完全な停止状態( Cold and Dark)から離陸前までの操作


それでは始めましょう!

まずはオーバーヘッドパネルを開いてください。

画像をクリックすると大きくなります。
  1. オーバーヘッドパネルの左側上の方にバッテリースイッチがあります。
    スイッチをONにします。そしてカバーを閉じます。




  2. 中央右側にハイドローリックポンプスイッチが4つあります。ここのELEC1,ELEC2 と表示されているA,B 二つのスイッチがOFF になっていることを確認します。




  3. バッテリースイッチの下の方に、グランドパワースイッチがあります。
    これは、本来は
    GRD POWER AVAILABLE と表示されているライトが点灯していましたらいつでも使用できるようになっています。が、このシミュレーションでは、体験上、地上にいて、機体は停止し、かつパーキングブレーキをセットした状態で点灯するように設定されています。
    このときに、真ん中のパワースイッチをオンにして、他の計器などが動くのを体験してみてください。このスイッチは、ON にしてもスプリングの力で自動的に戻るようになっています。



  4. しかしここでは、体験のみで、グランドパワーは使えないものとして次に進みます。スイッチをOFFにして、グランドパワーは使えないようにして元の状態に戻りましょう。




  5. すでにバッテリースイッチは ON になっていますので、次に右側のやや大きな白いエアーコンディショニングとブリードエアーパネルに移ります。下側真ん中の APU BLEED SWITCHOFFにしその両サイドのエンジンブリードエアースイッチ1.2の二つのスイッチをONにします。




  6. 次に左下、FUEL PANEL に移動します。そこの左下側にAFT No.1 fuel pump スイッチがあります。これを ON にします。




  7. ここでAPU をスタートさせます。オーバーヘッドパネルの一番下にAPUスイッチがあります。STARTのあたりにマウスポインタを当てますと+マークが現れますので、二回クリックします。一回目はスイッチをONにします。二回目がスタートです。(スイッチはスプリングで自動的に元の位置に戻ります)スタートしますと、左上のEGTメーターの針が一定のところまで上昇します。するとその上のAPU GEN OFF BUSのランプが点灯し、針は約400℃あたりに下がって安定します。

          

    これでAPUはスタートしました。APUの電源が使用可能です。
    (APU:Auxiliary Power Unit:補助動力装置)

  8. 点灯しているAPU GEN OFF BUSランプのすぐ下に、そこからグレーのラインで繋がっている二つのスイッチがあります。
    マウスポインタを当てて+が出るところを左右のスイッチともクリックします。(スイッチはスプリングで自動的に元の位置に戻ります)すると、システムに電気が入り、
    APU GEN OFF BUS ライトは消えます。



    ここで初めてすべてのパネルライトが点灯します。

        


  9. バッテリースイッチの右にGALLEYパワースイッチがあります。このスイッチを入れます。(後でコーヒーを注文しましょう!)
    (GALLEY:調理室)




  10. 中央にEQUIP COOLING スイッチがあります。NORMALポジションであることを確認します。




  11. 右に移動して再びエアーコンディショニングとブリードエアーパネルに移ります。
    RECIRC FAN(Recirculation fan)をチェックします。これをAUTOポジションにします。



    それから、その下側のOVHTスイッチ(wing body overheat test switch)をクリックします。これはテストをするもので、下側のWING BODY OVERHEATランプが点灯します。




  12. 次は風通しの悪いコックピットのためにエアコンを入れましょう。
    5.でOFFにしていた
    APU BLEED SWITCH をONにします。そして上側に L PACK, ISOLATION VALVE, R PACK というのがありますがこれらのスイッチをすべてAUTOポジションにします。ただし、これらのスイッチを全部入れる必要はなく、片方をOFFにしてもう一方をHIGHにしても構いません。(だからといってシミュレーションではなにも起こりませんが)




  13. エアコンが入りましたら、上の方の黒いTEMPERATURE SELECTOR ノブを見てください。
    通常これらのノブは12時の位置(AUTO)にセットされていますが、好みで回しても結構です。



    (注)実際には実機の737-400はこのノブが3つあります。上のように2つあるのは737-300と737-500です。


  14. それから、TEMPERATURE SELECTOR ノブのちょうど上がAIR TEMPセレクターです。SUPPLY DUCTの温度をモニターするために、切り替えます。




    ここでオーバーヘッドパネルを離れて、ギアーパネルとスロットルコードラントに移ります。


  15. ギアーレバーが DN(down)ポジションの位置にあり、ギアーアナンシエーターライトが3つともグリーンになっているのを確認します。



    ところで、パネル下の方のフラップスリミットプラカードは、プラカードをクリックしますと速度を読むために拡大表示されます。
    もう一度プラカードをクリックしますと、元に収まります。




  16. フラップインジケーターゲージを確認します。




  17. フラップレバーがフラップインジケーターゲージと同じ位置にあることを確認します。




  18. スロットルコードラントで以下のことを確認します。
    A
    :パーキングブレーキセットの確認。
    B:パーキングブレーキインジケーターライトONであることを確認。
    C:スピードブレーキレバーがFOWARD(down)の位置であることを確認。
    D:エンジンスタートスイッチがCUTOFF(down)の位置であることを確認。




  19. 再びオーバーヘッドパネルに移ります。
    PMCGの下に様々なフライトコントロールスイッチがあります。すぐ下には
    STANDBY HYDの文字が見えますが、その下の二つの表示灯が消えていることを確認します。その左側には二つのFLT CONTROL A B の表示のフライトコントロールスイッチがあります。両方のスイッチのカバーを開け、どちらもONであることを確認し、さらにその下のLOW PRESSURE表示灯を見ますが、油圧システムが働いていなければ両方のライトが点灯していましす。




  20. さらにその下側右ですが、ALTERNATE FLAPSと表示されたオルタネートフラップマスタースイッチがありますが、カバーを開き、スイッチがOFFになっていることを確認します。その右にはオルタネートフラップコントロールスイッチがありますが、これもOFFの位置になっていることを確認します。




  21. 続いてその下左側ですが、SPOILER A B スイッチがあります。カバーを開き、両方ともONの位置になっていることを確認します。




  22. さらにその下のYAW DAMPER スイッチですが、フライトシムヨーク(ジョイスティック)とは別のラダーペダルを使用していましたらここはOFFにしておくのがベストです。そうでなければここはON にします。ON で上の表示灯は消えます。(これは強制しているわけではありませんがFSの仕様上こうしなければフライト中影響があることをお伝えするためです。)




  23. フライトコントロールパネルの下側にはVHF NAV IRS それに EFI のためのスイッチがあります。これらはすべてNORMAL ポジションにあることを確認します。



    (注)ヨーダンパースイッチ以外の、その他の様々なフライトコントロールスイッチは動作は別としてシミュレートされていません。ですからここでは実はどの位置であろうと、航空機の操作には何の影響もありません。VHF NAV IRS それに EFI のためのスイッチも同様です。ここで動作だけをシミュレートしている理由は、このシステムに馴染むことと、一連の操作手順をここで体験することにあります。これらについてのさらに詳しい解説はオペレーションマニュアルをご覧ください。


  24. FUEL PANEL に下がって、FUEL TEMPERATURE GAUGE と両サイドの二つの FUEL VALVE CLOSED 表示灯に注目してください。これらのライトは点灯しているはずです。このライトが点灯しているのは、エンジンスタートレバーがカットオフポジションにある場合だけです。ここではそのことを表しています。




  25. さらにさらに下がりますと、CROSS FEED コントロールがあります。FUEL TEMPERATURE GAUGE に接してその下にブルーのVALVE OPEN 表示灯があります。その下のクロスフィードバルブはクロスポジションになっています。ここで燃料クロスフィードをテストします。



    バルブを開きますと上のライトが点灯し、その後暗くなります。

     
     

    次に、再びバルブを閉じますと、上のライトは再び明るく点灯し、その後消灯します。

     
     


  26. 再び電気系統に戻ります。バッテリースイッチの上、AC/DCメーターパネルの方にいきます。
    画面左下のスイッチを
    BAT にあわせます。上のDCボルトメーターを見て約24ボルトであることを確認します。




  27. さらに、変圧整流ユニットのチェックのためにスイッチを TR1, TR2, TR3 に動かしてみます。それぞれの3つのポジションでだいたい24〜25ボルトになっていることを監視します。




  28. そこからさらに下に行きますと、ゼネレータードライブ/スタンバイパワーパネルがあり、そこには一つのスイッチとその下両側に赤い大きな二つのスイッチがあります。
    水平方向の
    STANDBY POWER スイッチのカバーを開き、スイッチがAUTO の位置になっていることを確認します。




  29. 次は、現実の世界では行ってはいけないことです。実際の航空機では、ここのスイッチはワイヤーがかけられて閉められています。ここでは “教育的な目的” のために行っています。
    DISCONNECT という表示の二つのカバーを開いてみます。開くだけですよ!
    絶対にスイッチに触れてはいけません!これらは発電器の運転を切るスイッチです。これらのスイッチは地上でメインテナンスの時に切ることがあるだけです。




  30. ここで、もう一度 EQUIP COOLING SUPPLY EXHAUST スイッチを点検します。NORMALポジションであることを前に一度点検していますが、とても重要なスイッチです。もしも空中でこれを忘れていたらアビオニクスは焼けてしまいます。




  31. その下の、EMER EXIT LIGHTS(emergency exit lights) を点検します。カバーを開けてこのスイッチが ARMED の位置にあることを確認します。




  32. さらに下のスイッチが、NO SMOKINGFASTEN BELTS のスイッチです。このシミュレーションでは ON とAUTO の位置は同じ意味になっています。このスイッチは離陸前に ON 又は AUTO の位置にします。いくつかのエアラインでは NO SMOKING スイッチはすべての時間帯で ONにし、 FASTEN BELTS スイッチは乗客が搭乗するときだけ OFF にしているところもあります。




  33. またその下の GRD CALL ボタンはグランドクルーに対し注意をするときに押します。




  34. フライトアテンダントの一人がやってきたようです。それに前にギャレーパワースイッチはオンにしてあります。もうコーヒーを注文することが出来そうです。ATTEND ボタンを押し、コーヒーを注文しましょうね!




    しかし、ここの場面はまだ準備が完了するまでに半分もきていません。コーヒーブレイクが終わったら先を急ぎましょう・・・。
                                     

  35. オーバーヘッドパネルの一番上に WINDOW HEAT スタックがあります。
    真ん中にテストスイッチがありその両側に二つずつスイッチが並んでいます。その両側の二つ、合計4つのスイッチを ON にします。すると上に グリーンのONのライトが点灯します。





  36. その下に二つの PITOT STATIC ヒートスイッチがあります。
    ここでスイッチのテストをします。両方のスイッチを ON にしますとその両側のすべての表示灯が消えます。ここでは確認後もう一度 OFF ポジションに戻しますが、後ほどここの操作を行います。


       


  37. 一つ下がると、そこに3つの WING ANTI-ICE ENG(engine) ANTI-ICE スイッチがあります。
    ここでテストのためにすべてのスイッチを一つずつ ON にして再び OFF に戻します。
    このとき、上の表示灯に注目してください。ON にすると一旦明るく点灯しその後暗くなります。そして OFF にするとライトは一旦明るくなりその後消灯します。


       


  38. さらにもう一つ Hydraulics Panel に下がります。ここで4つの LOW PRESSURE 表示灯全部が点灯していることを確認し、両側の ELEC 1ELEC 2 の油圧ポンプが OFF、ENG 1ENG 2 の油圧ポンプが ON になっていることを確かめます。
    ENG 1ENG 2 の油圧ポンプが ON になっているのに表示灯がLOW PRESSURE になっているのはこれらのポンプを働かすためのエンジンがまだスタートしていないからです。




  39. 油圧パネルの下には DOOR ANNUNCIATOR LIGHTS があります。
    この時間に点灯しているのは航空機がサービスを受けていることを表しています。一つだけ点灯していないライトは、AIR STAIRS(航空機内蔵式の伸縮式タラップ)のものを意味します。が、あまりにも複雑なためにこの航空機ではエアステアを伸ばすことはシミュレートしていません。

    各表示灯をクリックしますと消すことが出来ますが、これは各ドアを閉めることをシミュレートしています。

    パーキングブレーキを解除しますと、すべての表示灯が消えます。これはもしもドアを閉め忘れた場合に、タキシング前にすべてのドアを閉めることを確実にするためのバックアップです。



  40. さらに下がるとCVR(コックピットボイスレコーダー)です。
    黒い
    TEST ボタンを押してテストします。短いプーという音とともに右のメーターの針が右に動きます。次に ERASE ボタンを押しますと再び針が動くのを確認します。




  41. 一番下のエンジンイグニッションスイッチのある ENGINE START パネルにいきます。
    真ん中にトグルスイッチがありその両側にエンジンスタートスイッチがあります。トグルスイッチは
    IGNITION SELECTOR SWITCH です。両側のエンジンスタートスイッチがOFFポジションになっていることを確認し、 IGNITION SELECTOR SWITCH は以下のようにセットします。
    一日の最初のフライトは、IGN R ポジションにする。
    その次のフライトは、IGN L ポジションにします。
    (このシミュレーションでは作動を体験するだけで、その効果はなにもありません)




  42. オーバーヘッドパネル一番上右側の、LE DEVICES(leading edge flaps and slats)インジケーターを見ます。
    これは実際は別の場所にありますが、スペースの都合上ここに持ってきています。現在はシミュレートされていません。
    非常にカラフルなものですが、この計器はリーディングエッジデバイスの位置を知らせるためのものです。真ん中の
    TEST スイッチを押しますとすべてが点灯し、直ぐに消えます。
         


  43.                    ここで与圧のほうに入ります。
    FSの限界上与圧をシミュレートすることは難しいことです。ここではフライトのため与圧をセットするのになにをしなければならないかということをシミュレートすることが出来ます。従って、ここでプレッシャライゼーションコントロールを全く触らなくても問題は全くありません。

  44. オーバーヘッドパネルの右側一番下です。そこにPRESSURIZATION CONTROLS があります。ここで次のような手順に従います。

     MODE SELECTOR(右下の矢印のノブ): AUTO にセットされています。通常このようになっています。

    ・ 
    FLT ALT インジケーター(左上のノブとインジケーターです): 計画された飛行高度にセットします。

    ・ 
    LAND ALT インジケーター(FLT ALTの下のノブとインジケーターです): 目的地の空港の高度にセットします。

    ・ 
    STANDBY CABIN RATESTANDBYと書かれた中央上のノブです): 10時の方向にあるインデックスマークにだいたいあわせます。たぶんそれは少し後ろにずれるでしょうがそれでOKです。

    ・ 
    STANDBY CABIN ALT(スタンバイキャビンレートノブのすぐ下のノブとインジケーターです): これはスタンバイキャビンアルティテュードにあわせます。



                              スタンバイキャビンアルティテュードとは?

    この
    PRESSURIZATION CONTROLS パネルの下の方の小さな表を使用して計算します。



    目的地の高度を決めます。例えば、4000ft とします。:この数値から200を引きます。すると3800になります。

    次にクルージング高度を決めます。例えば、35000ft とします。

    ここで表の下半分を見ますがここにはクルージング高度が記されています。そこで 35000ft(34 と 36 の間ですね)を見つけます。
    それからその上の数値を見ますと 7.2(7200)となっています。

    最後に目的地の高度である3800と今読み出した高度の数値の7200とを比較します。この二つの数値の高い方、7200をSTANDBY CABIN ALT に使用します。

    ・ 最後のチェックは、STANDBY CABIN ALTノブの下にある
    FLT/GRD 切り替えスイッチです。このスイッチはGRDの位置になければなりません。

    NOTE

    一度航空機のドアを閉めましたら、FLT/GRD 切り替えスイッチをFLTの位置にします。これによりキャビンはわずかに加圧されます。

    一度地上に降りましたらこの位置をGRDにします。するとキャビンは完全に減圧されます。

    私たちは、この操作を実際のパイロットがするようにここでシミュレートすることが出来ます。効果はもちろんなにもありませんが。


                           
    ここでメインパネルに移動します。

  45. メインパネルの左上のOMI に注目します。
    それぞれのライトをクリックしてテストをします。クリックしますとライトは明るく点灯します。もう一度クリックしますと消灯しますが、点灯しているときに左右のクリックスポットを使いライトの明るさをMEDIUM 又はDIMに調整します。
    ライトの右側はMARKER感度スイッチです。HIGHの位置になっているのを確認します。

          


  46. OMI の下は航空機の中でももっとも込み入った装置であるCLOCKがあります。
    ここでいろいろとセットしたいかもしれませんが、率直に言ってコックピットの後ろの壁に掛けてあるカッコー時計とパイロットに与えられてある古典的なストップウォッチの方が良いかもしれません。と、これは冗談でして使い方はパネルの説明の項をご覧ください。




  47. EADIEHSI を見ます。EADI の電波高度が正常に(地上でだいたい0の値)表示されているのを確かめます。(緑色のDHの下の白い数値)それから両方のパネルの明るさを調整します。明るさの調整についてはすでに説明してありますね。




  48. RDMI上のDMEをチェックします。センターコンソールのNAV1、NAV2 を同じステーションに同調させます。そしてDMEの読み出しを注目します。ステーション迄の距離がどちらが大きくても構いませんが、だいたい1/2mile 又は1%以内の誤差で合っていれば良いです。シミュレーションではいつでも100%合っています。




  49. STANDBY ADI をチェックしますが、始めにILS、次にBCRSの位置にスイッチを切り替えてみます。その時にILSの周波数に同調している以外、ワーニングフラッグが出ていれば正常です。

         


  50. 次はAUTOFLIGHT ANNUNCIATOR をチェックします。
    737-400には“EICAS”(エンジン指示警報装置:アイキャス)は付いていません。それでアナンシエーターはパネル全体に広がっています。オートフライトアナンシエーターの右側の切り替えスイッチでテストします。上をクリックしますと3つのライトがAMBERに点灯してからスイッチはニュートラルに戻りライトは消え、下をクリックしますとREDに点灯しその後同じようになります。

        

    (注)例えば飛行中にオートパイロットを解除しますとA/Pが点滅します、その時は点滅したライトをクリックするとライトは消えます。


  51. ALTIMETER へ進みます。ここで現在の気圧にセットします。左下のノブを使って上の小さな数字の窓を見ながら合わせますが、シミュレーターではキーボードのBキーで簡単に合わすことが出来ます。




  52. VSI をチェックします。
    針が0を指しOFFフラッグが出ていないことを確認します。




  53. STANDBY AIRSPEED INDICATOR AND ALTIMETER をチェックします。
    気圧表示が上の高度計と同じであるかをチェックします。




  54. FUEL QUANTITY GAUGES をテストします。3つの計器の左やや上にありますTESTボタンを押します。テストには約10秒間かかりますが、正常ですと計器は元の正常な表示に戻ります。

        


  55. この計器の右上にLBS/KGS スイッチがあります。これはこの737だけにあるもので、燃料計測単位を変更することが出来ます。
    現実の737では購入者がLBS(ポンド)かKGS(キログラム)のどちらを使用するかを指定することが出来ますが、ここでシミュレートするためにこのスイッチを用意しました。

        


  56. 次は、EIS(Engine Instrument System)ですが、エンジンゲージに注目します。
    とりわけてEISパネルの両側下にある二つのそれぞれのノブを見ます。
    これらのノブは、N1セッティングバグをコントロールしますが、FMCを使って航空機をコントロールするときにはこれらのノブは両方とも押し込まれていなければなりません。
    それぞれのノブの中央をクリックして引き出し、もう一度クリックして押し込みます。

    FMCを使わないときには、これらのノブを引き出し、ノブの上下にある+/−のクリックスポットを使用してN1バグを希望するターゲットN1スピードにセットすることが出来ます。
    +/−のクリックスポットを左クリックするとN1バグをゆっくり正確にセットでき、右クリックするとN1バグを早く動かすことが出来ます。

         


  57. GEAR PANEL:ギアパネルに戻ります。
    ここで、アンチスキッドスイッチを調べます。カバーを開き、
    ANTISKID SWITCH がONになっているのを確かめます。
    アンチスキッドスイッチはシミュレートされていませんが、オートブレーキを使用するためにこれは必要です。アンチスキッドをOFFにしますとオートブレーキは効かなくなります。




  58. アンチスキッドスイッチの下がオートブレーキのスイッチですが、ここで、AUTOBRAKERTOにセットします。これはリジェクテッドテイクオフ(離陸中止)モードですが、このスイッチをRTOの位置にするときにセルフテストが始まり、約2秒間AUTOBRK DISARMのライトが点灯します。
    又、上の
    ANTISKIDスイッチをOFFにしますとONに戻すまでの間はAUTOBRK DISARMのライトが点灯します。

          

    ところで、オートブレーキは下の4つの場合に解除されます。

    a :タッチダウンの際にスラストレバーをアイドルの位置まで戻し、その後再びスラストレバーを約30%の位置まで押し出したとき。
    b :マニュアルでオートブレーキのノブをOFFにしたとき。
    c :タッチダウンの際に、スピードブレーキを展開し、マニュアルでスピードブレーキを閉じたとき。
    d :ブレーキを踏んだとき。


  59. センターコンソールのASP(Audio Selector Panel)に行き、SPKRスイッチをクリックし、ONにします。(下の画像はONの状態)
    それから、他のRECEEIVER SWITCHS(SPKRスイッチと同じ形のもの)で
    VHF1、NAV1、NAV2、ADF1、ADF2、PA のスイッチがONになっていなかったらONにします。これで音声信号その他を聞くことが出来ます。




  60. 二つのNAVレシーバー(NAV1が左、NAV2が右)の周波数を、これからのフライトの最初のレグに合わせます。
    両方のラジオの中央にある大きなボタンに注目してください。ナビゲートにFMCを使用するのならこれを
    AUTOチューニングモードにしなければなりません。そうすると周波数は左のディスプレイに表示され、右には黄色のバーが現れます。

    FMCを使用しないのなら、このスイッチを
    MAN(Manual mode)モードにします。これにより、右のディスプレイのダイアルした周波数を利用することが出来ます。






  61. ATISの周波数をCOMM 1 (上)に、GROUND CONTROLの周波数をCOMM 2 (下)に合わせます。




  62. COMM TEST ボタンを押してCOMMラジオをテストします。これはオートスケルチを解除します。するとスタティックノイズを聴くことが出来ますが、あらかじめASPのSPKRスイッチをアクティブにしておかなければ聴けません。
    もう一度このスイッチを押して無音にしてオートスケルチにしておきます。

      

  63. COMMラジオの隣がADFです。フライトシミュレーターでは二つの別のADF信号を受けることは出来ませんが、我々は二つのADFの信号をチューニングし、ユニットの中央にあるSELECTスイッチを使用して切り替えて受けることが出来るようにしました。




    ADFで最初に行うのは、これのテストです。
    これを行うために、RDMI の下の左右のボタンの隣にある小さな表示に注目してください。 (小さなモニターでは少し見づらいかもしれません)両側のボタンをクリックしてどちらもADF 1.ADF 2 と表示するようにします。これでRDMI の両方の針がそれぞれのADFに従うようになります。細い針がADF 1、太い針がADF 2 です。

    ここでADFレシーバーのADF 1 のノブをTESTの位置にします。するとRDMI の細い針が中央から左45度の位置に振れます。
    同じようにADF 2 のノブをTESTの位置にします。するとRDMI の太い針が同じ位置に振れます。

    テストが終わりましたらノブをADFの位置に戻し、それぞれのADFの周波数を必要なものに合わせます。

            


  64. TRANSPONDER に移り、チューニングノブを回しトランスポンダ1とトランスポンダ2を二つのTEST位置にしてテストします。
    テストが終わったらSTBYに戻し、あなたの必要なコードをトランスポンダに入れます。
    このシミュレーションの目的上、トランスポンダの1と2は同じであります。1と2のどちらでも好きな方を使用したら良いのですが離陸前には必ずどちらかにセットしなければなりません。STBYのままにしないようにしてください。




  65. 次のスタックはGPWSです。ここでSYS TESTボタンを押してサインを聴きます。
    INHIBITスイッチのカバーには触れなくて良いです。




  66. トリムコントロールに移り、RUDDER TRIM INDICATOR が0を指しているのを確認します。
    もしもそうでなかったら右下のラダートリムコントロールで正しく調整します。これはスプリングで自動的にニュートラルの位置に戻ります。




  67. スタックの一番下にSTAB TRIM スイッチがあります。このスイッチの実際の目的についてはオペレーションマニュアルに記載してありますが、ここではスロットルコードラントを見ながらフライトするのが好きな方のためにその操作を修正してあります。
    現実にはパイロットはその横にあるトリムホイールの回転は見ませんが、この737では正面の右側にあり、これはとても気になるものです。
    このスイッチのカバーを開き、スイッチの位置を
    OVERRIDEにしますとトリムホイールは回転しなくなります。しかし、エレベーター/スタビライザートリムの機能を失うことは無く、通常通りに機能します。




  68. STAB TRIM スイッチの右はCAB DOOR インジケーターです。この部分は簡単です。このインジケーターをクリックするとライトが消灯しますが、この意味はコックピットドア(キャビンへのドア)がロックされたことを示します。もう一度クリックしますとライトは点灯しますが、これはドアのロックが解除されたことを意味しています。
    米国ではこれはとても重要なことなのですが、他の多くの国ではドアのロックはほとんど必要が無いように見えます。米国外ではこれはしばしばその航空会社のポリシーによって決められているようです。




  69. センターコンソールやスロットルコードラントの照明が必要なときにはSTAB TRIM スイッチの左にありますこれらのスイッチで調整します。
    PANELと表示されているスイッチはセンターコンソールのためのもので、FLOODと表示されている方はスロットルコードラントのためのものです。




  70. ASPの上のEFIS CONTROL PANELに行きます。
    ここのセッティングは単にあなたの好みの問題です。が、離陸直後のセッティングはMAPモードでレンジを20NMにするのが良いように思えます。次にユニットの下側の5つのボタンに注目してください。これは表示したい適切なシンボルをここで選択します。
    これには難しく決まったルールはありません。あなたの出発に応じて自由にセッティングすればよいのです。
    (ウェザーレーダーはシミュレートされてはいません)




  71. もしもATCクリアランスパネルウインドウを求めているのならここは忘れてください。もしアドオンのATCプログラムを使用して飛行するのであればちょうど今がクリアランスを得てそれを検討するときなのですが、単に楽しみで飛ぶのであればそれなしで済ませることが出来ます。

  72. メインパネルの燃料計を思い出してください。FUEL QUANTITY を見てチェックする良いときです。これはもちろんフライトプランニングで行われここで問題にするべきものではありませんが、どこかに飛んでいきたいという気持ちが起こるかもしれませんので、そのための燃料がどのくらい必要かを決めなければなりませんし、燃料タンクの中の量は総計いくらになるかも確かめなければなりません。

  73. 前に述べましたように、もしもグランドパワーを選択しAPUをスタートしていなかったらここでスタートします。

  74. メインパネルのASI(Air Speed Indicator)を見ますが、まだV Speed はセットされていません。

    V Speed はFMCより計器の円周上の4つの白いバグに入力されます。マニュアルで設定する方法は、メインパネルの解説の方に記載してあります。

    V Speed の設定は以下のようにします。
    ・ 最初のバグ=V 1
    ・ 二番目のバグ=VR
    ・ 三番目のバグ=V2
    ・ 四番目のバグ=250knots(これはデフォルトです)希望で他の制限スピードにセットします。


  75. もしもATCクリアランスを待つ必要があり、ラジオとトランスポンダに周波数とコードを入れることが出来なかったら、今ここでセットします。又EFISコントロールパネルで必要なセッティングをします。



                              オートパイロットを設定します。

    実際はこれはオートパイロットではなくAFDSシステムの一部であるMCPですが、これのさらに詳しい資料はオペレーションマニュアルや実機のマニュアルにに記載してあります。また、MCPパネルの解説のところである程度の説明はしてあります。


  76. ウインドシールドの直ぐした中央部分がMCPです。
    見やすくするためにはランディングビューにしてください。左端から設定していきます。

    COURSE:希望しているコースをセットします。

    FLIGHT DIRECTOR SWITCH:ON

    AUTOTHROTTLE SWITCH:ARM

    IAS/MACH SELECTOR:SET これは通常 V2 にセットします。そしてASI上のオレンジ色のバグが移動して、セットしたスピードに対応した位置にあるかをチェックします。

    HEADING:SET 滑走路の磁方位にセットします。

    BANK LIMIT SELECTOR:SET 25〜30度にセットします。

    ALTITUDE:SET これはたとえ前もってより高い高度のクリアランスを得ていても、ここの高度はデパーチャークリアランスで制限された高度をセットします。単に練習や楽しみで離陸するのであれば好きな高度をセットします。

    AUTOPILOT ENGAGE SWITCH:OFF オフを確認するだけです。


  77. もうプッシュバックとエンジンスタートに近づいています。
    ここでオーバーヘッドパネルの左下にあります4つすべてのFUEL PUMPをONにします。もし中央タンクに1000lbs(3025KGS)以上の燃料を積んでいましたら中央の二つのスイッチもONにします。



    (注)アップデート後の解説では、エンジンスタートのロジックのやり直しでこの操作は必要ないと書いてあります。
    (There's no need to switch on the fuel pumps before engine start)
    実はイカロス出版の「旅客機操縦マニュアル」の161ページの写真を見ますとよく見えますが、確かにこの時点では、このステップのナンバー6の状態のままですね。まさしく下の画像の通りです。




  78. APUジェネレータースイッチがONであることを確認します。




  79. NO SMOKINGFASTEN BELTS を ON にします。




  80. 少し上の右側、油圧ですがHYDRAULIC A PUMP SWITCH は OFF、HYDRAULIC B PUMP SWITCH は ON にします。ここで混同しないようにしてください。二つのスイッチのうち左がオフ、右がオンです。
    B PUMP SWITCH をオンにしますとその上の LOW PRESSURE ライトが消えます。




  81. ドアを閉める時間です!
    HYDRAULICS の下がドアアナンシエーターライトですが、ここをクリックしてすべてのライトを消します。ただし、もしもこれを忘れても後で自動的にドアは閉められます。


  82. オーバーヘッドパネルの一番下の左から右まで外部のライト類ですが、必要に応じて点灯させます。
    最低限でもANTI COLLISION ライトは点灯させます。
    ところで、この衝突防止等を点灯しますとドアアナンシエーターライトはすべて消灯します。(これは、実機のパイロットの一人のリクエストでこういうように設定したとのことです)



              プッシュバックします。プッシュバックの後はパーキングブレーキをセットします。

    この737-400は真後ろにだけプッシュバックできますが(キーを押してから動き出すまで少しタイムラグがあるようです)、ターンは出来ません。そこで、向きを変えるためには少し長く後退してそれから前進で向きを変えるようにします。



                                 
    ENGINE START

    エンジンスターのためには、パネルの様々な箇所のスイッチを操作しなければなりません。
    そこで、この下の画像のようなパネルレイアウトを設定してください。



    {画像をクリックすると大きくなります}



    ・OVERHEAD PANEL:
    オーバーヘッドパネルの右側、ブリードエアーパネルの両方の
    エアーコンディショニングパックスイッチをOFFにします。



    ・二つのエアーコンディショニングパックスイッチの間直ぐ下にあるのがアイソレーションバルブスイッチですが、このスイッチがAUTOポジションになっているのを確認します。

    ・その上にありますダクトプレッシャーゲージが少なくとも30PSI 以上であることを確認します。




    ・ここで左側のエンジンからスタートします。
    オーバーヘッドパネルの一番下の左のエンジンスタートスイッチを、GRDポジションにします。
    すると、メインパネルのスタートバルブオープンライトが点灯します。

        

    ・メインパネルのエンジン計器の左上から3番目の位置にあるN 2 に注目します。
    この表示が25%を示しているかグリーンカーソルがちょうど3時の位置を越えたところにあるかを確認しましたら直ぐに次のステップに移ります。
    (注)N 2 が46%のときにスターターはカットオフされます。



    ・スロットルコードラントの1.2 と表示された二つのエンジンスタートレバーに目を向けてください。
    マウスを1のレバーの上に置きクリックします。これでエンジンスタートレバーを
    IDLE の位置に持っていき点火します。エンジンは今完全に働きだしました。

        

    短く言うと以下の通りです。

    ・パックスイッチ:OFF
    ・アイソレーションバルブ:AUTO
    ・ダクトプレッシャー:30+PSI
    ・エンジンスタートスイッチ:GRD
    ・N 2 25%(46%でCUT OUT)
    ・エンジンスタートレバー:IDLE

    同様の手順で右エンジンをスタートさせます。

  83. オーーバーヘッドパネルの二つのエンジンゼネレータースイッチ(このスイッチはGEN 1 ,GEN 2 と表示されています)に目を向けます。
    この二つのスイッチをONにします。すると上の
    GENOFF BUSのランプが消えます。
    このスイッチはスプリングで自動的にニュートラルの位置に戻ります。

        

  84. 油圧パネルですが、今度は左側のHYDRAULIC A PUMP SWITCH ON にします。するとその上の LOW PRESSURE ライトが消えます。



  85. 前にエンジンをスタートさせるためにAPUを働かしていました。ここでAPUをオフにします。
    マウスポインタを−の表示の出るところでクリックします。



    なお、737のAPU は地上でも空中でもいつでも働かすことが出来ます。(壊れていなければ)フライト中に発電器が故障したらAPUをONにしてオンラインします。さらに詳しく知りたければオペレーションマニュアルをご覧ください。

  86. ピトーヒートスイッチをONにします。



  87. フライト中に凍結が予想されるときにはエンジンアンチアイスをテスト後セットします。



  88. 客室が暑くなり、乗客から苦情が来る頃です。
    ここで両方のパックスイッチをAUTOにします。

        

  89. 両サイドのエンジンブリードエアースイッチがONであることをチェックします。



  90. 中央のAPUブリードエアースイッチをOFFにします。



  91. オーバーヘッドパネルの右下、プレッシャーライゼーションパネルに行き、FLT/GRD スイッチをFLT ポジションにします。



  92. メインパネルの油圧系統のチェックです。右側のエンジン計器の一番下の二つの計器に注目します。
    緑のカーソルが向かい側の緑のバンド(黄色いバンドに挟まれています)の中にあるのを確認します。



  93. ここで総てのエンジン計器をチェックします。リーディングが総て緑のバンドの中に入っているのをチェックします。ただし、VIB(Vibration)だけはスラストレバーを押し上げたときに表示されてきます。






                           READY TO TAXI
                            タキシングのクリアランスを得ましたら出発しましょう!

  94. スロットルコードラント:パーキングブレーキ:リリースします。
    右のワーニングライトが消えます。



    スラストレバーを N 1を読みながらゆっくりと前進させます。航空機が一度動き出しましたらN 1が40%を越えないように注意してください。とりわけランプエリアではです。さもないと、あなたの後ろに壊れた貨物コンテナの山を残して行くことになります。

  95. ギアパネル又はスロットルコードラント:FLAPS:離陸のための位置にセットします。
    セットしますとフラップ位置のコールアウトがあります。例えば:3回クリックしますと“Flaps 5 set”のコールがあります。


  96. フライトコントロールス:チェック
    ここであなたのジョイスティック又はヨークが正常かどうかを確かめます。そして、オートラダーを使用するかそうでないかを決めます。どのようにするか覚えておられますか?NOSE WHEEL STEERINGスイッチの使用を。

  97. スロットルコードラント:スタビライザートリム:インジケーターがグリーンバンドの中に入っていることを確認




                       
    AAPPROACHING THE ACTIVE RUNWAY

  98. メインパネル:オートスロットル:ARM(すでにセットされています)

  99. オーバーヘッドパネル:セッティングのチェック必要なら以下のようにスイッチをいれる
    ・エンジンブリードスイッチ:ON



    ・パックスイッチ:ON



    ・APUブリード:OFF



    ・エンジンスタートスイッチ:CONT(コンティニュアス:高エネルギー点火装置)



    ・ストロボライト:ON



    ・ウイングライト:ON



    ・ランウェイターンオフライト:ON



    ・ランディングライト:必要に応じて



  100. センターコンソール:トランスポンダ:ON



  101. FMCを使用していましたら、NAV 1ラジオをAUTOにセットする必要があります。



    この時間は又、FMCを使用していましたらFMCに関する総ての確認をしなければなりません。

  102. MCPのヘディングセレクター:セット
    IFRクリアランスの元で離陸する場合に滑走路の方位か又は指定されたヘディングにセットされているかを確認します。





    完全な停止状態( Cold and Dark)から離陸前までの操作はここまでです。
    実際は、このほかにFMCに関する操作が加わるわけです。