1908年製シュタイングレーバー195の修理

1.前框を上に抜いて外し、フレームを外す 2.響板は汚れている。

 

3.スクレーパーを使って響板のニスを剥がす。 4.駒に黒鉛を塗布。

 

5.響板ニスを塗り替え、ピン板の見える部分をゴールドに塗装。

6.フレームを塗装

 

7.ついでにフレームのボルトも塗装 8.鍵盤筬のストッパーブロックのクロスを貼り換え

 

9.チューニングピンをマグナムドリルでねじ込む 10.独立型のステンレス製ブリッジを使用して駒圧を調節

 

11.張弦途中の状態 12.ハンマーヘッドの穴あけ加工

 

13..ハンマーヘッドのテール加工 14.ハンマーヘッドのアーク加工(テール内側の軽量加工)

 

15.新品ハンマー加工前(上段)、当店で各種加工後(下段) 16.ハンマーとシャンクの交換

 

17.ブッシングレザー(牛革)の貼り替え 18..バランスとフロントのキーピンの打ち替えと関連部品交換

 

19.ダンパーガイドブッシングの貼り替え 20.ダンパーフェルトの貼り替え

 

21.ダンパーを仮に取り付けて弦割りの位置を出す。 22.アグラフではないので弦割りの位置を修正し、弦合わせ

 

23.適正な穴位置のダンパーガイドレールを新たに製作

24.オリジナル(上)、と新しく製作したダンパーガイドレール(下)

 

25.ウイペンはコイルスプリングを2本使った珍しいタイプ

26.鍵盤ならし調整(鉛のアタッチメントを使うと便利。)

 

27.ダンパーレバーの鉛を増やして止音を改良

28..ダンパーレバーフェルト貼り替えとアッセンブリの調整

 

29.譜面台の竿の製作(オリジナルは反っていた)

30.未塗装の譜面台と新たに作った譜面台竿を仮に取り付け

 

31.アクションを逆さまにしてヒールクロスなどを貼り替える

32.ルーターで竿の溝を掘り、塗装して溝にレザー貼る

 

1908年製シュタイングレーバー(195cm)  フレームにイエルク・デームス氏の「Excellent Piano」の言葉とサイン入り


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