ドイツで産まれたサイレントウケ


2002.12.07

 これは何かと問われれば、ウクレレと答えなくてはいけない。師走の

静かな夜を演出するサイレントウクレレなのである。ドイツ製なり。極

めて合理的に設計がなされている。ギター等ではすでにあったが、ウク

レレでと言う発想が面白い。サイレントウクレレと言うのはかの有名な

お茶の水はア○オ楽器のオリジナル商品としてある。その名をステルス

などと、物騒な戦闘機のような名称のもので、価格も10万オーバーと言

う高級なものである。いや、決してこれが低級と言う訳ではない。さす

がはドイツの工作!と思えるような、かっちりとした作りであり、小振

りでそのサイズからウクレレスティックト名付けられている。なかなか

に優れものである。アンプに繋いでステージで。深夜はアンプからヘッ

ドホンで練習。常時車の助手席に放り込んでおいて、信号待ちでやる。

ちょいと工夫をすれば、FMトランスミッターでカーステレオに飛ばして

音を出す事も可能かも。練習だけなら、このままでも弦の振動は聞こえ

るから、充分であるし、ちょっと音を確認したくなったら、車のウイン

ドウとか、ホームコタツの板とかに、これのボデーの一部をくっつけて

やるといくぶん音が共鳴して大きくなる。これは単なるアイデア商品と

言うものでは決してない。充分に実用の用に供することが可能である。



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