侮るなかれソ連のカメラ
ソ連のハーフサイズカメラである。まず、購入したら2週間以内に
テスト撮影をしてちゃんと写るかどうかを試さなければならない。
不都合があれば交換してくれるのである。しかし、次のような但し
書きがある。「ストロボが発光したらラッキーと思って下さい、ス
トロボが発光しないのは保証の対象外です」だと!まったくチープ
なカメラである。大きさは以前吸っていたハイライトのパッケージ
とほぼ同じ大きさ、と言うか、小ささである。ちょっと強く握ると
パキッ!と割れそうである。しかし、このカメラの美点はその小さ
なインダスターと名付けられたレンズである。遠景よりも人物を1m
ぐらいで撮るとぞっとするような映像をこのレンズは結ぶことができ
る。もう一つの美点は、アクセサリーシュ−がついていることであろ
うか。小さなストロボを装着したり(幸いと小生はラッキーだった)
ライカ等で使用する外付けのファインダーを付けたりするとこれが案
外かっこイイ。ハーフ版だから36枚フィルムなんかを間違っても入れ
てはいけない。せいぜい24枚をいれて、それでも50枚以上は撮影出来
る。所謂盆と正月が1本のフィルムに記録する事も容易いと言うことも
このカメラの美点と言えるのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・