第7回日韓親善男声合唱演奏会(大阪公演)
韓国男声合唱団、男声合唱団東京リーダーターフェル1925、大阪メンズコーラス
2000/ 5/20(土)尼崎総合文化センターアルカイックホール
韓国の作曲家による作品を聴けたのが最大の収穫。中でも東京リーダーターフェルの歌った「男声合唱のための『故郷』」が秀逸。
2002年のワールドカップのテーマ曲にして欲しい位だ。
しかし、伴奏付の作品は余り見るべきものがなかった。少々残念。
以前から行きたいと思いながら情報が入らず行けなかった演奏会。
今回はScaffale氏からの情報提供のおかげで実現。
しかし、残念ながら今回で終了するらしい。ジョイントは30回が一つの壁になるようだ。
広島市役所合唱団の声は柔らかく、大変魅力的。良い指導者を呼べばかなり素晴らしい演奏をしてくれそう。
下馬評に偽りなし。大変素晴らしいバーバーショップグループ。
注目すべきはメンバーの並びの変化。一見、ただの舞台演出のように見えるが、
協和音の出てくる個所でさりげなくメンバーが移動して聞き合っている所に感心する。
終曲(アンコールを除く)で長く続く協和音を総て純正でハモらせてきたのには驚嘆する。
学生時代所属していたコスモスで一緒に歌ったメンバー(といっても一ヶ月だけ。一緒に歌ったステージも1回きり。
)が所属されているという事でお邪魔する。
昔取った杵柄か、なかなか良い声をしている。しかし、ある曲の演奏をキッカケに音程の下がり具合が気になって、
演奏に集中できなくなった。
「鐘の音を聞け」が秀逸。松原氏の職人芸とも言えるハーモニー感覚と表現力で、大変な難曲ながら素晴らしい音空間を創り上げていた。 後半のステージは今一つ。
多田武彦氏の新作「遠い故郷」初演にひかれて行く。
一時に比べて人数も減少し、発声面でも少し物足りなくなってきた。
OBの方が多いのは少々残念だが、こちらはさすがに鍛えられた声であるため、
合同ステージはかなり聞き応えがあった。
また、3年生ステージの演出が楽しかった。
本演奏会を通じて、崇徳OBの方々と交流できたのが一番嬉しかった。
九州の社会人男声合唱団の演奏を聴くのは初めてだっただけに、色々な客演団体の演奏を聴けたのが嬉しい。
「藁科」の改訂版初演にひかれる。
「藁科」は個人的に思い入れのある曲なので、味わい深い演奏が聴けて嬉しかった。
「The Sound of Hope」の一部の曲やホルスト男声合唱曲が秀逸。
しかし、これら以外の曲はやや練り込み不足気味。アルヴェーン男声合唱曲集は特に苦手そうであった。
今年もまたステージで歌うハメになってしまった・・・。
高校の混声合唱団の出身者が中心で構成された男声合唱団だそうだが、そのせいかテナー、バスの発声に余り響きの差がなく、
混声合唱団の男声部が仮に男声合唱を歌っているような印象を受ける。
もっとも、私自身は男声合唱のバス系が無理に胸声を使って声を作るのに抵抗があり、
Singleでも(これはハーモニーを強調するためだが)頭声中心の発声をしている事もあるので、悪い印象ではない。
この団体の特筆すべきは言葉の明瞭さ。おそらくは多くのメンバーが在籍していたという八王子東高校合唱部の指導の賜物だろう。
メンバーも若いし、今後の同団の活躍に期待したい。
余談だが、ここのメンバーであり、専属作曲家でもあるA氏作詩作曲の団歌、「漢の道」が大変面白い。 おそらく、男声合唱を行っている者が感じている、 もしくは男声合唱と聞いて誰もがイメージするような内容をしたためた歌詩は爆笑必至(^^)是非、全国的に広めたい曲である。
今年はさらに発声が良くなったが、それだけ。全体の仕上がりでは特筆すべきものはない。
これで、グリークラブ香川、徳島男声合唱団「響」を含めて三団共、実力的には大差がなくなり、横並び状態になったと思う。
しかし、発声、演奏方法まで似かよってきたので、それぞれの団体の個性というものが感じられなくなってきたのが残念。
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