愛用しているナヘナヘのコンサートがもともと古いものである
だけに、随分と怪しくなってきた。高音の「チャリーン」と鳴る
音がジャズっぽい曲なんかの場合なかなかの物であるが、変わる
物としてのコンサートサイズが一つ欲しいと思ってはいた。もう
一つあるアストリアスのコンサートはカチッとした作りと完璧な
音程でこれも気に入ってはいるが、音質がギターのそれであるた
めローG にしてミニギターの様にして遊んでいる。カマカのコン
サートには相当な関心もあったが、12Fジョイントに唯一抵抗を
示していた。ある日、とあるお店を覗いてみたら、珍しくカマカ
コンサートが2本ある。そしてその2本の金額が1万円違う。不思
議に思いよくよく見てみると高い方は型番に Sがついて長さが違
う。なんと14 Fであった。その瞬間グラッ! である。当然音はカ
マカのそれではあるが、少し音がこもる。これからどんどん弾き
こんで行く内にさらに鳴り始めるだろう。それにしても何故カマ
カはボデーのシェイプが左右対称でないのだろうかと不思議だ。