2002年も押し詰った31日。漆工房の赤木氏より電話あり、早速工房
へ行く。もうかれこれ一年程前にもなろうか、手持ちのウクレレを塗っ
てみたいと相談したら快諾。それから約一年。今日出来上がった。話し
によると、都合20回程塗っては乾かし、塗っては乾かししてくれたら
しい。ただではいかんと若干のお礼を渡し、早速持ち帰りペグをつけて
弦を張る。これはあの名器(コストパフォーマンスと言う点で)の誉れ
高いフェイマスの FS-5であるから、合板(ベニヤ板)製にしてはよく
鳴る楽器ではあったが、音質はペコペコとし、決してステージに持って
上がろうかと言う気にはなれないものではあった。GHSの黒弦を張った
所、音量はでかく、しかも以前のようなペコペコとした音ではなく、低
音成分が膨らんだ艶やかな温かみのある音に変身している。??最終の塗か
らすでに20日ほど経過しているとのことではあるが、まだまだこれから
乾くらしい。さて、今後どのような音になるのか楽しみなことではある?。