塾長の授業日記(2005年10月)

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2005年10月31日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

「H君,今私が言ったことをもう一度言ってごらん!」⇒「・・・・」⇒「ほらね,黙っていても集中して聞いているかどうか分かるんですよ。それじゃ・・・K君。」⇒「・・・・」⇒「ほらね,分かるでしょ。」⇒「それじゃ,言ってもらうからよく聞いておくんだよ。はい,Yさん。」⇒「星も月も太陽も,同じような動き方をする,ということです!」(小5で)

子供たちが,どのくらい集中して聞いているか,これだけ年月を経ると分かるものです。子供たちは不思議そうですが,顔に書いているんですから!そのように,特に低学年の子供たちは(いや低学年に限りませんね,高校生でも),意欲的になると,表情に表れてくるものです

中3も「努力集計」があったからか,いつもよりは熱心に聴いています。メモもしっかりしているようです。(年表に重要な事柄やマークを入れていきました。)問題は,いつまで続くか?

今日で10月もおしまいです。高3の校内模試も明日まで。高1・2の学力テストも終了ですが,中3の「診断テスト」が2週間後に迫っています。まだまだテスト作りから逃れられそうにありません。


2005年10月30日(日)

【高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3二次英語】

「ネタ」も尽きてきました。(おっと,これで「閉鎖」を連想した人は,見通しが甘いですね。)授業中の発言を収録しておきましょう。

高2「今までのテストが出来ていなくても,このテストができればいいんですよ。(今日は復習半分のテストでした。)」(余りにも出来ていなくて,居眠りしそうな子の横で!)

高3数学,「今日は満点続出だと思ったけどなぁ。満点は一人か・・・(答案をめくりながら)いやこれでは○にはならんな。HCの定理を使うときには,ちゃんと場合分けしないと。」「それにしても計算力がないね。あれ・・・これ図が間違っているではないの。それでは面積計算は間違うよね。」「扇形の面積ですぐ求まるのに,わざわざ積分計算をするなんて・・・」

二次英語で,「昔からいる子は,何度も言ったでしょ。日本にはヘンな食堂があるって。しらみ山盛りだって!」(昔から言っているのは,riceの発音をliceとしてしまうこと。liceはlouseの複数形。そうするとlousyは?この語が文章の意味を取るちょっとしたkey wordになりました。でも,文意から分かるんですが。)

「このストーリーが学級崩壊の典型的パターンだね。勝手にしゃべる子の相手をして,どんどんテーマがずれていく・・・」

5号館の「さざんか」が咲き始めました。無理をして行った「朝ソフト」,合宿所の近くの休耕田を利用した「コスモス畑」が満開でした。写真を取っていた人もいました。(カメラを持っていくのを忘れた!)昨日の雨で,草ぼうぼうだったBコートが使える状態になりました。(えっ?何で雨で?雨が降らないと,土ぼこりがするので,民家に近いBコートを「グラウンド車」で回れないのです!)

よく「雑草魂」という言葉を聞きますが,確かに,あの強さには敬服します。意味でもなく理想でもなく,でも生きているんですね!(お陰で困りますけど・・・(笑))


2005年10月29日(土)

【中2社会⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学テスト⇒テスト直し】

速いですね。10月も後2日しか残っていません。

高1はテスト前最後の「まとめテスト」でした。出来は・・・様々。明日が試合だというのによく勉強している子もいれば,何をしているのか,間違い直しノートすらない者もいたり・・・それって「個性」でしょうか?

明日のテスト作りが山積みです。首尾よく完成しても模解も書かなければなりません。これで「朝ソフト」をするとなると・・・

中2は地理の小テストと解説。本当に「一昔前」が懐かしくなります。あれこれ細かなところまで「覚えて」いいではありませんか。資料の活用などは,その後でしょう。しかし,「選択学習」なる愚かなシステムを考えたのは誰なんでしょう?そう,この「誰」が不明確なのです。結果,誰も「責任」をとらないのです。

さて,明日のテスト作りです。ちょっと疲れています。(テスト作りではありません・・・)


2005年10月28日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒国語テスト解説⇒高3二次数学】

中3で,太陽と地球との大きさの違いを話しているうちに,核融合の話しに,そして原子の構造から,「人間こそが宇宙人」の話し,「40億年後の太陽」の話し・・・を延々としました。殆どの子はなかなか興味ある姿勢・・・しかし,一人だけ(K…敢えて呼び捨て!)が何と居眠りしている!こうした時「居眠り」できるということにはもう言葉もありません。

それにしても今の課程は,原子核も電子も,日本人で初めてノーベル賞をもらった人の名も学習しないのです。そういう状態で高校の学習が果たして可能なのでしょうか??自ら学ぶ意欲がどこから出てくるのでしょう?

もちろん,あからさまな「愚民化政策」の一つの帰結が今日の「憲法改悪草案」な訳です。

「誇りを無くした国」に,どうやって「愛国心」を抱けというのでしょう?その方途は一つしかありません。それを「強制」することです。そして,幼い頃から「洗脳」することです。もはや流れは止めようが無いのかも分かりませんね。与謝野晶子もびっくりです!(今日の高3の国語より。)


2005年10月27日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高1英語⇒高2数学】

小5で「冬の大三角」に関連して,シリウスの連星の話とかしてみたのですが・・・どうも反応が悪いのです。銀河とかいろいろな話をしようと思っていたのですが,中止。

中3では坂出校でもやった「人間実験」。年周運動,理解できたでしょうか?

今日は一つの山だったのです。テスト作成上の。かろうじて模解が間に合ったのはいいのですが・・・どうも眼がおかしい,というより痛いのです。必死で答案作成をしたせいかも分かりません。早く寝よう!と言いたいのは山々なれど,明日の準備がそれなりに大変なのです。

この数日「ニュース23」(筑紫哲也の番組)で,「愛国心」について特集していました。今日のゲストは香山リカ。どうも精神科医の言っていることは「とんちんかん」で分からないところがあります。どの精神科医にも共通するのは「相手の言うことを認める(留保した状態でも)こと」のような気がします。そのことについてはまたいつか。

今日の話しで,決定的に間違っている(正確には欠落している)と思うのは,若者の教育履歴です。私たちが塾を始めてからも随分とその内容は変わってきています。というより,一定の意図を持って変えられてきていると言った方が正確でしょう。歴史教育もかなり変貌してきました。「個性化」「考える力」「独創性」「生きる力」・・・・そういう口当たりの良いスローガンの背後で,差別・選別化教育は確実に進行してきました

その一つの表象が現代の(右翼的)「愛国心」に盲従する若者(バカ者)なのです。それは・・・かの「オウム」とその心性において共通するものだと思います。

もっと書きたいのですが,明日のことを考えて自制しておきましょう。(笑)


2005年10月26日(水)

【中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

F中が(今頃!)中間試験だそうで,特別編成です。まだ声が本調子でなく,授業でたくさんしゃべると咳き込みます。(禁煙すれば,という声もありますが,それは・・・・(笑))それ故,今日は有難かった!

と思って丸亀校へ行って高3の「教室モニター」を見ていると,授業後の解説時間なのに,おしゃべりしているではありませんか!急いで教室まで行って一喝!「そんな態度で出来ると思っているのか!テストが出来てもいないくせに(そうです,出来ていない子に限って)話を聞かないなんてどうかしている!」と(いうようなことを)叫びました。

学習者としての基本的姿勢がない者が,出来る筈もありません。せっかくしっかり勉強している子が増えてきたのに,そういう人の邪魔にもなります。厳しく対処しなければ!

そして高3,前回で少し自信を持ったようなので・・・今日はちょっと「意地悪」を。(笑)「奈落の底」に突き落とされた子もいることでしょう。自信過剰はよくありません。もっと原則的に問題を解くのだ!

中3はF中以外の子で「不定詞,形容詞句・節」の復習。不定詞はそこそこなのですが,やっぱり関係代名詞は十分とは言えません。(勿論,ほぼ完璧な子もいますが・・・)「そんなんでよく入試問題が解けるね・・・」と言っておきました。(今,平常の英語授業は入試問題演習。解いた(はずの)県の数が,もう2桁になったというのに!)

授業時間が少なかったので,明日の大量のテスト作りに勤しみました。やっと高1数学・高2文系数学・理系数学を打ち終えました。まだ数学復習と模解書きが残っています。ふー。頑張ろう!


2005年10月25日(火)

【M小6理科⇒M中3SIT・社会⇒高2数学テスト直し⇒高1数学テスト直し】

1週間間をあけると(先週は理科が休講だったのです),小6のS君,K君が,またまた「幼稚園児」に逆戻りです。(指名されないで勝手にしゃべる子をそう呼んでいます。)困ったものです。そういうとき,「静かにしなさい」と言うのは逆効果です。ではどうするか?相手にしないに限ります。

高1も(同じAクラスといえども)「差」が付き始めていますが,高2の差は甚だしいものがあります。理系は既に数Vに入っていますし。「差をつけられている者」が努力せず,差をつけている者がより努力するのですから,差がますます拡大することは必然です。

高1で「チャートを解く前に,ちゃーんと間違い直しをするんだよ。」と言うと・・・何やら微笑が・・・そういうつもりではなかったのですが「ちゃーんと」を掛詞だと誤解したようです。

さて,莫大な量のテスト作りに取り掛かりましょう。よく勉強する子の顔を思い浮かべて!(笑)


2005年10月24日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3アラカルト】

今週は,恒例の「テスト作り」に追われそうです。(31日と1日が模擬・学力テスト)よく勉強している諸君のことを考えると,手抜きも出来ません。勿論,授業もしながらです。問題は,体力がもつか?ということですね。

10月もあっという間に後1週間。このペースできっと11月も・・・・?

新しくなった本館の玄関ロビーに,ソファーを2つ置いてあります。最近中1のK君がよくそこに寝そべっています。ちょっとだらしないので,「ちょっとちょっとK君ね,そんなことをしているとセクハラだよ!」⇒K君,ポカーンとしています。ソファーの位置が階段から下りてきた位置(階段を見上げる位置)ともなっているので・・・「女の子が下りてくるときに,そんなところに寝そべっていると・・・」とここまで言うと,ちょっと顔を赤らめました。(もちろん,そんなつもりでないことは分かっていますけど(笑))

小5は,授業を進めるのを一旦中止して,復習。その中で「ふっとう石」が出てきました。「これ,何?」と聞くと,誰も答えられません。「おかしいね,教科書に入っているんだよ。そのときどうしてきかなかったの?どこかにこういう名前の石があるの?」⇒みんな「・・・・」。そのうち,おしゃべりのN君が,「その辺の小石!」などと言います。「ホー,その辺の小石をビーカーに入れたら沸騰石になるの?」・・・・ということで,「素焼きのかけら」の話しをしました。とにかく小5は「なぜ?」「何?」と聞いていくと,真剣な表情になるので面白いのです。

疑問に思う心がなくなれば,進歩もなくなります。子どもたちには,ずっと「その心」を持ち続けてもらいたいものです。中学生や高校生になると,そうしたことを忘却の彼方に置いてしまった「ミニ大人」が生まれますから。


2005年10月23日(日)

【高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3二次英語】

高2はテストの後,合成関数についての授業。やっと試験範囲が終了しました。問題は復習出来ないくせに勉強しない(復習しない)子がいて困ります

高3数学,だいぶん「食いつける」ようになってきました。そのせいか,無理な方針を押し通そうとする気配も出てきました。部分積分をうまく利用するのはなかなか難しかったようです。(要するに計算力不足!)また「楕円」の媒介変数表示がスムーズに使えていたのはY君だけ(もっとも,計算が間違っていましたが),「受験生の常識でしょ」と言っておきました。

二次英語は久しぶりに時間が足りたようです。しかし,「面白い解釈」と「傑作な英作文」の山です。「…on your way toward a deep understanding …」で「on one's way」を連想できない(要するに「方法」などと誤訳)ようです。また「cowardice」の単語の意味を知らない(連想できない)というのも困ったものです。(必ず辞書を引いて,語源を確認のこと!)

今日の「公式戦」は収穫が多かった。1回戦は大学生チーム。よく練習しているはずでしょうけど・・・。2回戦は企業チーム。最近かなり強化をしているチームなのですが,それほど力の差は感じませんでした。ただ,こちらのチームの体力不足は痛感しましたが。もう少し,みんながきちんと練習をすれば,展望も開けるでしょう。


2005年10月22日(土)

【中2理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学テスト】

高1数学テスト直しに行けなかったので,やる予定だった傍心の証明が出来ませんでした。行けなかったのは,単に体力的な(はっきり言えば,声が出なくなったから)問題です。何とか火曜日には・・・。

英語は前置詞の後半の「ごくごく当たり前」のテストだったのですが,中に不十分な勉強しかしていない子がいました。「出来ないのは勉強しないからだ!」「1回読めば頭に入るほどの天才だと思っているの?」等々,嫌味を並べておきました。

もっとも,「出来ないのは勉強しないからだ」というのが分かることは一つの才能なんですけど,ね。中には「座っただけで出来るようになる」なんてことを思っている子(親?)もいたりしますから,困ったものです。

中2は「磁界」と「電磁誘導」についての基本的な授業。30分で終える予定が・・・・。(やりだすと止まらないのです!(笑))それにしても,「テスト範囲」だというのに,ちっとも理解できていません。一体,何を教わっているのだ!(勿論,学校で)

しかし,面白いことに,大声を出すと咳き込むので,小声で話すと,生徒の方も,いつもより静かなのですね。中には,こちらの様子が気にならない「能天気」な子もいますが,極めて少数。そういう意味では,「うるさい」とか「静かに」とか「集中しなさい」とかを一切言わない方がいいのかも知れませんね。(笑)

中2くらいになれば,普通,そういうこと(相手が風邪気味だとか,声が出ないとか,しんどそうだとか)に気づくようになります。そうした気付く力は,単に勉強が出来ることより,ずっと重要だと私は思います。その気付きの中から,視点を自らに向けることができれば!と願うのです。平気で嘘を言ったり,大人的「ずるさ」を発揮する年齢でもあります。それは,実は表裏を為すものかも知れません。問題は,どっちを選択するのかという意思にあります。

早めの「冬型」で,冷たい風が吹いています。明日はどうなるでしょう?(ソフトの公式戦)。夜の授業への体力が残っていますように!


2005年10月21日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒センター国語解説⇒高3二次数学】

中3では恒例の天体の「人間実験」をしました。(欠席者は大丈夫でしょうか?)これが分かればすべて分かるというものです。さて,結構「分かった」様子をしていましたが,どうでしょう?

センター国語,結局出来ない者は,日本語だと思って舐めているのでしょうか?英語なら辞書を引くくせに,日本語を調べようとしなかったり,「分析的ライン」という基本的な注意が疎かになっていたり・・・漢文も「注意プリント」に眼を通していなかったり・・・ということなのでしょう。もっと本気で取り組まなければなりません。

二次数学,少し出来かけてきている気配はあります。まあ,「秋の気配」のようなものですが。(笑)

さて,テスト作り。


2005年10月20日(木)

【M小5理科⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

高2の数学のテスト範囲が予定より少なかったため,何とかテスト範囲を終了しました。まだ風邪が治りきっていないT君とかY君も(昨日の脅しが効いたのか(笑))しっかり出席していました。それでも,授業の最後には声が出なくなり困りました。

というのも,高1は殆ど予定通りのことを実行したからです。(傍心が言えなかった!)できるだけ,定理の背後にあるものを説明したつもりですが・・・さて?(それにしても,定理の証明は簡単なのですが,それをしないとは・・・?)

こちらが本当に必死で説明しているのを,大抵の子は「食い入るように」聞いているのですが,中に数人,眠そうな顔付きの子がいます。結局,そうした時の「集中力」に問題があるのですね・・・。

この日曜には公式戦。ということは,テスト作りや予習を予め終えておかなければなりません。またまた,「間に合うかなぁ・・・」という状態の到来です。体力が落ちてくると,気力の方が萎えてきます。何とか気力で体力を回復させないと


2005年10月19日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

まだ中間試験中,もしくは中間試験前の学校もありますが,授業を進めました。出席状況は概ね順調です。中1は進行形が終了に近づいていますし,中2は教科書レベルの比較はほぼ終了です。しかし・・・まだまだ先があります。

中3は中学英語は(文法的には)終えているので,何をしても「復習」になります。今日はSIT(教科書準拠の塾のオリジナル教材)だったのですが,「はいこの文で重要なことは?」とか「この文型をとる動詞は?」とかいろいろ尋ねるのも楽しいものです。

高3は・・・今日はいわゆる「典型問題」(と言っても今年と去年の入試問題)でした。「グラフをいいかげんにかいているから間違うのだ。ちゃんと極限をとって形を確定させろ。」とか「(1)(2)が何のためにあるのか,(3)をやるときに(1)(2)を利用するのだとどのくらい考えた?」「3:4:5の三角形に,何で余弦定理なのだ!」ということを何度も強調しておきました。今日の分野(接線・法線,微分の不等式応用)は,何とか得点源になりそう。(?)

いよいよパブロンの季節になったようです。(ということで想像されることを200字程度で述べよ,なんて問題化しましょうか?(笑))

またまた明日のテスト作りとマニュアル作り。明日は高2はベクトル方程式まで一気に終了させるつもりです。高1もチェバ・メネラウス等一気に終了させます。「病欠」したら知らないよ!問題は・・・・私が病欠しないかということですね。(笑)


2005年10月18日(火)

【高1英語⇒高2理系数学⇒高1数学】

高1の英語はかの「構文150」。この本は例文が古い,小説に偏っている,おまけに「模範解答」がちっとも模範ではない等々,問題のあるものです。仕方がないのでやっていますが「解答」を訂正しなければならないことも多々あります。何より「基本的てにをは」がなっていません。(誰も復習なんかしないものを・・・「学校権力」は「指定」しているのです!)

やはり恐れていたように,高2の「テスト範囲」の広さに愕然とします。尤も,テスト範囲と言っても伝聞情報。テストまで2週間もないというのに!まったく,何を考えているのでしょう?中には,「真面目に努力する子」もいるのです。「どうせ直前に適当にしか勉強しないだろう」という生徒への偏見があるとしか思えませんね。

それにしても,「この問題は*印だけやればいい」と言っても,近くまで行ってノートを見ると・・・しっかり(後で埋められるように?)飛ばしたはずの問題番号を書いている子がいます。要するに,「小学生的な提出」に拘っているのです。はっきり言って出来ない原因が見えます!

それにしても「提出させないと勉強しない」とか,「宿題を出さないと勉強しない」という「思い込み」は,基本的な「教える者としての資質」からは遠いと思うのですが・・・。発想が管理的なのです。まあ,管理される方もされる方には違いありませんが。

さて,明日のテスト作り。カリキュラムも完成しないと・・・。


2005年10月17日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

「テスト中」にもかかわらず,各学年,ほぼ平常授業。中1も中2もその方が楽しそうです。中間試験は範囲が短いので,その分,集中して自分でテスト勉強した方が効率的というものです。(内容は,全て終わっているのだから!)

「学校のテストだから」と「学校」に縛られている子ほど,「あれ?」という結果になりがちです。きちんとした学力は塾で付けるというのが現実だし,事実でしょう。勿論,「きちんとした」という語の定義は厳密にしておかなければなりません。中には,「学力=学校の成績」と考えている向きもありますから。特に中学生は,そこのところが分かっていないと・・・その反動は(あるいは,証明は)高校生になって如実に現れるでしょう。

「戦犯」の孫である総理が靖国神社に参拝。げに「血」は争えないのかも知れませんし,人間の行動原理や思考パターンを垣間見る気がします。しかも,案の定,選挙の後で!みんな,もっとちゃんと勉強しないと!

中3は,公民の重要分野。憲法改正に関して「自衛軍」を明記する自民党の憲法改悪を話題に。仮に自衛軍を明記したとして,その物理的要員は,どこから調達するのか,ということです。傭兵?「出かせぎ」?そうではないでしょう・・・。

さて,明日のテスト作り。


2005年10月16日(日)

【高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3二次英語】

高3数学の問題に「定義による導関数の導出」の問題を出したところ(某大学入試問題),結構間違うものですね。残念ながら。根本的な理解が出来ていない証拠です!それにしても「平均値の定理」を出すと言っていたのに,それを使わないで解こうとは,なかなか勇気があります。まだまだ入試問題慣れをしていません。と言うか,消化できていないのですね。どこかに良い「消化剤」はないかな?どっちかと言うと顆粒の方が・・・(錠剤は大き過ぎて飲めない人もいると困るので。(笑))

二次英語は,先週より難度を下げたにも拘わらず,読めません。take pleasure in の pleasure が先行詞として出ているのを見通せないのです。(〜that has nothing to do with the pleasure men are supposed to take in their bodily skill.がそのsentenceです。)これもまだまだです。ふー・・・

授業が終わって外に出た生徒から「さむー」という声が聞こえてきます。今までは逆だったのです。これから,気温の変動等で体調を崩さないようにね。(お互い様ですが(笑))まあ,「杞憂」に終わればいいですね。(英作文の中に杞憂が登場したのです。結局,日本語を解する力がないと,英作文もできないものです。)

しかし,最近は本当に便利になりました。いろいろな本をまさか真夜中に買いに行く訳にはいきませんが,ネットなら(費用のことは別にして(笑))簡単に買えてしまいます。そして,数日後には配達までしてくれるのです。ありがたいものですね。既存の書店では手に入り難いものも,絶版になっていなければ殆ど購入できますし。


2005年10月15日(土)

【高1英語⇒高1数学α⇒高1数学β】

数学βの話し。何でも平面図形を「速習」するとかで,学校では定理の証明を一切せず,何やら怪しげな(著作権法違反だ!)プリントで授業を進めるのだそうです。

平面図形は,思考力に大きな影響を及ぼすと思うので,塾では定理はほぼすべて証明します。(テストに出る出ないに拘わらず)まったくどうなっているのでしょう??確かに,「使える」ことは重要ではありますが,「なぜそれが言えるのか」というのはもっと大事です。近年の(大学)入試もその傾向があると思うのですが・・・・。

昨夜(今朝)の「ホームページ作り」のせいで,肩が凝っているし,眼が痛い。(結局,一夜で作り上げてしまいました。「作品」をご覧になりたい方は・・・適当に調べて下さい。尤も,アップロードは数日後でしょうけど。(笑))

しかし,「本部の検閲」を受けるなんてのは,傑作ですね。何でも「協会のホームページで自塾の宣伝をする人がいる」のだとか。協会のHPだって随分「宣伝」だと思うのは私だけでしょうか?「内輪で」基準を設けて(勿論,レーゼクライスの基準に比べれば子供騙しですが),内輪で「表彰し合いっこ」というのはいただけません。さて,いつまで我慢できるでしょうか?

台風20号,随分「思わせぶり」ですね。(笑)


2005年10月14日(金)

【小6理科⇒中3アラカルト学習⇒(丸亀校へ移動)⇒センター国語解説⇒高3二次数学】

「駿進模試」を受けていた高3,全員出席でした。しかし(何度も言うようですが)こんなにたくさん模試を受けて,一体いつ「間違い直し」をするのでしょう?(先週は駿台模試だったのです。)日々の授業もある,まだまだ二次力はない,センター試験のことも考えなくては・・・・だから,「浪人・予備校」戦略にだけは引っかからないことです!

中3,アラカルト学習をしていると,「状態」がよく分かります。眠そうな子は,大体姿勢が悪い。肩肘をついていると,そのうちにこっくりが始まります。また,何を学習しているのかも面白いものです。(はっきり言って,「訳のわからないもの」をやっている子は・・・・)

今日の二次数学は,一橋大と東大の簡単な問題。もう一息なんですけどねぇ・・・。

さて「かのホームページ」作りです。気が重い。


2005年10月13日(木)

【M小5理科⇒M中3診断テ検討⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

診断テ検討で新たな「奇問」発見!よくまあ,こんな問題が考えられるものです。(社会)「校正」をする力も無い,生徒のためを思っての視点もない・・・まったく。問題として成立もしない。

高1の英語は「分詞」のテスト。重要なところなので逐一解説をしていると,時間が足りませんでした。(もっとも,誰かの誕生日の話題を持ち出したのが失敗だったのですが・・・(笑))

今年は「できるだけマニュアルを配らないでやろう」と思っているので,高1も高2も実力で解かざるを得ないことも多くなります。「効率」を求めて,肝心の「視点」を疎かにしては先々困りますから。(高3への皮肉ではありませんよ!)

各中学の中間試験は,まあ横においておいても,月末には学力テスト・模擬テスト(高3は最終)があります。そろそろまた忙しいテスト作りが始まります。勿論,日々の授業や日々のテストもある訳で,気温の変化に対応できるかな?とちょっと心配です。

その上,「学習塾協会」の支部のホームページを作らなければならないようで,気が重いのです。なぜなら,コンテンツがないから!(笑)困ったものです。

ミーティアが「入院中」です。(今日大手術をしました。)毎日(移動中など)「だっこ」をしているのですが,どうもお腹が固くなって変だということで医者に。(残念ながら(笑)A動物病院です。)何でも子宮が腫れているとかで開腹手術。今のところ順調らしいです。まあ,彼女も結構な年齢ですから(10歳!)仕方がありません。そう言えば,明後日はレクの12歳の誕生日です!


2005年10月12日(水)

【中1英語⇒中2アラカルト⇒中3診断テ検討⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

「診断テスト」はやはり「診断テスト」でした。こういうテストに一喜一憂している人がいると思うと,残念でなりません。「君たちも随分たくさんの入試の資料問題を解いてきたよね。そういう問題から考えると,今回の資料問題がおかしいことは分かるよね。」と言うと,良く出来る(正確にはよく努力している)子が頷いています。(勿論,某中学でもダントツなのです。)

面白い問題もいろいろあるのですが,もしかして「著作権」の問題もあるといけないので(笑),(正確には,その「おかしさ」を明日の丸亀校の子が気づいているかどうか興味があるので)引用しないことにしましょう。はっきり言って・・・つまらないテストだ!

中2の理科で,「フレミングの左手の法則」を使おうとする子がいます。「どうしてそういう法則になるのか説明できる?」と聞いてみても・・・もちろん出来ません。「そうではなくて,根本的に理解する(要するに右ねじの法則と磁束密度の関係です)ことの方が大切なのだ。実際の入試にも,そのような根本的な理解が問われるのだ。」と叱っておきました。

「理解していない」法則を,「手っ取り早く」使おうとする子は,大体・・・・。勿論,大半の子は,根本的な理解の方に興味を示しています。そういう点で,中2は「なかなか」の素質があります。(あくまで素質ですよ!)

高3で,「設問の指示に反して」「ロピタルの定理」を使って解いた子がいます。中には何を間違ったのか,「ロゼカルの定理」などと・・・(笑)。当然,これらには×を差し上げる予定。(ロピタルは検算に使うのはいいとしても,証明抜きで使ってはいけません!)

高3は,今週末も「校外模試」だとか,本当に・・・ちょっと可哀想にもなりますね。そんなに受ける必要があるのだろうか??(まあ風邪も流行しつつありますから・・・(笑))落ち着いて勉強もしないで,間違いを直す時間も無く,それで模試を受けても意味が無い!そんなに「予備校」に協力することはないんですよ!


2005年10月11日(火)

【M小6理科⇒M中3理科⇒M中3社会⇒高1数学⇒高2数学】

高1の数学は,三角比の初歩ということもあって,質問箇所を利用して「合言葉」作り。そして単位円及びそれを利用した公式説明。さて・・・最近おしゃべりが目立つT君は分かったかな?(やたらFさんに話しかけて困るのです!)

高2も平面ベクトルの面積公式等の説明。それにしても,「旧Bクラス」諸君の宿題不実行にも呆れました。集中力の下の名前を書き換えて(宿題をしていない子のに)あげました。「ある問題」を「こうやって解くんだよ」と説明したすぐその後にFさんがその問題を質問・・・・ちょっと「嫌味」を言って(書いて),説明すると・・・なにやら様子がおかしい!まったく「打たれ弱い」んだから困ります。(まあちょっとウルウルされると,途端に優しくなるのは悪い習性だと思っています。はい。)

M小6,以前よりは随分「まし」にはなりました。どうやら,彼らは「冷たくする」作戦には弱いようです。

さて,明日はかの「診断テスト」。丸亀校の中3のテスト中に坂出校の採点をすると・・・・危惧される子は,それなりの出来ですね。丸亀校の子にもいろいろ注意をしました。聞く姿勢は圧倒的に丸亀校の方がいいのですが・・・さて?

昨夜,「太宰治物語」というテレビ番組がありました。初めてDVDに録画して(今まで「どうせ録画しても見る時間がない」ということで,ろくに操作方法もマスターしていなかった・・・),少し見たのですが,昔の石坂浩二(太宰役)と加賀まり子(山崎富栄役)のイメージが強すぎるのか,キザで,不自然で,ちょっといただけませんでした。監督の問題かも?


2005年10月10日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3理科⇒中3社会】

小5,まだ教科書をもらっていない学校があります。「先取り学習」はするなということかも?仕方がないので,簡単な実験。必要なものは定規と(三角形のはだめ)鉛筆,それに消しゴム。さてこれでどういう実験をしたのでしょう?

何と言っても「勉学の秋」ですから,中1や中2には「再テスト」やそれに不合格になった程度に応じて「満点答案提出」を義務付けたりします。ところが・・・それらから逃亡するのです。感想文や単語テストからもしばしば逃亡します。問題は,そうした逃亡を許していることです。親が。

中3は,今までやったことの復習と言ってもよいような「入試問題」で(診断テスト前の)最終のまとめをしました。今までの数枚のテストを理解して直していれば,出来るはずのもの。もちろん出来る子は出来るのですが・・・・。ご愁傷様ですね。勉強しないで出来るはずはありません

間違い直しは基本的に教科書をめくることとほぼ同義なのですが,中に1人だけ,訳のわからない「小冊子」を持っていて,教科書を持っていない子がいました。「そんなことをするから出来ないのだ!」「何とかのまとめとか,要点整理とか,そういうものは即刻燃やしなさい!」「そういうものを売る方も売る方だけど,買う方も買う方だ。こんな薄っぺらい教科書をまとめるなんて嘘に騙されるんじゃない!楽をして出来ようなどという考えそのものが間違っている!

メールアドレスを公開しているからか,だれかの悪戯か,毎日「迷惑メール」がたくさん着信します。恐らく偽のアドレスなどで・・・全く,世の中には,暇を持て余しているのか,末期的退廃文化のオンパレードです。もしかしたら「末世」なのかも知れませんね。

つまらない本を売る業者(手っ取り早く身に付けようとする方も同類!),卑猥なメールを送信する業者・・・・まったく「浜の真砂は尽きるとも・・・」に近い状況です。天罰が近いのかも?


2005年10月9日(日)

【M中3社会⇒高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3二次英語】

二次英語,本格的な小説は殆どやっていないので,みなさん散々。その上,単語力もないので,傑作な「作文答案」が出来上がりました。

ところで,速読をするためには,英文の流れに従って頭を働かせることが必要になります。(日本語との対比勉強ではなく!)そういう訓練を疎かにしている為か,ちょっと骨のある文章になるとサッパリです。まあこれからですが。

更に,例えば「根をつめる」などという日本語表現の意味が分からないと,英文に直るはずもありません。英作文も面白いものがありそうです。

かの「診断テスト」に間に合わないので,今日はM中3の特別授業。ソフトをした後の4時間は(しかも,日曜は1時間の単位が長い!)ちょっとハードです。「根をつめすぎて,ストレスがたまらないように」しないと!(笑)

高2に6日に書いた集中力は,ちゃんと黒板に保存されていました。今日の授業は別の教室だったのですが,今日は「集中」だけをFさんにプレゼントしてあげました。殆どの子はなかなか真剣に解けていました。数Uの積分は簡単なのかも?

高3,やっと入試問題に食いつけるようにはなってきました。ほぼ半分の時間で解き上げた者もいます。(ちょっと惜しい部分もありますが)数Vといえど,そんなに多くのパターンがある訳ではありませんから,ちょっとした「見方」の獲得だけですね。もう少しです。


2005年10月8日(土)

【高1英語⇒高1数学α⇒高1数学β】

中1・2はアラカルト学習でした。そういうとき,大抵はMO君に任せてさっさと丸亀校へ移動です。アラカルト学習で質問が殺到でもすると,また別なのでしょうが,最近は本当に質問が少ない。まあ,それだけの理由でもないのですが。

「受けなくてもいい校外模試」(と言っても学校でするのです)をたくさんの子が受けたらしく,皆さん,早々とお帰りのようでした。朝からテストも,大層お疲れのことでしょう・・・(えっ?嫌味?その通りです。)

高1,(書いておくと「約束」したので)K君とM君が宿題をやっていなかったようです。駄目ですね・・・いかに才能があっても(?),努力しなければ,決して抜群にはならないでしょう。「そこそこ」というのも,気楽でいいかもね!

忘れていたので,記録。確か一昨日の夜(正確には昨日の朝?),3号館から本館に帰る途中,ふと息を呑んで立ち止まってしまいました。冬の大三角の美しさに。というよりオリオン座とシリウスの美しさに。そして天頂には火星とおぼしき星が。(さて,これで時間が想像できたら,天体は上出来です。)確実に季節は廻っていますね。

3号館の木犀はまだなのですが,今夜は,どこかから木犀の香り。秋は深まっていきます。さて思考力や学力はどうなのでしょうか??


2005年10月7日(金)

【小6理科⇒中3社会⇒(丸亀校へ移動)⇒センター国語解説⇒高3二次数学】

さて高3,疲れた様子の子もいましたが,病欠1名以外は全員揃いました。そして,難しい国語を解かされて・・・ちょっと「うんざり」かも?これから出来ていくかどうかは,「注意」を守るかどうかにかかっています。出来ない現実を謙虚に受け入れ,歯を食いしばって努力を続けよう,ね。

この時期になると,随分「校外模試」が多くなります。一言釘をさしておきました。「受けすぎるな」と。特に予備校主催のものは(ほとんどそうですが),現役生には厳しい側面もありますから。第一,現役生が模試を受けることによって,学力もアップし,合格したら・・・それは予備校にとって困ることでしょ,と。

中3で「関所」の質問。ちょっとガックリ来ましたが,我慢して,たとえ話。「現代もあるでしょ。レーダー付きで。権力者が,車を止めて,違反すると,罰金を取るような・・・。あるいは,料金所という名の関所もあるよね。お金を払えば通してくれる・・・」妙に納得していた子もいました。もしかしたら・・・?

小6でも随分眠そうな子が。聞いてみると,「陸上記録会」の練習とか。いつ?と聞くと14日だそうです。1週間前にハードな練習をして・・・そういう「記録会」のようなものは全て廃止したら如何でしょう?そのような「行事」が多すぎます。

遂に,「新」憲法の前文の草案が発表になりました。選挙で某政党に投票した人は,この改悪にも手を貸したことになります。民主政治は往々にして「衆愚化」する可能性があります。そして,そのような状況の中で,「声の大きい者」が権力を持つことにもなりかねません。そうすると,必然化される流れがあります。もはや止めようが無いのかも?

原則的学習を忘れ,自己の利益のみを求め,誠実な姿勢を忘れれば・・・,上述の時代状況に加担する道しか残りません。

センター公民,倫理を難しくしよう!(笑)倫理が出来すぎると,「倫理的」などと思われても困りますから。


2005年10月6日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

高1の数学で,かのI君が,K君に「サイン」を送っています。「ホラ,男同士で変なサインを送らないの」と言うと,どうやら(私は気付いていないのですが)私が「ナンセンス」という言葉を言ったらしい。その言葉を「癖」にしている先生がいるとかで,とI君から説明がありました。

そこで,「ナンセンス」の言葉について,歴史的背景,今回の選挙,社会状況等を含めて説明してあげました!オイオイ授業は・・・と思いがちですが,授業の方は順調に進んでいるから,これがまた不思議なことです。頭を素早く切り替えたり,笑いは授業の潤滑油なのですね。

高2の数学では「内積」の高尚な(?)話しをしているときに,ごぞごぞしている子がいます。本当は小5に言っているんだけど,と言いながら,例の「集中力」を板書し,その下に,M・Fの名前を書いてあげました。(Nも参加!)Mの方は,間違うといけないので(高2)と付け加え(笑)。そして,「消すなよ!他の学年の子に見てもらうのだから。」。さて,明日も黒板に残っているでしょうか?

高1の英語は形容詞のテスト。2時間もかけて授業をしたのに,出来は芳しくありません。そらそうですね,どんなに解説しても授業をしても,本人が勉強していなければ出来るはずもありません。基本的な熟語などもできない!学習姿勢が甘いのです。まったく!

さて,明日は模擬の2日目。そして,勿論,授業もあります。高3の根気と熱意を鑑賞するとしましょう!(笑)


2005年10月5日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

中1の授業は,前回よりは改善されていました。(もしかしたら日記を見ているのかも?)まだまだ集中力があるとは言えませんが,改善しようという意思が何より大事ですから。

中2は,比較構文に。次回クラス分けなのですが・・・どうなることでしょう?(つまり新Aクラスメンバーができると,ちょっと困ったことになります。授業進度上。新Bクラスメンバーはできるでしょうが。(笑))

中1の改善に比べ,中3は相変わらずです。(もしかしたら日記を見ていないのかも?)「どうしてそんなに大声を出す必要があるの?」「テストだというのに,しかも復習テストだというのに,どうして机の上に何も出ていないの?」「受験生なのに,どうして自分の置かれた位置を考えようとしないの?」・・・・きりがありません。(勿論,そうした疑問を出さざるを得ないのは,一部の子なのです。)

高3では,「もっとE(単位行列)を利用すること」や「問題文のヒントを見逃さないこと」や等々を言わなければなりませんでした。まだまだですね。もっと入試問題を「眺める」ことからやり直さないといけません。

いよいよ明日から高3の模擬。さて・・・そろそろ(特に夏,真面目に原則的にやった諸君の)成果も出だすでしょう。そういう意味では楽しみです。(勿論,不安も大きいのですが(笑))


2005年10月4日(火)

【M小6理科⇒M中3英語⇒M中3社会⇒高1数学⇒高2数学】

M小6も「プレート」の話しには興味を持っていたようですが,なぜか「南海大地震」の話の方が「切実感」があったようです。恐らく予知しない頃に起こるのでしょうが・・・。

M中3は,質問が少なすぎます。もっともっと疑問点はあるはずなのに。何でも「丸暗記」するのではなく,分かっていないところを分かることが実は学力の表れなのですね。どうしてそういう答えになるのか,もっと疑問を持ちなさい!

中3の公民の教科書にはいろいろな写真が入っています。「言論の自由」のところに「本島市長狙撃事件」に対するデモの写真が入っていました。どうしてこういうデモをしているのか,知っているかい?と聞くと,分かりません。学校の授業ではやっていないのです。(「天皇の戦争責任」についてだからでしょうか?)

高1・高2の数学,高2の一部を除いて順調に進みだしました。まあ頭に来たり,けなしたり(時には誉めながら?)しながら,でも少しでも進歩していればいいんです・・・。(何せ「演技派」ですから・・・・?)

「検索」は便利ですね。ちょっとコスモスの花言葉を調べてみました。なるほど,といった感じでしょうか・・・(笑)


2005年10月3日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

小5の理科,N君は「運動会の行進」をしていないようです。H君もです。でもTさんがきちんと説明してくれました。5年生は,男女の発達差を如実に感じます。(どうして「行進」なのか?それは「川の水の流れ」との関連なのです。)

中1のK君とHさんは「宿題」をしていなかったようです。そういうときどうするか?しばらくほうって置きます。そして,他の人に説明したり,質問したことを聞いてみるのです。案の定,答えられません。「君たちね,私の話しを聞きながら,今やっているところではないことも出来ると思っているの?自分は天才ではないことをもっと自覚しなさい!」ということになるのが常です。そして,黒板に「集中力」を板書!

中3は「公民」。やっぱり勉強していそうにない子がいたので(殆どF中),「公民は,今テストがあるとか,そういうことで勉強するんじゃない。君たちが社会に出たとき,公民をきちんと勉強していないと,困ったことになるんだ。」と言っておきましたが,結局,こういう言葉も,勉強する子にしか響かないのが常なのですね。

各学年の授業予定をたてなければ。ということで予定表を眺めてはため息です。授業が無い日が次回は11月30日なのです!(その日も中高校生の自由学習ということで・・・)えっ?休みは,ですって?・・・(笑)ちょっとテストがあったからとか何とか言って休んだら承知しないから!


2005年10月2日(日)

【高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3二次英語】

二次英語の時間には「単語テスト」を同時に行っています。単語テストのレベルは,極めて易しいもの。にもかかわらず,出来ていない者がいます。単語は「速読英単語」からのものです。つまり,速読が疎かになることを見越して,「速読しろ!」と言っているのです。

ところが,それが分からないようです。いかにやることが山ほどある高3であっても,(しかも今まで「自分で勉強」などしてきたことも殆どないくせに)「その意図」を理解できないようでは,「自分で勉強」の程度が知れます。案の定,実力テストの英文がちっとも読めていません。

「原則的学習」をおろそかにして,出来ようなどというのは虫が良すぎます。まあ,秋だから,いろいろな虫の音に心慰められるのもいいでしょうが,「単語テスト」を実施している意味を考えもしないで果たして受験が首尾よく行くでしょうか?見物(みもの)です。

高2の一部の諸君にも呆れています。久しぶりのベクトルなので復習時間を与えたところ,何と「以前の宿題」をやっていたり,中には居眠りを・・・。その「現存在」が紛れも無い「自分の姿」だと知れ!「真面目にやろうと思っている?だって?」笑わせるんじゃないよ!どんなに思っても,「実際の行動」こそが自分そのものなのだ。

まったく最近の若者の「倫理感の欠如」「責任感の欠如」「非論理性」「なれあい」「利用主義」「実利主義」「理想の欠片もない」のには時として嫌気がさします。このままでは,憲法が改正(悪)されることはもう止めようがないでしょう。「こましゃくれた」ミニ「大人」の山!


2005年10月1日(土)

【中1努力集計⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学α⇒高1数学β】

10月になりました。高3も,そろそろ(やっと?)受験がちらついて来たようです。焦りは「前進のエネルギー」にはなりますが,往々にして「ブレーキ」にもなりえます。謙虚に,しかし着実に「予定」(あるよねー!)を消化していきましょう,『原則的学習』に優るものはありませんから。

高1の英語で授業中に,今単語テストで出たばかりの単語(cheerful)が出てきました。I君,意味が分からないようです。「チアガール」だの何のかのと言いながら,「止揚」(アウフヘーベン)の話しを。(つまり,スタッフの誰かさんの名前から・・・)ところが,弁証法は知りませんし,ソクラテスも・・・まったく困ったものです。(冗談が冗談にならない!)

高1の数学の授業を2時間続けると,ぐったりします。(勿論それなりに充実感はありますが・・・)αでは,演習問題に関して,「数学の力」の話し。数学が出来るとはどういうことか,ということです。それはしっかりした計算力に支えられた連想力や構想力にある,ということです。問題をよく読み,そこから何を連想し,どう方針を立て,答案に結びつけるのか,ということです。単に問題を解くのでなく,そうした点を強調していかなければ,と(高3のことを想いつつ)思ったしだい。

βは平面図形に突入。件のI君,私の板書の間違いを発見してくれました。敵討ちのつもりかな?(笑)

今日は短時間でしたが「コスモス」を見てきました(別の目的もあったのですが・・・)。綺麗でした。第一,名前がいいですよね。さて,これから,そういう時間が持てるでしょうか・・・?


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