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聴いた演奏
日本アカデミー合唱団
1985年慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
1989年男声合唱団ΚΟΣΜΟΣ
1989年同志社グリークラブ
1993年AROUND SINGERS(1993)
1994年立命館大学メンネルコール
1997年東西四連合同演奏
1997年同志社グリークラブ
2000年崇徳・広島大・市役所・ |
1.指揮 北村 協一
2.指揮 浅井 敬壷
3.指揮 福永 陽一郎
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多田先生の講義を受けて、旋律処理に関する判断基準を得た事から再評価を行ってみました。 そうしてみると、AROUND SINGERSの演奏は確かに声の充実度、表現力において群を抜いているのですが、 旋律処理についてはすべての音を同じテンションで歌い続けており、旋律表現の面白みに欠けるという一面が浮かび上がってきました。 それでも言葉が明瞭に聞こえて来る所はスゴイ事です。
今回、評価が上がったのが同志社グリーの演奏。旋律処理、曲想表現についてはなかなかの仕上がりをみせており、 聴き応えがあります。一時はこちらを1位に推そうかとも思いましたが、 さすがに発声の面では少しAROUND SINGERSに譲らざるを得ないでしょうし、 また、所々で縦がズレたり、3、5曲目で明確に音が外れている個所もあるため、2位としました。
3位に上げた日本アカデミー合唱団ですが、かつては余り魅力を感じておりませんでした。 その理由が長い間解らなかったのですが、今回旋律処理に注目して理解しました。 この演奏では、歌い方が完全に旋律の上昇、下降に合わせた流れになっており、言葉に合わせた物ではなかったからでした。 (昔のソリストの演奏を聴いた時にも同じ不満を感じていました。)しかし、 各パートがお互いに聞き合っているという意識はかなり感じられ、そのため、音程はA評価としました。 この演奏のデータはCDの説明書に記載されていないため詳細は分かりませんが、 元のレコードの発売が1970年という事は30年以上前のレコーディングという事のようです。 その意味では良くも悪くも昔の演奏という事でしょうか。
東西四連の演奏は、おそらく四団がバラけて並んだ際に「隣のメンバーに負けまい」という意識が働いて、
全体にまとまりに欠ける演奏になったようです。
立命館は丁寧に作っており、バス系が聞き合っている所が好印象ですが、
発声の仕上がり不足からくる旋律の不安定さが目立ってしまっています。
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