◆塾長のつれづれなるままに『過去ログ』塾長の近況を気まぐれにつづったページです)

過去ログその3(1999/8/30〜1999/11/17)

★ (1999/11/17)

【「横見」について】「横見」は,別名「カンニング」とも言います。これについての注意は,今まで何度も行ってきました。最初に塾に来る小学校5年生への注意はここ(できなくてもいいから,人のを見るな!)から始まります。どうも,各小中学校で,余りそのことの注意がなされていないように思います。むしろ,「グループ学習」や「班学習」という名で,(一体,こういう概念を持ち込んだのは誰なんだろう?)相談するのが当然のような雰囲気さえあります。そうした中で,『たとえ0点でもいいから,見て書いたものより自分の責任で答えること』を強調するのは,時には「しんどい」作業です。そして,こうしたことを記述しているということは,まだ0名にはなっていないということです。こちら(スタッフ側)では,「横見」をしている子は分かっているんですが,問題はそのような行為をする理由です。それが,「点数」に対する一種の圧迫感からのものか,何らかの外的な(主には家庭の)圧迫なのか,あるいは・・・・?いずれにせよ,そのよな「不正行為」を拒絶することの大切さをもっと強調しなければならないと思っています。塾の過去のテストを塾でのテスト「対策的に」することも同じです。同じ問題をすることもありますから。それらは,常々強調している『原則的学習』とは程遠いものです。テスト範囲を隅々まで,精一杯努力すれば,それでいいのですから。

【宿題をしていないときに】どのような行動をとれるかは,面白いものです。塾では,塾のテキスト(もちろん自作の)を中心に平常,授業しています。今日,あるクラスで授業中に,(宿題をしていなかったと見えて),今やっている問題でなく,その後の問題を解いている子がいました。大多数の子は,今やっていること,今他の子が困っていることについて一緒に考えています。(分かっていても!)もちろん,授業は,そこでストップです。「宿題をやっていない」という失敗を,コソコソ取り戻そうとするな!ということを話すために。失敗は失敗として認め,今やっていることに集中することが大切であることを強調するために。そのクラスは,各中学のトップの子が3名いるんですが,彼ら(彼女ら)は,もちろん,『食い入るように』見ています。結局,そこの差なんだと思います。そして,「個別」でなく,問題があるときは一緒に考える(授業中ももちろん一緒に考えますよ)というのが,レーゼクライスなんだと思います。確かに「効率」は悪いかも知れませんが,当面の「問題」を解くことが「学習」だとは思いません。『姿勢』さえできれば,「お勉強」などは,楽にできるのだということです。そういう意味では,私たちの行っていることは,個別的な「学習内容」ではなく(それもある程度は重要でしょうが),学習姿勢そのものの獲得である,と言ってもいいでしょう。塾で過ごさない時間の方が圧倒的に長い訳ですから,塾で少々学習して,いわゆる「できる」はずがありません。そしてまた,家庭でも四六時中「監視」することは不可能ですから,いわゆる「親の前だけ」で学習しても,できるはずもありません。問題は,不正を排し,自分の力で,『類的』(そもそも学習行為は,人類全体という視点で為されるべきものです。個人的利益でなく。)意識を持ちつつ努力を継続できるかというところにあります。そのような姿勢を目指さなければならないのだと思います。

★ (1999/11/16)

【どこかにスタッフはいませんか!】この「就職難」の時代に,スタッフが不足しているというのに,なかなか新しい人材がいません。人手不足で,留守番は「フェニックス」ということもあります。最近では,毎日開けていた3号館も週2回は閉館という状態です。(これから中3のやる気のある諸君が出てきたときのことを考えると,何とかしなければなりません。)確かに,レーゼクライスの要求は,ある意味で「キツク」,中途半端な心構えでは勤まりませんが,それだけに,鍛えられる面も大きい,(つまり本当の意味で『やりがい』がある)と思うのですが。だれか,いませんか?

【今日は目が回った!】昨夜(15日夜)から今日(16日)にかけて,私だけが関ったことを列挙すると,「中3の歴史テスト作成」(入試問題集から,教科書チェックをしながら問題を作成する作業です。中部地方全県の問題に目を通し,現在の教科書との対応を検討し,かつ過去の「診断テスト」の出題をチェックし・・・。そしてワープロ打ち。これだけで4時間はかかります。),「高3のセンター国語」(一通り問題を解き,問題点を検討する。),「小6実力テスト検討」(間違いの多い問題に目を通す),「中3の英語入試問題検討(今日は富山県と滋賀県)」(質問に答えられるよう,一通り解き,検討しておく。これは,でも30分かな。)「高1数学マニュアル作り(確率)」(4step問題集のヒント集。)それで,勿論,それらの授業もする訳です。そうしたこちらの努力を知ってか知らずにか,中には「いいかげんな」対応をする者がまだ数人います。そうした時,「怒り」は感じないんですね。むしろ,「かわいそう」という感じかな。何でもそうなんですが,自分の状態を『客観的に見る眼』がないんですね。でも,それはやはり,そうした「欠落した眼」が何らかの『厳しい事態』を引き起こすまでは,感受されないものなのかも知れません。どうやら,歴史は繰り返しそうです!残念ですが。でも,救いもあるんですね。そうしたこちらの熱意を(知ってか知らずにか)受けて,それを自らの努力という形で返し,めきめきと力をつけているのが手に取るように分かる諸君がいるんですね。さあ,頑張らなくっちゃ!

【嬉しいメール】インターネットの世界では,やはり,思いも寄らない方からメールをいただくことがあります。レーゼクライスは,どうも「普通の塾」とは違ったところがあるんだな,とその時思います。そして,そうした『一種の励まし』にも,「ユンケル効果」はあるようです。やはり,原則を固守しなければ,と思うのです。ネットの世界は,確実に広がっていますね。思いもかけない出会いから,また新たな意欲と新しい連帯の形も出てきそうですね!

★ (1999/11/15)

【ちょっといい言葉その2】例のカレンダーには,毎月違った『ちょっといい言葉』が掲載されています。今月のいい言葉を,ちょっとアレンジしてみました。《注意されたり批判されたりしたことを悩んだり「反批判」するより,改めることへの努力が必要である。なぜなら,注意や批判は,周りの『好意』なのですから。》勿論,謂れない誹謗などには,毅然とした態度で臨むべきだとは思いますが,注意や批判を「好意」と受け取るという姿勢には,受け取る側の『度量』のようなものが推し量られます。できるなら,『自分の内への眼』を磨きたいものですね!

【高3センター対策中間報告】「センター試験対策」を開始して2ヶ月余りたちました。現状は,平均で昨年のレベルを若干下回っています。確かに,昨年よりいわゆる「できる」部分も多いのですが,まだまだ努力不足の諸君が見受けられ,それが平均点の悪さになって現れているように思います。そろそろ『復習』テストを入れながら(「活」も入れながら!),まず昨年レベルには到達するようにしなければ!(『復習』するときに初めて身に付くんですよ!)

【「学校成績」至上主義からの脱却を!】常日頃の授業の中でいつも感じていることが,『再テスト』をするとはっきりと見えてくるものがあります。最近では,各中学でもいわゆる「宿題」や「提出物」が数多くあり,そうしたものをある程度真面目にやらなければ,それなりの「成績」はとれません。それなりの「成績」をとっていても(くれぐれも「それなり」であって,抜群という訳ではありません。),塾の宿題をしなかったり,授業中に必要な持ってくるものを持っていなかったり,テスト勉強をしていなかったりする子が結構います。(その逆は数えるほどしかいません)再テストなどは,それぞれの不十分さを反省し,それを取り返す『契機』ですから,満点でもおかしくないのに,そうした子も数えるほどしかいません。言葉に出して言わなくても,そういう時の子供たちの態度からありありと感じることが,「学校でいい成績をとれば・・・・」という姿勢です。誤解を招かないため,はっきりと言っておくと,「学校成績はどうでもいい」と言っている訳ではありません。問題は,たとえ「理不尽」なものでも,「成績」のために受け入れてしまう,という姿勢なのです。(中には,テスト範囲と関係のないテストや採点基準のあいまいなものや,授業でやっていないことを出題するものや,訳の分からない提出物等もありますから。)そうではなくて,子供たち(だけではありませんが)にとって本当に大切なことは,そして,将来的にも必要だと思われることは,やはり『真実』だと『分かる』ことに勇気を持って取り組む姿勢でしょう。たくさんの子供たちを見てきて,そういう『正義感』の持ち主こそが,大きく伸びていくのだと断言できます。それは,単に子供たちだけの問題なのではなくて,家庭の問題でもあり,そして社会の問題でもあるでしょう。「不正」を,「理想の骨抜き」を,「実利」(?)のために認め,受け入れるという姿勢が,今日露見してきている様々な問題の根底にあると思います。その行き着く先は・・・・・・!

★ (1999/11/12)

【Yellow Card】今日から「Yellow Card」を発行することにしました。先日の中2の英語の「再テスト」(通常のテストで不合格点…通常6割)で更に不合格点をとった諸君に,授業後の居残りやRTへの出席を一定期間義務づけるものです。その日の課題は,例えば答案作成10枚とか,与える予定です。今後は,集中力の欠けた者やいわゆる「不真面目」な行為をした者に,トイレ掃除等のペナルティを課す「Yellow Card」を出そうと思います!

【これは「悪平等」だろうか?】上の「Yellow Card」もそうなんですが,今まで,いわゆる「遅れ気味」の子(ただし,塾で。学校へ持っていくと,これがマアマアだったりするんですが)に対して,いろいろな方策を講じてきました。補習をしたり,プリント類を作って提出させたり,個別ノートを作ったり,『デービー』も,元々,そういう子たちのためのものでした。そうすると,そういうプリント費用や人件費はどこから出るのか?それはもちろん,みんなから集めている「運営費」から出る訳ですから,いわゆる「出来のいい子」(そういう子に限って,掃除も熱心にしたり,手伝いも快くやってくれます!)の出している「運営費」からも,何%かの割合で出ることになります。そうすると,これは,ある意味「不平等」ではないか,という議論も成り立ちます。ただ,そういう議論や疑問を排除するために,例えば「時間数」とか「科目数」とかで,「運営費」を決めていない訳ですが・・・・。(中1と中3では,時間数もプリント数も圧倒的に違うんですが,運営費は中学部共通です!…いわゆる「持ち上がり」を前提にしているんですが,「途中編入」の場合は,考えなければならないのかも知れません。)

【野球に「こだわる」のは】この間,「掲示板」でも随分丸亀高校の活躍を書いてきました。どうして?という人もいるでしょうから,その理由(?)を記しておきましょう。@自分の経験から。その昔の「野球部」での活動は,不十分なところもありましたから。(もっとやれた,という想いかな?)A元塾生(中学校のときに在籍し,高校で野球部に入っている者)への期待。今回も(レギュラーではありませんが),ベンチには入っているはずです。野球部に入ると通塾は無理,というのは問題もありますが。でも,近年(昨年も一昨年も),野球部活動を終え,「浪人」をし,塾の「予備校部」の一人として「復活(?)」した諸君は,それぞれ京都大学や大阪大学へ進学していきました。B塾には「応援部」の子もいます。(元「団長」も?)そういう(実は何の利益もない(注…野球部の子たちには「推薦」というのがありますが)応援を頑張っている)子たちがいるから。Cその昔,丸高が甲子園へ行ったときの感激が忘れられないから。(だよね,K多君…当時中3!)そういえば,「元管理人」も!夏期合宿とぶつかったときのドタバタは,思い出すと楽しいことばかりでしたね!

★ (1999/11/10)

【くやしいけれど】昨年,あれほどの感動を与えてくれた(※「表紙を飾った写真集」参照)『くろしお進学会』主催のソフトボール大会に参加しないことにしました。従来,11月の第2土曜日に行われていたのですが,日程が11月27日(第4土曜日)になり,附属が29日から期末試験が始まることもあって,立場上,参加する訳にはいきません。今年の中3は(成績も決して去年に負けていないんですが),野球をやっていた子も多く,強いチームができるはずでした。でも,続けて「優勝」してしまうと,何かと「風当たり」も強いと思われるので,それもまあしかたのないことでしょう。でも,今の高1の団結(?)を見ると,残念な気もしますね。

【複素数平面】の図形編の「マニュアル」が完成しました!複素数平面も図形がからんでくるとかなり「面白味」も増しますが,せっかく「面白味」が分かってきたのに,2002年度からの「新課程」で消えてしまいます。「一次変換」が消えたときほどのショックはありませんが,残念ですね。

【今日の中1】授業開始時間(5時20分)にAクラスは,全員そろっています(大体いつも)。Bクラスもだいたいそろっています。しかし,Cクラスは・・・・。ちょっとひどい状態です。「部活」はみんなしていますが,Cクラスの諸君だけが遅刻をするのです。今では,いわゆる部活を「ぬける」ことに(「狂信的な」部活指導者は別にして)それほどの難しさはないはずなのですが,結局,「部活」を選択しているんです。それは,半分以上は家庭の価値観とも繋がっているように思います。確かに,部活もして,勉強もして・・・・・,と思う気持ちは分かりますが,部活に「のめりこむ」ことによる意識の拡散は避け難いでしょうし,何より,長時間部活の非合理性は,その悪しき精神主義とも重なって,子供たちの発達の上で,弊害以外の何物でもないと思います。

★ (1999/11/8)

【塾通信発行】昨日の「思い付き」を実行に移し,若干のイラスト入りの『レーゼクライス塾通信』を発行しました。近いうちに,PDFファイルにして掲載します。

【問題を抱えた子供たち】をどうしたものか,困っています。塾全体からすれば,2〜3%なんですが,いろいろな方策を講じても,なかなか『意欲的な学習』にはほど遠い状況です。どこかに原因はあるはずなんですが。ただ,そういう子供たちに共通の傾向があることには気づいています。例えば,《宿題をしていない,あるいは忘れ物をする。→怒られる,あるいはいわゆる「説教」をされる。→「殊勝」に聞き,「今度から・・・・」と,ニコニコ(ヘラヘラ?)しながら言う。→また,同じ事を繰り返す。→(3回くらい繰り返したところで)厳しく叱る。→ムッとして,怒ったような表情をする。》という様子です。自己反省力の欠如とか,いくらでも形容することは可能なのですが,問題は,恐らく,日常生活において,「ヘラヘラ」の時点で事態を収束させてきたのではないかと想像させることです。心を鬼にして,「厳しく叱ることを継続」する以外に選択肢はそう残されていません。その結果,「退塾」ということになったとしても!

【マニュアル作り】試験対策が終了したとはいえ,丸高では,試験範囲などおかまいなく授業をどんどん進める「個性的な?」教師がいますから,また解かなければならない問題が山積みしています。「マニュアル」も,解答そのものを与えると「解答丸暗記」型の者が出てきますから,難問以外,方針を示すだけに止めてはいます。できるだけ,自力で解いてもらいたいから!でも,そういう「プリント」を作る作業は,大変です。(数Tと数U,作りましたけど!)

★ (1999/11/7)

【よくぞ,何とかなっている!】久しぶりの更新です。本当は今日も,そんな余裕はないのですが,余りの忙しさに,今週は,新○君と,H君が帰ってくれています。Mさん,K君,等々,読んだら,分かってるよね!(考えてみれば,京都は2時間くらいですし,大阪は1時間半くらいですから,「通勤圏」ですよね!徳島は?)そして,高校の「第3回学力テスト対策」が今日で終了です。たくさんのテストを作り,模範解答を書き,一つの「テスト対策」が終了すると,「手は棒!」です。(おまけに山ほどの採点!)テストの前には,もちろん授業をし,それでも問題集が間に合わないから(生徒が解くのが),《模範解答》(もちろん自作の)を作って配布しなければしかたがありません。この2週間の平均睡眠時間は約5時間でしょうか。(それでも平均4時間の時期のことを考えれば,まだましかも?)夜の0時から3時・4時頃は,まず99%仕事をしています。その後,少しの眠りにつくと,「常識的時間帯?」で生活している人から(つまり,朝8時や9時に)電話がかかったりします。(早急に,電話を別にしないと・・・・)よしてくれ〜!

更に,(本当はこちらが本命なのですが),高3のセンター試験対策を本格化しなければなりません。予備校部生も受験を始めましたから,昨年と同じものを使う訳にはいきません。ということは,新しいものを(最近のセンターの傾向をふまえて)作らなければならないということになります。いろいろなセンター試験用の問題集から「切り貼る」のですが,それはそれで大変です。(数学は新しい「マークシート」を製作したので,今までのものがそのままは使えませんし。)また,2次重視大学(東京・京都・一橋・大阪)の受験生も多く,12月中旬までは,いわゆる2次用の演習を継続しなければなりません。

また更に,中3の方も大変です。全員が「志望校ラクラク」という状況ではありませんから。相変わらず行われている「学習の診断」テストにも備えなければなりません。(第4回が11月24日!)中学校によっては,「テスト範囲」すら授業しないところがありますから,補わざるを得ません。それが済むと,すぐに2学期期末試験です。子供たちもかわいそうですね!

でも,いつもそうなんですが,こちらの必死のテストや対策に,確かに応えてくれる多くの子供たちが(いや少数か?)いることは確かであって,それなりの結果も含めて,そうした子供たちの存在が,ユンケルを飲みつつも,何とか頑張っている力の源泉だと思います。

【ですから,みなさん!】ホームページの更新が遅れても,決してサボッているのでなく,物理的な(時間的な)制約のためだということで許して下さい。また,こりずに,掲示板への書き込みやメールをよろしくお願いしますね。たまに書き込んでくれたり,メールをくれるみんなの言葉に元気付けられているんですから!特に,卒塾生諸君!掲示板に,何でもいいから書き込んで下さいね。更新が遅れているときは,忙しいときですから,みんなで協力して,「カビが生えない」ようにお願いします。

【そうだ,つれづれを!】長い間,「塾通信」を出していません。少しずつ増えてきているとはいえ,このホームページを自分で見ることができない塾生も大勢います。とりあえず,この「つれづれ」の記録(や「掲示板」の記録)を,通信に体裁を整えて発行することを思い付きました!いい考えでしょ!

★ (1999/10/24)

【市長杯優勝!】今日行われた坂出市の『市長杯争奪ソフトボール大会』Aクラスの部で,『ニューファイターズ』(塾長が監督,塾出身者が大半を占める)が見事に優勝しました。決勝戦は,YKK四国との対戦で,同点のままの最終回の表の攻撃で3点を取られ,敗色濃厚の中,その裏の攻撃で4点を取り,逆転サヨナラ勝ちをおさめました!最高殊勲選手は,新明君!(4打数の4安打1本塁打の上に,最後のサヨナラヒットも!)監督も全試合出場し,準決勝では(相手は「日の丸」をつけた善通寺自衛隊!),3ランホームランを打ちました!(足がつりそうでした!だってランニングホームランですから。)

【ちょっとした驚き】高校野球,秋の県大会の『四国大会代表校』が今日決まりました。何と,丸亀と高松!いわゆる香川の1・2の「進学校」になりました。多分,こんなことは初めてでは?で,四国大会で,もし1勝でもすれば,何と,『春の選抜大会』,つまり甲子園に出場することになるのです。ちょっとした驚きと同時に,期待を持たせますね。四国大会の結果は,またお知らせしましょう。

★ (1999/10/20)

【分別収集】坂出では今月から、ごみの分別収集が始まり、文書を出したり、ごみ箱を用意したりで大変でした。これは「不燃物」?これは「プラスチック」?これは「燃えるごみ」?と、大変です。どこかのCMにあったような「ごみの分別」が趣味の人がいればいいんですが。でも、考えてみれば、今までがおかしかったんですね。不燃物とプラスチック(資源ごみ)は月に1回、「リサイクルプラザ」に持ち込むことにしました。

【中学校2学期中間試験中間報告】塾では、定期試験に対して、いわゆる「過去問」をしたり、予想問題をしたりしていません。(最近では、「定期試験こそ塾のすべて」のようなものをみかけますが。)『テスト範囲を隅々まで』という原則を守ってきました。白峰・坂出・東部の3つの中学は既に試験が終了し、成績も出ているようです。1年から3年まで3つの中学で、6人の塾生が1位をとっています!(全部で9人ですから、ちょっとした驚きですね。)

【理系を何とか】しなければいけません。(高3の)第4回の模擬は「惨敗」でした。勿論、模擬と入試が直結するものでないことは、今までのデータが示していますが、できないよりは、できた方がいいですから。まして、いわゆる「難しいとされる大学」の受験予定者が多い訳ですから。またまた、分析に時間を食いそうです。このままでは、東京・京都で10名以上という「予定」が達成できるかどうか・・・・!ちょっと、必死にならなければ、と思っています。

★ (1999/10/17)

【みんな気を付けよう】記録を忘れていました。10月6日の早朝(4時過ぎ)に、本館の駐車場に、いわゆる「泥棒」が侵入し、「ムーブ」の施錠してあるドアを開け、何とカーオーディオ一式を盗みました。(定価15万円)不用心にも中に置いてあった「財布」からも現金を!なぜ4時過ぎと判明したかというと、「防犯カメラ」に写っていたからです!すぐに警察に連絡し、今、捜査中です。かなりはっきりと写っているので、近いうちに検挙されるはずですが・・・。最近では、「自転車泥棒」は当たり前、という事態が蔓延っているとはいえ、本館の(本館の2号館は1階部分がすべて駐車場兼駐輪場になっています。)奥の方に止めている車から盗むなんて!警察の話しでは、ムーブが狙われているとか。みなさん用心しましょう。(用心しようがありませんけど!)それにしても、5分を3回くらいで、あれだけのことができるんですね。(長時間作業するのでなく、1回の作業時間は5分ですよ。いや〜、見事なもんです!)

【満開のコスモス】の映像を、うまくいけば明日には掲載しましょう。合宿所の旧食堂の前の休耕田が、今日、コスモスで満開でした。そういえば、いろんな写真を掲載してきたのですが、HPそのものの整理も含め、大整理をしなければなりませんね。(今日、「つれづれ」だけ、少し整理しました。)でも、それには時間がありません。

【突然晩秋】一昨日あたりから、突然、気温が下がり、夜など、「長袖」1枚では寒いくらいです。その影響からか、数名の欠席者が出ています。でもそれで平年並みなんですが。長い間「ほったらかし」にしていた「バラ」の手入れを1ヶ月ほど前にしました。今、『ロイヤルハイネス』が見事な花を付けています。やっぱり手入れは大事なんですね!

★ (1999/10/14)

【秋のかおり】今年の残暑は、10月まで続きました。どうやら異常気象は、もうどうしようもないのかも知れません。異常が異常でなくなるというのは、社会現象とも通じるものがあって、面白いものです。それでも、確実に季節は変わり、夜の空気に『金木犀』のかおりが混じるようになってきました。見上げると天頂付近には木星。そして、東の空には、『あけの明星』が。疲れた眼には、冬空の美しさも、かろうじて、南中している『冬の大三角』しか見えません!(時間が分かるでしょうか?そうです。この忙しい日々は・・・・・・)

【みんなありがとう、ね】そうした忙しい日々をかろうじて乗り切れたのは、T大の「秋休み」を利用して「運転免許」をとっていたM尾君とT坂君のおかげです。(ごめん、途中消えたけど、K西君も)1ヶ月以上、休みなく、いろんな授業をしてもらったり、採点の山を片づけてもらったり、「教え子」っていいもんですねぇ。明日には、K大のH君が(いやKoji君だったか)、帰ってくれます。試験期間中(中間試験)でも、多くの諸君が来て、質問しますし、土曜からは、高校の授業が再開します。授業の改訂パターンもスタートしますし。

【診断テストこぼれ話し】今回は、とりあえず社会だけ。@「〜の市町村名を書け。」という設問で、答えの筆頭は、何と「東京(23区)」!そして、それを市町村にこだわって書かなかった者は×!A地方自治の問題が出ました!クロスワードパズルを解いて(簡単なんですが)、答え「チホウジチ」とカタカナで書かせる問題が!(蛇足ですが、それ、配点2点です。)そういうテストなんです。テストは、少なくとも、真面目に努力した者が報われるものでなければなりません。そうした問題が「考える力」をつける問題でしょうか???「生きる力」につながるのでしょうか???まったく、出題者の顔が見たいもんですね。というより、相変わらず、そうした馬鹿げたテストで「進路指導」をしている(復活している)状況も、異常以外の何物でもありませんね。

★ (1999/9/29)

【ちょっといい言葉】明日で9月も終わりです。塾には、いろいろなカレンダーをつるしてありますが、その中の一つに、次のようなものがありました。『苦境に立った時に希望を捨てない人こそ伸びる人である。』いい言葉でしょ!確かに、いろいろな難題や苦境に類することはたくさんありますが、逃げないで、希望を持って対していきたいものですね。これは、また、メールへの返事が遅れたK君への贈る言葉でもあります。(見てるかな、K君!)「官僚の道」は、確かに大変だと思いますが、君がいわゆる「自己の利益」とは縁遠いことは分かっています!逃げるな!

【いい知らせ】掲示板にも書きましたが、K.M君が「司法試験」の論文試験を見事に(?)突破しました。残すは、口述試験のみ。口述の合格者は90%を越えているとはいえ、100%ではない訳ですから、気を緩めず、精一杯頑張って下さい。多くの「法学部」進学者の励みにもなることですから。(最近、塾の文系進学者の多くは法学部!今、手伝ってくれているM君もT君も、そして今週いるD君も。)そして、問題は、あくまでその後の進路にあります。これも、どういう立場で活動するのかは、信じていますけども。

【何気なく読んだ本】先日、久しぶりに高松の本屋さんに行きました。本屋に行くと、何時間でも費やすのが常なのですが、例によって余り時間がなく、目に付いたものをかたっぱしから購入してきました。(ほとんどは「つん読」!)その中の1冊に『なんしょんな香川 partV』というのがあり、読んでしまいました。(実は、香川だけに限ったことではないのですが)教育問題について、なかなか面白いことが書いてありました。データ的にすべて肯くわけではないのですが、一定の歴史性と現状分析と経営理論と経験からの提言には、なるほどという点も多くありました。(すぐ読めるので)一読を!

★ (1999/9/26)

【「教える」とは】何なのかは、ずっと考えていかなければならないことですが、最近の「ある事件」をきっかけにして思ったこと(確認したこと)を記しておきましょう。「教える側」が一方的に、教える内容を教授するというのは、『教える』ことになるでしょうか?それは、「教える側」の自己満足につながっても、「教えられる側」(この場合、特に小学生や中学生に限定しておきます)の本当の知識の習得に結びつくものではありません。『ものを学び取る』とは、あくまで『学ぶ側』の主体的な取り組みと意欲が何よりも重要です。そのような姿勢が子供たちの側に見られない場合、当然、授業は中断され、『なぜ学ぶのか』等の議論に入らなければなりません。それは、ある意味で(少なくとも語りかけた相手の姿勢を観察し、共に考えるという意味で)、「教える側」が子供たちから『学んだ』ことになります。そのような「教える側」の姿勢を持つことのできる者しか教えてはいけないのだということです。

【なぜ学ぶのか】いつもよく言うのですが、『勉強は自分でするものだ』と。そして『一生涯勉強はするものだ』と。でなければ、「勉強」を悪用する人に利用されたり、世の中の本当の矛盾や本当に美しいものや本当にしなければならないことに気づくことはできないのです。決して、「将来的利益」に結びつくものではないのです。

【なぜ塾へ】(この場合、塾とはレーゼクライスに限定しましょう。)上記のようなことを表明しながら、なおかつ塾へ来ることの意味は何か。それは、私たちが、上のような姿勢で「教え」(実は学び)、『なぜ?』を原則的に考える場でなければならないということに還元されます。自戒を込めて。「営利」を批判するならば、それなりの存在形式をとらなければならないということです。結局、人は、自らの『生きざま』を示すことによってでしか、人に「教える」ことはできないのですから。

★ (1999/9/24)

【大幅更新】少し時間があったので、リンクの大幅改訂(新しいリンク先もありますよ)と掲示板の過去ログの大整理を行いました。(リンクはTOP PAGEからとべるようにしました。掲示板の過去ログは、今まで通り「塾の総合案内」のページからです。まだまだ更新しなければならないところも随分あるのですが、たくさんのページをすぐに更新するには、それだけの技術力と何より時間が欠如しています。

【台風18号】に伴う「暴風・波浪警報」のため、小学生と中学生の授業が休講になりました。結果的には授業ができる程度の天候だったのですが。このため、中3は予定が消化できないので、明日、特別に時間をとって、今日の授業を行うことにしました。(高校生は、平常通り授業を行いました!)香川という土地は、本当に災害には恵まれているなあと、つくづく思います。

【センター対策開始】14日から、「大学入試センター対策」テストを始めました。マークシートリーダーとそのプログラムも今のところ、大きなミスなく動いています。(少しのミスは今日修正してもらいました。)ただ、2次重視の大学の受験生が多いので、2次講座も大変です。何とかなっているのは、M尾君とT坂君の「秋休み」の諸君がいてくれるおかげです。(こうして更新ができているのも)感謝感謝です。まったく、「センター試験」などというつまらないテストが早くなくならんものかと念じているんですが・・・・。入試問題くらい自分で作れない「大学」なんかに行く価値があるんだろうか?といいつつ、「対策」を講じているのですから、何とも姑息の謗りを免れませんが。

【南京大虐殺】についての(不満があるとはいえ)「画期的な」判決が出されました。つまり、そうした事件の存在を裁判所が認めたということの意味は大きいでしょう。Kなる人物の著作がもてはやされたり、Fなる人物がT大教授として大きな顔をして、「自虐史観」だと非難したり(驚くべきは、塾の某団体の中心人物が、その「自虐史観非難」を強く主張している!それが「愛国心」で、それが「誇り」を生むなどと!)という「現代」において、その意味は大きいと思うのです。本当の意味で《未来を担う子供たち》にとって必要なものは何なのか、「学校」の歴史やその存在意義とともに、塾の中においても考えておかなければならないでしょう。そして、今回の「反応」は、単に〔学校対塾〕の構造から見てはいけないことを明らかにしてくれました。少なくとも、「営利」のために「人間性」や「生きる力」や「自主自立」を標榜することや「〜番上がった、…点上がった」ということからは、何物も生まれないでしょう。

★ (1999/9/9)

【新授業体系について】やっと、新しい授業体系ができあがりました。高3のセンター対策と、同時に多くの2次重視大学受験者(東大・京大受験者だけで2桁になりそうです!)のために、「ウルトラC」を連発しました。あとは、みんなの頑張りを待つのみです。最も大きな改訂は、丸亀高校クラスの統合です。高1は5号館へ、高2・3は、5号館と3号館に統合し、細かなクラス分けを実現しました。もともと「丸亀校」の設置は、丸亀高校の近くに拠点を、という発想から始まりました。よく言われるような、いわゆる「多教室展開」ないし、「事業の発展」を目指したものではありません。みんなの必要から、しかたなくという要素が強いのです。ですから、「坂出校」「丸亀校」という名称を、できるだけ排除していこうと思っています。レーゼクライスの3号館、4号館、5号館、というように。(そもそも両地点は、車で15分程度の距離ですから。)

【方向性を明確に】これは札幌の坂井さん(ボストン)のところで、おいしい「お寿司」をごちそうになりながら、思ったことです。やはり、自分たちの目指すべき方向があるのなら、少々の軋轢があっても、その方向をはっきりと表明しようということです。「だれでも、何でも」というのは、一面で「受け」はいいのですが、結局自分の首を絞めることになりかねません。(ちょっとボカシた表現ですが)そういう意味で、RTのあり方等も考えなければなりません。CLも。日々の努力を継続すれば、「学校成績」などは気にする必要がなくなるという、ずっと継続してきた原則を大切にしようと思います。私たちの目指すところは、「学校成績」などにはないのですから。

★ (1999/9/8)

【「保健所」問題について】↓(下…8/30)の記述について、ある人から、『親が保健所に勤めていたという知り合いの方が大変激怒して』というメールをいただきました。それについて、(下)の記述では、舌足らずな面があるので、補足説明をいたします。(もちろん、本来の使命に燃えて、その責務を果たされている方が大勢いることは分かっています。

○この「保健所」とは、こちらの送付した文書に対して、責任ある回答をせず(要するに「ほったらかし」)、自分たちの行為や発言に何の説明と反省もしない、(とりあえず)特殊「S保健所」のことを指します。

○その経緯は、(下)の記述の「例の妨害者」(例えば、私たちがグラウンドそうじや草刈りで、山ほどの「空缶」を集めていても、「合宿で、グラウンドのごみ箱は空缶だらけ」ということを「言いふらしたり」「投書したりする」ある人物がいます。…(注)合宿では、ジュース類は飲みません、もちろん。)の「通報」を受けて、保健所の人が合宿所に来たことに始まります。(合宿が「旅館業法」に抵触するのではないかという通報!)私たちは、「保健所〓保健衛生」というふうに、その時は思っていましたから、厨房設備や、殺菌状況等、丁寧に説明し、案内もしました。そして、資料も差し上げ、その結果、「これはボランティアですね」という発言をして帰りました。ところが、突然、電話がかかってきて、「合宿費」を集めているのだから・・・・、ということで、(旅館業法の条文は、もちろん示さず)もっと詳しい資料を要求してきました。((注)3泊4日の中学生1万5千円、4泊5日の高校生1万8千円です。…某高校の「学習合宿」より安い額です!)

○それに対して、私たちは自力で、「旅館業法」なる法律を研究し、その条文をつけて、かの保健所に、文書で、見解を送付しました。自らの「金をもらっているんでしょ」という発言に何の弁明も無く、現在も「ほったらかし」なのです。そのような経過の上での発言であることをご容赦下さい。いわゆる「官僚」についても、本当に真剣にその責務を果たそうとしている人がいることも分かっています。(だよね、「卒業生」諸君!)「学級崩壊」が叫ばれ、「教師」の問題が騒がれても、知人、あるいは「卒業生」諸君が頑張っていることも知っています。ですから、今回の件に関しましては、決して、一般的な話しをしている訳ではないことをご理解下さい。(莫大な時間を消費したことも)

【塾学会報告1】初めての北海道は、その広さに圧倒されました。幸い天候もよく、長袖では「暑い」くらいでした!(「忠告」に従って、殆ど長袖のものしか持っていかなかったのです!)卒業生にも会えたし、真面目ないろんな人たちにも会えて、また、いろいろ学ぶこともたくさんありました。噂の「合宿」についての文集《合宿の歩み》にも、高い評価をいただきました!(かな?)違った状況で、絶えずよりよき明日(もちろん、子供たちにとってという意味で)を考えておられる方々との会話は楽しいだけでなく、また得るところも多いものです。その内容については、また、おいおい記述していきましょう。(5号館完成に伴う《新授業体系》を明日までに完成させなければなりません!いつものことながら時間がありません。)

★ (1999/8/30)

【久しぶりの更新です】合宿をはさんで、毎日(休みなく!)テスト作りや授業に追われていました。8/25の中3の「診断テスト」そして、8/30〜9/1の丸高の学力テスト・模擬テスト対策で。やっと対策が終了しました。私に「腰痛」という後遺症を残して。更に、今年は、『5号館』の完成に伴う細かな設備等で、休まる時がありませんでした。更には、例の「妨害者」のとんでもない「通報」を受けた、本来の使命を忘れたカナリアじゃなかった、「保健所」のとんでもない「いいがかり」と「官僚的対応」(情けない!)で、時間を浪費させられました。(全く、彼らの頭には「金」しかないのか!恐らく、これからも、市民の健康は決して守られず、あちこちで「食中毒」等が発生するでしょう!)

【甲子園は後何年?】予想通り、丸高は、決勝戦で負けてしまいました。その結果、甲子園に出場した尽誠学園も3回戦止まりでしたね。(もう、ずいぶん古いテーマになったようですが)

【5号館完成】丸亀に建設中だった5号館が8/10に完成し、8/17から使いはじめました。3号館とほぼ同じ大きさなのですが、3号館の悪いところを全て改良しました。丸亀高校のクラスを統合する予定なのですが、授業体系や、通塾方法等の問題の調整がまだつきません。時期的に高3は、センター試験対策もボチボチ始めなければならず(新しいマークシートも作成しました…今まで、旧課程のものを工夫して使っていたのです!)、新しい体系表はまだできていません。大変です!

【塾学会開催】第3回の「塾学会」が札幌で3年ぶりに開かれることになり、何とか授業に都合をつけて、参加することになりました。9/4・5の2日間ですが、日程(時間)の関係で、3日には出発しなければなりません。何せ、1日1便しか飛行機便はないんです!

【退塾者群像】というものをそのうちに出そうかと思います。特に、丸亀地区の「それ」は、特異で、いい経験をさせてくれます。そういう意味では、丸亀の方が「塾汚染」は進んでいるのかもしれません。聞くところによれば、「一人紹介すると…」ということもまかり通っているようです。そういう慣行は、およそ「教育」という名に無縁であって、「経済活動」としても、悪しき慣行だと私は考えています!そのような風潮に「棹さして」いるのですから、忍耐の試練と考えて、頑張るだけです。


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