塾長の授業日記(2005年9月)

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2005年9月30日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3国語⇒高3二次数学】

小6では「プレート」の話し。毎年思うのですが,こういう話しを,どのくらいの子が興味を持って聞くのだろうかと。今年の小6は,なかなかのものです。将来有望です!(中味はM小6がまだ終えていないので,書かないことにします。)

さて問題の中3,大体,テスト前にテキストや教科書を開いているのが少数。あちこちで大声で(そら,休み時間とはいえ)話しています。殆ど,F中の子たち。しかもテスト後,出来てもいないのに,質問もしない!「このままだとまた今年のように,F中の子はたくさん落ちるよ!」と予言しておきました。

中には「文化祭」で遅刻(欠席は論外にして)する子がいました。「文化もないくせに,その場しのぎの宿題展示をするんじゃない!君たちの文化祭は夏休みの宿題の展示会でしょ。名前を変えたらどう?」と・・・。勿論,その通りらしく(つまり文化祭と言う名の宿題展示会),ただ笑っているだけです。

そんな行事なんかする暇があれば,もっと補習をしなければならない子が山ほどいるはず。おかしいと思いませんか?

高3の国語,小説は「或る女」(有島武郎)だったのですが,なかなか読み取れていないようでした。確かに,ちょっと難しい部分はありましたが,ニュアンスへの敏感さが欠けているのか,想像力不足なのかも分かりませんね。まあ,男女間の問題を読み取るには,幼いということでしょう!(笑)そういう意味では,古文も同様でした。

二次数学では,呆れてしまいました!「こんなのが出来なくてどうする!問題を読んで,方針も立てずに解くな!・・・・」久々(三角関数をやっていたときには言っていたことなのです)「sinXcosXはsin2Xのサイン」と言うと,(これが高3の特徴なのですが,爆笑ではなく)にこやかに笑っています。まあ感性は磨耗していないようですから,何とかなるかも?(だろうか?)


2005年9月29日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

M小5で台風の話しになり,「カトリーナ」のことを言うと,知らない子が2人!もっと小5くらいから新聞は読まないといけません。

M中3,テキストに入っていたり,今まで説明したことの質問にはちょっとガッカリなのですが,それでも質問が出だしたのは良い傾向です。もっともっと出ないといけません。恥ずかしさをかなぐり捨てることができれば,一山越すのですが・・・。

高1の英語は,形容詞。ついでに分詞の用法とかも兼ね合わせて「(日本語と違う)英語の考え方」(実は中学生時代に言っていることなのですが)を授業。

高1の数学も高2の数学も,大きな声で(窓を開けていると声が反響しないので,必然的に声が大きくなります。)授業をすると疲れますが,心地よい疲れです。高2より高1の方が「眠そうな」子が多かったような気がします。テスト勉強の程度を表しているのかも?

いつも「居眠り」のM君が4stepを忘れていて・・・「今日は金曜日だと思っとった。今週はテストで疲れた。」と言うと,みんな爆笑!

高1で例題の模解とは違う「別解」を示しておいたのですが,さすがにFさんは身に付けているようで,もう活用できています。T君(そういえば,彼は学力テストで連続学年1位だった。忘れていました!)もどんどん解いていますし,別解をきちんと聞いています。確かに,出来る子ほど話しを聴くものですね。

さて,明日は楽しい(?)国語テスト(高3)があります。出来るでしょうか?

時間の経過の速さに驚きます。明日で9月もおしまいなのですね。


2005年9月28日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒⇒中3英語】

高校は,まだ「質問・自由学習」。本来丸亀校へ移動する日なのですが,これから行っても(PM8時),ということで質問も少なそうなので(何か,言い訳がましい・・・),移動しませんでした。

テスト(前期期末試験)は明日で終了。出来た人もイマイチな人も,「テストが終わる」というのは,気持ちのいいものでしょう。殆ど入試対策に(多分)没頭していた(はずの)高3は,首尾よく「単位」をゲットしたでしょうか?(中には,○牛という店で「前祝」をやっていたような・・・(笑))

中1・2の英語は,SITテストを消化しながら,基本事項の確認。中1では,まだまだS+Vの構造や,一般動詞・be動詞が曖昧な子がいます。更に,「再テスト」の不合格者も。再テストや「個別課題」をもらうことを恥と心得ていないようです。幼いというか,「学力低下」の表象と見るか・・・・

中3の英語は,質問者が増えました。一通りこなした後,また当てると・・・また出来ない子がいます。もう一息なんです。何とかF中の諸君に勉学への意欲が出てくれれば,と願っているのですが・・・。(まあ「指導者」を変えないと無理でしょうけど。)

さて,明日から平常。「多忙は罪」などとおっしゃる方もいるのですが(笑),仕方なく多忙です。苛々することも多いので(だからと言って歩き回る訳にもいかず・・・腰が・・・),これは健康に良くない,と思いつつ,日々精一杯,です。


2005年9月27日(火)

【M小6理科⇒M中3SIT・社会】

高校は「質問・自由学習」。なので,中3の授業終了後,さっさと3号館へ引き上げてきました。

M小6,「冷たくする」のも手かも?今日は「一応」宿題をしていたようです。まだまだ「考える」ことの出来ているのは少数ですが。

中3,テスト範囲だというのに,(最初から問題の分かっている)SITテストが出来ない子がいます。困ったものです。舐めています。ふざけるんじゃないよ!


2005年9月26日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

昼間に,少しでも質問があるかな,ということで丸亀校へ行ったのですが,質問はなし。フレッツコミュニケーションがおかしくなっていたので,それを修理。とりあえず,ヘッドセットでなら順調に動くようになりました。

3号館と5号館の映像を大きく写しているので,中には,それに気付いた子もいて,手を振っていました!

中1も中2も,現在の進度はSITテスト。あれこれ質問しては,基本事項の確認をしています。「どうしてtheがいるの?」「はい,この語の位置は?」「何用法?」・・・・

授業中心がけていること・・・やっぱり授業には「笑い」がいりますね。笑った方が吸収はよいようです。つまらない冗談を言っては,笑わせています・・・(実は,「面白くも無いオヤジギャグ」なんて考えているかも?)


2005年9月25日(日)

【高校質問・自由学習】

と言っても,5号館は「大賑わい」です。ちゃんと勉強していると信じられない「部分」には,見回りの強化を行いました。(笑)

昨日あたりから,めっきり涼しくなりました。みんな風邪など引かぬように,しっかり「一夜漬け」に励んで下さい。各学年,テストへの取り組みは話しています。勿論,実行するかどうかは君たちの自由ですけど・・・

5号館の玄関に(3号館には花瓶に),「白い曼殊沙華」があります。曼殊沙華は赤,と思っている人は,珍しいので見ましょう!「えっ?何?球根が欲しいって?」それはスタッフのYまで!

そう言えば,昔「曼殊沙華」という題名の小説を書いた記憶があります。「読みたい?」って。(きっぱり)「駄目です!」

それにしても・・・時間がありません。太平洋上の衛星写真を見てみましょう!(笑)


2005年9月24日(土)

【(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学】

中1・2はMO君に任せて,(調べ物もあったので)さっさと丸亀校へ移動。

高1,英語も数学も殆どの子が,まずまず「テスト勉強」をしてきていたようです。それでも間違うから面白いものです。さて,来週は「期末テスト」。「しっかり一夜漬けはやろう!」と言っておきました。「集中力訓練になるから。」と。

考えてみれば,この1週間で,数学テストは13枚作ったことになります。(高1から高3まで。高2・高3は理系・文系がありますからパターンが2ついるのです。)各学年,ちゃんとテスト直しをしているでしょうか?

さてテスト直しだよ,と言うと,高1や高2では「間違い直しノート」がサッと出るようになって来ました。いい傾向だ!きっと報われます!(勿論,出来る子,出来そうになっている子たちです!←逆説的意味が分かるだろうか?)


2005年9月23日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3センター国語解説⇒高3理系数学】

今日は秋分の日。小6で「今日はどういう日?」と聞くと,昼夜の長さが同じ,と答えられたのは数名。最近の小6のレベルはそんなものです。着々と「愚民化政策」進行中!(以前は,地球の公転までからめて説明していたものです。公転スピードも計算させて・・・)

センター国語,前回より易しいと感じたのですが,平均点は前回より悪かった。前回,いろいろ注意(プリントまで作って!)したのですが,実行している子がどのくらいいたのでしょう?それにしても,漢文の基本知識もないのは呆れました。(「以」の用法など・・・。)

小説は太宰の「佳日」。私には極めて分かりやすかったのですが,生徒にとってはそうでもなかったようです。太宰的な表現や心理の時代でないのかも分かりません。

さて理系数学。スタンを「これでもか」とやってきたのに,出来ていない子も多くて,がっかりです。決して難しい問題ではありません。要するに「見方」が出来ていないのでしょう。(安易に解答を見るからだ!)

ということで,「一時避難」まで,残すは,明日の高1のテストのみ。楽しみは少ないけれど,頑張ろう。きっと○○君や◇◇さんや・・・たちは,しっかり勉強して来るでしょうから。それを思うとちょっとした幸福感には浸れます。

台風,来そうにありませんね・・・・!


2005年9月22日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高2数学】

高1,高2とテストをしている間(勿論,模範解答も作成済み),明日の高3のテスト作り。ほっといても良さそうなものですが,つい・・・。よくない傾向です。

世間では3連休とか。まったく関係ありません。台風17号に期待かな?

明日を乗り切れば,何とかテスト作成地獄からの一時逃避ができます。しかし,みんなが「前期期末試験」を受けている間に,センター試験対策の体制を再構築しなければなりません。

確かに,休息は必要なのかも?どうも体が重くていけません。(体重の話ではありませんよ。ただ今減量中ですから。)


2005年9月21日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒⇒中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

中3,やっと質問が出だしました。中には「えっ?」というものもあるのですが,それでも「質問する」という行為自体に価値がありますから,まあよしとしましょう。

中2で。今日返却のテストの不合格者(6割を下回っていると不合格です)2名。その2名とも所謂「F中外部合格者」。今のF中には勉強の雰囲気が無いことにそろそろ心ある保護者の方々も気付いておられると思いますが,彼らもご他聞に漏れず,です。

「君たち,小学校のときは,一応優秀だったんでしょ?」と聞くと,「はい」などと答えます。そうした子たちを「つぶしている」という事実はもっと声を大にして叫ばなければなりません。子どもたちにとって(決して「親の趣味」ではなく)最も重要なのは何なのかを客観的に判断する必要があります。

「やれば出来る子」を「やりたくない」気持ちにさせていることに気付かないのでしょうか?決して「教師のための学校」でもなければ,「教師のための運動会」でもないのですから。

高3「も」疲れているのか,マークミスなどが出ています。「他山の石」としましょう。(笑)

さて,明日の莫大な量のテスト作りです。懸命にやろうとしている子がいる以上,手は抜けませんから。


2005年9月20日(火)

【M小6理科⇒M中3SIT・社会⇒高2数学】

「頭痛」がするのと,テスト直しでは歩き回る習性(いわゆる「机間巡視」)が抜けないため,高1のテスト直しは回避しました。もちろん,テストをしっかり作り,模範解答もしっかり書いておきましたから。

つまり歩き回ると「腰に来る」のです。きちんと体力を鍛えようと思うのですが,如何せん時間がありません。

M小6の男子にはもう言葉がありません。「君たち,何も言われなくなったらおしまいだよ!」と言っておきました。宿題をしない,テスト直しをしない(もちろん何度言っても!)ようではどうしようもありません。もう10回以上は言ったでしょう。あとは,その「結果」を「自己責任」として引き受けざるを得ない時期が遠からず来るでしょう。

高2にも,前回のテストを返しながら言っておきました。「今の時期にしっかり勉強しないで大人になんかなるな!」「こんなテストが出来ないのなら,部活など辞めなさい!部活をしてきちんと勉強する能力がないのだから!」さて,どのくらいの子の心に届いたでしょうか?はっきり言って,殆どの子の「部活」は「遊び」であり「楽しみの追求」以外の何物でもありません。しなければならない(そのうち麻痺したり洗脳されたりして,部活至上主義に陥りますが)勉強からの「逃避」です。

勉強するということには,ある程度のストイックさが必要です。能力も無いのに,部活も勉強もというのは,夢を持つのはいいとしても,殆ど不可能です。えっ?人間関係などができる?部活での集中が勉強にも生きる?・・・そんなのは「嘘」です。自己反省能力の無い,お遊びの中から生まれる「関係」などベタベタした馴れ合い,もたれあいです!


2005年9月19日(月)

【中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

人間の1日あたりのエネルギーには限界があるのかも分かりません。朝早くから仕事をすると,昼間には「睡魔」が襲ってきます。

本当に今年の中1には,真面目さが欠けています。考えてみれば「生きる力」を「標榜」した「新教育」が始まったのがこの子たちが小4のとき。それからずーっと,適当な教育しか受けてこなかったに違いありません。

簡単な「単語テスト」の勉強すらできない・・・。「間違い直し」もどこへやら。この先,1年後,2年後とどうなるのかを懇々と言っておきましたが,果たして心に響いたでしょうか??

今月,学校があるのは3分の2。つまり30日のうち,10日が「休み」な訳です。その10日間を子どもたちは何に最も時間を費やしているか分かりますか?「塾通い」?(5日制で当初言われたように)とんでもありません。もちろん「部活」です。

子どもたちの学習を阻害するような部活をしている「教師」は速やかに「退場」願うことが,「正常化」の第1歩です。税金の無駄遣いこの上ない。自分の趣味を押し付けるような者に最も相応しいのは「斬首」以外にはありえないでしょう!

嫌なことからは逃げ,自分の楽しみだけを追い求め,平気で嘘をつき,当然のように不正を行う・・・,しかも最近では,そこに「排外主義」に繋がる「狭い集団主義(これはカッコよすぎですね,要するに狭量な仲間意識)」まで混入している。そういう「姿勢」を子どもたちが一体どこで身に付けて来るのか,冷静に考えてみればよいのです。

今週は,テスト作りの山です。体力が持つかより気力が持つかでしょう・・・


2005年9月18日(日)

【高3理系数学⇒高3二次英語】

(高2は文理とも数学テスト。勿論,作成して模解も書いてあります。)高3は,久しぶりの4stepテスト。ずっと入試問題をやっていたせいか,難しく考える癖がついているのかも?(つまり出来はよくない,ということです。)

英文解釈は,今日から2次英語に名称変更。(2次と1次に分割です。)時間が短い割りに「難解な(?)」文章だったようです。解説時間も短く(単語テストもあるということを実は忘れていました!),ちょっと消化不良です。

センター対策が始まり,たまたま「校外模試」もあって,高3はかなり「お疲れモード」。明日が休みであることに気付いた某君の「喜びの声」が印象的でした!そのうち,この忙しさにも慣れますからね。(笑)

弱音を吐かず,少し休んだら,間違いをきちんと直して,精一杯頑張りましょう!


2005年9月17日(土)

【中2社会⇒(丸亀校へ移動)⇒高1英語⇒高1数学α⇒高1数学β】

高1で「単語テスト」の出来の悪い子がいます。「こんな基本的な単語が分からなくて,入試英文など到底読めない。センターすらできないよ。」と脅かしておきました。「高3になって単語力の無さを実感しても遅いのだから・・・」等々。(と,高3への「あてつけ」かも(笑))

高1の数学では何問か板書してもらいました。その「答案」に「文句」をつける作業は楽しいのですが,疲れます。2時間それを続けると(ユンケルの持続時間が切れることもあって?)ぐったりします。半分は無理をして明日のテスト作成をした報いなのですが・・・。

そう言えばT君も「風邪」らしき症状。気温差か,季節の変わり目か,夏の疲れか,ちょっとした「発熱症状」です(「オーバーヒート」という説もあります)。でも,休むわけにはいかないのが辛いところです。

来週もまた大変な日々が続きそうです・・・・。とりあえず,明日の公式戦を乗り切らないと。


2005年9月16日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3センター国語解説⇒高3二次数学】

今日,高3は進・駿のセンター模試(明日もあるそうな),「疲れた」と言い訳して欠席するのかと思いきや,何と全員出席。疲れた表情も見受けられましたが,よく頑張りました。ちょっと「見くびって」いたようです。

ということで,今日が初めての公民科と国語のセンター対策用テスト。上のような状態だったので,自ずと力が入ります。もちろん,最初は出来ないものですから,今日の注意を守って次に繋げてください。期待できそうです。

二次数学はテスト形式をやめて,解説時間を取れるように変更しました。典型的な二次の問題の背景が少しでも話せればいいんですが・・・。

小6には「直す=調べる」という話しをしました。間違いを直すということは,そのくらい真剣でなければ,と。

言うのを忘れたので書いておきましょう。今日の漢文,「王莽」が出てきましたね。さて「新」がすぐに浮かんだでしょうか?(世界史選択者には常識でしょうが・・・)

日曜日は,ソフトボールの公式戦。しかし山ほどのテスト予定があります。高3のものは特別な予習も必要です。何とか間に合わせないと・・・ということで,作業に移ります。


2005年9月15日(木)

【M中3理科⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

高1の英語で,ピンボケな質問が2つほどありました。チャート(参考書)を見ているときにテストプリントの質問をしたり,その逆だったり。「君たち,それを直せばもっと良くなるのに・・・」「それを直さないと,これからどうなっていくのかが見える。今までたくさんの子を見てきて,どうなるかは分かるんですよ。予言めいて嫌だけどね。」という話しを。他の大多数の子は気付いているのですが,問題は当の本人に,やはり「反省力」があるかないかです。

高2では,テスト範囲を終えているので,復習。ただし,宿題をしていない者を調べると,旧Bクラスメンバーが殆ど。問題ですね。それで,解かせながら巡回をしていると,小さめの手提げバッグを発見。中を見ると(もともと外から見えるので,わざわざ開けた訳ではありませんよ)「漫画本」が詰まっています。

1冊取り出して見てみました。そして,板書。「化政文化」。みんなポカーンとしています。「=エロ・グロ・ナンセンス」と黄色のチョークで書きました。「この漫画にはこれらが全部入っているじゃないか。真理の欠片もない!こんなのを読むヒマがあれば,「あさき夢みし」を読みなさい!」「化政文化のようなものが盛んになると・・・・一つの時代が終わるのですよ。」と付け加えておきました。

一つの時代が終焉を迎えているのかも分かりません。脳細胞を筋肉化した人間の大量生産と(やらなければならないことは,運動会の練習ではなく,補習だ!…今日,TBSで学力世界一のフィンランドの教育のレポートがありましたね。),感覚的判断しかできない実利にしか興味のない大衆の出現,そして・・・・・。

さて,明日のテスト作りと予習にかかりましょう。


2005年9月14日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒⇒中3英語⇒(丸亀校へ移動)⇒高3理系数学】

高3は今日から「新パターン」。今まで適当な勉強しかしてこなかった人には厳しい結果になったことでしょう。センター試験はできるという迷信を打ち砕かれた子もいることでしょう。問題は,これからですけど。

ちょっとマークシートリーダーの調子が悪そうです。調整しないと・・・。というより内部の掃除をしなければいけないようです。(何せ8ヶ月ぶりの使用ですから。)

中3の英語,やはり「出来る子」たちしか質問しません。例によって,聞いてみると・・・やっぱり出来ません。分からないところには(真っ赤になってもいいから)全て赤線を引け,と言っているのですが,なかなか。

中2は,本当に「分岐点」に差し掛かっているように思います。教科書が余りに会話偏重なので,論理構造の理解には程遠いものがあります。敢えて「直訳」を求めてみると,案の定あやふやです。要するに「丸暗記」出来ない子は出来ないように仕組まれているのですね。


2005年9月13日(火)

【M小6理科⇒高1英語⇒高1数学⇒高2数学】

「睡眠不足」を気力と反省力とユンケルとで乗り切りました。

明日からの「センター試験対策テスト」が何とか実施できる状態になりました。しかし「マークの仕方」なる文書を出し忘れていました。さて,明日,何人の子が「マークシート用鉛筆」を持参するでしょうか?

コンピュータも(採点ソフトも)今日のところは順調に動いてくれました。科目内容が変わった教科は編成が難しい!(例えば,明日の数UB)何せ,新課程初めての年ですから,どうしても分析力が不足します。(というより分析する材料不足。)

高1も高2も「宿題忘れ」というか,していない者多数。高1ではその理由を述べてもらいましたが,軟弱な理由に呆れました。まあ,真面目にやることはトレンディではないようですから。(どうせ,「そういう人間」にはこれらの皮肉は通じるはずもありません。)まったく,「時勢」からか「時流」からか,因果関係を十分に考えない人間が増えています

「改革」を叫んでも,改革しなければならない原因,特にそのような状況を作り出した者が誰であるのかの議論はそっちのけ。(「戦犯」を安易に総理にする国ですから・・・)「できない」なら,できない状態を生み出した「自分の不勉強」をこそ反省するべきなのに,他にその責任を転嫁しようとする・・・。そして「勉強しない者ができるはずもない」という真理に眼を瞑る。ご愁傷様!


2005年9月12日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3英語⇒中2英語】

昨日から「頭痛」が続いています。「病欠」したい気は山々ですが,センターの準備が不十分で,そういう訳にもいきません。しかも,せっかくコンピューターの調整に(昼間)5号館へ行ったのですが,とんでもない「調整」になってしまいました!「新課程」初年度。「予想」も重視しなければなりません・・・

勉学の秋,と言いたいところですが,「脳細胞が筋肉」の「指導者」のせいかどうか,「運動会の練習」に疲れ切っている子もたくさんいます。気の毒に!きちんと,それなりに勉強するには,それなりの物理的時間とエネルギーが必要なことを,筋肉化した脳細胞では考えられないようです。願わくば,「拡大再生産」しないことを!

中3の英語では,課題の質問を一通り受けた後,こちらから質問すると・・・案の定出来ません。「できる」第1歩は,出来ないところが分かることなのです。もっとも,分かるだけの勉強をしたかどうか,自問することから始めなければ。(勿論中3への嫌味ですよ。)

中2も「いいかげんな間違い直し」をしている子がいます。厳しく断罪しましたが,本人の心に響いているでしょうか?当然,怖い顔はしません。「微笑もて正義を為す」方針ですから!(ちょっと最近,昔読んだ本を読み返す(見返す?)ことがあったのです。しかし,分かるだろうか・・・?)


2005年9月11日(日)

【高3理系数学⇒高3英文解釈】

今日の練習はきつかった!先週の「ツケ」もあるのかも分かりません。(授業記録参照)

今日は「実力テスト」。実力のない人には大変だったことでしょう。解答時間が短かったのかも知れません。解説時間も短かった!それにしても,ちょっと骨のある文章になると,まだまだですね。

しかし,「people's gaze direction」の話しは,なかなか面白かった。

さて,この選挙結果,選択した人には「しっぺ返し」が来ることでしょう。しかし,それも「流れ」と言ってしまえばそれまでです。永久の平和は,存在した例がありません。また歴史的な事態を目撃することになるのでしょうか?「改革」や「民営化」を選んだ人は「憲法改悪」も選んだことになるでしょう。

それにしても,人間の行動基準は,実は理念とか理想とかではなく,単なる好悪や人間的「しがらみ」にあるような気がします。「先に感情ありき」なのです。

センターの準備が遅れています。頑張らなくては。


2005年9月10日(土)

今日は,授業はありませんでした。しかし「斯文祭」もそこそこに,5号館には大量の高3諸君が自主学習に来ていました。こちらも朝から5号館へ行き,高1〜3の全学年の「努力集計」を終えました

今は高1の自主学習中。

明日も朝から開いていますが,こちらは午前中,ソフトの練習があります。(何せ来週は試合。)仕方がないので,今日より時間的に早く練習に行かなければなりません。

努力集計で,たくさんの点数を入力すると・・・眼に来ます。必然的に眠い!しかし,明日の「実力テスト」を作ってしまわなければなりません。(「斯文祭」ということで,「範囲なし」のテストなのです。)

学習室から「うろうろ」気味の子がいるので,「集中力」プリントをあちこちに掲示しました。こうした張り紙を剥がす日が来ればいいんですが・・・


2005年9月9日(金)

【中3診断テの検討⇒(丸亀校へ移動)⇒高3英作文⇒高3理系数学】

高3の模試の結果が出たようです。どうやら問題が難しかったからか,点数の割りに「順位」が悪くありません。テストは所詮相対的なもの。一番の問題は,自分が『原則的な学習』を継続しているかどうかです。

単に点数が悪いから,「はい,この教科を勉強しよう」というのは愚かなことです。そこには「テストの内容」が捨象されていますし,そういうのを「場当たり的」と呼ぶのです。

そしてもっともっと重要なのは,そうした自分を見詰める眼です。

「学力低下世代」を見ていて,本当にこの自分を見詰める眼が曇っていることに驚かされます。感想文を書かないこと,単語テストの勉強をしないこと,5時を過ぎて行う部活の「不当性」等・・・そうしたことは個性でも何でもありません。ただ「自分がしたいこと」を追い求めているだけであり,何が正しいのかと考えることを拒否しているだけです。

徒(ただと読むのだ!)問題なのは,そうした子どもたちの周りの「大人」(カッコ付きであることを忘れないように!)に,その眼がないことです。

さて,国民審査。最高裁判所の裁判官を任命するのは誰でしょう?そのことに気付いてしまったのですね。それ以来,わが国では憲法の上位に安保が存在します。ヒトラーはワイマール憲法の中から出てきた愚を歴史は繰り返すのでしょうか?

(ワイマール憲法は,世界で初めての民主的な憲法だ,と教科書では学習します。)


2005年9月8日(木)

【M小5理科⇒M中3診断テ検討⇒高1数学⇒高2数学】

高1・2の数学は,先日の「台風休講」のあおりで,αβの合体。短時間でしゃべるのは疲れます。考えてみれば「ユンケル」のお世話になっていなかったのです。

斯文祭(要するに文化祭,いえ学園祭?)が近づき,疲れているらしい子もいます。ほんの数日で「形あるもの」にするには大変でしょう!(嫌味)

いよいよ来週から「センター対策テスト」が始まります。今年は「新課程」初年度なので大変です。(つまり,カットされた内容,中学から移行してきた内容等の分析をしなければならないということです。いろいろな予備校の出版物も間に合っていないことが判明しています。)

センター試験が気になっている(塾生ではない)諸君(そういう子がこのページを見るかどうか分かりませんが),問題集を買うときは,最低限出版年を見ましょう。2005年5月以降の出版なら,ほぼ来年のセンターに対応しているものがほとんどです。ただ,某予備校のものは,そうなっていない(つまり旧課程のをそのまま使っている!)ので要注意です!


2005年9月7日(水)

【中1英語⇒中2英語⇒⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒高3現代文⇒高3理系数学】

高3数学では,O君が「よい質問(本質的という意味で)」。これは「確認テスト」はできるぞ,と思ったのですが・・・。基本的な微分方程式も解けない。いったいどうなっているのでしょう?

確認テストを作るために1990年頃の「数学入試問題集」をめくっていると,「昔は随分たくさんのことをやっていたのだなぁ」と感慨に耽りました。子どもたちは,教育課程改訂に翻弄され,「更なる意欲」を掻き立てられることもなく・・・「生きる力」なる「お題目」だけが横行しているのです。

現代文で「お題目」の説明を求める問題があり,「今,選挙中でしょ。たくさんのお題目が並んでいるでしょ。」と言ってしまいました。宇宙の歴史に比すれば,人間の存在などほんの瞬間。だからと言って,実現できるはずも無いお題目を唱える「政治屋」には反吐が出ます。現代文のテーマは茂木健一郎「脳の中の文学」でした。太宰を引用して(問題には直接関係はありませんが),なかなか面白いものでした。(「書けない」子もたくさんいたようですが。)

選挙は,もちろん行きます。国民審査をするために!(笑)


2005年9月6日(火)

【台風14号のため全学年休講】

しかし,あれこれ「整備」をしたので,腰は痛いし・・・。風雨は予想ほどではありませんでした。(はっきり言って授業できた!)

他県には大きな被害を出しているようですが,ここ(香川県)は本当にこれが「警報」?というような天候です。しかも,水不足が何と一挙に解消されました。(早明浦ダムの貯水率が0%から100%になったようです。ということは,上流では「ものすごい」降水量だったということになります。)

ここまで「大したことがない」と,「吹き返し」の風のほうが心配です。どうか,明日は平常でありますように!


2005年9月5日(月)

【小5理科⇒中1英語⇒中3社会⇒中2英語】

どうやら,明日は「警報」が出そうです。そうすると小中学生は自動的に休講(授業開始1時間前までに解除されなければ)。高校生は「自己判断」に任せて,原則として授業はするのですが,さて天気がどうなるかです。

問題なのは,明後日の「天気予報」が「暴風雨」となっていることです。何とか夜には解決していて欲しいものです。なぜなら,早々と「現代文」のテーマを決めたので。(どうしてもやりたい!)

どのようなテストでも出来が悪いと気分が悪いものです。勿論,そこからどう立ち直るかが問題なのですが。高3の模試,「うーん」というようなことでしょうか・・・問題は平均点ですね。結果が出るまで,考えないことにしましょう!(この「楽天性」が重要なんですよ。)


2005年9月4日(日)

【高2理系数学⇒高3理系数学⇒高3英文解釈】

近年(もしかしたらずーっと)記憶が無いのですが,今日ソフトの練習を休んでしまいました。(こんな珍しいことは無いので,もしかしたら台風も直撃かも?)今日の授業準備(テスト作りと予習)が間に合わないからです。それと,何と言っても身体に力が出てこないのです。まだまだ倒れる訳にいかないので,エネルギーの消費を極力抑えたのです。

念入りに作った高3理系のテストは散々な出来。ほんとに力が無いし,計算力がありません。まだまだですね。

高3の英文解釈では,やっと質問が・・・「it……which」を強調構文と見るか,関係代名詞と見るかというもの。形式と意味の点から(あるいはcontextから)強調構文だと強調しました。それにしても「attachment」の「愛情」という意味を知らなかったのには驚きました。結局,国語力に問題ありのような・・・

高2の数学,久しぶりに「集中力」を黒板に書きました。今やったところの問題を聞いていなくて,しかも同じことを3度も言われて,分からないのです。(定積分関数)殆どの子は呆れています。(「白眼視」の子も・・・)「集中力」のない子は,間違いなく出来なくなりますから要注意です。

さて・・・浪人。今まで(そしてこれからも)「現役生のため」という視点のない行為には断固として対処しなければなりません。浪人までして,そこが分からないと・・・結局「独りよがり」の「利己的な」存在になりかねませんから。それは「某政党」に類似しているとはいえ,現役生にとって(勿論高1・2にとっても)好ましからざるものですから。


2005年9月3日(土)

【中1社会⇒中2社会⇒(丸亀校へ移動)⇒M中3社会⇒高1数学α⇒高1数学β】

今日作成したもの。(シリーズにしましょうか?)中3社会テスト,中3カリキュラム,M中3カリキュラム,講座日程(完成版)かな?(何か,1カ月寿命が伸びたという感じかな?)

カリキュラムや講座日程を作りながら,各学年のことを思うと,休みもとれないし,無理なテスト予定も(ついつい)たててしまいます。ところが,学年が複数になった状態を(後から)俯瞰してみると・・・愕然とするのです。(笑)(結局,休みは・・・・年末でしょうか?ふー・・・)

中1・2の社会テストは「短答式」の問題指定ですから,特別な時間はかかりません。(何せ,短答式の筆者は私ですから!(笑))しかし,最後には声枯れ状態になりました。高1の「必要条件・十分条件」の説明を延々としたので。この分野は分かりにくいところですから,後々のことも考えて,かなり念入りに。

果たして,これで「日曜ソフト」ができるでしょうか??もちろん明日のテスト作りや「予習」もありますから。


2005年9月2日(金)

【小6理科⇒中3理科⇒(丸亀校へ移動)⇒新パターンについての話】

今日作成したもの。(センター対策テストをふんだんに入れた)新授業パターン,小6理科テスト,2次数学テスト,オリジスタンテスト,選択カード,講座日程(半分)。

いくらなんでも今日は作りきれない,と思っていたのですが,数時間寝ると,(得意の?(笑)「責任感」が頭をもたげて来たのです。昼食もそこそこに(こういうとき,本当にうどんは便利です),何とか仕上げてしまいました。(昼食抜き,などすると,本当に壊れそうですから(笑))

さて,明日もあれこれ作らなければなりません。14号が怪しい進路をとっていますね。

そういえば「選挙」。世の中が「沈滞ムード」のときには,勇ましいものに憧れるような「支持率」のようです。そういう経路で「歴史は繰り返す」のかも分かりません。それは破滅への道だと言っても(あるいは感じていても?),実は人間は「動物」の領域から抜け出せないのかも知れません。


2005年9月1日(木)

【M小5理科⇒M中3理科⇒高1数学⇒高2数学】

いよいよ9月です。しかし,相変わらず忙しさは解消されません。日々のテスト作りの上に,新しい授業体系を明日までに完成させなければ・・・・。

高1は『間違い直し』の重要性を再認識したことでしょう。しかも「答えを覚える」学習ではなく,理解する学習。そういう意味で,きちんと理解していた子にはそれなりの結果が出ているようです。(勿論,それは高2も同じです。)

もしかしたら,これが夏の疲れなのか,テスト監督をしていると,睡魔に襲われます。その一種心地よい眠りに落ちることは許されませんから,巡回します。そうすると,1日が終わると,足が・・・。合宿中より歩く距離は格段に短いのですが。

月の初めに,元気あることを書きたいのですが(そのため,ボーっと長時間コンピュータの前で考えていたのですが),無理なようです。やはり疲れているようです。また,いろいろ別のことを考えているからかも分かりません。


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