発表1999年の6月になってしまいましたけれど
実際このお話を書いたのは第2章の完成後約2週間くらいしてのことでした。
最初はただマリアさんを泣かせてあげないな
いつも自分だけじゃなくて全体を見てフォローする側である彼女のことだから
きっと自分のことでこうして考えることなどなかなかできないだろうかな
なんていう気軽(?)な思いで書き始めてはみたのですが
泣かせるシーンというのは表現するのが意外と難しく
すっごく表現し難かったことが当時の苦悩の記憶の一つとして
心の中に残っています。
後
実はこのSSについてはある一文がどうしても書けませんでした。
1999年5月頃のセガサクラ大戦BBSでの度重なる事件のことを思うと。
「もう二度と私の居場所を失いたくはない…」
当時の出来事は思い出したくない時間の一つとして
私の記憶の中には残っています。
でも、反面忘れたくないとも思っています。
そういう悲しい歴史を繰り返して欲しくはないから。
二度と他の人に同じ悲しい思いを感じさせてはいけないと思うから。
様々な考え方をする人達が集まってこの場所は出来上がっている。
その中で一人ひとりが生きていくことは
その中の誰にも妨げることや拒否することはできない。
どんなに違える考えであろうと
その存在だけは認めよう。
私はそう思います。
「マリアはせ〜〜〜いっぱいみんなのためにがんばってるって思うよ!」
第三章の中のアイリスの言葉は
誰だってそうだよっていう気持ちである反面
ホントは私だってそう言って欲しいな
っていうささやかな野望(笑)のようなものが生み出しちゃった
そんな言葉のような気が今となってはするのです(汗)
戯言、失礼いたしました。
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