CRAFT MUSICA Junta Cutaway
2010.01.09
2010年は薄レレの時代だ!なんて言ったのは2009年も押しつまった頃ではあ
ったが、KALAのテナー薄レレを手に入れて、ソプラノもあればいいなと思
いはじめたところにこれである。これこそ本物の薄レレに違いない。当初な
んだか際物っぽく思っていたが、結構真面目な作りとの風の便りに思わず手
が出てゲットしてしまった。というか、コオラウの出品者がこれもどう?な
んて言うもんだからついついその気になって^^;到着したらこれは素晴ら
しい。薄くて小さくてそのくせ音はポロポロンと明るく軽く鳴る。しかも、
音量も普通に鳴るから不思議なのだ。ホールから覗いてみると上の方はソリ
ッドであるし、下もなんだかブロックを貼付けてあったり、ネックはボルト
オンでジョイントされていたりと、これは相当にマイペースな作りに違いな
い。これにいつかpuを着けてみたいと思う。即戦力ウェポンになるに違い
ないのだ。で、やっぱりウクレレはスタンダードサイズが良いなと再認識し
た次第。業界の売らんかなの常で、スタンダードからコンサート、果てはテ
ナーへと客の要求を誘導して来たが、2010年は薄レレなのだ。バリトンはそ
れほどの売りが見られなかったから後はこれしか無い、とばかりに次々と出
て来るに違いない、などと予言者めいた事はこれぐらいにして、それにして
も楽しいウクレレには違いない。もうすっかり手元ウクレレの確固たる地位
を築き上げたようだ。これは始めアキーラの弦が張られていたが、コオラウ
つながりということでコオラウのゴールド弦に張り替える。テンション低く
ペコポコと良い案配である。コンサートボディーにテナーネックを着けたも
のなど幾つかのバリエーションがあるようだがこれはスタンダードに限る。