◆塾長のつれづれなるままに『過去ログ』塾長の近況を気まぐれにつづったページです)

過去ログその1(1999/2/28以前分)

★ (1999/2/28)

∇時間の経過の速さに驚きつつ。やっと旧中3の2回目の実力テスト(卒塾生諸君は覚えていますか?今までの「公開」学力コンクールに相当するものです。)が終わりました。採点の方も(今はヘルプが多いので)何とか済みそうです。(返却が明日ですから)

∇「2次試験」から、たくさんの諸君が帰ってきています。出来はいろいろですが、とりあえず、「後期」に向けて、頑張って下さい。小論文の相談も多いですね。(さて、今までの統計的ジンクスが踏襲されるかどうか、見物です。)

∇明日から3月。月が変わると気分もまた変わりますね。新しい気持ちで頑張りましょう!まだインフルエンザに苦しんでいる塾生もいます。早くよくなれ!半分は『気持ち』です。

∇「CL学習」にも問題は多いですね。前回(2学期の期末試験前)の結果では、いわゆる「学校成績」は殆どの子供たちが上昇しています。(下降していても数番程度)それは、「学校成績」を目的にしたのでなく、『原則的学習』(テスト範囲をきちんと学習すること。なぜ?と考えながら学習すること。)を貫徹すれば、「学校成績」などは、簡単に克服できることの証明にあったわけです。その過程で、「なるほど」という姿勢にも出会いました。今回、その「なるほど」を高校1年生が見事に実証しています。(高校生には初めてなんですが)あるいは、本当の病気を除いて、「うまい逃げ方」を学習しているとしか思えない部分も現れてきました。問題なのは、そうした「うまい逃げ方」を親の方が認めてしまう、ということにもありそうだということです。「なるほど」とか「うまい逃げ方」は、貴重な『注意信号』であるのにも拘らず、です。結局、こうした一種の対策も含めて、従来の方針の確かさを確認しているのだということです。つまり、自分の力で、そして仮に不十分でも、かの原則的学習を実行する意欲、そして、周りへの配慮を欠いた勝手な行動を自制する力、そのような意識の高揚こそがすべてだということです。分かりやすく、そしてはっきり言えば、結局は人間性に帰結する、ということです。

∇(あの松阪投手を見ようとしてスイッチを入れた国営放送で、)あの野村監督が言っていた「目」の議論には、共鳴するところはあります。(監督自身はあまり好きではありませんが)学習の場でも、そうした「目」を持っている(ないしは身につけた)諸君は、強いですね。しかし、ひるがえってよく考えてみれば、それは、単に他者を見る「目」ではありませんね。自分にも同様の「目」を向けられることが前提になっていますね。

★ (1999/2/23)

∇いよいよ今日・明日くらいで、みんな全国に散らばります。精一杯頑張って下さい。何点とろうとかそういう発想でなく、今の自分の力がそのまま出ればいいのですよね。都会へ行く諸君は、都会の高校生の「雰囲気」に負けないで。

∇実力テストがなかなか作れません。今日も、明日の新丸高2の数学テスト作成で手いっぱいです。体調の悪さも一因です。

∇大学生諸君のヘルプでなんとかしのいでいます。CL学習は、今日から丸亀校でも開始です。自分からCLという諸君も結構いるので、運営も大変です。

★ (1999/2/22)

∇恐れていた「ぶりかえし」という事態が起こったようです。「早目のパブロン」も「ユンケル」も効果がありません。今回は、「鼻づまり」現象がひどい!(熱が出ていない分だけ、ひょっとしたら薬が効いているのかも?)やはり無理がたたっているのですね。昨日は、小6の理科2部のテキスト改訂作業と新丸高2の数学のテスト作りで精一杯でした。

∇明日の旧中3の社会のテストを作成し、新丸高3の数学テストの原稿作成で精一杯です。とてもワープロにとりかかる元気がありません。テストを作成するには、問題分析、出典チェックをしてですから、莫大な時間がかかります。(しかも文系と理系!)これで模解をかくと、肩凝り現象を起こしてしまいます。(○クマさんに押し付けようかと思っています!)1日でいいから「休み」が欲しいのですが、当分休めそうにありません。CL学習も始まり、受験生諸君の『必死さ』を見ていると、休めないのです!

∇新中1の授業はこの時期本当に疲れますね。最初が肝心ということで、いろいろな面に気を配りますし、英語学習を始めるに当たって、基本的な発音を繰り返しますから、「のど」の方にも負担がかかります。今日は、『英語学習の目的』でした。随分長い間書いています。『英語学習の目的は、世界的な視野を身につけ、世界の平和と歴史に貢献する!』という言葉を。(今年の生徒諸君の「目的」の中で「共生」という言葉が出てきたのには少し驚きましたが、殆どの子供たちは「話せる」ことを目的に書いていました。確かに素直に考えれば、そうかもしれませんね。今の状況では「無理」ですけど!)

★ (1999/2/20)

∇どうも「業務報告」に誤解があるようです。最近記述している「業務」は、要するに「夕食」(夜食?)後から寝るまでの作業なのです。(つまり、標準的には午前0時から午前4時くらいまで)しかし、「周恩来」生活(果たして彼の名前を知っている人がいるかな?念のため確認しておきますが、周恩来の名前を出したからと言って、いわゆる「毛沢東」主義者じゃありませんから!)に近い状態です。彼は長い革命家生活で身についた朝6時から昼の12時までが睡眠という習慣を、首相になった後も守っていたそうですね。(出典は「忘れました」!)私は1時間ズレますが。という訳で、今日は明日の予習とメール関係。明日は楽しみにしていた「灘」の英語です。旧中3の新Aクラス諸君がどのくらい「食いついて」くるのか期待しているのです。目前の「公立入試」にはほとんど関係しませんが、恐らく「合格」するでしょうから、「井の中の蛙」からの脱却の意味も込めて、取り組むのです。こうした問題を解いて高校生になる同年代の子がいること、そして、3年後にはその子たちと同じ土俵に立たなければならないということ、そうした現実をはっきり認識しておいてもらいたいのです。

∇最近(といってもこの数日ですが)、某塾の掲示板に登場しています。「井の中の蛙」状態の脱却にはネットは有効な手段ですね。そこで感じたことは、レーゼクライスの特殊性です。でも、私はその特殊性こそが『存在意義』だと思っています。

★ (1999/2/19)

∇業務報告です。「教卓」を1台作成しました。材料費は約1万円。買えばきっと3倍はするでしょう。本館の202教室用のものです。中1を(予定変更して)3クラス編成にしたので、急遽教室設定をしたわけです。3クラスにしなければ、余りに多くの「不合格者」が出るところでした!Cクラスの諸君の逆転劇を見るのも楽しいものですが、さてどうなることやら。

∇明日からCL学習の開始です。第2回の旧中3の実力テストの準備もしなければなりません。学年末試験も近く、各種のテスト作りも大変です。頭が痛い!(これは実際身体的に)どうか「ぶり返し」ませんように!

★ (1999/2/18)

∇どうやら、この「つれづれ」も「業務報告」のようになってきています。明日のテストの作成、旧中3の最終カリキュラム(高校入試は3月10日です。7日まで授業を続けます!)を作成しました。何とか全員合格してくれることを願っています。(可能性はあります)そのためにも、やはり、こちらが懸命に頑張らなければなりませんね。

∇久しぶりに雨が降りました。大量に植えたチューリップも芽を出し始めました。確実に春は近づいているようです。そうだ、バラの手入れを忘れていました!でも時間がありません。ミーテイアの「よごれ」も気になります。一度にはできませんね。一つずつ、一つずつ。「自主トレ」も始めないと!(ソフトができませんから)

∇大変な「2次講座」もこの土曜日で終了です。来週は、みんなが(それこそ北は北海道から南は九州まで)各地に散って、大学入試が始まります。みんな、春は近い、頑張れ!

★ (1999/2/17)

∇数C「行列」のマニュアル作り一応完成。昨日は、社会の短答式の新版を作っていました。(∴更新できませんでした。)その新版もあと少しで完成します。期待に応えて(?)久しぶりに出版しようかな、と思っています。

∇今年は、新中1の補習を春には実行しようと思っています。つまり、英語学習の「つまづき」を初期の段階で是正しておく方が、後から取り戻すよりはるかに簡単だということに(今ごろ)気付いたのです。毎年、レーゼクライスの独特の英語学習に「ついていけない」者が少数ですがでます。その根本的原因は、小学校時代の言語学習、つまり国語の学習がおろそかだということです。「小学校時代から英語」などというヒマがあったら、もう少し日本語の力をきちんと身に付けておいてもらいたいものです。

∇ついでに、CL学習の「指名者」選考をしていて気付いたのですが、指名される諸君(つまり、成績がイマイチの諸君)にほぼ共通していることは、「国語」が悪いことです。社会や理科や数学やということを結構いいますが、実は国語学習が随分おろそかになっているようです。国語力は認識能力と深く関わってきますから、「私の話が通じない!」ということも含めて、根本的に何とかしなければなりません。幸い、国語専門のスタッフが増加しているので、(ということは、他の教科の強化がままなりません!)かねてからのボランテイア的な読書教室を開講しようかとも考えています。

∇確か、例の「学習の診断」についての記述は多かったように思いますが、高2(新高3)の文系の「学力テスト」における快挙(?)を記録するのを忘れていました。1〜4位まで独占!でした。この学年は、大学入試を見据えて、高2時代は、「学校ベッタリ」を離れること、例えば「学力テスト」などもある程度で、と実行してきたのですが、それなりにできているようです。理系の方がイマイチですが、3年生になってからは、きっと快挙の連続となることを期待しています。O高校、見てろよ!(これはちょっとローカルすぎてわからない話かも)それには、丸亀校に設備が足りません。どうやら、しかたがないので、『新塾舎』の設計を考えなければならないようです!ああ、また「借金」が・・・・

★ (1999/2/15)

∇新小5、M小5、M中1の学力診断の処理が終了しました。今、下位にいる諸君がこれからどのような『逆転劇』を見せてくれるのか期待します。幼い子に現実の点数と順位を明らかにすることにはかなりの痛みも伴います。(中には、そのような「成績表」に反感を持つ人もいるようです。)しかし、たかが「学力」なのです。この年齢の子供たちは、その気にさえなれば驚くほどの進歩を見せてくれます。それには、いわば『反発エネルギー』とでもいうような力が必要です。いたずらに、「点数をかくす」ことからは、そのようなエネルギーは生まれないでしょうし、「かくす」という発想は、「点数に毒された大人」の発想だと思うのです。「かくす」ことからは何物も生まれませんし、まさに「たかが点数」なのです。もっとオープンに競争すればよいのです。「かくす」ことはそのたかが点数に「特別の価値」を付与していることから生じるものです。

∇学力診断試験や実力テストになると、兄弟姉妹関係が問題になります。つまり、同じ問題をすることもありますから(でないと、これこそ重要な問題、というものができなくなる!)、兄や姉の問題をしているとできることもあります。それは、塾では固く禁じているのですが、中にはそれらしきものがあります。そうした諸君は、結局は伸びませんから、本人にとっては(目の前のテストでたまたまできても)長期的に見て、何の利益にもなりません。各学校の過去のテストも閲覧禁止にしているように、「テスト範囲」を隅々まで自分の力で学習することが最も重要だと思うのです。何より、大きく真面目に『伸びる』ために!

★ (1999/2/14)

∇暖かくなることを願って、背景色の変更です。

∇2000年問題は、下に書いた形では無理でした。(∵数字の大小関係がこわれてしまう。)そこで、新たな解決法を考えました。(西暦2000年の諸君だけを特別なコードにするものです。)

∇この間、新学期の学力診断試験の作成と結果処理、クラス分け、そして今日の旧中3の実力テストと日々の平常の授業をこなしながら、大学入試の2次講座も運営するという「超人的スケジュール」をこなしてきました。新学期に当たっての成績集計も「○木さん」が腰痛で倒れているため、すべてこちらに回ってきているのです。早く回復してくれることを祈りましょう!

∇私立の合格発表が続いています。(大学も高校も)確かに、私立を1校も受験しない諸君もいるので、まだまだ本番はこれからです。それはそうと、あの「高松高校」が募集定員割れを起こしています。来週(今週?)からの「志願変更」で果たして埋まるでしょうか?歴史的に記憶がありませんね。「診断テスト」があるとはいえ、全県での度数分布を出さない一つの結果が表れているようです。ちょっと驚きです。丸亀高校の方も希望者が少ないようです。全県的に中学の進路指導の「弱気」が目立ちます。(「生徒の希望を優先した」云々の記事がありましたが、それは間違いでしょう。)「自己採点」に基づく生徒一人一人の力の判断に自信の無い結果だと思います。

∇丸亀高校の「○○」という教師が、また、事件です。「教えた通りの解法でなければ点をやらん!」という。数学の解法はいろいろありますから、いろいろな発想ができることが大切だとも思うのですが、彼にはそうした考えはないようです。このような「似非教師」の存在が近年の低迷の一つの原因だと思います。K先生もえらく激怒しておられました!一種の「妖怪」的な存在ですね。馬鹿な「宿題」(問題を写して、ついでに人のノートを写して、出さなければ点を引く、たたく!)の推進者でもありますね。

∇旧中3の英語のリスニング用のスピーカーチェックで久し振りに『塾歌』を流しました。面白いことに、この塾歌には何かしら厳粛にさせるものがあるようですね。(知らない人、塾歌は日本国憲法前文です!これって「著作権」の問題があるのかしらん?)

★ (1999/2/5)

∇2000年問題を解決しました。といっても、塾のコード番号です。『発想を転換』して、従来上2桁で表示していた年代(例えば今年なら99というやつ)を逆に下2桁で表すことにしました。そうすると、2000年の入塾生は、下2桁に00がつくことになります!それから、この際だから、男女混合名簿も導入しました。

∇中1の「診断テスト」のことばかり書いていますが、集計の結果、平均点も平均順位もはるかに中2の方が良かったようです!

★ (1999/2/4)

∇体調が少し回復したと思ったら、日々の準備でまた変調をきたしそうです。一種の「儀式」ですから、自己紹介も『塾生心得』も省略するわけにはいきません。今、やっと明日の新中2のクラス分け集計、新小6の名簿や集計用紙ができました。新しい年度のスタートは、パターンが確定していませんから、その準備で大変なのです。

∇下の記事で追加がありました。中1は白峰もトップで結局坂出地区の主な中学はすべてトップということになりました。「出来が悪い!」と「はっぱ」をかけた方がいいのかもしれませんね。

∇丸亀校に新しい駐車場が借りられました。新しい敷地と合わせて、50台以上の車が止められます。(しかし、そんなに車があったけ?)いずれにせよ、塾の建物のすぐ横に止められますから、駐車場問題は、ほぼ解決です。(駐車場を用意している塾があるか知りたいものです!でも、これからは、そのようなことも必要な時代になるでしょうね。)

∇(何でも最終の?)寒波の影響でこの2・3日は寒いですね。今、雪が降っているようです。雪の白さはいいですね。しかし、それは「南国人」の勝手な戯言だとは思いますが。

★ (1999/2/1)

※闘病記録…入塾者の決定と通知の発送を終え、無礼な(もっと早く言ってくれれば、もう一人、入れたのに!)輩に怒っていたころ、ウイルスは、その存在を誇示し始めていた。授業を休むのが何より嫌いな私の性癖を嘲笑うかのように、それはまず、「発熱」から始まった。1月28日、無理をして丸亀へ移動。無理をして出来の悪い中1の授業をすると、もう体力は残っていなかった。それでも高2の二人を駅まで送り(一言も話さなかったのは、「話せなかった」だけだからね!)、さらにスタッフをのせ坂出へ。無理をして食事をとったものの、そのまま倒れるように身体を横たえることしかできなかった。体温38度。それから1日半、体温は39度前後を行き来し、食事もほとんどとれず、「夢うつつ」の状態が続いた。関節は痛み、筋肉が痛み、腰が痛くてまっすぐ身体を伸ばすこともままならなかった。(貶しているとはいえ、「合格」させたい)私立のO高校の入試の前の英語の授業と、高3の2次対策の現代文の授業と、高1の数学の授業が出来なかった!かのウイルスとの戦いに疲れた私の頭脳は、1月30日の朝、とんでもないことを思い付いた。(それだけ「業務」の滞りが不安だったのである。ヘルプのなさが不安だったのである)熱い風呂に入り、無理やり身体を起こしてみることが、その思い付きである。実験は半ば成功し、熱は下がった。が、しかし、・・・今度は体温が35度から上がらないのである。手や足先が「血の気」をなくしているのに気付いた私は、最低限の授業(2時間の「合同授業」)をこなし、再び身体を横にした。丸亀へは行けなかった!まあ、あの高1だから・・・と思いつつも、ウイルスとの戦闘の未だ終わらずの感を抱かざるを得なかった。不覚にもユンケルを忘れていたのである。以来、4本。31日の日曜日には、高2の英文解釈、数学、2次講座の数学をこなし、今日もタップリ授業をこなし、「塾生データベース」の不具合を調整し(「ぷりかん」君を引っ張り出し)、今、こうして闘病記録を記述している。あとは、咳を何とかしなければということと、若干の「フラツキ」と前頭葉にかかった薄曇の除去とが残っている。結局また「医者」にはかからなかった。(「○○さん」が医者になれば、かかってもいいと思ってはいるんですが。さて○○さんはだれでしょう?それは秘密です。)

※批判しているにもかかわらず、「学習の診断」の結果が出てくるにつれ、ちょっとした驚きが広がっています。そら、その上出来にです。徹夜をして『実力テスト』を作った「かい」があったのかも?現在までのところ、中1は、附属中、坂出東部中、坂出中でトップ。中2は、白峰中、坂出中でトップです。というより、かなりの平均点が予想されます。そのうちに発表しましょう。

※明日で1998年度がおしまいです。4日からは1999年度がスタートします。元気が戻ってきたので、(危ないんですが)「丸鋸」を動かせて、『ネーム』を作成しなければなりません。大切なネームです。(実は、中学部の卒業証書ですものね!)一人一人のを全くの手作りで作ります。大きく伸びて!と祈りつつ・・・

★ (1999/1/20)

※センター試験の塾内平均点を発表します。丸高平均585.3(全体平均584.1、現在の全国予想平均460…今日発表した「大学入試センター」の中間発表に最も似ている駿台の予測。)。全国平均を120点以上上回っているのですから、よしとしなければならないでしょう。(昨年が110点、一昨年が123点ですから、その全国平均からの最高上回り点数を更新する可能性もあります!)それぞれ悲喜こもごもですが、全国平均を下回っている人は一人しかいません。無理をしなければ、ほとんどの諸君が入れる大学がありますが、…。自分の人生ですから、「ボーダー」とかに惑わされず、初志貫徹するのもいいのではないかと思います。でも明日から相談で大変です。しかし、「世間的常識」から考えれば、「行けない」のでなく「行かない」というレベルでの悩みが殆どですから、ぜいたくかも知れませんね。

※さて、「ボーダー」ですが、今日(といっても、21日ですね)K塾ボーダーというのをテレビでも放映していましたね。また、その「バンザイシステム」も提供開始になりました。さっそく少し調べてみたのですが、例えば、岡山大学医学部の得点分布に、760以上1名、740以上3名というのがあります。本当でしょうか??定員が80名ですから、高得点者がいると、当然平均が上がり、つまりボーダーも上がります。知らない方もおられるでしょうから、30万人だ、40万人だと言っても、本人の「申告」(それも自己採点に基づく)のみを根拠にしています。数字だけを報告すればいいのです。もっともらしい説明をしていますが、果たして、「マークミス」もなく、そして全員が正直に報告しているでしょうか?(入試センターが得点者のせめて地区毎の度数分布を出してくれれば、真偽は判明するのですが…)(「申告」制度の税金のことを連想すれば、実態は予想できますね!)いずれにせよ、本当に「馬鹿げた」制度であることには違いありません。私立も私立ですね、試験問題くらい自分で作れ!そういうポリシーのないところが「大学」ですから、入学後の様子も「推して知るべし」です。

※基本的には、私は、「ボーダー」は参考にしかしません。過去、様々な大学に進学した諸君の様子と対比して、一人一人がどの程度かという観点から、相談には応じています。(ちょっと分かりにくいかも知れませんが、要するに人間性総体とでもいうようなものです。)本当に「行ってもよい」大学をはっきり決めて、さっさと2次試験の勉強をしっかりするのが、一番よい方策です。「ボーダー」に騙されず、しっかり2次対策を!

★ (1999/1/19)

※入塾申込受付が終わりました。坂出校の方は、ほぼ例年通りでしたが、丸亀校の募集が増えません。(募集定員を満たしていません。)原因を考えているのですが、まあ3年目だし、まだ、中学校の卒業生も出していないのだから、しかたがないのかも知れません。まだまだ、私たちの考えが理解されていないのでしょうし、某私立中学・高校の地元ですから、なかなか。(そこへの進学を勧めていませんから。)しかし、4日間、のべ24時間で、100人以上の応募(111人!)があったのですから、悲観するには及ばないでしょう。丸亀校の体制を立て直し、頑張ろうと思います。今まで以上に『本当に誠実に努力する』ことを忘れずに。丸亀校を開設したのも、いわゆる「塾」のイメージの刷新を目指した訳ですから、簡単には退却できません。

※センター試験の全国平均は20〜30点の幅で減少するでしょう。恐らく、史上最低の全国平均になると思われます。さて、塾では、……(明日のお楽しみ!)明日は、ケーキです!(景気づけに、ね。)

※附属中学の入試は、10名受けて9名合格でした。いつになく「くじ運」が良かったようです。(くじさえなければと、いつも思っていましたから)しかし、これからが大変です。だって、今の附属は「自分で学習する」ことを教えていますから。(この皮肉が分かりますか?特に社会は惨めです!!)

※今日の「ニュース23」では、(教員の)「不登校」を特集していました。臨床的な面だけでなく、もっと本質的な、「権力構造」と「管理構造」に言及するべきだと思うのですが。

★ (1999/1/16)

◎懸命に(ほぼ眼界まで)努力をしても報われないことはありますね。いろんなことが思うようにははかどりません。

◎センター試験は、英語がやや難化。数TAがかなり難化したようです。みんな気を落とさず、明日がんばろう!

★ (1999/1/15)

◎いよいよ明日は「センター試験」初日です。みんな精一杯頑張って下さい。たとえ少々失敗しても次の日もありますし、2次試験もあるのですから。くじけずに力を尽くしてきたのだ、力及ばず倒れることを恐れるな。

◎明日から今年の入塾申し込みの受付です。受付は、原則として生徒が行います。申し込まれる際、塾生自身を見て頂きたいからです。近年の「塾情報」に躍らされて、或いは、申し込めば入塾できると勘違いして、「授業を見てから」という話がありました。当該学年の場合、甚だしいときは8倍の競争率になります。あるいは、一応の定員を決めていますが、仮に定員に達しなくても、入塾をお断りすることがあります。問題なのは、「サービス産業」なのだから、そうして当然だ、のような意識です。そら、大多数の「塾」はそうかもしれませんが、私たちには当てはまりません。考えてみれば、20年前、受講料から何からすべて募集広告に明記していた塾はほとんどありませんでした。私たちは、そのような情報は(このHPも含め)すべて開示しています。また、「学校」を初めとする様々な組織が、それのみで存在するのでなく、その構成員こそが問題だと思っていますから、受付に生徒が立っているのです。子供たちが学習意欲をかきたてられる一つの大きな要因として、実際の塾生の姿があります。友人の存在は、「競争」というものでなく、自分を省みるきっかけを与えてくれ、新たな意欲を喚起される契機になり得ます。これらが理解できないのでしたら、申し込みはしなければいいのです。

◎「ニュースステーション」でも「ニュース23」でも「阪神淡路大震災」の特集をしていました。考えさせられることが多いですね。「忘れる」ことが得意な私たちには、『忘れてはならない』こともあるのだということを思わないではいられません。『生きて在ることの感謝』とともに。だからこそ、今、時流に流されず、本質を見極め、精一杯『原則的』に行動しなければならないのだと思います。

★ (1999/1/14)

○テストをつくって、テストをして「空しく」なることがあります。テストを作るには、分析(その範囲で重要なところ、かつ出題傾向)をして、ワープロを打って、模範解答を作成して…、と1枚のテストに約3時間はかかります。少なくともそれだけの時間、生徒たちが勉強してくることが前提です。それは、一種「仁義」のようなもので、そうした努力を心がけてきたのが、レーゼクライスの基本的立場です。しかし、そのような「仁義」が薄れる傾向にあると感じるのは、塾生の人数が膨れ上がっているからだけでしょうか?

○相変わらず、塾専用教材のダイレクトメールが次々と届きます。何度か(使うつもりは毛頭ありませんでしたが)見本を購入したことがあります。見もしないで、拒否することが嫌だったからです。そして、結論!『自分で作らなきゃ』。(そう言えば、テキストの販売が遅れています。時間がありません。販売用に体裁を整えるなら、例えば、デービーのデータ入力を、と思ってしまうのです。)

○今日、四国新聞以外の新聞に募集広告チラシを折り込みました。A新聞には「悪意」を感じますね。チラシの折り込み方に。

○「数研」から、チャートの間違いの指摘に対する返答がありました。「次回の版から訂正する」そうです。そう言えば、昔、某高校の教師が「数研に問い合わせる!」と息巻いていたことがありました。(チャート模解通りに答案作成した生徒に減点の理由を聞かれて)その後どうなったのでしょう?(ちなみに、私は、チャート解答で正しいと思いましたが!!)基本的に、「間違いを認めない」のは、「権力者」に特徴的な性癖ですね。そういう「教師」が「教師」として存在していることに問題がありますね。しかし、世が世であるだけに、そうした「権力者」に「スリヨル」者も多いことは事実です。蔓延っている「提出」というのも、日々の努力を「評価する」意味合いよりも、「管理」の意味合いが強くなっていますね。

○忘れないうちに記録しておきましょう。実力テストで、解答欄をはみ出して、延々と記述解答を書いているものがあります。これは、某中学の某教科の影響でしょう。その教科では、延々と(裏にまで)書いていると、「点がいい」のです。何のための解答欄かと思いますね。与えられた解答欄に、論点を整理して解答しなければ、解答にならないことは常識だと思います。しかし、「はみだし書き方」が「評価」されるものだから、生徒はついついやってしまうのでしょう。

★ (1999/1/13)

忙しい日々が続きます。日々のテストの作成に加えて、入塾受付の準備もしなければなりません。印刷屋さんのご厚意で、チラシ広告も1999年度版の塾案内も間に合いそうです。何と1週間で!明日は、チラシが入ります。忙しくなります。人手が足りません。受付は、いつも生徒が手伝ってくれています。しかし、そのいわゆる『受付メンバー』を選ぶのが実は大変なのです。(私は、ズルク、逃げていますが!)やっぱり、『名誉』なことに思っているらしく(まあ、実際そうだと思いますが)、選ばれないと、……!それを見るのが「やりきれない」ので、逃げているのです。

あと3日でセンター試験です。今年は、不安でなく、期待が大きいためか、そういう意味でちょっとドキドキしています。

今年は、丸亀校に新校舎を建築する予定です!何とかうまく借金して。大教室も作りますから。ついでに遠距離の諸君の宿泊施設も作ろうかと(たぶん無理でしょうけれど)考えてはいます。考えてみれば、今の(最近ちょっと不調ですが、数々の「記録」を作ってきた)高校2年生は、実は小5クラスの1期生なのです。当初、小5クラスは、プレハブ教室でした。(今の合宿所の食堂になっている建物です。)そして、本館へ移り、3号館が完成し、そこへ移り、丸亀校ができてそこへ移り、です。きっと、新校舎ができるでしょう!今年は高校3年、一応最後の年ですから、何とか頑張ります!それでは、今からその諸君のためのテスト作りです!

★ (1999/1/11)

実力テストの採点が何とか終了し、『期待している人』に無事返却できました。(かなりの「おどかし」をコメントにつけて。こんなんでは「現実」を乗り越えられないよ、と)

ダウンコンバータ(TVコンバータ)がやっと届き、実験しました。なかなかいいです。あとは大画面テレビさえあれば、計画している同時授業が可能になります。要するにコンピューター画面をテレビに映すもので、教室の「液晶ビジョン」でも使えることが分かりました。この液晶ビジョンは、もう古く、暗くしないと写りません。3号館ができたとき、唯一の「ぜいたく」ということで、設置したものです。考えてみれば、技術の進歩はすごいですね。今では、明るくても写る液晶ビジョンが当時の4分の1くらいの価格で出ていますね。でも、テレビの方がきれいです。コンピューターと直につながる液晶ビジョンを薦められたこともあったのですが、購入しなくて正解でした!そもそも「フェニックス」がアナログですから、デジタルの液晶ビジョンを使っても同じですよね。(詳しくないので分かりませんが)

数日間の寒さが今日は少し和らぎました。みんな(特に高3と「浪人」諸君!)、風邪引いていませんか?センター試験まで後5日。明日は、高3の最後の授業です!(2次講座はありますが、全員がそろって授業する最後の日です。)さて、どうやって勇気づけようかと考えています。

★ (1999/1/10)

もう1週間なんですね。更新をサボッテいたわけでなく、この「殺人的」スケジュールの中で、更新する余裕が無かったのです。きちんと記録を残そうと思っていますから、この1週間に行ったことを整理しておきます。

○1/4…センター予行2回目が終了。成績処理。中3社会テスト、理科テスト作成。中1理科テスト作成。○1/5〜7…中2社会テスト作成、高2数学復習テスト作成、中1社会テスト作成、高2数学テスト(文系・理系別)、高1数学テスト作成、小6実力テスト成績処理。○1/7〜8…高1数学テスト作成、1999年度募集広告原稿作成。(朝7時半まで)○1/8〜9…中1実力テスト作成、1999年度版『塾案内』作成。○1/9〜10…中2実力テスト作成。

並べてみると、恐ろしい!テストを作るには分析しなければなりませんし、ワープロをしなければなりませんし、模範解答を書かなければなりません。上には英語関係のテスト(もっぱらY作!)、センター練習テストは含まれていません。確かに「塾専用教材」がハヤルのも無理はありませんね。また、テストをしたから、作ったからといって特別な収入があるわけでもありません。更に、近年は、「自分でやりたい」などと言ってサヨナラをしていく者もいます。テスト範囲は、(不本意ながら)「学校テスト」の範囲で行っているのにもかかわらずです。「ふざけるんじゃないよ!」とでも言いたいところですが、そこはぐっと我慢をしています。愚痴なんてこぼす「暇」がありませんから。そもそも何事によらず、本当に身につけようとすると、自分でやる以外はありませんし、特に塾のテスト類は、自分の家庭学習(もしかしたら塾学習←授業日以外も結構塾に来て学習していますから)の成果の確認です。そこの過程を省みることもなく……!先は見えているのですが、あえて書かないでおきましょう。人間は、よく「自分の考え」と言いますが、どこまでが自分の考えで、どこからが「モデル」の「受け売り」なのかを客観的に判断するのは難しいですね。もっと難しいのは、『論理的判断に従う』ことかも知れません。もしかしたら、人間の主張する「論理」は、初めに感情ありき、かもしれません。感情的な思いや行為がまずあって、それを「正当化」するために「論理」があるのかもしれません。もう少し脳の研究が進めば、その辺のところまで解明されるという記事を読んだことがあります。(確か、「ニュートン」だったような)

今から、そして明日も莫大な採点が待っています。(だって、テストは返却しなければなりませんから。それも明日!!)全員とは決して言いませんが、返却を心待ちにしている(『間違い直し』をするために!)諸君が確かにいることを知っていますから、手は抜けないのです。もしかしたら、それは喜びの一種かも知れませんね。それも極めて贅沢な。

★ (1999/1/3)

みなさま、新年あけましておめでとうございます。『第2回センター試験の予行』の1日目が終了しました。明日は2日目です。この間、この『つれづれ』の更新もできないくらい忙しく、結局睡眠時間を削ってなんとかしのいでいます。30日には大学生諸君の助けで、「新年」を迎えるに当たって、汚れたままでは…ということから、「小掃除」を行いました。わざわざ(恒例の年末大掃除は春の大掃除に移していたのですが)掃除のことを気にかけて帰ってきている大学生もいます。本当に有り難い!おかげで、今年の最初の授業(高3と中3)を気持ちよく迎えることができました。まだまだ忙しさは続きます(小6、中1、中2の実力テスト。中3の私立の入試も始まります。高校の学力テストも近い。更に、年に一度の塾生募集、そして99年度版の『塾案内』の作成)が、大学生の助力もあるので何とか乗り切れるでしょう。ユンケルとパブロンのお世話にはできるだけなるまいと心がけているのですが、ほぼこの1ヶ月(塾の通信を朝までかかって作成して以来)の平均睡眠時間は4時間です。そういえば、昔、名古屋大学に進学したある塾生が、「4時間睡眠」を実行していたのを思い出します。彼は今ごろどうしているのか…(また、掲示板に…ネ!)

年末は、思わぬ『卒塾生』の訪問もあります。すでに就職している諸君の職場での話も面白いものです。昨年は、『掃除に帰ってくれる大学生を生み出す塾』という話を書きました。今年は、就職しても立ち寄ってくれる塾でありたいということを記しておきたいと思います。もう随分たくさんの子が社会のあちこちで活躍しています。彼ら彼女らが、レーゼクライス出身であることを誇りに思えるような塾でありたいと思います。徒に「経営努力」するのでなく、『ゆずれない線』を死守する原則的な場でありつづけたいと思います。

★ (1998/12/28)

『センター試験の予行』は無事終了しました。しかし、中3の「診断テスト」も近く、テスト作りで大変です。「診断テスト」は、かつて大きな批判を受けましたが、また復活しています。一部の学校では「君は、〜点足りないな」とか「この点では…」とかの、かつて繰り返された会話が復活しています。まったくどうしようもない人たちがいます。「久米宏」にでも投書しましょうか?マスコミというものはかつて大々的に取り上げたものでもすぐ忘れてしまいますから!

塾には、連日様々な「案内」や「広告」が届きます。その中で、気になっていることがあります。曰く、「〜すれば、他塾との差別化が図れます」というものです。使っている本人たちは「差別」という言葉を、「大小の差別」に近い用法で使っているのかも知れませんが、「差別」の使われ方は、やはり、「正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと」の意味合いが多いのではないでしょうか。少なくとも子供たちに接する立場にある人間の使う言葉ではないように思いますし、そうした言葉に敏感であるべきだと思います。(もしかしたら、「〜を使ったら」と言う人たちは、こういったことは百も承知で、本気で後者の意味合いで使っているのかも知れませんが!)私は、内容に少しばかりの興味があっても、そうした言葉を使っている「ダイレクトメール」は、ダイレクトにごみ箱に捨てることにしています!(本当に、ごみがたまって困ります!)

先日(たぶん25日くらい)、某国営放送で「禁煙」の番組をしていましたね。見られた方も(少し)おられるでしょう。その時、私が思ったのは、実は「禁煙」問題ではありません。『モデル』の問題です。人間の目的意識を決定していく上で、重要な働きをしているのがモデルではないでしょうか。よく言いますよね、「〜さんのようになりたい。」とか「…さんがした道を」とか、或いは、「尊敬する人は〜さんです」とか。そうして考えると、何となく嬉しくなったのです。いろいろな問題が日々起こっても、あそこにもここにも、『モデル』がいる!苦しい「学校生活」や大変な学習にしても、そうした現代の中でも夢と希望を持って、『原則的学習』を続けているモデルがいる!「個別」「個別」とさもそれが最上の価値であるかのように、それが強調される背景も考えずに、実は自分の利益のためであるのに、まるで子供たちの利益であるかのように、言葉だけが溢れている。異なった個体であることを認識し、異なった価値観のぶつかりの中からしか本当の個別的信念は獲得されないのに。個別の「効果」として最も強調されるのが、「〜点上がった」とか「〜番上がった」とかになるに至っては、それは、「効果」でなくて、「弊害」としか言いようがありませんね。

★ (1998/12/24)

明日は『センター試験の予行』です。(決してクリスマスなんて言いません!)センター試験が行われる通りの時間で(時間帯によって頭の働きが違いますから)テストをするのです。大変ですが、今年の高3の諸君も、顔つきが変わってきました。なかなか『いい顔』です!ということは、頑張っている証拠です。夜の授業?もちろんあります。他の学年は平常ですから。明日こそはユンケルかな?もちろん、そうしたテストをしても金銭的には「持ち出し」ばかりです。(特別な費用をもらいませんから。)「冬期講習」ももちろんしていません。こんな短い期間で「力が身につく」はずがありませんから。そうした言葉は恥ずかしくて吐けませんから。そうした言葉を吐いて、しかも虚偽に近い「合格実績」を前面に出しているのが「学校法人」だなんて、おかしいと思いませんか?しかし、そうしたことがまかり通っているのです。ですから、今日の朝日新聞の香川版の某記者に「塾、予備校、習い事・・・・」などと、アメリカに「ご留学」して身に付けた「個人の価値」で切られてしまうのです。しかし、その賛美するアメリカが「正義」の名の下に行っていることは何なのでしょう!その某記者の行っている(書いている)ことは、まさに同じことです。価値観の相対性を理解していないし、何より、ご自分の価値観を唯一絶対のものと信じているのです。そういえば、アメリカは、唯一神の国、でしたね。(うん、これでイブに相応しくなった!)

★ (1998/12/22)

いろいろな卒業生が掲示板に登場してくれています。なんとなく嬉しいです!みんな、本当の勉強をしようね。授業に出るだけが勉強ではありません。できれば、世の中の動きや実状に目を向け、より大きくなって(身長や体重ではありませんよ!)、また元気な顔を見せて下さい。

明日は、中3の公民のテストです。公民というネーミングの件は別にして、公民はなかなか面白い教科書です。筆者の「はがゆさ」(もっとはっきり書きたいのに、書くと文部省から文句を言われるし、という「ためらい」のようなもの)が感じられる部分があります。自衛隊などの憲法解釈の部分や官僚の弊害や税制の部分など特に。そういう意味で、面白い本です。卒塾生のみんなは、『塾歌』を覚えていますか?たまには口ずさみましょうね!たまには、自分の意識のズレを修正するのも必要なことです。翻訳とはいえ、50年以上前にあれほどの『崇高な理想』を考えた先人がいたという事実は、私たちにとって誇るべきことです。『理想』が踏みにじられることの多い今日であるからこそ、口ずさむことが必要だと思います。

★ (1998/12/21)

今日書かなければ、典型的な「三日坊主」になりますね。というわけで、書いているわけですが、どうもNetscapeの調子がよくないようです。ここは一つKakuji君に何とかしてもらいましょう。

さて、カリキュラム(レーゼクライスでは、1ヶ月余りの予定を各学年に「カリキュラム」という形で配布しています)の1998年度の最終版を出す時期になり、1999年度の授業体系を考えなければなりません。そもそもその授業体系が出来なければ、新年度募集も出来ないわけです。結局、塾の授業のない日、つまり12月30日から1月2日の間は、マグネット板(授業構成を考える秘密兵器!)と「にらめっこ」ということになりそうです。今年は恒例の大掃除は中止しました。忙しいときに大掃除もなかろう、ということで、全学年の有志による大掃除は、春に移行しました。いわゆる世間の「常識」に反するようですが。しかし、私たちにとっては、受験期が変わらない限り、普通の「正月」は無いのです。

もう一つニュース。銀行の「貸し渋り」というのはあるのですね!今の金融機関は、金融機関本来の役割を果たしていないように思います。「安全な儲け」しか頭に無い日本の銀行の行く末が見えるようです!

★ (1998/12/20)

塾生データベースの修復は、熊谷君の努力で無事完了しました。11月の「くろしお会ソフトボール大会」に参加した人たちで「文集」を作ることになり、その原稿を(2週間遅れで)送りました。原稿に(いろいろな理由で)書けなかったことを忘れないうちに記録しておきましょう。一つは、私が塾生諸君に対して思ったことです。『もっと彼ら彼女たちを、私自身が、信頼し、信じなければならない』ということ。「私の力で」と考えることの傲慢さを反省させられたことです。そして、『この子達はもしかしたら奇跡を起こすかも知れない』という何か「霊感」とでも呼ぶしかないものです。入試に対して、全員が安心できる状況にはありません。しかし、もしかしたら『逆転サヨナラ』を繰り返すかも知れません!それからもう一つ、「足は踏み越していなかった」という事実です。ちょうどビデオを回しており、それで確認できました。そうすると、かの審判は、二重に誤審を犯したことになります。ルール確認にない「ルール」を適用したこと、そして何より適用しようとした事実がなかったことです。

いつまでたっても「明日が試合だから今日遅くまで練習するので、遅刻します」という事態がなくなりません。かつて批判をあびた「学習の診断」テストが、またまた「振り分け」の「重要資料」として復活しているように、自称「部活指導者」は、全く懲りない面々のようです。相変わらず、長時間練習という「精神論」を振りかざし、「ロボット」の制作に余念がない。それが実態なのです。

かつて私は学校に「土曜休日」が導入されたとき、「部活」の偏重を(塾通いの増加という喧燥の中で)最も恐れると書いたことがあります。「学校五日制」が導入されようとしている今日、かつてにまさる危惧を抱いています。現に、今の隔週の土曜休日に「公式試合」を設定している「スポーツ団体」があります。結局、最も問題とすべきは、「子供の問題」でなく、「大人の問題」なのです。正確に言えば、「大人」だと思っている、そして自らの価値観を疑うことのない、そして(それと気付かず)「偏見」を押し付けている「ヒト」なのです。

★ (1998/12/19)

今日は、塾生データベース(全塾生の各種成績をデータベース化したもの)が不調で大変でした。きっと今ごろは、卒論で忙しいはずの熊谷君が頭をかかえていることでしょう!しかし、このデータベースが出来てから、学校成績も塾内成績も一発で(?)一覧ができます。「権力者」が「総背番号制」に惹かれる気持ちが分かるような気もします。(コワイ、コワイ)

今日の朝日新聞香川版に、「高校間格差」を主たるテーマにした高教組の委員長の話が入っていました。現場では、確かにそうしたことも話題(問題?)になっているのでしょうか。しかし、そういう記事を読んでいつも私が思うのは、背後の「権力構造」の温存です。「内申書」や「指導要録」という(それこそプライバシーにかかわる問題だと思うのですが)「権力」を温存したままで行われる様々な対策や「生きる力」の欺瞞性です。また、敏感な中1の生命が失われましたね!

学習内容を軽減すれば、本当に「ゆとり」が生まれ、「総合学習」をすれば本当に考える力や生きる力が身につくのか?本当にそう考えているとしたら、文部省は(あるいは御用学者は)「おめでたい」。それは、環境破壊が分かっていながら(誰かの利益のために?)「ダム」を作り、空港を作り……という構造とオーバーラップする。

★ (1998/12/18)

『徒然なるままに』(塾内の通信)の発行で徹夜し、その後遺症が幾分残っているのですが、日々のテスト作成に追われ、授業にも追われ、十分な睡眠時間の確保が難しくなっています。塾内の通信は、希望者には差し上げます。そのうちに時間ができれば、《みしょう塾》さんのように、PDFファイルの技術を習得して、通信類をHPに掲載しようと思います。(しかし時間ができるときがあるだろうか?)

どうやら、フェニックスを本格的に使わざるを得ない状況になりそうです。スタッフが不足しています!

センター試験まで後1ヶ月。国語の問題演習でおもしろいものがありました。「海峡の光」(辻仁成)を問題化したものです。『正義の名のもとにふるわれる制裁ほど恐ろしいものはない』という一節がありました。何年か前の光景を彷彿とさせるような「制裁」が繰り広げられています。日本にある基地からも参加しているようです。そういう意味では、珍しく明確な支持を表明した総理大臣は、論理的に正しいのかもしれませんね。そして、まさしく憲法が予言したように、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が」ということが現実味を帯びてきているように思います。

退塾者1名あり。明日は読書感想文の提出日です。退塾者パターンで多いのは、そうしためんどうなこと(一見「学校」とは関係ないこと)の前が圧倒的に多い。塾のテストの前、成績集計の前後、合宿の前、等々。そして、退塾理由に、そうしたことは殆ど出てこない。入塾選考を厳しくせねば、と思っています。レーゼクライスには途中編入も夏期・冬期・春期講習もありませんし、運営費(いわゆる受講料に相当するもの)も返却しますから、いろいろ面倒なのです。「納入した……は、一切返却しません」の誘惑にかられないこともありませんが、出席していない者から預かる訳にはいかない、という原則、仕事をしていないのにもらうわけにはいかない、という原則から撤退することはできません!(ちなみに、返却したものを返却されたことは一度もありません!面白いものですね!)

では、また明日(多分)。

★ (1998/10/15)

またまた、随分時間がたってしまいました。前回の報告以来、塾内掲示板の設置、夏期合宿、いつものようにテスト作成やテキスト作成等々で、近況報告する余裕がありませんでした。メールをいただいた方々にも失礼しています。特に、卒塾生の諸君、『掲示板』にどんどん書き込んで下さい。掲示板だと、気楽に返事しますから?

最近、丸亀校と坂出校との間に教室相互間を結ぶ「フェニックス」を本格的に導入しました。坂出・丸亀の同時授業を可能にするものです。まだまだ実験段階ですが、実用化すれば、各地の卒塾生とも結んで、授業や講座の細かな設定が可能になると思っています。そうした関係上、コンピューターは、デスクトップ型は遂に10台、ノートパソコン5台という、パソコン教室でも開けそうな状況になってきました。十分活用できているとは言い難く、今も「ぷりかん」君の協力を得ていますが、(授業は嫌だけど)コンピューターならという卒塾生の協力を求めます。おーい、誰かいないか!

それにしてもスタッフ不足です。来年度の内定者(?)はいますが、まだ一人です。(誰かはまたのお楽しみ。もちろん卒塾生です。)レーゼクライスで働ける人だれかいませんか!この際だから、卒塾生に限りません。来年度は、丸亀校の学年が1学年増えますから、もうどうしようもなく授業が組めません。そうなると、「新しい教育」を叫びつつ、実は、生徒を犠牲にし、授業すらしない某中学や、一貫性のない、しかもバラバラの進度と勉強嫌いの子を増やす授業しかしない某高校からの子供たちに十分なことができず、困ったことになります。誰か、Help!

★ (1998/5/17)

久し振りの更新です。余り更新しないと、「ぷりかん」君が嫌味を言うので。久し振りの理由はもう明白ですね。

今年の進学状況は、TOPICSに記録しています。参照して下さい。大学入試での理系の難化(特に医薬系)に驚かされた以外は、高校入試も含めて、ほぼ例年並というところでしょうか。

ふとしたことで二十年ぶりに、昔の友人からメールをいただきました。便利な世の中になったものだと感慨ひとしおの感があります。

明日(今日)は、丸亀高校の生徒全員による『縦割り学習』です。(つまり、テスト等を作らなくてもよいので、更新している訳です!)丸亀校に小教室を増築したのですが、それでもまだ手狭です。忍耐が大事だ、と口では言いながらも、生徒の協力に感謝しています。そのうち、もっとゆったりした校舎を建てるからね!それにしても、「丸亀高校」の「生徒を信用しない提出地獄」には、怒りを通り越して、笑いを誘うものがあります。最近の低迷の根本原因が「生徒への不信」にこそあるのがいつまでたっても分からないようです。中身も見ない、最後に判を押すだけ、ルーズリーフはだめでノートに、人のを写して出す、こうした「提出」の無意味さに一体いつ気付くのだろう。形式と管理に走る亡霊よ、さようなら!

★ (1998/3/5)

随分時間がたってしまいました。前回の近況報告からこの間の出来事を記録しておきましょう。センター試験後の対策で、インターネットは、もっぱら「バンザイシステム」やTBSやYahooに接続されていました。当てにならない「ボーダー」という魔物に、やはり受験生は不安になりますから(半ば安心材料として)使っていました。(センター試験、塾生平均(丸亀クラス)590.3点。もう少し欲しかったが、しかたがない面もあります。)受験校が決定すると、対策的2次講座。また、新学期の受付、入塾試験。そして、入塾者決定。(一人一人のネームも手作り!)新学期が始まり、休む間もなく公開《学力コンクール》で徹夜の連続。何とか試験日に間に合ったら、莫大な採点と総評の作成。これらを2次講座と平行して行ったのです。もちろん平常の生徒の授業とテスト・テキスト作成が重なりました。更には、授業体系の編成(これをしないと新高1を迎えられません!)。振り返ってみれば、よくぞ風邪をひく暇もなく過ごしてきたなと感心しています。HPを見てくれている数少ない読者や卒塾生の諸君、元気で生きていますから、心配なく。まだユンケルの世話にもなっていません!

新学年の態勢は、塾を取り巻く「少子化」の中で、ずいぶんたくさんの諸君の応募を得ました。丸亀校の教室不足を解消するため、今年度はとりあえず、小さな「小学部」を建築することにしました。来年度は、本格的なものを建築する予定です。(また、設計に時間が・・・)メール等、この間失礼をしていた皆様、遅れましたが、一人一人返事を送っていきます!

これからは、ソフトボールも始まります。合格発表も!

★ (1998/1/21)

近況報告をする時間がないくらい、忙しい毎日を送っていました。センター試験が終わり、これから、テストが難しくなった結果としてのいわゆる「ボーダーライン」の変動で、また大変な日々を送りそうです。新年度の塾生募集も今日が締め切りです。入塾試験の作成・入塾者決定・新年度のスタートと休まるときがありません。その合間をぬって、2次講座をしなくてはなりません。いつも本当に「体力勝負」です。しかし、高3の諸君が、そうしたこちらの苦労に応えてくれ、何とか合格を勝ち取ってくれれば、と、そうした苦労をしなければ受からないのでは、という脅迫観念のようなものも感じています!更には、公開している「学力コンクール」もあります。毎年、高校入試の問題を当てると、当たるのが当たり前になっていて、その分析も大変です。公開の受験者を(どこかの予備校がやっているように)「合格者実績」として数えるなどということはもちろん行っていませんし、こちらは本当に「入試」で子供たちが1問でも余計にできるように願っているにもかかわらず、公開の受験者が爆発的には増えません。元気のない子供たちが増えました。そしてまた、「あらぬこと」を子供たちに吹き込む「現代社会のケチな価値観」に支配された「大人」、「誇大広告」に簡単につられる「大人」も増えたようです!負けないで想いを貫徹するのにはかなりのエネルギーがいりますね!

★ (1998/1/11)

新年のごあいさつを誤って消してしまいました。改めて『新たな契機となるように、がんばりましょう!』この間、センター試験の予行(どうやら、何とかなりそうな雰囲気になってきました)、新年度版の『塾案内』の原稿作成、'98年度の募集広告の原稿作成、新学期の授業体系の編成、そして、小6の実力テスト、更に中1・2年の実力テストの作成で休まるときがありませんでした。今日は、中2の実力テストです。早朝になってやっと「めど」がたちました。「塾専用教材」に頼らず、『抵抗』するのは大変です!実力テストをしたからといって、特別な収入はもちろんありませんし、採点のことを考えれば、気が遠くなりそうです。しかし、そうしたこちらの熱意に応えてくれる塾生が確かにいるのであって、そうした塾生がいる限り、やっぱり『大変さを引き受ける』ことになります。もはや趣味の領域ですね!

★(1997/12/29)
 今日で今年の授業は終わりです。みんなで大掃除をしましたが,「まだワックスがけ」が残っています。明日も,大学生の助けを借りて,そうじの片付けをしなければなりません。(毎年,いろいろな大学生が手伝ってくれて,受験期の忙しさを何とか乗り切ってきました。『卒業して大学生になって,塾を手伝う』というのが,もう一種の「伝統」になってしまいました。人数の膨れ上がった合宿も,大学生の存在抜きには運営できませんし,そうした『手伝い』を続けてくれる大学生を生み出すような塾でずっとありたいと思います。)1月3日からは,また,授業が始まります。センター試験の第2回の予行です。2日には準備をしないと・・・・。「センター試験」の廃止を念願しつつ,高得点を期待しています。一見矛盾のようですが,民主主義を標榜しつつ,『投票』を無視する「立派で偉大な政治家」の矛盾に比すれば,矛盾のうちには入らないでしょう。今年は,私達の社会の抱える根源的な問題が,随分表面化しました。近いうちにそうした矛盾がもっと赤裸々になるときが来るでしょう。私たちは,そうした来るべき時代に,自らの信念と創造性をもって,自らの意志で行動できる『もと』をこれからも訴え続けていこうと思います。

★(1997/12/21)

風邪がはやっているようです。何人かが欠席しています。用心しましょう。かくいう私も無理がたたって、若干変調をきたしています。

何気なくつけた国営テレビで、たまたま中国雲南省の教育事情を放送していました。「負けてしまう!」そう思わずにいられませんでした。貧しいために学校へ行けない少女、借金をして子供を学校に行かせる親、そうしたどこかの国にもかつてあったような情景が、美しい自然を背景に描かれていました。子供たちは、勉強しなければならないという使命感を持っていました。社会を変え、社会のために、人のために勉強するという、必死さと真剣さが彼らの瞳には溢れていました。「豊かな」日常の中で、豊かさの根源に思いを寄せず、ただ自分の楽しみを享受している日本の子供たち、本当に彼らに未来はあるのだろうか?何年か先、事態は劇的に変化するように思われてならない。しかし、それも半ば必然なのかもしれない。永久の繁栄などがあろうはずはない!

★(1997/12/15)

実力テストを作るのに徹夜し、何とか試験時間に間に合わせたと思ったら、莫大な採点が待っていた!「学校」テストにでなく、真剣にテスト勉強をしてきている(恐らく)少数派の諸君の瞳がなければ、とてもやっていられない!テストだからといって、特別な収入があるわけでもなく、休日出勤のスタッフ諸君やテスト監督の上級生諸君に、ただ感謝するのみである。

(レーゼクライスでは原則として、テスト監督や入塾の受付は、生徒で行います。入塾試験にも立ち会います!)

★(1997/12/11)

今日は冬型の天気で冷たい北風がとても強く、丸亀校の玄関のドアが壁に激突し、ガラスが割れてしまいました。幸いにも親切なサッシ屋さんのおかげで無事修理できました。もうすぐ中1、中2の実力テストです。テスト時間に間に合うよう作れますように!

ホームページの公開が始まりました。K.M君の努力に感謝感謝!

★(1997/12/3)

随分寒くなりました。塾生たちの期末試験の期間を利用して,(つまり,レーゼクライスでは,いわゆる「定期試験対策」を行わないので,授業がなく,時間がとれるので)1997年度の目標の一つであった『ホームページ』の作成に着手しています。


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