男声合唱組曲尾崎喜八の詩から

聴いた演奏

1983年関西学院グリークラブ
東芝EMI合唱名曲コレクション27
CZ28-9100

1983年関西学院グリークラブ
関西学院グリークラブ百周年記念CD

1988年関西大学グリークラブ
第27回法関交歓

1993年立教大学グリークラブ男声
第42回東京六連ライブCD

1997年愛知教育大学男声合唱団
第40回同団定期演奏会

2003年グリークラブ香川
第11回同団定期演奏会

ベスト演奏

1.指揮 北村 協一
関西学院グリークラブ

東芝EMI合唱名曲コレクション27
CZ28-9100
1983年3月11日 池田市民文化会館大ホール

2.指揮 北村 協一
関西学院グリークラブ

関西学院グリークラブ百周年記念CD
第51回関西学院グリークラブリサイタル
1983年1月30日 大阪フェスティバルホール

3.指揮 北村 協一
立教大学グリークラブ男声

第42回東京六大学合唱連盟定期演奏会ライブCD
1993年5月1日 東京文化会館大ホール
1993年5月2日 東京芸術劇場大ホール


解説

 最近入手した関西学院グリークラブ百周年記念CDに収録されている「尾崎喜八の詩から」は、 東芝のレコーディングの直前に行われたリサイタルの演奏なのですね。こちらはどうやらソリストの変更もなかった模様。 そうなると演奏の甲乙は大変つけにくいです。ただ、仔細に聴いてみると、 レコーディングの方が録り直しが効く分、音程は良いようです。リサイタルでの演奏は所々音程がおかしく感じる部分がありました。 しかし、曲想についてはリサイタルでの演奏の方が踏み込んだ表現をしているようで、 部分部分では思わず聴き入ってしまう個所が多く、楽しめる演奏になっていると思います。
 立教グリーの演奏は曲想がかなり面白い。「冬野」はむしろ「語り」に近い歌い方をしている等、 作り込みの意味では関学の2演奏よりもよく出来ているように感じました。 残念なのは声質がこの曲に合っていない事でしょう。テナーの軽い声がともすれば「幼い」印象を想起させ、 (この年はバス系の発声との相性も今一つで、どうもテナーが浮き上がっているように聞こえます。 )「春愁」の「だが〜」からの場面展開は違和感がありました。ここはやはり重厚な響きを求めたい所。

 関大グリーの演奏を生で聴いた時はかなり感動したものですが、今回改めて聴き直してみると、 上記3演奏に比べて、様々な処理において甘い部分が多く感じられ、外す事にしました。


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