FMCを使うためのお役立ち用語集・その他

  1. まず始めにFMCをどのように操作するのか、FMC操作のイメージをつかむために簡単な手順を書いておきます。

    a:操作するために大切なのは、ルートを飛ぶために必要十分なだけの燃料を搭載することです。

    b:一番最初に、現在位置(今いる空港)を入力し、次に出発空港と行き先の空港及び使用する滑走路を入力します。

    c:両方の空港のSID,STARおよびトランジッションをデータの中から選択して打ち込みます。無ければマニュアルで入力します。

    d:ルートの途中のウェイポイントはマニュアルで入力していきます。

    e:ルートが完成しましたら、航空機の重量を入力します。予備燃料を加え、巡航高度を入力し、制限高度がありましたらここで入力します。

    f:次に離陸設定のページに移動し、外気温度を入力しますと、V1 Vr V2の値が自動的に計算されて表示されます。その値の所をクリックすると、EADI に表示されます。

    g:総ての設定が終了し、アクティブにするとEHSI にルートが表示されて直ぐにフライトが出来る状態になります。

    以上が極めておおざっぱですがFMCの取り扱いのイメージです。

    一つ付け加えておきますと、全行程を自動操縦でほとんどなにもしないでフライトするのではありません。その時々に応じて計器を操作しなければなりません。

    特にこの航空機の計器は実機の通りのシミュレートをしなければならない様ですので、計器の取り扱いにもある程度慣れておく必要があります。

  2. FMCへの入力に仕方は、CDUの(又はパソコンの)キーボードで行いますが、入力されたデータはCDUのディスプレイの一番下のスクラッチパッドに表示されます。表示されましたら、そのデータを入力しようとする行を選んでその横にあるラインセレクトキーを押しますと初めて入力されます。

  3. ボックスプロンプト



    このように、□□□□C□□□□□Fと表示されているものをボックスプロンプトといいます。
    “ボックスで表示された入力待ちの状態”を意味します。
    実機ではともかく、このシミュレーションでは必ず入力しなければならないものと、空白でも構わないもの、あるいは自動的に入力されるものがあります。

  4. 初めての方は、デスクトップのFMCを起動したままにしておいて、各説明を見ながら同時に操作をされることをお薦めします。
    この方法が一番の理解の早道と思います。
    ただしこの場合には、実際にFSを起動して737-400を飛行させないと働かない機能もあります。

 ― 航空用語 ―

  1. AIRAC(エアラック:Aeronautical Information Regulation and Control

    運行規定の内容等を変更させるような運行上重要な航空情報。
    世界的に統一された有効日に合わせて、有効日の少なくとも28日前に配布先に届くように作成される。

  2. Bearing(ベアリング)

    “方位”のことです。北から時計回りに一周360°として表示します。

  3. DH(デシジョンヘイト):「決心高」といいます。

    計器着陸の場合に進入を続けるか着陸を断念して進入
    復行を行うかを決定する高度。計器着陸の場合は200ftが標準だそうです。

  4. fix

    飛行経路を定めるために設定された地理上の位置。

  5. Go Around(ゴーアラウンド):「着陸復行」といいます。

    ミストアプローチとゴーアラウンドは共に着陸を断念して上昇する点では同じですが、ゴーアラウンドは着陸のための何らかの障害となる原因(例えば前の航空機が近すぎるとか滑走路上に障害物が発見されたとか滑走路が見えないなど)があって着陸を断念するのにその決定する位置は定められていません。

  6. Holding(待機)

    追加管制承認又は進入許可が出るまで航空機がフィックスに基づいた特定の空域を一定の形式に従って飛行すること。

    Holding fix(待機フィックス)

    航空機が待機中にその位置を特定空域内に待機するために使用するフィックスをいう。

  7. Inbound(インバウンド)・Outbound(アウトバウンド)

    インバウンドとは局(VOR局等)の方に向かって飛行すること。

    アウトバウンドはその逆で局から離れていくように飛行すること。

  8. Intercept(インターセプト)

    会合すること。

  9. Leg(レグ)

    飛行経路の“部分”を言います。

  10. Missed Approach(ミストアプローチ):「進入復行」といいます。

    Missed Approach Point(ミストアプローチポイント:進入復行点」)に達しても滑走路が視認されずに着陸が出来ないと判断された場合、又は管制から着陸の中止又は復行を指示された場合に着陸を断念して上昇すること。ミストアプローチの場合はあらかじめ進入復行の方式が決められている。

  11. Segments(セグメント)

    目的地の空港に近づき滑走路に着陸するまでの最終局面で、IFRによって進入する段階は初期進入(イニシャルアプローチ)、中間進入(インターミディエイトアプローチ)、最終進入(ファイナルアプローチ)に区分されます。
    このそれぞれの飛行区分をセグメントと称します。このセグメントごとに(区域内の障害物などにより)最低飛行高度が決められています。

  12. TO/GA(トガ)

    Take off/Go
    Around の略。

  13. Transition Route(トランジッションルート)

    SIDの終了するFIXから航空路上のFIX迄の間に設定された移行経路。