3:降下開始から着陸まで(ケース1)

LYDの直ぐ先に降下開始地点であるT/Dが見えてきます。

LEGページを見ますと、LYDを過ぎると降下を開始、続く各ウェイポイントでの高度が判ります。

 
LYDあたりでMCPのアルティテュードセレクターアルティテュードディスプレイに降下するターゲット高度を入力します。

入力しなければ、LYDに接近しますとLEGSページでMCPの高度をリセットせよとの指示(RESET MCP ALTITUDE)が出ます。
同時に
Autopilot AnnunciatorのFMCがアンバーに点灯します。
高度を3400ftにセットしますと、
Autopilot AnnunciatorのFMCのライトは消え、LEGSページの指示も消えます。

この時点では、まだ降下はしません。T/D迄はこのままの高度を維持して飛行します。

T/Dに到達しますと、自動的に降下を開始します。

その時に、FMAの表示が変わります。
この、上側の□で囲まれるのは、モード変更後の10秒間そのことを強調するために表示されます。

EHSIの方の表示は、右の画面のようにディスプレイの右側にVERTICAL DEVIATIONが表示されます。

DESモードキーを押しますと、ACT ECON PATH DESを見ることが出来、降下中の様子が分かります。

ここで、RX-27Lでの速度と高度は210ノット、3400ftであることが判ります。
RX-27Lの到着時間は13:25、距離は44.8NMです。

その下のFPA,V/B,V/SにつきましてはFMCの解説のページで紹介しましたが、左から、フライトパスアングル、バーチカルベアリング、バーチカルスピードです。



 
 
飛行中はINIT REFモードキーを押しますと、いつでもアプローチリファレンスページを見ることが出来ます。

右側のVREFをそれぞれラインセレクトしますと、EADIのスピードテープ上にその位置を示すことが出来ます。
フラップの角度に対する速度は、VREF+5ノット位にします。

フラップ15°で155ノット
フラップ30°で140ノット
フラップ40°で135ノット

上の画像でRX-27Lでの速度と高度は210ノット、3400ftであることが判りました。

そのままで降下していきますとG/Sをキャプチャーするのは困難です。
特に、この737-400はG/Sのキャプチャーはかなりシビアーであります。(フォーラムでもこの件の記載がいくつかありますね)

そこで、RX-27Lでの高度を2500ft、速度を180ノットにもっていきたいので、D139L辺りでMCPのV/Sスイッチを押します。
(アプローチチャートを見ますと、進入高度は2500ftとなっています。)

スピードモードスイッチが点灯しIAS/MACHディスプレイには250ノットが表示されます。

又、FMAの表示が変わり、EHSI上にはグリーンのアーク(円弧)が表示されます。
このグリーンのアークはアルティテュードレンジアークといい、MCPのV/Sに対して設定された高度に到達する地点を表示しています。V/Sを変更するとこれは当然移動します。

10000ftを通過しましたらランディングライトを点灯します。


降下中に、アプローチの準備をします。

オートブレーキを、1にセットします。

スピードブレーキをARMにします。

MCPのコースセレクターを着陸滑走路R/W27Lの方位273°にセットします。

BIGに到達しましたら、速度を落とすためにIAS/MACHディスプレイの値を180ノットにします。

それからグリーンのアークを見ながら高度を2500ftにセットします。

210ノット以下になりましたら、フラップを下げ始めます。
速度を監視しながら、フラップを下げていきます。

ここにきますと、ロンドンの街が前方に見えてきます。
いよいよファイナルアプローチへと進みます。
NAV1のAUTOを切り、MANにします。

するとEADI上にはグライドスロープ指針およびローカライザー指針が表示されます。

アプローチリファレンスページのVREFをラインセレクトしますとスピードテープ上にリファレンスのRが表示されます。

これを見ながら、速度を落としていき、同時にフラップを下げていきます。

航空機はRX-27Lから滑走路の方位である273°の方向に旋回します。

EADIを注視しておりますとグライドスロープ指針およびローカライザー指針が動き始めますので、MCPのAPPボタンを押します。

すると、FMA上にホワイトのGSとVOR/LOCが表示されます。

続いてギアをおろします。

 
G/SをキャプチャーしますとFMAのG/Sの文字がホワイトからグリーンに変わります。

始めに少し揺れるかもしれませんが、少ししますと、ILSに乗り機体は安定して降下を続けます。

降下するに従って高度のコールがあります。

400ft以下になりましたらオートパイロットとオートスロットルのスイッチをオフにし、マニュアルで着地します。

(シングル又はデュアルオートパイロットモードでのアプローチ中、電波高度約27ftになりますとスロットルは自動的にアイドルまでリタードします。)

前輪が接地しましたらリバーススラストレバーを手前に引きます。
(キーボードのF2とF1をジョイスティックに割り当てておくと便利ですね)

セットしていたブレーキが自動的にかかり、スポイラーが立ち上がります。

60ノットになりましたら、リバーススラストレバーを戻し、フットブレーキで減速します。

Welcom to London Heathrow !