塾長の授業日記(2005年6月)

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2005年6月30日(木)

【高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

昨日・今日で小学生の「保護者懇談会」が終了しました。小学部のスタッフはお疲れ様でした。(中学生のテスト期間を利用していたのです。ということは,明日からまた「平常」が始まります。)

「北京組」は,結局6対11で,圧倒的に「欠席派」の勝利でした。それにしても,女子は「体力」がないのですね!よく来た6名には,テスト点数に「ボーナス点」を進呈することにしました。

高1は,2回目の「努力集計」でした。それほどの能力差はありませんから,ちょっと気を抜いた人にはそれなりの結果だったようです。わずか0.2点の差でBクラスになった人もいて,ちょっと可哀想かなとも思いましたが,1点の厳しさを知るにはよい機会ということにしました。

中学総体が近づいてくると,またまた「○○教」とでも呼ぶべき宗教的部活が蠢いているようです。「権力」を背景に,洗脳を続けることの「歴史的意味」もそのうちに明らかになるでしょう。ベルリンの壁も永遠ではありませんでした。スターリニストは,滅びる運命にあるのです。

「体罰」に手を染めた者は,その誘惑から逃れることは難しいでしょう。前任校での体罰事件(闇に葬ったつもりでしょうが)を含め,様々な悪行もそのうち「白日の下」に晒されるでしょう。「人質」から逃れた高校生が,どのような評価を下しているか(正確には,どのように罵っているか)を知らないのでしょうか?

さて,明日は高3の集計の予定。そして,相変わらずテスト作りが続きます。


2005年6月29日(水)

【坂出校中学校は質問・自由学習⇒(丸亀校へ移動)⇒高3現代文⇒高3数学】

現代文は養老孟司の「ヒトの見方」から。簡単な問題だったのですが・・・。それにしても,これだけ有名な(今や)「作家」のものを誰も読んでいません。忙しいんですね,みなさん。(皮肉)

それより今日のテーマは「志望校確定」でした。(ということは昨夜のうちに「カード」を作成している訳です。(笑))

漠然とした希望をはっきりしたものにすることは(遅いくらいですが)今後の「受験勉強」には何としても必要なことです。今は力は足りないでしょう。その「足りない」という意識が重要なのです。そしてもちろん,力をつけていく強い意志・根気が問われます。

さて,高2の「北京組」,果たして明日の授業に間に合うでしょうか?というより・・・駆けつける意欲があるでしょうか?そういう意味で楽しみです。

きっとみんなが駆けつけることを信じて,大量のテストの作成にかかりましょう!(笑)

それにしても雨が降りません。いよいよ「断水」が現実味を帯びてきました。(坂出は7月4日からだそうです。)


2005年6月28日(火)

【M小6理科⇒高1数学】(高2は修学旅行中)

塾では,基本的に,「テスト」の前には質問を受け付けます。「質問ありませんか?」そうすると,よく勉強している子が,かなり重要な(テストには出題されなくても,どうしてそうなるのか,という)質問をすることがあります。それが2,3問あったとき,質問とは呼ばない質問をする子がいます。M小6で1人(坂出校の小6にも1人)いました。

その特徴は,最初に質問をするための挙手をしません。他の子が質問している間に,たまたま目に止まった問題について,しかも,「この問題の答えは何ですか」というもの。もちろん,そういうとき親切には答えません。

「それは教科書にも書いているし,答えだけなら友達が教えてくれる。そんなのは質問ではない!」「もっとちゃんと勉強してから質問しなさい!」

今日は昼間の数時間,「アメリカ子育て日記」の筆者のM子さんと,その子の三男のT君と楽しい数時間を過ごしました。M子さんは,高校部の第1期卒塾生(小6から)で,今,日本に一時帰国しています。4歳になるT君は,日本語と英語の両刀遣い

いろいろ「からかって」発音させてみると,「オオー!」(例えばウァター(water)等。グル(girl)には参りましたが。)というものです。やっぱり発音は,幼少期でないと無理かな?(後々,少々留学しても・・・(笑))

M子さんは,免許証を持って来なかったとか。なぜなら,日本の道は狭くて危ない!とのこと。文化が違うんですね。


2005年6月27日(月)

【小5理科⇒中1アラカルト学習⇒中3アラカルト学習⇒中2アラカルト学習】

アラカルト学習は,それぞれの子どもたちの集中力,テスト勉強への取り組みを見るのに絶好の機会です。同じ学年の中でも,出来ている子はやはり姿勢が違います。

そういう他の人の姿を見て,自らを省みる機会なのです。「これで本当に授業をしているの?(特にF中)」という質問もたくさんあって大変でした。腰にも来ましたが,みんなで頑張ってテストを乗り切ろうという雰囲気も感じられました。そうです。今までもずっと,(特に優秀な学年はなおさら)出来ている子は出来ない子の面倒も見,協力してやってきたのです。

ところが,そういう歴史や意義をまったく理解せず,勝手な行動をとる者が出てきました。(25日付の「共通なもの」にも当てはまります。)厳しく対処しようと考えています。個別的利益のみを考えた,利己的行為は断じて許すことはできません。そういう子に限って,実は「うるさくしている」張本人だったりします。

それにしても,F中では(それも中1)8月9日に「ウオークラリー」をするそうです。真夏に,飯野山まで歩いていくのだそうです。(2時間近くかけて!)そして,それが修学旅行などの基礎作りだそうです。(笑わない笑わない!)

全く,「軍隊もどき」の「体育会系」の「活動」には閉口します。そういうことが「学校」の名の下に行われていいのかどうか,ちょっと考えれば分かりそうなものです。

ところが,中には,そういう「厳しい」活動を望む人もいるから困ったものです。本当の厳しさは,きちんとした授業の中からしか出てこないのに!そして,その「望む人」の特徴は声が大きいということです。そして・・・大量の「高校入試不合格者」を出しているのです。


2005年6月26日(日)

【高1数学⇒高3数学⇒高3英文解釈】

本当にもう「真夏」です。合宿中ならいざ知らず,この時期では,まだ耐性ができていません。運動をして,水分をいくらとっても,喉の渇きはなくなりません。水分を取り過ぎるから太るんだ,という説もあります。(「痩せた」という人もいるので羨ましい限りです。)

高2の「中国組」が広島で足留めを食っているそうです。ところが困ったことに,明日から出発して帰ってくるのが1日延びるのだそうです。(そんなことがあるのだろうか??普通,短縮ですよね。)帰ってきた翌日には,びっしりとテスト予定だったのに!(7月6日が「学力テスト」なのです。)

今回の中国行きには(他の学校や団体が中止する中で無理をして行っている)どうも「胡散臭さ」を感じます。何事も無ければいいのですが・・・(高知学芸には問い合わせたのでしょうか?)

さて,高1の「復習まとめテスト」。あと一息の子も複数いました。よく勉強しています。きちんと復習しなかった人には,きっとそれなりの報いがあることでしょう。南無阿弥陀仏!(いや違った,南無妙法蓮華経でした。実家の仏教は。私は興味ありませんが・・・)

明日は高1の学力テストと高3の模擬テスト。従って,今晩は「夜なべ」(もしかして徹夜)という事態からは一時的に逃避できます。(そう言えばすいび君は元気でしょうか?徹夜で思い出すところが・・・(笑)

今日は懐かしい人から電話がありました。「アメリカ子育て日記」(と言って,まだアップしてない!)の筆者がただ今帰国中なのです。来週には会えるでしょう。

確かに,文章は,書いている途中であれこれ変化するものですね。(笑)(これは,今日の高3英文解釈の実力問題のテーマだったのです。)


2005年6月25日(土)

【坂出校中学校「縦割り学習」⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学】

「縦割り学習」は,以前に比べれば「形骸化」していますが,それでも(出来が悪くても(笑))中3がテストの「極意?」を下級生に伝達する場です。もちろん,「学習姿勢」を見せる時でもあります。(無断欠席に近い欠席をした者には断固とした処置をとります。)

そして,いろいろ感じたり思ったりすることがあります。最近の中学生の「幼稚さ」,そして「F中のさわがしさ」などでしょうか。そして,もともと事象から何らかの法則を発見するのが好きなので,それらに共通するものを考えます。

いかに「世の中」が変わっても,変わってはいけないものがある,と私は思います。その変わってはいけないものを変えるかもしれないものがあるとしたら,それは何があっても除去しなければなりません。そうした決意を確認した「縦割り」でした。

高1もそろそろ「集計」の時期かも。緊張感が薄れています。そして当然ながら,(こちらが思うようには)出来ません。「満点を目指す」に対して「無理」などという言葉が出るのは堕落以外の何者でもありません。

高2は明日から「肝試し」。いや違った,修「学」旅行。従って,代わりに高1の授業を入れています。今までの総復習です。明日のテストが出来なければ,見通しは暗い。

この暑さの中で,朝はソフトボールの練習。休みたい気持ちは山々ですが(決して本当に休むのでなく,高1・高3のテスト作りや(質問も無いのに)課題の予習の時間を確保するため),「負けず嫌い」と「責任感」で出かけることになるでしょう。

いろいろ批判めいたことも書きましたが,「批判されるべき」は少数派なので,そういう意味ではラッキーです。もっとも,一人でも「分かる」人がいれば,こうした活動を中断することはないでしょう。


2005年6月24日(金)

【小6理科⇒中3理社アラカルト⇒(丸亀校へ移動)⇒高3数学】

中3のアラカルトでは昨日の丸亀校の中3とは違って,「昨日の質問」は出ませんでした。そこがテスト範囲の学校もあるんですけど。(まあ,F中はそんなものでしょう。)

真剣に学習しているS君が「信託」(日本国憲法前文の)の意味を聞いてきました。「sacred trust」とは答えずに,「まあ,任せること,くらいでいいかな」と答えておきました。確かに公民は,中3には難しい言葉が並んでいます。それらを一つ一つ確かめていく方が,確かな知識になります。「急がば回れ」ですね。

それに引き換え,ある子が「要点整理」などという名の小冊子を持っていました。「そういうの,早く捨てなさい。こんな薄っぺらい教科書のまとめなんてありはしない。」と強調したのですが・・・。

高3,「ad−bcが0でない」ということと「逆行列をもつ」ということは同じにも拘わらず(ということは,同じ問題が別の大学で出題されている訳です),出来ない子多数。(つまり前者は今日までの課題で解いているはずなのです。)

問題のエッセンスは何かを捉えるような学習をしていないからだ,と一喝!中には,A君のように,行列を用いて解かなければならない連立方程式を,「普通の」連立方程式として解こうという「同じ間違い」をしている者もいます。けしからん!

さて,「落とし穴」満載の高1のテスト作りです。


2005年6月23日(木)

【M小5理科⇒M中3理社アラカルト⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

小5で「光合成」の話し。昔から塾にいる子は覚えていますか?「人工葉緑体」の話しです。植物は偉いという話しです。しかし,坂出も丸亀も今年の小5は例年になく「ノーベル賞」を知っていました。(「新人」の人のために解説すると,もし人工葉緑体ができたら,二酸化炭素が増えることによる地球温暖化も食糧危機も一挙に解消するということ。そしてそれは「ノーベル賞」どころか人類の歴史に残るよ。という話しです。)

毎年,どのくらいの子が「目を輝かせるだろうか」と思って話しているのですが,今年の小5はなかなかです。(実は話しに磨きがかかっているのだろう,ということも言えますが(笑))

高2のT君の中間試験の数学の出来が芳しくなく,ちょっと「ショック」を受けました。それにしても,平均点が40点そこそこの「定期試験」をどういうつもりで作成しているのでしょう?さて,「学テ」でリベンジするでしょうか。そういう意味では楽しみです。

中3では「しっかりした質問」が出ました。今の課程は力の合成や分解を(いわゆる平行四辺形の原理)学習しません。ところが,斜面上で物体に働く「斜面方向の力」が一定であるとか,斜面の角度を大きくするとその力が大きくなるという「図」だけは教科書に入っていますし,ということは問題にも出てくるのです。それを根本的に理解することは禁じられている訳ですね。

そういう点について疑問を抱くような学習をしているということは好ましいことです。とりあえず覚えておこう,という学習は結局(覚え間違いも含めて)身にはつかないのです。

さて,またまた明日のテスト作りです。これも大変です。(毎日言っているような気もします・・・(笑))


2005年6月22日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3現代文⇒高3数学】

中学は全学年SITテスト(要するに教科書の範囲のテスト)でした。各中学によって範囲は異なるのですが,こういうものもきちんとやっている子とやっていない子で大きな差が出てきます。

やはり(塾だけでなく)学校でも出来ている子は,それなりに出来ます。ところが,そうではない子はやっぱり出来ません。予め問題が分かっていて出来ないのですから,違う問題が出来るはずもありませんし,地道な努力が欠けています。特にF中の生徒には,そういう真面目さが欠落している子が多いのです(部活偏重になると,どうしてもそうなります)。困ったものです。

相変わらず雨が降りません。どうやら数日で梅雨前線そのものも消滅の予想。困ったものです。

高3の数学,今日のテーマは行列。行列と数列の融合問題で「第n項を求めるためには,n+1項から漸化式を導くのは常識でしょ!」と強調せざるを得ないような(「常識」がある人は一人か・・・)力のなさ。困ったものです。

ということで,「困ったもの」の3連発。今から明日のテスト作り。さて,高1・高2の出来はどうでしょうか。4連発にならないことを望むのみ。(と言いながら,どういう「落とし穴」を作ろうかと考えているのです。(笑))


2005年6月21日(火)

【M小6理科⇒高1英語⇒高2数学⇒高1数学】

高1の数学テスト,α(数T)の方が総じて良く出来るので,思いっきり難しくしてあげました。そうすると,もう笑い出したいくらいボロボロ。ショックを受けているような子もいたので,しかたなく「励まし」。「出来なかったら,一つ一つ直す以外に方法はないし,みんなが間違えそうな問題を優先的に出しているのだから。」と。まだまだ力はありません。

しかし,この出来ない悔しさを前進へのエネルギーにすることができる子だけが,その後の発展を獲得できるのです。その志向性は認めているのです。それがあるのが「優秀な学年」なのです。(そう僻まないの,高2!(笑))

いよいよ本館の「改装工事」がスタートしました。(今足場を作っているところです。)本館を使っている学年の人たちは,十分注意してください。8月には「リニューアルオープン」できるはずです。

それにしても雨が降りません。現状は1994年の「異常渇水」より悪いようです。合宿中の「水不足」を考えておかなければなりません。去年は「台風」にいじめられ,今年は渇水。いろいろなことがあります。

しかし,「異常事態」にどう対処するかが,また楽しみなのです。そうした事態をみんなでどう乗り切るかという中でいろいろな工夫も生まれ,つながりも生まれてくるのです。何もしなければ,何も生まれません。


2005年6月20日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

久しぶりに中2のことでも書きましょう。中2で一人だけ,F君が感想文を提出しません。いつ出すのか約束させようとしましたが,はっきりしません。課題図書は「太陽の子」です。(塾生必読書。高校生で未読の人は必ず読んでおきましょう)

「ああいう本を読んで,期限までに感想文が書けないなら,それは読んでないということだ。」「ああいう本を読んで,その程度の期限も守れないなら,それは人間としておかしい!」

この学年は「まあまあ」のクラスだと思っているのですが,それなりに反応を示しています。ヘラヘラしているのは本人だけ。

中3は,中学英語(一般的な)がほぼ終了しました。(ただしAクラス)これから入試問題だ,と思っているのに,もうすぐ「期末試験」があります。そうです。6月中に2回も「定期テスト」をするのですね。満足に授業もしていないのに!

中1では,単語テストの勉強が不十分の子が出ています。そこで「高1でも単語テストがあるのだけれど,中には悪い子もいます。そういうとき,言うのですね。周りを見回してご覧,と。中学のときの単語テストで悪かった子がいるかどうかを。」「それで説教は終わりです。」

テストの不合格者と間違い直しをやらない者には,ずいぶん「ダブリ」があります。そういうものですね。同じ一人の人間の行動ですから,「いいかげんさ」が支配している場合,それは様々な場面に現れるものです。

最近思うことは,随分「不誠実な」子が増えたなということ。やはり風潮なのでしょうか?


2005年6月19日(日)

【高2数学⇒高3数学⇒高3英文解釈】

暑い日が続きます。「一杯ひっかけて」来ている子(要するに顔が焼けて赤い),眠そうな子もいます。(でも「大」目に見てはあげませんでした。…授業記録参照。)そういう子に「当てる」のは楽しい作業です。

今日の英文解釈は,性善説・性悪説の話し。去年を思い出します。(去年の日記参照)

実力問題は,要するに「食物こそが文化であり,それが人間を作っている」というもの。常々,歴史で「人間の歴史は食べ物の歴史である」と強調している立場としては,妙に納得してしまいました。「何を食べているか,そしてどうやって食べているか(作法の問題ではありません)」が重要だと同時に強調するのが常なのです。

暑くて,ソフトの試合に惨敗して,あれこれ考えていると(ソフトのことだけではありません),頭が痛くなります。それでも頑張って授業すると(要するに黒板に3回通りくらい板書すると)こんどは腰に来ます。もしかしたら,年なのかも?

今日は「桜桃忌」だったんですね。


2005年6月18日(土)

【中1理社アラカルト⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学】

今日はちょっとした特別な日だったのですが,ちゃんと覚えていてくれてメールを送ってくれる人がいます。感謝しています。

それに引き換え,とは言いませんが,昨日書いた「楽しみな高1」はちょっと訂正しなければならないようです。努力なしで出来るはずはありませんから,そういう「コツコツ努力する」姿勢が薄らいでいるのかも。英語も実力問題をやってみたのですが,これもサッパリ。根本的に理解していないようです。困ったものです。

もっと困るのは,「打ち上げ」(ロケットの打ち上げならまだいいのですが)。今日明日と高校総体の四国大会が開かれています。四国大会に出るということは,県である程度勝っている訳です。ということは,それなりの時間を費やして練習もしているはず。そうした「活動」が終わりになるということで,要するに「宴会」を開くのだそうです。

そういうところだけ(つまり肝心の精神的な側面の幼稚さとは裏腹に)「大学生」のようなことをします。(最近は中学生でも。)何を考えているんだ,と実は思っています。

しかし,最近は,そうした享楽的,かつ感覚的行動をする者の何と多いことか。ただでさえ時間を「浪費」してきているのに!


2005年6月17日(金)

【小6理科⇒中3社会⇒(丸亀校へ移動)⇒高3数学】

高3数学,今日の「範囲」を言っていなかったので,オリジスタン実力テストを挙行。そうすると・・・さっぱりできません。典型的な問題だと思うのに。まだまだ力が無いのですね。思わず苦笑いです。

それにしても,「言葉が通じない」というのは現実にあって,「合宿の期の変更願い」を「オープンキャンパス」などを理由にして出してきた者がいます。オープンキャンパスの実態,その無意味さなど話しているのに,ですよ。さて,どう処理するか考えなければなりません。

毎年その傾向がありますが,今年の中3坂出校の一部の諸君の「遅刻」状況です。そして殆どBクラスメンバー。全員合格するためには,そのBクラスメンバーの出来にかかっているというのに。(まあ,「負けるために練習する」(笑)というのもなかなか自虐的で面白いものかも,ね。)

その練習と,決して遅れることなく授業に来ている子もたくさんいるその授業と,どちらが価値あるものか。単にテストがどうのこうのと言うよりも,授業でしか聞けないこともあります。もっとも,それは常に「こちら側」への反省を迫るものではありますが。

さて,明日の「楽しみな高1」のテスト作りです。きっと勉強してくるんだろうな。そういう子たちがたくさんいることの幸せを感じるしだい。(だから・・・休めない!だからと言って,休ませようという「優しい心」は発揮しなくていいからね!(笑))

沖縄は大雨。もうすぐ高2が修学旅行に出かけます。中国(Chinaです)と沖縄に分かれて。どうやら修学旅行も一種の「肝試し」になったのかも。


2005年6月16日(木)

【M小5理科⇒M中3社会⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

M中3,殆どの子がRTに残っています。坂出校よりも丸亀校の方がかなり真剣なようです。問題は,継続することです。期待して見ていきましょう。

今日は朝から免許証の更新に行っていたので,しかも,授業時間もたくさんあったので,大変でした。高1も高2も眠そうな子がたくさんいて,「よく勉強したようですね」と(嫌味でなく)言って,いつもより「大目に」見てあげました。今日が前期中間試験の最終日だったのです。

時には「一夜漬け」(漬物の話しではありません)に対して,批判的な意見も聞くのですが,一夜漬けができることは一つの才能だと私は思います。だらだら勉強するよりも,その方が集中力があるかも分かりません。

よく「日々コツコツ」ということを聞くのですが(先日の親子会でも毎日勉強してくれればという保護者からの意見は多かったのです),実は,本当にそういうことが出来るのだろうか?と思います。(それは自分が一夜漬けタイプだからだ,という声も聞こえてきます。(笑))

本当に,一夜にして,ということはよくあります。ですから,子どもたちが「日々」学習しなくても,一夜漬けをしてでも「やろう」という意欲の方を評価してあげてもらいたいと思うのです。ということは,問題は一夜漬けすらしない子です・・・。


2005年6月15日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3親子会】

中2の授業で,「今日は隣の教室で中3の親子会があります」と言うと,最初は「エーッ」。次に「分かってる,分かってる。よそいき,でしょ!」だそうです。私はしゃべりっぱなしで聞こえませんでしたが,さて,どうだったのでしょう?

それにしても,今年の中3は,親子会だというのに,よくおしゃべりをします。従来の中3とは違うようです。

親子会という形式にしたのは,「保護者の前で言うことと生徒の前で言うこと」に違いはないということの証明でもあります。勿論,今回の中3の親子会については,「高校受験」の話が大半ですから,同じ話しを二度するのを避けるという意味合いもありますし,何と言っても受験するのは生徒本人ですから。

今年の中1の出来が悪いのには,ちょっと困りました。なぜ出来が悪いのかは,今日の「英語テスト」が示しています。テキストのわずか2ページ足らずを,きちんと勉強してくることが出来ないのです。「隅々まできちんとやる」習慣は,一朝一夕にはつきません。

それは学校のテストでも同じで,「これはこのくらいでいいだろう」とか「これはやらなくても・・・」とか,そのような「選別的学習」を「隅々まで学習できない子」はしてしまうのです。問題は,「これから」です。さて,反省能力はあるでしょうか?そして,反省とは,実行によってしか証明されないことが分かっているでしょうか?

いよいよ明日から「平常」に返ります。(丸高の試験期間が終了するということ。)しかし,学力テストや模擬テストが迫っています。また忙しくなりそうです。


2005年6月14日(火)

【M小6理科⇒M中3親子会】

M中3の親子会で,この日記をいつも見ていただいている方がいることを知りました。感謝です。(「マズイ」ことは書けないな,という声もありますが・・・(笑))

いつの間にか「雨マーク」が消えてしまいました。(いえいえ精神的な話しではなく,純粋に天気の話しです。)今週(来週?)の日曜日には(また)公式戦があるので,それはそれでいいのですが,合宿中の水不足には困ります。以前,異常渇水のとき,急遽「井戸水」を配管し,善意の水の寄贈も受け,毎朝,「水買い」に(あちこちのスーパーを周って)走っていたのを思い出します。(軽トラに山積みして。それを飲料水にしていました。)

遂に決断しました。以前から気になっていた「本館(1・2号館)」の大改修を行うことをです。雨のときの「化学実験」(アンモニアの臭いかぎ!)も雨漏りも,外壁の痛みも根本的に直します。8月中には完成すると思います,小学生・中1は楽しみに。そして,工事中,気をつけて,協力もお願いしますね。(3号館も若干混雑します。)


2005年6月13日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

入梅してから,ちっとも雨が降りません。そのせいかどうか,今日の小5,M君などは授業前から汗をかいています。もちろん,クーラーは効いています。ということは・・・。ということで,最初に指名してあげました。

きちんと答えられなかったので,答えを確認し,再び聞くと,答えられません。またまた,「伝言ゲーム」以前に逆戻りです。二歩前進して一歩後退くらいならいいんですが。

中1のK君,テキスト・辞書など一式忘れています。そして,よくあることですが,「今やっていること」の次の問題を考えています。そこで「今やっていることに集中すること,そして,忘れたり,失敗したりしたときにどうするかが一番大事だ」という説教です。

そもそも説教は,半分は当人以外の人の姿勢の観察という意味合いがあります。「人のことだから」とあくびをしている子がいたりしますから。なかなか「人の間違いや失敗を自分の身に引き寄せて考える。」ことは難しいものです。

中3恒例のY君,2回目で何とか正解を導くことができました。(関係代名詞の英文作成。)「ホラ,横のU君に聞かないほうが出来るでしょ!」と言うと,こっくり。集中して聞けば,大抵のことは解決するものです。

それでは,明日・明後日の中3「親子会」の資料作成に移ります。中2の記述がないのでひがむかも?


2005年6月12日(日)

【質問・自由学習】

授業が無かったので,「授業日記」もありません。で,お終いにしようとも考えたのですが,何分サービス精神旺盛なので(笑)何か書いておきましょう。(だって,せっかく,更新しているかな?と思って来訪した人をがっかりさせるのも罪な話です。そういうケースも多いですから・・・)

塾の各教室には「誠実・明朗・情熱・謙虚」の4熟語を書いたもの(筆で)を前面に貼っています。もともとは,「ある子」が転校するときに,記念にとお願いしたものです。(「ある子」ももう今は母・・・)

とても「頑張りやさん」で,最初はそうでもなかったのですが,めきめきと実力を付けていきました。当初,そのまま貼っていた「原版」は大切に保管し,今あるのはほとんど「コピー版」です。でも,それを見る度に当時を思い出したりします。

決して「達筆」とは言えないと思うのですが(何せ中2ですから。見てたらごめんね!),それにも増して勢いを感じるのです。

彼女の名前は,テキストの中にも(もちろん)入っています。テキスト中には,その他,特に初期の塾生の名前は何人か入っています。これもテキストのその部分に来る度に,昔話をしたりします。(だから,テキストは自作でないと。)


2005年6月11日(土)

【高1英語⇒高2数学】

坂出校の中1・2のアラカルト学習をMO君にまかせて,さっさと丸亀校へ移動。お陰で,「腰」が夜まで持ちました。(ユンケルのお世話になっていません。)

何と,学習室が定員オーバー状態で,「おとなしい」(?)高3は4号館へ避難していたとか。たくさんの子たちが早々と塾に来て勉強しているのです。(高1・2は夜の授業でも,一人の欠席も無く!)

明日から「中間テスト」前の「質問・自由学習期間」に入ります。この調子でしっかり『原則的学習』を貫徹すれば(あくまで「やれば」ですけど),それなりの成果も出るでしょう。

ただ,高3は,要するに「単位」さえ取ればいいのですから,(今やっているはずの)「二次の勉強」をきちんと継続しなければなりません。目先の学習や「センター」に囚われることなく!最も「怖い」のは,様々な「情報」に躍らされることです。

さて,この期間を利用して,中3の「親子会」を開催します。ということは,「進学資料」を作成しなければなりません。果たして,「免許の更新」(勿論,ゴールドですよ。)に行く時間を捻り出せるでしょうか?

明日は,女子のチーム(レーゼフラウエン)の公式戦です。「指揮」をとりに行きます。早起きして!(これが一番辛いのです。)


2005年6月10日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3数学】

高3数学テストを何と4枚(文理2枚ずつ)も作成しました。疲れました。でもユンケルを飲んで,何とか持ちました。

中3の理科では,(来年の教科書に収録されるらしい)「遺伝」の話しを(またまた「某部活」の遅刻人がいたため)しました。減数分裂だけ教えて,遺伝に触れないのは不自然ですから。「両親が赤のマツバボタン」から「白のマツバボタン」が出てくる写真だけ掲載しても,「なぜ」がないんですね,今の教科書は。

さて,ラストスパートをかけなければ。今週(5日から)作成した数学テスト(「数式」を打つのはちょっとした技術がいります。)は,14枚。明日の3枚で「新記録」(のはず)達成です!オメデトウ,オメデトウと哀しい独り言です。(笑)

よく勉強する子たちに応えるのは,大変です。(おっと,「勉強しない子」への嫌味が出てしまいました。でも,読み取れるかな?)


2005年6月9日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高1英語⇒高2数学⇒高1数学】

目が疲れます。紫外線のせいか,もしかしたら「細かな文字」を書いたり読んだりしすぎたのかも。(決して○眼などと言わないように!)

テストをさせている間に授業,そしてテストが終わる頃「間違い直し」に登場すると・・・本当に腰に来ます。だれか「腰痛」の治し方(せめて緩和の仕方)を知りませんか?

「○眼」の話しではありませんが,毎日訪問するHPがあって,そこに「青春とは心の若さ」ということが書かれていました。確かに,最近思うことは,「若者」が減ったなぁということです。(「バ○モノ」は増えました。)

若者の特権は,普通,社会的な「しがらみ」がありませんから,様々な矛盾や「不正義」に対して純粋な怒りをぶつけられることです。「我儘」でなく,真実を希求するところに価値があると思うのです。

そういう意味で,何と「大人びた」(カッコつきを忘れないように!)若者が増えたのでしょう!ちっとも分かっていないのに分かったような態度をとったり,まるで「寄らば大樹の陰」的な行動しかできなかったり・・・・,目先の「功利的判断」で進路を決めたり・・・よっぽど私たちの方が若い!と(心で)叫んでいます。

さて,明日のテスト作りに勤しみます。


2005年6月8日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒中3診断検討⇒(丸亀校へ移動)⇒高3現代文⇒高3数学】

最も忙しい1日を何とか乗り切りました。そう,最近は1日1日を「乗り切る」という表現がぴったりです。

中3で,やっとたくさん質問が出るようになりました。いつもこうだといいんですが・・・。ただ「どうしてそうなるのか」でなく,(それこそ辞書(この場合国語辞典)も引かないで「これでは駄目ですか」という質問には閉口します。

たまに「部活に専念」などという話しを聞くのですが,実は「感想文」(塾では1〜2ヶ月に1回は読書感想文の提出を義務付けています)の提出が面倒だったり,単語テストが嫌だったりします。

それは,一方では「面倒なことから逃げる」という側面と,「学校のことだけ出来ていれば」という狭い価値観が垣間見えます。私たちには,そういうことはよく「見える」のですが,保護者の中には,それらを「真に受けたり」します。なかなか客観的に見ることは難しいものです。

中3も高3も『贈る言葉』を配布すると,たくさんの元塾生の顔が浮かんできます。たくさんの『原則的学習』を続けた諸君に恵まれたという幸運を喜ばなければなりません。(決して全員完璧だったとは思いませんが(笑))

もっとも,問題はそうした子たちが「終末的社会」の中で,どう生きるかということです。

その前に,「後に続く」諸君との格闘が待っています。目先を追うのではなく,しっかり『原則的学習』を追求しようと念じる諸君との。明日もたくさんのテストが・・・。今から頑張ります!

小田和正の音楽を流しながら(笑)。彼の「女々しさ」(差別語かな?)が魅力なんですね。それが分かるには,いろんな痛みに対する敏感さが必要なのかも?


2005年6月7日(火)

【M中3診断検討⇒高2数学⇒高1数学】

高1も高2も数学テスト。「解いているはず」の問題が解けない(中には,解いていない者がいることは分かっています)という事実にある程度ショックを受けないといけません。ヘラヘラ笑っているようでは・・・

そうした「悔しさ」が成長の(あるいは学力アップの)動機になるのです。

それは中3も同じで,「診断テスト」(相変わらず,どうしようもない問題もありましたが)が終わったときに思う「悔しさ」(同時に自分が何をしてきたのかという反省も)がどれだけ持続できるかです。「贈る言葉」をどれほど素直に読むことができるかです。

随分たくさんの諸君が「自主学習」に来ています。(高3は3分の2くらい)これも「試験発表」という目先だけではない継続的習慣となるかどうかです。何事も一気にはできないものです。苦労して苦労して,ふと気付いたときに「何だ,できるじゃないか」というものですね。

まして,現役生は,「校外模試」や様々な情報に躍らされることなく,地道に努力を継続することです。来年の入試前に合格できるだけの力をつけておけばいいのです。まだ高校の学習内容すら終えていないのですから,当分「予備校生」に敵うはずもありません。


2005年6月6日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中3理科】

中3に『贈る言葉』(過去の中3生が受験後,合格発表までに「後輩たちへ」と書いたもの)を配布しました。いつもより時期が遅れました。それだけ忙しかったということです。何が忙しかったのかは十分分かっているのですが,書くと愚痴になるので止めておきましょう。(実は時間がないだけ(笑))

高3への『贈る言葉』も明日には(一応)完成します。(追加がある予定です)

こうして,「編集」(中味はそのままです。もちろん。そうではなくて,誰のを掲載するのか,また,長すぎる原稿をどう縮めるかなど)していると,書いた生徒の顔や,いろいろな事件やが浮かんできます。年月が経ちました。

そして,また明日のテスト作りです。今から数学テストを3枚(高1・高2理・高2文)作ります。

いろいろな事件や出来事は,それはそれで「楽しい」ものですが,困るのは,最近は「言葉」が通じなくなっている気がすることです。やたら「自分らしさ」とか「個人の能力の開花」などが叫ばれますが(そもそも「そのような」「教育」(実は訓練であり,洗脳であるのですが)を受けてきています。),「言葉の通じる」社会的視点はまるで衰退しているように思います。

社会性がなくなれば,言葉が通じなくなるのはまったくもって論理的ですね。(苦笑)


2005年6月5日(日)

【高2数学⇒高3数学⇒高3英文解釈】

高3の実力英文で,”utopia”なる言葉が出てきました。「そんなのあるわけ無いじゃない。ユートピアはガンダーラにあるのだから」と言うと,目の前のK君が爆笑。でも知らない人もたくさんいたようです。時代の変遷をまた実感したしだい。

でも,ユートピアは「ある」とは思っています。「どこかに」ではありません。

テストを作って,生徒たちが解いている間は,一種の苦痛の時間です。特に今日のように運動(ソフトボール)をしていると。(要するに眠い)眠ることを回避するため(そら,どういう答案を作成しているのだろうという興味はもちろんあります),歩き回ります。そうすると,今度は腰に来ます。

今日の3コマ目は,ふと思いついて,教室の後ろ(幸い大教室ですから,後ろの方に空いている空間があります)で,「体操」(腰痛体操と肩回し!)をしていました。果たして気付いた子がいたでしょうか?(気付いたとしたら,それはテストに集中していないことになりますよ!)

メールの返信が滞っています。なかなか言葉にならないのです。(ちょっと憂鬱なこともあり・・・)まあ,テスト作りで「その日暮らし」だということも物理的制約になっているのですが。


2005年6月4日(土)

【中1社会⇒中2理科⇒(丸亀校へ移動)⇒M中3理科⇒高1数学α⇒高1数学β】

今日から中1の本格的な社会の開始です。「短答・論述式」と呼んでいるテキストを利用して,解きながらあれこれ聞いていきます。例えば,「人類の特徴」で「直立(二足)歩行」とまとめるのですが,なぜそれが人類の特徴かと聞いていくのです。

結果,脳の話に帰着します。また,語句(今日のところは,政権とか)の意味も徹底して聞きます。子どもたちは,教科書に書いてある言葉についての説明ができません。習っているはずなのに・・・

教科書を「どう読むか」問題を「どう解くか」についての授業だと言ってもいいでしょう。(一人幼稚園児が混じっていましたが(笑))(幼稚園児の特徴は,思いついたら(決して考えたら,ではありません),その時の状況の判断も勿論できませんから,すぐに言いたがります。当然・・・・)

国民を管理し,一種麻薬的に集中力を削ぐ「携帯」にはまっている子が中2にはいます。また,やたら口を動かして「虫歯」を作っている子もいます(ガムなど噛んでよいことは一つもありません。化学物質を取り入れ,汚れを歯の間に押し込んでいるだけですから)。そういう時期とはいえ,「環境の悪さ」(つまり今の社会ですが)から来るものなのでしょう。

明日は「恒例のソフト」。私もたまには「休養」したいものですが,そういう訳にもいきません。どうせ休養してもテスト作りの時間が長くなるだけでしょうから(笑)。ということで,ソフトの後も大変です。果たして夜までに間に合うでしょうか?


2005年6月3日(金)

【小6理科⇒中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3数学】

何とか間に合いました。授業だけならどうということはないのですが,テストをしないと勉強しないだろうという「老爺心」から,つい「確認テスト」をしてしまいます。(裏切られることも多いのですが(笑))

私が作ったのは,高3の2次数学テスト,高3理系数学テスト(数C),高3文系数学テスト。そして,小5の努力集計も重なりました。やっと作り終えてホッとするまもなく,高3の数学テストの採点が回ってきました・・・・目が回ります!

急いでユンケルを飲んで,小6では「坊主頭の話し」(アメリカとドイツの話し(笑))をして,中3では「怪しい欠席」の「目先を追う勉強」を糾弾して(「君たちに不正や談合を批判する資格は無い!」ということ),急いで丸亀校へ移動です。音楽をガンガンかけながら・・・えっ?何の曲かって?それは秘密です。(古〜い)

結局,削れるもの(要するに睡眠時間)を削らざるを得ない状態は結構辛いものです。読みたい本もたくさん買っているのですが,しばらくは「つん読」(分かるかなぁ?)です。


2005年6月2日(木)

【M小5理科⇒M中3社会⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

たくさんの(?)読者のために,何か明るいことを書こうと,いつも思うのですが,体調は精神に影響を及ぼすことを実証するように,浮かぶものは愚痴や文句ばかりだったりします。

時期的なものでしょうが,今日,高1で,授業を聞きながら(最初からそうしようという子はまずいません。集中しなくちゃという気持ちは伝わってきます・・・),つい目が閉じてしまう場面が数回ありました。

そういうとき,どうすると思いますか?

意図的な(あるいは「やる気のない」)睡眠は別にして(そういうときは,目の前で手をパチン!「いやー,虫がいました」),一生懸命話しを聞こうと思っても,つい,ということはありますよね。(笑)

静かに名前を呼んでみるのです。(もちろん,男子だけ。実はフェミニストなんですよね。)でも大抵,気付きません。そこで,「ウトウトしているのを見ると,一種満足するんですよ。だって,声とか音調が悪いと寝られないでしょ。私のしゃべりは,子守唄なんですよね。それはよかった。」

と言うと,ほとんどの場合,笑いが起こります。それも大概,「暖かい笑い」が。そうすると,「その子」は自然に目を覚ましてきます。そのときの表情が何とも言えず可愛い。

ところで,よく「賢い」という言葉が聞かれたりします。何をもって賢いのかというと,中学生あたりは,単なる「成績」であったりします。そういうときは必ず注意します。「勉強が出来る」ことと「賢い」ことは違う,と。

常々言っていることは,本当の賢さは,人の痛みに敏感なことだということです。ただ,経験的に,そうした賢い子が勉強が出来ることも多いものです。


2005年6月1日(水)

【中3(附属・綾歌外)英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3現代文⇒高3数学】

今日から6月。一部の学校では,まだ「中間試験中」。そして・・・何と月末には「期末試験」があります。子どもたちも大変ですね。まあ,テストがないと勉強しない子も多いでしょうから,(くれぐれも,価値の一元化(成績こそ全て的な)は排除して)精一杯頑張ればそれでいいでしょう。

現代文の「情動−情念−感情」の構造,ついでに共同感情の話しは面白いものでした。(中村雄二郎「感性の覚醒」より)

しかし,書く分量が90字ともなると,なかなか書けない子もいます。字数が多い方が書きやすいのに,と言いながらあれこれ注意。もっとも「出来る人」は出来るようなやり方をして,しっかり書けています。

首から肩の痛みが尋常ではありません。新緑でも見れば,とも思うのですが,明日もまた大変です。


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