塾長の授業日記(2005年1月)

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2005年1月31日(月)

【中1英語⇒中3社会⇒中3理科】

今日で1月も終わりです。ということは,明日から2月。(当たり前ですね。)ということは,昼間の「2次講座」が始まるということです。もちろん,夜は平常授業がありますから,かなりハードになります。

その上,2月2日からは,「新学期」が始まります。(新小5〜新中1)ということは,名簿等,新学期の準備をしなければならないということです。準備の時間をどこで「編み出す」か・・・

更に,5日には,中1・2の実力テストを作らなければなりません。こんなことが可能だろうか?と,今は思っている状態です。

中3は,今のところ,私立は全員合格。「特待生」もたくさん出ています。しかし,問題は,公立ですから,それなりに対策を考えていかなければなりません。しかし,今日の理科(入試問題集の中部地方。わずか9県!)を解いていないと思しき子がいます。何日も前から分かっていた「予定」なのですが,しかも直前にやれるだけの量でもないのですが,日々少しずつやるということ自体が難しいのですね。

子どもたちには,いろいろな問題点がありますが,それらはほとんど「大人」の意識や価値観の反映です。それにしても,問題はいろいろあるものです。もっとも,「大人」の側の意識が「真っ当なもの」であれば,世の中にこれほどの問題もないだろうし,「憲法改悪」(その前に教育基本法の改悪)という事態が出てくることもないのでしょう。また,別の面から見れば,「平家物語」的要素もあって,それについては「うまくできている」と思うしだいです。

外は,この冬一番の嵐。この嵐に耐えて初めて春は来るのです。(酷い風。自転車置き場の屋根は大丈夫だろうか?)負けないで頑張らなければ!頑張っている子が,「問題のある子」の何倍もいるのだから。


2005年1月30日(日)

【高2数学⇒高2英文解釈】

今日から「福の神」(K下君)が帰ってきてくれたので,入試数学に行かなくて済みました。(問題は昨夜(今朝?)のうちに作ってありました。)最近,「机間巡視」をすることが多く,腰に来ていましたから,ラッキーでした。(例によって,大学ごとに解く問題が違うので,一人ひとりの質問に,あちこち動かなければなりませんから。)

英文解釈テストの実力問題は,いろいろ面白いことがたくさんありました。

その1。make use of という基本熟語の意味を知っていても,それが resource to be made full use of という形になると,とたんにできなくなります。何ででしょう?

その2。私たちが物を認識する際,個々別々にではなく,いろいろ categorize して見ています。そのことをテーマにしたものでした。そこで例をかねて,「数学のできない人」に結び付けてしまいました。つまり,数学の出来ない人は(この場合,計算力等のことは置いといて),いろいろな問題を「個々別々に」見てしまう。これは○○の問題だ,とパターン化して見る事ができないんだ,と。

その3は,ちょっとした驚き。文中に bourgeois という語が出てきて,どう見ても「ブルジョア」としか見えない(文中での使われ方からも)。ところが,日本語であるはずの「ブルジョア」を知らないのです。「ホラ,A君の家はブルジョアだ。って使うでしょ!」⇒「使いませ〜ん。」

まして,その語を「中産階級」と訳せる子は誰もいません。市民革命の(産業資本家である)「市民」の話などをしたのですが,どうも興味がなさそうで,反応悪し。そんなものでしょうか?これらは,某大学の入試問題なのですが,きっと,採点した人も驚きの答案が続出したことでしょう。

※ちょっと曖昧な部分が多いのは,欠席者がいて,テストを後日受けなければならないからです。その欠席者が,万一,この日記を見ているといけませんから。


2005年1月29日(土)

【中3英語⇒中1社会⇒(丸亀校へ移動)⇒中2理科⇒高1数学2コマ】

高1には「強権発動!」。最近,たるみがちなので,宿題の実行度で,AクラスメンバーとBクラスメンバーを入れ替えました。ずーっと昔,クラス分けをしたその日に,ちょっとした宿題をしていなかった(確か)K君(今は医者をしている)を,即刻Bクラスにしたことがありました。

そう考えてみれば,最近は結構「甘く」なったのかも。もっとも,昔のことは,単なる「若気の至り」だったのだ,と言う声も聞こえますが・・・。

どうしたことか,丸亀の中2が(全員ではありません,と言っておこう),よく勉強するようになりました。坂出の中2と比べると(今は)大きな違いです。

丸亀地区の中学の方が,学習に関しては(良いか悪いかは別にして)熱心です。ですから,やっと「そこ」まできた「診断テスト」に対する注意なども始まっています。ところが,坂出地区はF中学など特に「ひどい」ものです。どうせテスト範囲さえ終わりそうにない・・・。そうした学校の雰囲気の影響は実に大きいのです。

歴史の授業をしていると,どうしても(何と文科大臣が昨日も「批判」したらしい)「自虐史観」を述べなければなりません。(自虐という「決め付け」によって,思考を停止し,何の歴史性も客観性もない差別排外的な歴史観を,何らかの利害を覆い隠して思い込みと偏見を強調しているだけです。こんな人物が「大臣」ですから,文部行政が良くなる筈はありませんし,子どもたちの問題が解消されるはずもありません。)「こんな悪いことをした」と知って初めて本当の理解が始まるのです。

そういう話しのときの表情が,中1は本当に真剣です。ところが,中2は・・・・。これは何を物語るのでしょう。そして,高校生になると,「醒めている」。(勿論,そうではない子も結構いるんですが)

過去のことではあっても,侵略の歴史に怒り(悲しみ),真摯に物事を捉えようとする子の多い学年を,実は,私たちは『優秀な学年』と呼んでいます。そして,そうした学年ほど結果的に学力も優れているが故に,「優秀さ=学力」という誤解をする者もいるようです。


2005年1月28日(金)

【中2理科⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

高2は,どうやら微分が好きなようです。文系も理系も授業終了後も残って解いていました。これは珍しいことで,「できないだけじゃないか」とおっしゃる向きもありますが,その意欲は買いたい。(しかし,計算力がない。)

高2の学力テストの結果は,まあまあでした。残念ながら,5科ではトップが取れませんでしたが,理系の3科と理系3科,文系の3科はトップです。やっぱり意欲に関係するのでしょう。ただ,あと少しの「詰め」が足りないのです。

高2の数TUABは,既に入試問題に取り掛かっているのですが,なかなか出来ません。我慢です・・・。

世の中でも「制度的欠陥」(というより,制度の悪用と言った方がいいのかも分かりません。)が目立っています。いろいろな制度は,基本的に善意を前提にしていますから,そうではないアプローチをした場合,問題が出てくることは必然かもしれません。


2005年1月27日(木)

【2次英作文⇒M中1理科⇒M中2社会⇒2次英文解釈⇒高1数学】

2次(入試対策)の授業は疲れます。各大学の出題傾向に合わせた選択形式にしているのですが,その分,こちらは大量の準備をしておかなければなりません。しかも,他の学年の授業をしている間にテスト。そして,個別的に「歩き回る」ので(つまり,個々解く問題が違うので,個別に見て回らなければなりません),足にきます。

中1の授業に行って特に思ったことなのですが(中1に限ったことではありませんが),テスト勉強をしていない,とか,テストが出来なかったときに,「悪びれる」子は,望みがあります。これは困ったな,という子は・・・「平気」なんですね。

謂わば,一つの「失敗」なのです。その失敗に対して,単に反省するのでなく,「悔しい想い」を抱かなければ,その失敗を取り返す,あるいは是正することは不可能です。要するに「悪いことだ」と思っていないのです。或いは,そう意識する直前に「考えること」を放棄しているのです。

そこには,一つの価値観が垣間見えます。その価値観はどこで獲得してくるのか・・・それは大きな問題です。

学力テストの結果が出ているようです。高1は,案の定,出来が芳しくありません。原因は分かっているのです。彼ら彼女たちが,例えば単語テストのような「ささやかなテスト」に対しても十分な努力を傾注するようにならなければ,良くなる筈がありません。

更に,「平気で」宿題をしなかったり,その癖,「学校」の宿題には敏感であったりする状態が脱却できなければ,「そこそこ」状態から上昇することは難しいでしょう。やはり,ここにもかの「一つの価値観」が垣間見えます。「病んだ権力」にこそ従順で,本来的な学習姿勢から離れると,そこに待っているのは,限りない平均化です。残念ながら。


2005年1月26日(水)

【中1理科⇒中3努力集計・社会⇒中2英語】

中3は,最後の努力集計(2〜3ヶ月間の全てのテストの得点を教科毎に集計し,平常点を加えたもの)でした。最後の集計には5回分の「診断テスト」の得点率を加えます。塾内テストだけでクラス分けをしても,結果に違いはありませんでした。

つまり,極々「当たり前」なのですが,塾内のテスト(小さなものから大きなものまで)の積み上げが,(結構大きな位置を占めるに至った,中には塾の宣伝に使われたり・・・)診断テストの点数に直結していることを実証したことになります。

よく聞かれます。「どうしたらできるように・・・」そんなことは簡単です。まず2ヶ月程度の期間の塾のテストが出来るようにすればいいのです。(勿論,「不正」なく!)そうすれば,99%以上の確率で診断テストのみならず,「学校」のテストもできるようになるでしょう。

今年の中3は,例年より平均点は高いのですが,丸高の定員減もあり,厳しい位置にいる人も結構います。これからの問題は,本人の意思の強さによります。さて・・・?

今日は,「重要な判決」が出されました。「在日韓国・朝鮮人」の管理職試験の最高裁判決,警察を訴えた「ストーカー殺人」の高裁判決。そして,結果は,この国の,もしかしたらどうしようもない潮流を示したものでした。

三権分立と俗に言いますが,最高裁の判事を任命するのが内閣であり,最高裁が司法一般の人事権を握り,国民審査制度が(一人の裁判官も罷免されない全くの擬制の)そのような制度である限り,どうしようもないことなのかも分かりません。残念ですが。

悪意を持って「制度」を運用すれば,制度には盲点はいくらでもあるものですね。「昭和の妖怪」の孫が次期総理候補などと言われるようではまったく世も末です。(おっと,今の総理も戦犯の孫でした・・・)

そうした集団の意を受けて,感覚的判断しかできない,自己の利益(特に金銭的)にしか興味がなく,権力盲従型の群れが,着々と誕生しているようです・・・。ちゃんと勉強しない諸君,君たちは,その「羊の群れ」に加わるのか!


2005年1月25日(火)

【2次現代文⇒M中3社会⇒高2数学⇒高1数学】

第1回目の現代文は,センターからの頭の切り替えのため,とにかく書くことを主眼に,文化論と教育論。なかなか「それらしい」解答を作成するのは大変なようです。あと1カ月。

しかし,こういう文章を読んでいると,正論は必ず通るとは限らないことがよく分かります。今日の古井さんの「個性重視批判」にしても,最近の「生きる力」批判にしても,まっとうに考えれば,批判者が正しいことは,現実がよく示しています。しかし,特に「文部行政」はそうは動かないわけです。なぜか?実は,個性とか生きる力とかの「お題目」の背後に真意が隠されていて,「別の基準」で動いているからです・・・。

そして,「真意」を知ってか知らないからか,「末梢神経」は自律的な動きをすることができません。もしかしたら,「平家物語」的な要素は,遺伝的に決められているのかも分かりません。(「遺伝子決定論」ではありません。これは冗談ですから。)

中3の社会は(坂出はすでに終わっている),歴史の「基本」テスト。用語解答はできても,流れを問う問題はまだまだできません。例えば,【墾田永年私財法・平安京・大宝律令・壬申の乱】を「記号で」並べるという作業です。(これは,律令政治史)

平安政治史,江戸人物史,近代戦争史等々のテーマを設定し(勿論,生徒はそんなことは知りませんが),その順序を聞く訳です。『つながり』や『流れ』が分かっていれば,簡単なのですが,面白いくらい間違います。まだまだ「本当の勉強」不足ですね!

高2は,やっと宿題をするようになったと思ったら,今日は何と14人もやっていない。(約半数)「休み」にテストがあったのも一因かも。(今の時期のテストは,「お布施テスト」なんですが・・・。今の時期の「全国レベル」というお題目は,実は,実施主体への寄付のようなものだということです。どうしようもない参考書の指定や,商売の片棒担ぎや・・・論理性のない進度と相俟って,相当病んでいます。)


2005年1月24日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2社会】

小5の理科は私の最終授業。K君は,黒板に今書いたところの「北斗七星」が答えられません。いつからかずーっと黒板の端に書いている『集中力』をもう一度確認。しかし・・・余り効いていないようです。

それにしても,今の小学校では,北斗七星も学習しないのです。彦星(牽牛)と織姫の話もしないのです。もはや「常識」の範疇に入ると思われることさえ,削減されているのです。

中3の英語(Aクラス)は,東大寺学園と愛光。(解答を見ながらでも)ある程度解けた者が何人いるか・・・世間は広いということ(同じ年齢の子たちが,このレベルまで学習しているという事実)を知るには絶好の機会なのですが,テキストを持ってきていないのには呆れました。テキスト(英語教室第2部)には,こうした私立の問題を解くための高校レベルのことも入れています。従って,テキストはまだ未習の部分も多いというのに。

中2の社会は,いよいよ「テスト範囲」の最終局面。しかし,約半数は勉強不足でした。ワイマール憲法からヒトラーが出てきた話,満州事変の話,南京事件の話などが出てきます。「こういう時代をきちんと学習していない者が,「勇ましい」人間を支持し,とんでもない世の中を招くんだ!」と檄を飛ばしましたが,さて,少しは通じたでしょうか・・・?


2005年1月23日(日)

【入塾試験3日目⇒2次数学⇒高2数学⇒高2英文解釈】

2次数学は,大学ごとの選択問題によるテストです。過去の出題問題を検討すると,大体の傾向が出てきます。その傾向に沿って,解くべき問題を指定しています。分析に莫大な時間を費やしていますが,高3も「本気モード」に入ってきて,それなりに真剣に解いています。

高2の数学は対数の微分に入りました。対数の基本変形をしていると,またまたポカーンとしています。しばらく対数を扱っていなかったので,忘れているようです。復習しないと・・・・。ちょっと授業中に嘘を言ったかもしれない。「考え事」をしていると,どうもよくないようです・・・。

そして,入塾試験結果を送付しなければならない時が近づいてきました。期待と,ちょっと気の重いところもあります。


2005年1月22日(土)

【入塾試験2日目】

坂出校の新小5・6,新中1,新高2・3S(坂高)の入塾試験。

せっかく入塾を申し込んでもらっても,期待に応えられないことはあります。たとえ「定員」(そもそも定員などは実はないのですが,どうも調整をしている気配が・・・)を割ることになっても,特に「編入学年」(新中2以上)に入るには,せめて当該学年の平均レベル以上ないと,普通は,うまくやっていけません。それは,学年が上がれば上がるほどそうなります。

決して塾のレベルが高すぎて,と言うわけではありませんが,現在の塾生の方が大事だということです。今いる子達に刺激を与える存在を望んでいますし,そうでなければ,単なる「人集め」になってしまいます。月並みな表現だと「もったいないなぁ」ということになるのかも分かりませんが。

明日は,2次講座の開始(あれ,そっちが先かい,という声もありますが),そして,丸亀校の小5・6,中1の入塾試験です。

「定員はない」ということについて述べておくと,一定のレベルに達していれば,基本的に入塾を許可します。ハードルは,下の学年になるほど当然低くなります。最近は,小学生は,「できるだけ」入塾させようとしています。(もっとも,中学へそのまま進級できるわけではありません。)

中学以上の学年でも,一定レベル以上であれば,たくさん入塾することもありますし,申込があっても,ゼロということもありえます。ですから,学年によって,生徒数は,マチマチです。

「一定レベル」の子達が大挙して押し寄せたら・・・・そういうことがありえないことは,経験上分かりますし,仮にそうであれば,もちろん受け入れます。(それこそ建物を建てても!)

ただ,確率的に,「一定レベル」の方が少数派であることは自明ですから,こんなことを考えても仕方がありませんね。


2005年1月21日(金)

【入塾試験1日目⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

今日は,新高2・3M(丸高)の入塾試験でした。さて,出来は?

高2の英作文で,「酔っ払い運転」の話が出てきて,「酔っ払い運転で死んだらどこに行くか知っているかい?」と聞いてみると,ポカーンとしています。「天国だよ。それから,生き返るんだ!」と言うと,益々訝しい表情をしています。

「帰ってきたヨッパライって知らないの?」「フォークルって知っている人?」⇒だれも手を上げません。「それじゃ,イムジン河,知っている人?」⇒O君が手を上げています。「そうか・・・時代が違うんだ。朝鮮の38度線を流れる川ですよ・・・」ついでに,「コーラスの人たくさんいるんでしょ,知らないの?」と,(ちょっと)僻んで言っておきました。

数学は,固有値から一次変換へ。例によって「分かりませ〜ん」と言うA君もいるので,もう一度説明。今年は曲がりなりにも一次変換を学習するので,少しはイメージが湧いたはず。(かも?)

しかし,直線を「方向ベクトルと1点」で捉える訓練が不足しているため(訓練しなくても,今の数Bの平面ベクトルは出来てしまうところが恐ろしいけど),方向ベクトルと傾きとの関連が身についていませんでした。説明はしましたが,さて・・・?

それは,昨日の三角関数の微分でも言えて,「和(差)⇒積」の公式を使って証明したのですが(旧課程ではアタリマエ),この公式も「補」の範疇に入れられているため(つまり,数Uの必修ではないということ。),やっぱり身についていませんでした。こんなんで,いいのかなあ,と思わざるを得ません・・・。


2005年1月20日(木)

【M小5理科⇒M中1社会⇒M中3理科⇒高2数学⇒高1数学】

今日は,M中1の諸君に「このままだと落第だね!」よくあそこまで勉強しないもんだ。「落第させないと思っているでしょ。甘いよ。」さて・・・テキスト忘れは2名になりましたが,持ってきているだけ状態の子(つまり短答式テストが0点)もいます。本気で「落第」を考えようかと思っています。

M中3は,抜き打ちの確認テスト。入試問題集の質問の少なさを見越していました。そうすると,満点はさすがのK君だけ。最低9割なければ駄目だ!と,ここでも(中1とはレベルが違いますが)叱咤。

高2も高1も「宿題をしていない」者数名。「何だそれは」と,横まで行って「嫌味」を述べてあげました!まあ,高1・2は,解かす時間を与えると,結構黙々と解いています。なかなかの雰囲気だと思いながら一人一人のノートを覗き込んで,あれこれ観察をしているので,足に来ます。

今日は「大寒」だった(らしい)のですね。確かに,今までで一番の寒さのような気がします。授業が終わってから,自転車置き場でいつも催される「高1の井戸端会議」も早々に切り上げたようです。しかし,寒さの中を,殆ど欠席もなく,多くの子が自転車で来ています。「よく頑張るね」とは言わないのですが,頑張りに報いなければと思うしだい。

これからは少しずつ暖かくなるはずです。そのように,学力も伸びて行ってくれればいいんですが・・・。


2005年1月19日(水)

【小6理科⇒中1社会⇒中3社会⇒中2英語】

昨日に続いて小6は最終授業。しかし,どうも雰囲気が・・・。

月曜の中2の「忘れてしまった」ことを聞いて思い出しました。coolを辞書を引いて,「すてきな」という意味を確認すると,辞書にはさらに「いかす」という意味が入っていたのです。「いかす」なんて古い表現だから分からないでしょ,と言うと,Oさんが「今はやっている」とのこと。「へぇ〜」と「これは日記に記録しておこう」ということだったのです。(何だ,そんなことか。)

今日は,新しいコンピューターが届いたのをきっかけに,最後まで残しておいたワープロ専用機(シャープ書院)を完全に引退させました。約1年かけて,全ての書類やテストのコンピュータ化が完成しました。


2005年1月18日(火)

【M小6理科⇒センター試験結果検討会⇒高1数学】

M小6の私の授業は最後でした。何とか6年の内容も終わりました。楽しく授業ができました。

センター試験結果は,まずまず。点数だけで,どこの国公立大学のどの学部でもいいのなら,全員,行ける大学があります。例年になく「最低点」が高く,そういう意味では予想通りで,まずは一安心です。

明日には大学入試センターから,中間発表があると思いますが,塾生の点数から推計すると,英語は,かなり(恐らく15点前後)難化していると思われます。(Yゼミの予想はひどいものですねぇ。)国語は若干易しくなり,数学は数UBが数点平均は上がると思われます。世界史・地理が易しくなり日本史は難化。現代社会はかなり易しくなりました。物理は例年並み。化学がかなり易しくなり,生物がかなり難化。(いずれも昨年比。)

結局,従来の800点満点では去年より5点前後の上昇。塾内平均は626.9点。目標が630点でしたから,まずまずだと思います。現実には900点満点のところが多く,そうすると文系は昨年並み,理系は10点前後上昇すると思います。塾内平均は理系709.2,文系690.4点でした。5教科6科目の800点満点で考えた,いわゆる,昔の700アップは9名でした。

問題は2次。これから本番です。23日から2次講座が開始します。

高1は,計算力がありません。これは「課程」の問題ですから,仕方がない側面はあります。従って,「計算の仕方」を強調。ついでに「やませ」も!割算パターンと分割パターンでは,式変形の「必然性」について。

それにしても眠いです!


2005年1月17日(月)

【中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

中2の英語の授業で,「今日は,これを日記に書くよ。」と言った内容が思い出せません。(ZさんやOさん,何だったっけ?教えてよ。)(思い出そう,思い出そうとしているうちに更新が遅くなってしまいました。)

高3の「二次講座日程」,高校の「講座日程」を作成していて,周りが明るくなっていました。さて,これから2月一杯,乗り切れるでしょうか?

2月には,中1・2の実力テスト第2回,中3の入試対応の実力テストが2回分,小5〜中1の新学期テストも日々の授業をしながら作らなければなりません。うーん。

まあ,一つずつこなしていけば何とかなるだろうと思っているしだい。

それにしても,中3は,「出るはず(出なければならないはず)」の質問が出なくて「がっかり」です。同志社の問題には,「中学逸脱問題」がたくさんあり,分からないはずなんですが・・・。また,東海の問題も,決して易しい訳ではありません。『分からないところが分かることが学力なんですよ!』と言っておいたのですが,さて愛光や灘でどうなるか・・・?


2005年1月16日(日)

【高2数学⇒高2英語】

塾案内とその他の文書を作成していて,寝る時間がほとんどなかったため,ユンケル効果にも限度がありました。こういうときは,初期のDVDに限ります。

えっ?と思われる方々もおられるでしょうから,少し説明します。最近は吉田拓郎のDVD(と言っても映像はほとんど見ていません)をかけながら「作業」(仕事とも言います)をしているのです。(そうなんですよ,高知のKさん!)

実は,彼のDVDを大量に所有していまして,その日の気分であれこれ変えるんです。だから,今かかっているのは,「篠島コンサート」のもの。えっ?何年?それは秘密です。(最近は便利ですから,検索を・・・)

高2は「例の問題」(※14日(金)の日記参照)があったため,各教科で話さざるを得ませんでした。ただ,遅刻してきた(それでも数学の時間には間に合わせているところが「けなげ」ですが)諸君が,「意気消沈」していたので,あまり嫌味が言えませんでした。残念。

結局,騙されているのですね。可愛そうに。騙したのは誰だ!そして,極端な「ダンピング」で「つる」(くれぐれもcraneじゃありませんから)などという方策を弄したのは誰だ!

今日の英文解釈の題材はなかなか面白いものでした。余りに「感銘」を受けたので,一節を記録しておきます。

“One person's loss is not necessarily justified by someone else's gain.”(大阪大)ここで一言。「分かったかブッシュ!」

センター試験が終わり,これから大変な二次講座が始まります。きっと志望校変更などということはないだろうと信じて,講座日程を火曜までにたてなければ。これからが勝負です。

入塾申込受付が始まりました。初日は,坂出・丸亀両方で30名程度(らしい)。坂出校の「出足」が悪いですね・・・。


2005年1月15日(土)

【中3理科⇒中1理科⇒(丸亀校へ移動)⇒M中2理科⇒高1数学2コマ】

B〜D限は,ほとんど「立ちっぱなし」だったので,足腰に来ました。疲れたので(疲れると大胆になります!),高1では,A=BQ+Rをもとにして(ネタにして?),恒等式から剰余定理・因数定理・高次方程式と一挙に説明してあげました。

やっと,2005年度の塾案内が出来上がりました。在塾生は,「前文」を見る機会がないので,参考までに掲載しておきましょう。

◎2005年度『塾生募集』に当たって◎(2005年1月)
 1年前から情況は更に悪化し,遂に憲法改「正」(実は「悪」ですが)までが,実しやかに語られる時代になってしまいました。「言論弾圧」を伴いながら。その一方で,予想通り「学力低下」「読解力低下」は公的機関の調査によっても明らかになりました。そうすると,まるで「あるから認める」というのと同じ論理で「学力テストだ」「補習だ」と対症療法が叫ばれています。『何のために』や『何を求めて』を忘れたままで。それは,『理想』を骨抜きにし,踏み潰そうとする行為と一体のものなのです。学習が,本質的に,常に「そこ」に向かうことを知っているが故に,「学習させない」政策が採られてきたのです。そのような中で,『ささやかな抵抗』の想いを籠めて,努力を継続する決意です。

ということで,まだ「入塾選考要綱」が出来ていませんので,何とか受付時間に間に合わせるため,作業に戻ります。


2005年1月14日(金)

【小6理科⇒中2理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高2数学復習⇒高2英作文⇒高2数学】

小6は,明日が「附属中学」の入試ということもあって,4年生からのまとめ。中2は,化学反応式を十分に学習していないので,授業。時間が足りず若干延び気味。大急ぎで丸亀校へ。ちょっと声が枯れ気味です。

数学復習は新パターン。英作文は,例によって「がしましい」諸君を「おちょくり」ながら解説。それにしても,あっちでもこっちでも「電子辞書」!くれぐれも和英だけは引くな,と言いながら早々に授業を切り上げ,数学に。

高2では,何でも,この日曜に遅刻する「不心得者」がいるそうです。かの某悪質予備校(※12月25日の日記参照)で,高3生などの受けた「センター試験」を受けるのだそうです。もっと喜劇的でもあり問題なのは,その試験を受けるように「強烈に」薦めた教師がいるとのこと。

費用は,タダだとか。そら,センター試験を「マスプリ」して商売したら犯罪です。いかに無料でも「人寄せ」のためにやっていることは明らかで,どう社会的意義を見つけようとしても「旧課程」の問題をやらせることに意味があるとも思えない。

その愚行に公立校の教師が協力している事実は,県教委及びマスコミへ通報してもよいような案件です。

「推薦」を真に受けて,旧課程(数学は全く編成が異なります。習わないこともあります。)の問題を解かされて,できないと思わされる子どもたちへの配慮は全くない!しかも高2です。それこそ,まだやらなければならないことは山ほどあるというのに!まったく,「腐臭」がプンプンします。


2005年1月13日(木)

【M小5理科⇒M中1理科⇒M中3社会⇒高1数学】

M中1は,坂出に比べて平均点が「異常に」低く,その理由を今日は延々と説明してあげました。カリキュラムに書いているものを「持ってくる」こともできない。つまり,テキストを持ってくることや教科書を持ってくることをしないのです。それらは,学習する以前の問題です。特に,男子4人組には困ったものです。

繰り返すようだと・・・「強権発動」ということになりかねません!

それに比べて,M中3はよく勉強しています。今回(第5回)の診断テストでは,遂に丸亀東・西ともに1位の点数が出ています。(おや,南は?まあ,それは横に置いといて。)問題は,これに驕らず,原則的学習を継続できるかです。まだまだ「勝負」は先ですから。

高3は今日も20名近くが自主学習。いよいよです。早く寝て,早起きして,頭を活性化して,実力を発揮するんだよ!


2005年1月12日(水)

【中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

中1と中2には,先日の実力テストの結果一覧表を配布しました。点数の持つ意味を説明すると,(特に悪かった子達は)神妙にしていました。もっとも,問題はこれから。果たして,今の「悔しい(はずの)気持ち」を持続できるかどうか,それは,彼ら彼女たちの今後に,実に大きな影響を及ぼします。

新しい「塾案内」を作成しようと努力しているのですが,なかなかまとまりません。塾案内を作成する度に今までの歴史を振り返ります。(塾案内には,歴史のページがあって,それを読むと,必然的にいろいろな思い出が蘇ってくるということです。)

そうしたいろいろな想いの中で,よし,という瞬間が訪れないと,なかなか新しい文章は書けません。勿論,タイムリミットがあるので,何とかする予定です。


2005年1月11日(火)

【M小6理科⇒M中3理科⇒M中1・2実力テ解説⇒高2数学】

M小6は,実力テストの間違い直しが宿題でした。「ハイ,これはどこに入っているの?」と,だれに聞いても,「○年の上の○○ページ」という答えが返ってきます。これが坂出校との大きな違いです。当然,平均点は丸亀校の方が高い

間違いを,きちんと調べて,分からないところは,きちんと質問して・・・そういう原則的学習によってこそ力が身に付くのです。これは,小6に限ったことではありません。

各学年の実力テストをする中で,ちょっと問題点が出てきました。塾でするテストは,新しいものもありますし,過去に塾でしたものももちろんあります。そうすると,「点数の出方」に不自然さが混じります。はっきり言えば,塾のテストの「過去問」をしていると思しき場合があります。これは,もちろん「不正行為」です。

再度確認すると,入試問題を除き,各学校の「過去問」(特に定期テストの)をすることも,塾では禁止しています。「出るかも知れない」(実際,出ていますが)前提で,しかも誰もが手に入る訳でもないものをすることは,「目先の点数」のみに囚われた,間違った方針です。そんなもので点を取っても「自信」になどならないことは,何より,子供たち自身が気付いていることでしょう。そして,「不正」に手を染めた心の痛みは,今後の前進の阻害要因になります。(もっとも,痛みを感じるうちはまだいいのかも知れません。問題は,そうした「要領」に慣れてしまうことです。)

テスト範囲を隅々まで精一杯自分の力で学習し,分からないところは質問し,そしてテストを受け,そして間違いをきちんと直す。そういう学習が本来的なものであり,いかに「慣れるため」という言い訳を言っても,それは認められません。

この際だからはっきり言っておくと,実は,テストには,そうしたことが分かる「仕掛け」を仕組んでいます。

今日の高1・高2のテストは,その大部分が「復習」。(つまり,今までにしたテストから選択して作製したもの。)きちんと復習ができている子の方が少数なのは残念です。しかし,たとえ少数でも,原則的学習を継続している子がいるのは心強い限りです。(そういう子の存在は,一種の「癒し」効果があります。)逆に・・・・まあいいか。

「センター対策」は今日が最終でした。授業に行けなかったので,諸注意プリントを配布しました。(指運動のおまけ付きで)今までの(問題集3冊分)テストの点数の出方からすると,かなり期待が持てます。しかし,来週までには,2次講座の日程を作らなければなりません。2次こそが本番の諸君がかなり多いので,それなりのことをするつもりです。問題は・・・体力かな?

こうしてセンター対策や学力テスト対策が(一応)終了すると,「もうぐったり」状態になるのが常なのですが,今度ばかりはそうもいきません。まずは明日の(高2は明後日も)学力テスト,果たして少しは「報われ感」を与えてくれるでしょうか?


2005年1月10日(月)

【小5理科⇒中3英語】

中3は,昨日,今日と「私立入試」があった子もいます。随分入試時期が早くなりました。

英語は本格的に「私立」に取り組み始めました。今までの軟弱な公立の問題と違って,問題らしい(要するに難しい)問題があります。分かっていないはずなのに(例えば,関係代名詞の継続用法など),的確に質問が出てきません。(もちろん,分かってはいません。当てるとできませんから。)まだまだ力が不足しています。(昨日,今日の当地の私立の問題は・・・易しかったそうです。問題が易しいかどうかは,私立の置かれている状況をよく表しています。)

一時期,私立の問題が「指導要領」を逸脱していると批判されたこともありましたが,最近は,いわゆる「有名私立」の問題は,完全に逸脱しています。高校1年程度のことは出来ないと,太刀打ちできません。(さて,灘まで到達するでしょうか・・・?)

子どもたちにとっては,「世間は広い」ことを認識する(自分の力のなさを実感する)よい機会です。こうして私立の問題と格闘していると(あくまで,ちゃんと格闘することが前提です),公立の問題は極めて易しく感じられるはずです。(公立が「第一志望」です。)

最後まで残ってくれていたMO君も遂に帰りました。これから2月の始めあたりまで,超多忙な日々が続きます。とりあえず,明日を(勿論,実は今日です)乗り切らないと!


2005年1月9日(日)

【M中1・中2「第1回実力テスト」】

「過ちは,易きところにて・・・」という1日でした。センター対策は11日で終了なのですが,教科によっては今日が最終回。生物で致命的なミス。更には,「配布ミス」もあったそうです。人手不足もあるのでしょう・・・。

高2の学力テストは12日から。その「対策」ももう少しとなったところで・・・・せっかく書いた数学の模範解答を書き直すはめに。やはり,かなり「エネルギー低下」現象が現れているのでしょうか?

そして,今日で荻兄・弟,K下君が帰ります。もっとも,荻弟とK下君は明日の「成人式」に出席してからです。

「食糧危機」に備えて(?),5号館で栽培していた「カリフラワー」を収穫して,みんなで味わいました。何せ無農薬栽培ですから,葉はかなり虫に食われていましたが,なかなかの味でした。

(今は,みんなのお腹の中にあるカリフラワー!)

何とか元気を回復して,「募集広告」も完成しなければなりませんし,センター後も考えなければなりませんし,「新学期」(2月)のことも考えなければなりませんし,明日の準備も。結局,睡眠時間が不足し,能率が悪くもなるのでしょうか?


2005年1月8日(土)

【中1「第1回実力テスト」⇒中3理科】

今日で,Y本君,K淵君,N井君(東大)が帰ります。そろそろみんな忙しくなりそうです。首尾よく「後継者」ができるか・・・今年の入試にかかっています。しかし,センター後の2次講座と2月からの「新学期」が乗り切れるかどうか不安です。

高1の数学は荻兄君。みんな月並みな「遊び」に現を抜かすことなく,よく手伝ってくれます。考えてみれば,今まで,そうした子たちのお陰で,何とか運営できてきたんだな,と改めて感慨に浸りたいところですが,明日のテスト等の準備で,その時間がありません。

のんびりと温泉にでも浸かりながら,というのも乙なものですが,しかたがないので,「ツムラ」で我慢します。(これ,以前使ったような・・・。ちょっとエネルギーが切れかかっているのかも?)


2005年1月7日(金)

【小6理科(実力テ直し)⇒中2「第1回実力テスト」】

何とか坂出校の「中2実力テスト」が終了しました。ミスもなく!もちろん眠いのですが,明日は中1の実力テストだけでなく高1のテストもあります。ふー・・・。

ということなので,今日は本来丸亀校へ移動し,高2の授業がある日ですが,数学復習は荻兄君,英作文は荻弟君(早稲田大),理系の数学は贅沢に2人,K下君(東大),K淵君に行ってもらいました。まあ,私の顔を見られなくて残念な想いをしている人もいるとは思いますが(いないか・・・),それこそ必死でテスト作りをしていましたので,ご勘弁を!

山ほどの採点も,強力大学生諸君が片付けていきます。もともと彼らがいないと不可能な予定なのです。しかし,帰ってしまうのです・・・悲しい!


2005年1月6日(木)

【M小5理科⇒M中3診断テ検討】

例によって,M中1の理科はMO君,高1の数学はY本君,英語は荻兄君(東大)が出講。おかげで,センター後に必要になると思われる(できれば,必要ないことが望ましいのですが,例えばバンザイシステム等)コンピューター使用の準備が整いました。

2階のホールに生徒用PCを配置し,インターネット接続の配線を完了しました。今までは,予備校部室にあったので(というか,それまでのコンピュータールームが浪人室になった訳ですが),現役生は何かと遠慮があったようです。PC移動のついでに,PCそのものも「大整理」しておきました。(不要なファイル等を削除したということ。)

というのも,今日からわずか数日ですが(これは嫌味),K淵君(東大)がやっと帰ってきたので,彼を見ると「力仕事」を連想する訳です。

明日(実は,まるで今日ですが)の中2の実力テストがまだ未完成です。もう一息です。頑張らないと・・・!さて,頑張りに応えてどのくらいの子達が頑張ってくるか,楽しみです!

高2も,今まで積み重ねたテストの復習テストです。さて・・・?


2005年1月5日(水)

【中1英語⇒中3診断テ検討】

中1の変化表テストは満点が4人から6人に。さて何回かかるでしょう。(全員満点まで延々と続きます。)

中1・2は,この時期,実力テストに向けて,各教科の復習を行っています。きちんと復習してきている子もいますが,「やったことだから」などと思って,不十分な勉強しかしていない子もいます。人間は忘れっぽいから何度も繰り返すことを強調しなければなりません。

テスト作りに「追われる」日々が続きます・・・。


2005年1月4日(火)

【センター予行(2回目)の2日目⇒(坂出校へ移動)⇒中3社会⇒(丸亀校へ移動)⇒M中3社会】

M中2の社会はMO君(東大),高2・高1の数学テストは作成して模範解答を書いているのですが,高2はY本君(慶大院生),高1はMO君が間違い直しに行きました。こうして,短い間でも,大学生(卒塾生)に触れることは,単に話を聞くことよりも有意義なことだと思います。(その間,決して休んでいるのでなく,センター予行の結果処理や明日の小学生の実力テスト作製にかかっている訳です。)

子どもたちも,(もしかしたら「あこがれ」て?)妙に騒がしい。(決して,授業中という訳ではありませんので,念のため。)

今年は「ユニーク」な年賀状を頂戴しました。「無断引用」ですが,きっと許していただけるものと信じていますので,ちょっとだけ紹介します。

(以下引用)*******************************************

受験生の皆さまへ!緊急連絡!●憲法が改正されました。誤って覚えている方は要チェックです!

チェック1 憲法前文の改正点!

日本国民は,恒久の平和を念願し,人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって,平和を愛する米国の公正と信義に信頼して,われらの安全と生存を保持しようと決意した。※「諸国民」→「米国」に改正。

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後半も実に「現実」を的確に表現されているのですが,それは秘密ということで・・・・。


2005年1月3日(月)

【センター予行(2回目)⇒M中3理科⇒(坂出校へ移動)⇒中3理科⇒中1理科】

新年明けましておめでとうございます。今年も,拙い日記ですが,何卒宜しくお願いします。

2回目の「センター予行」は,たくさんの強力大学生スタッフのお陰で,1日目を無事終了しました。あれこれの授業も,そして採点も順調に消化されていきます。不足なのは,「正月をつぶして」作成した「復習テスト」のできが満足できないことくらいでしょうか。

だからと言って,そうした努力を止める訳にはいきません。勿論,よく言われる「生徒のやる気」に火をつけられるかどうかは大きな問題ですが,私たちとしては,私たちに出来る精一杯のことをするしか根本的には方法はありません。

そういう姿を見て,子どもたちがどうしていくか,どうしようと思うか,それは,子ども達の『人間性』を占う試金石です。その人間性は,短い触れ合いしかない私たちだけでどうすることもできません。では,最も影響を与えるのは・・・・・?(だから,復習テストの出来が悪いとき,怒りではなくむしろ憐憫の情が湧くのです・・・・)

センター予行が終われば,各学年の実力テストが目白押しです。必然的にテストを作り,採点し,結果を集計し・・・・・体力が続くことを願うのみです!そして,もしかしたら,募集広告も出さなければなりません。

巷では,やれ「経営」がどうの,「効率」がどうの,「発想の転換(何のことはない,単なる資本制生産様式の巧妙なテクニック)」等々が(特に塾関係の)雑誌やダイレクトメールで騒々しい。

自らが,子どもたちと格闘するのでなく,格闘している人を「食い物にする」商売の何と多いことか!(諸々のアドバイザー,評論家・・・・)

非権力の内にこそ真実があることを自戒の念をこめて再確認し,より原則的な在り方そのものを追求していこうと思う。


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