2英語】

小5の理科では「台風」の話し。黒板一杯に日本を含む地図を書いて,「台風の進路」について説明。ついでに台風の仕組みも。ちょうど,21号が沖縄の西に「停滞」しています。今週の天気予報をよくきくことが宿題です。今年の5年生は,そうした話しを興味深く聞くので,楽しみです。

そういう意味では,「教科書」だけにこだわる子には,「小ささ」を感じます。教科書に囚われず,いろいろなことに興味を持つ子は,楽しみです。もちろん,だからと言って,同時に,こだわる部分も持っていなければなりませんし,何より,『聞く姿勢』がないと,「ただの気まぐれ」と大差ありません。

たくさんの大学生スタッフがいる間に,と中1・2ではRTの時間や特別な時間をとって「再テスト」を実施しています。最近の点数の悪いテストが「合格点」がとれるまで,何度も繰り返すものです。(もちろん「不合格者」だけ。)

こうした作業は,結構大変なのですが,子どもたちが『自己反省力』をつけるには,格好の材料かとも思います。中には,嫌がっている子もいるようですが,何とか乗り越えて欲しいものです。


2004年9月26日(日)

今日は,授業はありませんでした。「固定机」を修理したのは,521教室です。(あとは「授業記録」を参照して下さい。)


2004年9月25日(土)

【中3英語⇒中1社会⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高1数学(少々)】

3号館も5号館もたくさんの高校生が『自主学習』に来ています。高校生にもなると,やはり勉強しなければできないことを少しは理解しているようです。(つまり,中学生にはその自覚がない,ということです。)

中学生は,まだまだ「子ども」ですから,「歯止め」がないと,「好きなことや楽しいこと」に流れてしまいます。「歯止め」になるものが何か,です問題は。

今日はF中学の運動会。疲れていると思うのだけれど,あるいは「止むを得ない」遅刻はありましたが,ほとんどの子が駆けつけてきています。中には,授業中ついいねむりをする子も。そこで一言「受験生は体力だよ。」ついでに嫌味。「体力をつけるために,部活もやってきたんでしょ!」最近の「部活」が,「そうではない」こと(つまり,心身の健全な発達に寄与するのではないということ)をもちろん意識してのことです。

中1では歴史の授業で「戦争」の話し。そして今の世の中がどういう方向へ向かっているかの話をしました。危惧されるような方向に向かっているとして,そのような方向性を志向している勢力が目指すことは何か,です。

学習内容を減らし,更なる学習意欲を喚起することなく,「指導者」の命令一下,整然と行動できる人間,もちろん体力のある人間を量産している!「かの方向」へと,その物理的基盤が着実に整備されている。

そう言えば,「常任理事国」入りを熱望しているとか。安全保障理事会の常任理事国の共通点は何か,と(国連が学習内容になると)聞きます。みんないろんなことを言います。例えば,「原爆・・・・・」とか。でも原爆はインドだってパキスタンだって持っているでしょ。もしかしたらイスラエルだって。更にもしかしたら北朝鮮だって。・・・・・「この5カ国が水爆を持っているのです。水爆は原爆の比ではありません。日本を全滅させるには,まあ3発かな。」なんて。怖い怖い!

最近,中学校では原子の構造も学習しませんから,ついでに原爆の仕組みと水爆の仕組みも解説します!もちろん,「中間子理論」も!

明日の天気はどうでしょう?ソフトができるかな?この間の(たぶん)睡眠不足が「頭痛」に転化しています・・・・・・困りました。


2004年9月24日(金)

【小6理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学】

おかしいとは思いつつ,「テスト範囲」を精査し,重要と思われる問題,しかも重複ができるだけないように(つまり,数枚のテストをきちんと復習すれば,一通りのエッセンスがつかめる)考えて,「ワード」を打ち,「模範解答」を書き・・・・・・そして,「不出来な答案」を見ることほど空しいものはありません。

君たち(今日の場合高2)は一体何をしているのだ!「睡眠時間を返せ!」と言いたくもなります。(言いませんが)

塾では,「テスト期間」は基本的に「質問・自由学習」となるのですが,それが始まるころ,私は疲労の極致に達します。しかし,明日には中3のテストと高1のテストを作成しなければなりません・・・・。

日々舞い込む「経営」に関するダイレクトメールは論外にして,レーゼクライスも加盟している「学習塾協会」では,やれ「契約書」がどうの,「プライバシーマーク」が云々と,喧しい。

いわゆる「広告」に顔写真付きで掲載しておきながら,「掲載することを契約書で確認している」などと宣う。まったく噴飯ものである。あるいは,「ビデオ」を数回見ただけの生徒を「合格実績」などと掲示する。さらには,徒に「不安」を煽り,「経営的利益」に執心している者もいる。「協会」も「契約書」も「プラーバシーマーク」も「免罪符」にさえなりえない。

そういう,「非常識」を放置している限り,塾の「社会的地位向上」などありえない。そうしたことを当然のこととする「常識」は,残念ながら私は持ち合わせていない!

「虫の居所が悪い」とつい「攻撃的」になるようです。


2004年9月23日(木)

【M小5理科⇒M中1社会⇒M中3社会⇒M中3理科⇒高1数学(少し)】

「秋雨前線」(と思われる)のせいで,雨が降っています。今日は「秋分の日」。

中1でこの日が何の日か知っている子は少ししかいませんでした。「3千年前のエジプト人は知っていたんだよ。君たちのように,ちゃんと勉強しない子は,大昔の人々に劣るよ。」と嫌味を。今日は歴史の小テストをしたのです。

明日の高2の数学テストを作っていて,また夜が明けてしまいました。少し寝て,模範解答書きです。


2004年9月22日(水)

【中1英語⇒中3社会⇒中2英語⇒中3理科】

中1の英語は,F中学校の「運動会の練習」でかなりの時間,「つぶされました」。今日は雨が降り出して,「これはいいぞ!」と思っていたのですが,何と,雨の中を裸足で・・・・・。そこまで「練習」する意味がどこにあるのでしょう?「北朝鮮」的な「マスゲーム」に意味があるとすると,それは,「指導者」の自己満足にしかすぎません。一方で「暴力的威圧」をもちろんちらつかせるだけでなく,威圧そのものもあるようです。

それでも,子どもたちは,「遅れてすみません」と言いながら,本当に息せき切って駆けつけてきます

しかも,これは中3で判明したことですが(中3はもうすぐ「学習の診断テスト」があります),疲れ切って,ただでさえ学習意欲が減退しているのに,何と「テスト範囲」を授業で終えていないのです。「テストまでには終わるんでしょ?」と聞くと,笑って(そう,笑って,なのです),「終わるわけがない」と答えます。同じF中学校です。

子ども達の「笑い」にどういう意味があるか,「指導者」は考えてみるべきでしょう。もちろん,「考える」だけの真摯さがあれば,無茶な「訓練」おっと「練習」などはしないでしょうが・・・・・。

中3の「質問のなさ」には,もう呆れて言う言葉もありません。こちらから「当てる」と・・・・答えられません。「学習意欲の阻害要因」が多すぎることには同情を禁じえませんが,もう少し何とかならないものかと,こちらがあせります。

講師室での会話の一こま。「ほんまに,どしたんやろ。静か過ぎて(集中して)気持ちが悪いくらいやな。」そう,中2Aクラスの今の状態です。もちろん,誉めているのです。


2004年9月21日(火)

【M小6理科⇒中3社会⇒高2数学(テスト直し)】

「センター対策」が始まってから,順調に点数が出ている者もいれば,ちょっと悲惨な状況の人もいます。特に理科や社会は学校ではまだ終わっていませんから(「一貫校」に比べて何というハンディでしょう!),「習っていない範囲」もあります。

問題は,「対策テスト」をもとにして,いかに直していくかです。今まで,ずーっと『間違い直し』を強調してきた「成果」が問われるのです。へこたれずに,諦めずに,もしかしたら「悔し涙」を流しながら(?),耐えていって下さい。

今年の高3は,全員「マークシート用鉛筆」を使っています。例年,(何度言っても)「シャープペンシル」を使う者がいるのですが,『意気込み』や良し。(もちろん,本物に近いマークシートを使っているのですから。)

「勉強しないと質問できない」というのは,ほぼ事実です。従って,むしろ「出来る子」の方が質問は多いのです。M中3へ行って思ったことです。「勉強していない子」は,例えば,どの程度のことが教科書に書いているのかとか,類似問題もやっていませんから,『疑問』に思わないのかも知れません。中学生はだいたいそうですね。(AクラスのほうがBクラスより質問が多いし,「勉強し始める」と質問が多くなります。)

今日の高2の数学テストは,教科書からの出題。「できない」ことに,少しは悔しくないの?(勿論,日々真面目にやってきている子はできているようですが。)


2004年9月20日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

小5では,まずテストの『間違い直し』。やっていない子が3人。一人ひとり「やっていない理由を述べよ」と言って,説明してもらいました。「頭ごなしに怒る」よりは,そうした方法の方が時間はかかりますが,効果はあることが多いのです。さて,この5年生は?

テスト直しが終わり,授業へ。Mさんが問題を読みます。→「・・・・日本付近・・・」ところが,この「付近」がすんなり読めないのです。そこでヒント。「ホラ,台所にあるでしょ,食器をふいたり・・・・」→すでに半数が笑っています。Mさん,気付きました。

中1も間違い直し。していない者6名(だったかな?)。そのうち,「不合格者」(テストで6割をクリアしないと,再テストになります。)4名。まったく何を考えているのでしょう。中1の場合,「はい,出席係」と言って,しっかり×を。(次回の努力集計で減点します。)

そして「単語テスト」。何とA君はまた満点です。彼は,この間の英語関係のテスト,すべて満点です。すごい!単語の勉強の不十分な者に一言。「帰りにA君の爪の垢もらって帰りな!」

中2の英語では(中2は,この間からちょっと雰囲気が怖い!もちろん良い意味で。),be surprisedが出てきました。教科書ではsurprisedを形容詞として扱っています。そこで辞書。残念ながら,辞書の中では,まだ「形容詞化」していません。そこで受動態の話しを。この子達はすでに「過去分詞」まで学習しているので(動詞の変化のときに,過去形・過去分詞形まで覚えてしまっています(はず)),何となく分かるのですが,問題は「感情表現」。

英語の他動詞表現と日本語の自動詞表現から,「考え方」の違いを。『物事を捉える視点』の対象化としては,面白い題材です。こういう話しが,やっとできるようになってなってきたことは喜ばしい!

明日のテストが・・・・・・!


2004年9月19日(日)

【高2数学】

天候は,大体「味方」してくれるのですが(と勝手に思っています(笑)),朦朧とした頭に「目覚まし」の音が響き,辺りを窺うと,外は晴れ!頑張ってグラウンドへ行き,「用意」し,練習を始めると・・・・何と,ボールが投げられません!(熱心な「読者」の方はご存知ですね。※9/12参照)

「勝利」は人を呼ぶからか,たくさんのメンバーが集まったのに,突然雨が降り出しました。「例のテント」(合宿中,大活躍でした!)を張っていたので,練習を中断。しばらく待つと,小降りになったので,再開。練習が終わるころには,晴れ出していました。

ということは,今日のようにハードな練習を「晴天」の下では行えませんが,汗をかきながら,パラパラ雨に当たるのは,妙に心地よいもので,これも「味方」の一つかなっと・・・・。

実は,昨日はテスト作成の後,「水道工事」が待っていたのです。(洗濯機を移動したこともあって,水道に取り付けてあるホースをはずしていたのです。)蛇口の形のせいか,悪戦苦闘すること1時間!結局諦めました。今日,部品を購入して,「ちょっと発想を変えて」やってみて,無事取り付けが完了しました。

ちょっと授業記録からはずれすぎですね。

今日は「しばらくの余裕(※9/18参照」のお陰で,高3の2次英語,高2の英語の授業をやってもらいました。本来,高2は日曜は4コマ(理科2科目→数学→英語)なのですが,数学の授業をするために,テスト時間を短縮し,英語の時間を短縮し,マニュアルを作り,何とか,「変な」(※9/17参照)テスト範囲を終了することができました。もっとも,「身についていない人」がいることは間違いありません。

さて,「身についていない人」が,果たして,「自由学習」で身に付けてくれるでしょうか?明日から,「余裕」のある期間,毎日開館です。


2004年9月18日(土)

【中3英語⇒中3理科⇒中1理科⇒(丸亀校へ移動)⇒M中2社会⇒高1数学】

やっと明日の高2の数学テストの作成が終了しました。(現在AM3:00)これで,「予定」しているように朝「雨」でなければ,大変なことになります。(雨であることを「あてにして」無理しているのですから・・・・。つまり晴れなら,ソフトボールの練習が・・・)

中3では,約半数が「宿題」をしていませんでした。中理とテキスト3部,集中すれば1日でできそうな分量です。両方していないのが約3分の1。しっかり×をプレゼントすると共に,「お話し」を。しかも,今日は,授業後2時間は残って勉強できるのに,その宿題をしていない者はさっさとお帰り。「勉強しない者ができるはずはありません!」

M中2で,Uさんが質問。「オレ・・・・」⇒「えっ!」。何でも最近は,女の子が「オレ」などと言っているようです。時代も変われば変わるものです。中には「オイラ」なんて言っているとか。絶句。

明日から,久々のMO君,復活の荻兄,N君がスタッフに加わります。これでしばらくは余裕です!

「学テ」…高2の理系は,やっとトップ(10以内6名)。これで文系ともども,と思っていると,何と今までずっとトップのNさんが2位に。1教科の失敗だけなんですが,うまくはいかないものですね。もしかしたら,「歌いすぎ」?

高3の「模試」は文系は5科・3科・文系3科とも1〜3位を独占。しかし,理系はイマイチです。そろそろ,『夏の詰め込み』が生きてくればいいのですが。次回に期待しましょう。

おや,高1は?まったく,やっぱり「サッパリ」です(最高順位は3位。100以内20数名)。その「おしゃべり」を止めて,「携帯病」を直さんと


2004年9月17日(金)

【小6理科⇒中2社会⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学】

平常は,丸亀校へ移動したあと,高2の数学復習と英作文の授業があるのですが,荻弟,K下,K淵君がいてくれるので,ゆっくり「予習」などができます。(もちろん,復習テストは模解も含めて,予め作成してあります。)ありがたいことです。

中2も,やや落ち着いてきたようです。まだまだ『学習に集中する』という状況ではありませんが,「勉強しなければ」という雰囲気が感じられるようになってきました。もう少しです。

まだ,ミスばっかり!Oさんが,「歴史小テスト」で,かの「最初の総選挙のときの選挙資格」について答える問題で,「・・・満25歳の男子」と書いています。もちろん正解は「満25歳以上の」です。それを「△をください」と言うのです。隣の(採点は,原則として交換採点」です)優しいZさんは,なかなか×をつけません。私は,冷たく,「だめ!×だよ!」

問題は,そうして「厳しく」したときの『反応』なのです。まだまだ,あるいは危険だなって子は「ふてくされます!(この辺では,どくれる,って言います)」しかし,方向が良くなってくると,喜んではいないのだろうけれど,自己反省に向かう兆候を示します。

それにしても高2の数学のテスト範囲は奇妙です。(2学期制のため今月末が「期末試験」です。)文系も理系も,単元の切れ目を無視して,ちょっとだけ次の単元を含めています。(文系なら「空間ベクトル」の最初,理系なら「数列」の最初というように)

単元の最初は,問題らしい問題もなく,そういうところを「テスト範囲」として加えることは,学習主体としての子供たちの「意識の拡散」を招くだけです。もっとも,「ばかげた参考書」を指定したり,「思いつきのテスト問題」を出したり,ということからすると,そんなものかも知れません。

本当は,最も怖いのは,そういうものとして,子どもたちが「学校」を見てしまうということです。悲しいですね。


2004年9月16日(木)

【M中1理科(社会小テ)⇒M中3理科⇒高1数学⇒高3二次数学】

高3のセンター英語が「予想」に反して出来ていました。「カツ」が効いたのかも?いつも思うのですが,もう少し先の予想は実は簡単にたつのです。どのくらい真剣に『間違い直し』をしているかを見れば。

二次数学では,入試問題演習をしているのですが,予め決めておいた「試験時間」より前に終わって,自信がある者に,「解答」を渡していきました。できない人はきっとあせったことでしょう!「あせる」ことも重要なんです。時には。

M中3は,半数が授業後残って学習しています。ところが,坂出の中3は・・・・・。(こちらから見て)「当然」残ってだけでなく,授業日以外にも来て学習しなければならないと思う子も残りません。これなども「予想」のファクターです。

今週から授業パターンを変更しています。今のところ,間違いは,ほんの数人。なかなかのものです。

今日思ったのですが,M中1と高1の雰囲気に共通点があります。「言葉の軽さ」(要するに不必要なおしゃべり)と集中力(要するに話しを聞かないことです)において。用心用心。


2004年9月15日(水)

【中1英語⇒中3社会テスト⇒中2英語】

中1の英語は,「授業を十分にしないのに,運動会の準備だけは毎日遅くまでする学校」のおかげで,半数が遅刻。しかし,本当に「息せき切って」駆けつけてくる子どもたちを見ていると,「邪険」にも出来ません。要するに「授業進度」を遅らせなければなりませんでした。

それでも,1年生は,ほとんど何も知らない状態ですから,今日は「代動詞」の話しやあれこれ辞書を引いて,「基礎固め」です。

中3は地理のテスト。「統計資料」の見方など,分からないと思うのですが,質問が相変わらず少なくて,がっかりします。そう,大事なのは『見方』なんです。

中2は,(もしかしたら,この間の「説教」が効いたのか,もしかしたら,S君が病欠だったからか)静かで,しかも久しぶりの真剣な姿勢です。ただ,まだ,それが「習慣」になりきっていないため,「緊張に疲れる」ようです。


2004年9月14日(火)

【M中3社会テスト⇒高2数学⇒高1数学】

と,合間で「マークシートリーダー」の運用。この間,調整をしてきたので,ほぼ順調に「マークシート読み取り・採点」をこなすことができました。しかし,初めてとはいえ,「出来が悪く」,高3に「カツ」を入れてあげました!問題はこれからです。

それにしても,「マークミス」があるとは,かなり弛んでいます!そのマークミスについて述べると,センター試験が終わって,「大」予備校から「ボーダーライン」なるものが発表されます。中には,(特にべ○○○の「支店」と化している「学校」では),そのデータに基づいて,受験校を「進路指導」したりします。

そのボーダーラインの元になっているのが「自己採点集計」と呼ばれるものです。自己採点集計のカードには「数字だけ」を書きますから,中には虚偽の数字だったり,正直に書いたつもりで,実は「マークミス」をしていたりということがあります。(従って,一つの例としてあげると,各予備校の発表する平均点と大学入試センターの発表する数字では,ほぼ例外なく各予備校の点数が高いのです。)

そういうことを念頭において,「ボーダーライン」なるものを見なければならないし,学科定員が少ないところでは,実は難しいとされていたところが,試験後検討すると,実は易しかったり,もちろんその逆もありえます。その辺を考えると,「博打的」要素が大いにあります。問題は,そんなこと(センターの点数に一喜一憂するのでなく,まして,センターの点数で受験校を決めるのでなく)に関係なく,受験してもらいたいと,いつも思います。もちろん,自分の力を客観的に判断しておくことは前提条件ですが。

高1の数学の時間は,半分「漫談」のようです。ちょっと笑い過ぎかも分かりません。今日は,黒板に解答を書かせて「文句」をつけました。(実は腕が痛いこともあって!)

もちろん高2の数学も,一部の「宿題をしない子」と「話しを聞かない子」を除いては,『一言も聞き漏らすまい』という姿勢と『解こう!』という姿勢に溢れています。そういう意味では楽しい!(腕が上がらないこととマークシートリーダーの調整時間をとるため)「マニュアル」を配ると,マニュアルの解答に「固執」する傾向が出てきます。もっと「模範解答」を「けなしたり」,質問をしてくれるといいのですが・・・・。


2004年9月13日(月)

【小5理科テスト⇒中1英語テスト⇒中3英語⇒中2英語】

今日は,「板書」するのが苦痛な1日でした。(∵昨日の後遺症で右腕が上がらないばかりか,黒板に文字を書こうとすると痛みが走ります。ちょっとおかしい。)

中3は,入試問題演習(予め,宿題としてやってきている)を継続中なのですが,まだまだAクラスの半分でさえ十分ではありません。例えば,長文の中で「I want to go to the places I saw in your pictures.」というのがあり,「はい,M君,ここ訳してごらん。」⇒「(M君,早口で,私は写真の場所へ行きたい。」⇒「大体の意味はそうなんだけど,もっと「書いている通りに」訳してごごらん。それじゃ I saw って何?」⇒「・・・・・」⇒「それじゃH君。」⇒「私は,あなたの・・・・」⇒「あなたの,何?」⇒「あなたの写真を見て」⇒「それじゃ in はいらんでしょ!」・・・・・

「M君はテキスト2部10章を再復習!」さて,ちゃんとやるでしょうか?

「あるきっかけ」もあって,徹底的に追求するのですが,時間が足りません。この程度のものが不完全ではまだまだです。

また一から「構造」の説明を余儀なくされます。「基礎作り」は大変だ!こちらにもかなりの根気が要ります。

中2では,久しぶりに「説教」を。「単語の勉強をしない,話しを集中して聞かないことが反抗期なのか。そんなものは,ただ怠けているだけ。自分がどうしたらいいのか,『考える』ことを放棄することは,自分で自分の頭を傷つけているんだ。」戦争の放棄は良いけど,考えることを放棄したらどうなる?

痛い腕を持ち上げて,黒板に大きな○を。「これ何だと思う?S君の頭じゃないよ。」・・・・・「これは,君たちの頭の中!頭の中には,感情をコントロールする感性と,論理的に物事を考える理性があって・・・・・・」と延々と。「自分のやりたいことだけを考えもしないでする,それは感性に支配されているんだ。そればっかり大きくなってキレルなどということが出てくる。人間が人間であるということは,どういうことか・・・」

さて,そろそろ気付いてもらわないと。


2004年9月12日(日)

【高2数学】

高2では,「勉強」という面で心配な人が何人かいます。人間はそれほど「スーパーウーマン」(ということは・・・)ではありませんから,「あれこれ」興味があるものに向かうと,必然的に「おろそかになるもの」が出てきます。そして,今日のような貴重な授業を休むと,まず間違いなく,「分からなくなります」。

今日は,ソフトボールの公式戦(「秋季大会」)があったのですが,ちょっとした『やればできる』を実現してしまいました。(※『やればできる』は,かの有名な済美高校の学園歌にある「魔法の合言葉」ですね!)

2試合目,1−3でリードされて,最終回(7回)二死ランナーなし。そこから「幸運なヒット」⇒ヒット⇒しぶいヒット(1点)⇒四球⇒右中間を破る快心のサヨナラヒットで,ひっくり返してしまいました。ほとんど休憩なしで連続3試合はきつく,決勝戦(3戦目)は,力尽き,再現はなりませんでしたが,粘りは見せることができました。(「授業日記」じゃないじゃない,という向きもあろうことかと思いますがご勘弁を。)

私は「右腕が上がりません!」なぜだと思いますか?基本的な私の役割は「監督」兼「サードコーチ」ですから,走者をホームに行かせるかどうかの判断を求められます。たくさん点を取ると,右腕がぐるぐる回ることになって・・・・・!あ〜,イタイイタイ。試合をしているときは,「夢中」なのでしょう。ちょっとした幸せ感!

「魔法の合言葉」を繰り返せることも,楽しい!


2004年9月11日(土)

【「斯文祭」見学⇒M小6理科テスト】

斯文祭では,昨日予告したように,(中学生がやるような…この「嫌味」は,この日記を今日の劇の「出演者」が見ていることが分かっているからであって,決して「陰口」じゃありません。また,それは,言ってしまうと「元も子もない」のですが,「もっと出来るだろ!」という期待(のようなもの)の裏返しの表現でもあります。)「劇」を見て,(年々…といっても,近年は行かなかったような気もしますが,内容のないようなものを並べただけの)展示を見て,合唱を拝聴。

何と14名中,9名が塾生!これは,塾で有名な,かの「宴会」じゃないか,と思いながら・・・。歌のうまさもありますが,ピアノを弾いたり,ギターを弾いたり,ハーモニカを吹いたり,もちろんいろんなジャンルの曲を歌ったりと,なかなかのものでした。(実は,途中で席を立って,「バンド」を見て欲しいという要望に応えようと思っていたのですが,結局最後まで,しっかり聴きました。)

みんな『いい子』たちで,体育館から出ると,そろって挨拶に。そういうのは照れるので,「同行者」を前面に出して・・・。

ただ,恐らく最も練習したはずの「ハモリ」(?)が・・・・・。その原因は,恐らく・・・・・。

あれこれ歩き回ったので(しかも「天気予報に反して」晴れていたので),少し疲れました。これで,明日のソフトボールの「公式戦」は大丈夫かと少々不安。しかし,今年初めての「最強メンバー」ですから,期待もしています。

M中3全員の平均点は202.1点。めでたく「ケーキ」に。次は205点で,「ピザ」ということにしました!

明日は,「大学への数学講座」が最終回を迎えます。また,旧パターンの最終日。来週からは,いよいよセンター対策の開始です。(もちろん,2次重視大学の受験予定者も多いので)2次講座との並立なので,忙しくなるでしょう!


2004年9月10日(金)

【中3社会テスト⇒(丸亀校へ移動)⇒センター準備】

もちろん(?),今日の現代文テスト(実は問題を選ぶのに2時間はかかります),2次数学テストは,あらかじめ作っています。どうしても,今日明日中にはOMRの操作手順をマスターしておかなければなりません。あと3分の1くらいかな。

しかも,「ひょんなことから」(これ何語でしょう?),近年,「素通り」していた斯文祭に行くことになりました。高1のFさん主演の「シンデレラ」(どうも,シンデレラというと,「トンデレラ」などという古〜い「ギャグ」を思い出してしまいます。)を見て,何でも「塾生多数」という情報で,その後の合唱を聞きに!

まさか,常日頃愛用している「つっかけ」では行けんだろうし・・・・・。(眠らなければいいんですが・・・・!)


2004年9月9日(木)

【小5理科テスト⇒(センター準備)⇒高1数学⇒高2数学】

「どこの中学校へ行ってもね・・・・」と,小5のT君たちに「説教」!

センター準備というのは,来週から「センター試験対策講座」を開始するに当たっての様々な準備です。昨年,それまでのマークシートリーダー(OMR)を新しくしました。(そうです。少人数とはいえ,本格的なマークシートを用いて,行うのです。)

ところで,動かすには,ソフト面の調整が重要になります。昨年,試行錯誤の末(ソフト会社との「やり取り」の末!),やっと実用に耐える状態になったのですが,その「過程」を忘れているのです・・・・。何とか,今週中には思い出さなければ!

高2の数学は積分計算をしているのですが,式がたっても,分数係数の「3元1次連立方程式」がスラスラ解けません。方程式・不等式等の計算練習が圧倒的に不足しているのです。計算力のなさは,数学で最も重要と思われる『見通す力』を獲得する障害になっています。困りました。

M中3が,「待望の」平均点(かの「学習の診断」テストの)200点を突破したようです。まだNさんの理科の点数が出ていませんが,まず間違いないでしょう。

世の中には,「○○クラス」の平均点(総数の1割にも満たない!)が「脅威」だとかの「宣伝」をするところがあったりしますが,この点数は,丸亀の中3クラス全員の平均点なのです。仕方がないので,「ケーキ」かな。


2004年9月8日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3英語】

中1は,難関の「第4章」(疑問詞と疑問副詞…中学校のその手の疑問文の形式+αを(時制を除き)網羅したものです)。復習をしているのですが,なかなか出来ません。テストも延ばしているのに。

O君,"She watches TV after dinner."の下線部を問う疑問文作成で,"When does she・・・・・" どうやらwatchが読めないし,原形もあいまいな様子。「おいおい,君,腕時計持っているよね」⇒「うん,家に」⇒(周りはクスクス状態なのですが,本人は気付きません。)⇒「waは何て読むの?chの読み方も知っているよね」・・・・・・どうも,O君,最近,サッカーに夢中のようです。次回のテストが楽しみです!

中3は今日は1県だったので,じっくり「いじめる」ことができました。相変わらず質問が少ないので,こちらから部分部分を取り上げて,質問してみます。できる場合も多いのですが,できない(訳せない)こともしばしば。まだまだです。


2004年9月7日(火)

【高2数学→高1数学】

台風18号の襲来で,小中は休講。高校もどうしようかと思いましたが,天気予報に関する「勘」(のようなもの)で,授業を行うことにしました。こういう「特別なこと」があると,「出席状況」に面白い現象が現れます。もちろん,交通手段の無い者や,海沿いに住んでいて,それこそ「避難」と隣り合わせのような場合もありますが。

というのも,高校は,カリキュラムにテスト予定等をぎっしり詰め込んでいるので,休む訳にいかない,という側面があります。それに,徹夜して作った「講座日程」を配らなければ,という必要性もあります。それに,何より,「授業せねば」という義務感のようなものもあります。

「授業がある」ということで,欠席扱いにしなくても,わざわざ電話をしてくる子もいます。何の連絡もなく,さっさと「オフ」を決め込んだらしい子もいます。面白いのは,「みんなの広場」を見て,駆けつけてくるM君のような子もいます。面白いといえば面白いのですが,こういう特別な場面に「どう対処するか」というのは,結構重要な要素を含んでいると思われます。

もちろん,一番多いのは,平常と変わらず,出席している子たちです。頑張って授業しなければ,と思わせてくれます!

それにしても,今年の「異常さ」はどうしたものでしょう?台風・大雨・地震・・・・・!


2004年9月6日(月)

【小5理科→中1英語→中3英語→中2英語テスト】

「カリキュラム」「講座日程」を作成していて,夜が明けてしまいました。予定をたてるのに疲れました。疲れると,後で気付いたときに,大量のテストを1日で作成しなければならなくなります。

1つの学年のことを考えているときは,どうしてもその学年(クラス)にとってできるだけ良い予定をたてようとします。その結果がほかの学年と「ぶつかる」ことになるのですね。仕方がありませんが。

先週の台風16号の影響で,小5の理科のテスト,中1の英語のテストを延期しなければならなくなりました。明日(もう今日ですが)は18号が来ているのですね。困りました。

中3は,一挙に3県(もっともこれらは「夏休みの宿題」だったのです)の入試問題の検討。質問が少ないですね。まだまだ緻密さが足りません。

考えなければならないこと(塾のことに止まらず,個人的にも)が山ほどあって,ちょっとオーバーヒート気味です。元気をだすにも・・・・。


2004年9月5日(日)

【高2理系数学】

高2理系では,ちょっと面白い授業をしています。人数が多いこともあって,AB2クラスに分けているのですが,このところAB合同で授業をしています。そうすると,「目が届きにくい」部分があるので,大学生を連れて行き,いわゆる「机間巡視」の役割をしてもらっています。(腰痛を抱える私の負担軽減という説もあります。)

今日は,「定積分」の概念から始まって,各種「公式」の証明等をかなり具体的に説明しました。もちろん,「宿題」(と言っても,単なる計算問題1ページ程度です。)をしていることが前提です。

Aクラスの者は,ほとんど(決して全員とは言いません)真剣に話しを聞いているだけでなく,ノートもとっています。ところが,Bクラスの半数は,「聞いているだけ」(もしかしたら,右の耳から左の耳へ。ノートをとっている様子がありません。宿題もしていないのでしょう。)だし,中には隣の者に話しかけようとする(話すことは,基本的に不可能ですが)者がいたりします。ここでも,「強硬措置」が必要かも知れません。

それが,結果としてABの違いとなって現れてくるのです。(ABは,一定期間の塾内テストの集計によって分けているのです。)

いろいろな問題があるたびに思うのですが,「何をするか」とか「どう授業するか」とか,そういう技術的なことは,所詮「小手先」に過ぎないということです。話しをきちんと聞く,真剣に考える,何より自己反省を真摯に行うという『人間性』さえあれば,ほとんどのことは解決するということです。

「人間性」というと何か大層な事のような響きがあったり,最近では若干薄汚れてきているようにも思うので,『姿勢』とか『態度』とか言った方が良いかも知れません。上のような姿勢がどうすれば身につくのでしょうか?


2004年9月4日(土)

【中1社会→中2社会→M中3診断検討会→高1数学α→高1数学β】

余裕があるときは,やっぱり,「マニュアル」(数学模範解答)を配らない方が『自分で考える』だろうということで,頑張って授業をすると,疲れます。もちろん,心地よい疲れではありますが。しかし,高1は本当に宿題をしません。Aクラスでさえ6名も!そろそろ,「強硬措置」が必要かも?

中2は,まだまだ「中2病」が治まりません。「基本的常識」の話しをしましたが,分かっているかどうか・・・。

M中3は,「診断検討会」をすると,(優秀なだけあって?),質問がたくさん出ます。(昨日の坂出の中3とは大違い。)それにしても,「こんな模範解答出るわけないじゃない。」と言って全員に聞くと,やはり書いていません。そういう問題があるのですね,診断って。

かなり「入試問題」を解いてきていますから,「問題の質」にも敏感になっています。そういうレベルなのですね,診断って。

ところが,そうしたテストを「餌」にしようとしているところ(塾で)があるのです。だから,塾の品位が落ちるのです!困ったものです。

かの高1が,11日の授業はあるかどうか聞いてきます。11日は斯文祭(要するに文化祭,いや最近は単なる学園祭?)なのです。この子達は,きっと「授業がある」ということにすると,来そうです。出来が悪いくせに,出席は極めて良いのです。

「11日は自主学習日にするよ」と言うと,喜んでいます。何だ,それは。

疲れているからか,いろいろ思うようにはならないためか,「空元気」っぽい文章になったので,この辺で。

明日は,雨が降るかな?問題は体調。ノックが出来るほど背中の痛みが和らいでいるかどうか?


2004年9月3日(金)

【小6理科テスト→中3診断検討会】

高3の授業は,K君たちにまかせて,もうすぐ始まる「第4期」の授業パターンを作っていました。今まで来ていた大学生が来なくなったりで,どうなることかと思っていたのですが,「かろうじて」組めました。

それにしても,昨日の草抜きがたたったのか,宿題をしていない高校生に呆れたからか,「背中」が痛くてたまりません。昨夜は熟睡できませんでした。(身体を動かすと痛みが走って・・・・)今日も続いていて,ちょっと心配です。(日曜日のソフトができるか!)

そろそろ「センター対策」の準備をしなければなりません。9ヶ月間稼動していない「マークシートリーダー」がちゃんと動くか,また,何より,「操作方法」を覚えているか・・・・。マニュアル化しておこうと思いつつ,結局思い出さなければならない状況です。(宿題してない!と怒れないか・・・)

小6の復習テストの出来の悪さに思わず一言。「今のうちにね,小学校の先生にお願いしとき。もう1年小学生でいられるように。」「こういうテスト(授業でやったテキストの復習テスト)ができないと,中学生になって,必ず,悲しいことがあるから。」

どうも本当に,今年の小6は,このような話しが分かっているのかいないのか・・・・もしかしたら,「日本語」が通じないのかも知れません。確実に,そして間違いなく「日本語力」は低下していることを実感しています。英語どころではないだろうに!


2004年9月2日(木)

【M小5理科→M中3社会→高1数学→高2数学】

中3の社会で,「栃木県」の位置を間違う者がいることに愕然としました。まったく・・・。明日が診断テストだというのに。しかし,今まできちんと間違い直しをしてきた者は,最後の「まとめテスト」でそれなりの得点をとっているし,明日もそれなりの結果が出るでしょう。問題なのは,「いいかげんな直し」しかしなかった,あるいは,そもそも「間違い直し」をしていない数人です。もちろん,それなりの結果が出るでしょう!

高2の数学は「空間ベクトル」。黒板に答案を書かせてみたのですが(実は,「宿題」をきちんとしていない者がいることを予想して!),あれほど何度も繰り返したのに,「1次独立」解に固執しているのです。何度も繰り返していたのは,「ベクトル方程式」での解法。その方が簡単なのに!ただ『見方』を変えるだけなのに。

なかなか,人間は「それまでの考え」から離れて,『新たな見方』を獲得するということは難しいものだと実感。それは数学に止まらず,社会認識においてもそうであろうと思われます。つまり,「偏見」を克服するには,かなりの努力が必要だということです。

どの教科においてもそうなのですが,従来基本的だと思われたことが「教科書」には入っていなかったり,高校数学の「編成」も酷いものです。(今の新課程(高1・2)の数学を学習して,数学的興味を持つものは皆無に近いと思われます。構成が無茶苦茶なのです。)

その「無茶苦茶」さが何故通っているのか,です。現在の「愚民化政策」には,「ある意図」を感じざるを得ません。


2004年9月1日(水)

【中1英語→中2英語→中3社会】

今日,突然掲示板の「小学生のひろば」が開かなくなりました。確かめると,「8月31日をもってサービスの終了」とのこと。いくら「無料」であっても,メールくらい出せるだろうに,と思いましたが,仕方がないので,「新しい掲示板」をレンタルしました。掲示板にリンクを貼っていた人は,いったんホームページの表紙から,新しい掲示板(小学生のひろば)に入ってアドレスを変えて下さいね。

新学期が始まり,子どもたちにとっては忙しい日々であるはずなのですが,その方が「大部分の」子どもたちにとっては緊張感を生んでいるようで,夏休み中とは少し雰囲気が違います。しかし(もちろん),「夏休みボケ」なのか,もしかしたら「中学校慣れ病」なのか,間違い直しをしていなかったり,単語テストの勉強が不十分な子もいます。

今年の香川県の高校入試で,社会の地理に問題があったことは周知の事実ですが,今年の「全国入試問題」を見てみると,どの県も特に地理分野の問題に困っています。基礎知識もないところに「資料の活用」などありえないことはちょっと考えれば分かることですが,何とか,「指導要領」に合わせようと「涙ぐましい」努力が想像できます。


表紙に戻る