KAMAKA HF2S

2009.01.19 

 

2008年末頃であったか、友人のフラガールが「良いウクレレが欲しい」と言うので、某「楽器屋」

 

さんに連れて行ったら、ずっと以前からぶら下がっていた2本のKAMAKAテナーネックが、まだあっ

 

た。で、店長さんに千円単位のバーゲンを依頼したらにべもなく断られたので、某YAMAHAの年を越

 

したら入荷するよと言う通常のKAMAKA HF2を待つ事にした。で、年も明けた新年のミニフラパーテ

 

ィーを岡山の某所でやっていたら、件の彼女から電話が入り「あのウクレレが半額になっている!」

 

と言う。どうやら閉店大バーゲンを打ったらしい。即「2本共押さえておいて」と言いおいて電話を

 

切り、岡山からの帰り道、早速確認をしたらなるほど2本が半額で「売約済み」になっていた。KAMA

 

KAのスタンダードの通常流通価格と同程度でこの珍品レア物のKAMAKAコンサートテナーネックが、

 

そんなわけで無事彼女と我が家に目出たく1本ずつ転がり込んだのだ。このKAMAKAのコンサートタイ

 

プには通常のHF2と以前ここにあったコンサートスケールロングネックのHF2S(現在徳島の某フラガ

 

—ル所有)の他に、テナースケールのものが2種類ある。その一つがこの個体で、ヘッドが通常のコン

 

サートスタイルのもの。もう一つはウクレレ仲間の某キイチ氏が所有していたヘッドがテナータイプ

 

のものである。キイチ氏によるとこのテナーネックはヘッドが重いらしい。後日オークションに出さ

 

れたようである。ここに来たHF2Sは実にとり回しの良い個体ではあるが、唯一の欠点はKAMAKA共通

 

のペグにある。そのうち上質で軽いペグに交換して、貼付けタイプのピックアップを付けたら無敵な

 

実戦ウクレレになるに違いない。それにしてもこれら少数出回ったHF2Sの存在は不思議な事である。

 

 


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