Ko’olau 板レレ
2009.12.20
PoePoeの主戦力ウェポンであったアプローズの148はなかなか使い易く、しかも
コストパフォーマンスの良い名機であったが、唯一の欠点は9Vの電池が切れよう
ものなら、プラスのドライバーで裏の丸い蓋をはずし、そこから手を突っ込んで電
池を取り出すまでは良いが、新しい電池を入れてネジで固定する辺りがなかなか困
難な作業を強いられる。電池そのものはその存在を忘れる程に長持ちするから良い
のではあるが、うっかりシールドをさしたままリハを終えて本番まで置いておくと
電池が消耗し本番で音が出ないと言うトラブルに見舞われる。これに懲りて機材入
れ替えを検討し、大方T'sさんのET-100と焦点を定めていたら、それよりも安価な
価格であのKo’olauのCE-1ショーモデルが目の前にぶら下がって来た。で初期値
で入札しておいたらそのまま競合相手もいないままに落札となった。で、翌日振り
込んだら、その翌日着荷。この手の板レレは別名「サイレントウクレレ」と言われ
る通り、生音はほとんど期待出来ないのが従来の常ではあったが、なんとこれはど
ういうわけか結構鳴るのだ。見た目もトラ杢が美しく、アンプに突っ込んだらちゃ
んと鳴る。もちろん電池交換はボディー裏のカセットをパチっとはずせば済み簡単
なものである。これでPoePoeでの演奏は少なくとも機材に置いては何も不安は無
くなった。早速2009年末の岡山でデビューをさせた。OHCのM氏のはこれの上クラ
スの物でボリュームの他にHiとLoの音色も調整出来るようになっているが、これ
はこれで良い。板レレはトップ板の歪みの心配等から解放される分精神的に良い。