如月紫水様より
サイト記念キリ番リクエストにいただいたお話
「鋼の錬金術師」より
〜花、黄昏に染まる中で〜


このお話を最初に読ませていただいたのは
2004年(平成16年)4月10日
京都にある平野神社の桜花祭を見に行く途中
瀬戸大橋の上を走る列車の中でした。


あれから半年近く経ち
ようやくこのお話を公開することができました。
(但しお話をいただきた如月紫水様のサイトにて
先行公開中ですm(_ _)m)


この作品に知るきっかけは
テレビアニメを見たのが最初だった・・・のですが
この作品を書くに至っては
テレビ宣伝に乗せられたこともあってか(^^;;;
ゲームボーイアドバンス
「鋼の錬金術師:迷走の輪舞曲」
をプレイしたきっかけもあったりしました。


錬成によって物質を変化させていくゲーム内容を見ていて
ああ、これだったら何か書けそうかなって。


如月様からいただいたお話を読ませていただいた時
ぜひちょっとでもお礼を書きたいと思い
ネタの種を暖めてはいたのですが
今まで一度も書いたことのない作品
ましてキャラクターについて知らない部分が多く
なかなかエド・アル・ウィンリィ・ピナコさん
入ってきてはくれませんでした。


実は最初書き始めた時は
延々と桜の木が喋っていたりしたのですけども(笑)
ゲーム買って、原作読んで
ラジオ番組CD買って、BGMCD買って
キャラクターの声を演じている
朴さんや釘宮さんの声を聞いていて
ようやくキャラクターが入ってきてくれました。


ここだけの話ですが
朴さんってそのまんま「エド」って方みたいです(陳謝)
少なくともラジオ番組の中では、かもしれませんけど。


閑話休題m(_ _)m


和みある作品を、と思いつつ
テレビを見ていると
だんだんと重いエピソードに入ってきたりして
なかなかあがりませんでした。
ついでを言うなら
原作第3巻の中でのエピソード
第五研究所の話が頭の中を巡り始めると
とにかく書けないんですね(泣)


アルフォンスって・・・
そう悩み始めるとこのエピソードって続いていかないんです。
彼が自分を自分だって認めてくれないと・・・


という訳でここは設定にある
原作の始まる前のお話ということで
そういう悩みが少しはあったかもしれないけれど


まだ前を向いて進もうと歩いている


そんな二人の時間の中での
ひとときの花見の宴のお話の続きを
書かせていただきました。


テキスト完成は
2004年(平成16年)8月1日


発表は9月という
なんとも遅れに遅れた事態になっちゃいましたけど
改めて
素敵な作品をいただけた如月紫水様に感謝しつつ。
このお話を公開させていただきます。



(使用した背景写真は平野神社にて撮影したものです、一部加工)



2004年(平成16年)9月22日  筆