男声合唱組曲
草野心平の詩から(改訂版)

聴いた演奏

1992年慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
第17回早慶交歓

1992年慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
第41回東西四連ライブCD

1992年慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
第117回同団定期演奏会

1992年慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
東芝EMI合唱名曲コレクション41
TOCZ-9277

1999年明治大学グリークラブ
第38回明立交歓(音源無)

ベスト演奏

1.指揮 畑中 良輔
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

第117回慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団定期演奏会
1992年12月20日(日)東京厚生年金会館大ホール

2.指揮 畑中 良輔
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

ソロ 福井 敬
東芝EMI合唱名曲コレクション41
TOCZ-9277
1992年12月18日府中の森芸術劇場どりーむホール

3.指揮 畑中 良輔
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

第41回東西四大学合唱演奏会ライブCD
1992年6月28日大阪フェスティバルホール


解説

 「CANTATE DOMINO」初演の感動冷めやらぬ1999年6月19日、私は同日に行われていた同関交歓をパスして明立交歓の会場にいた。 お目当ては明治グリーの「草心」。「CANTATE DOMINO」初演を成功に導いた同団の学指揮の手腕を持ってすれば、 これまでにない「草心」の魅力を引き出せる可能性があると見込んでいたためです。 もっとも、曲の方の問題から手痛いしっぺ返しを食らう事も考えられたので、 鬼が出るか蛇が出るかとややブラックな期待もしていましたが(^^;)。 ところが、実際に「草心」を振ったのは副指揮者の方で、しかも演奏法としても極めて一般的なものだったため、 ワグネルと比べると残念ながら発声、音程、曲想等、全般的に仕上がり不足が目立ってしまった。 個人的には大変残念であった。

 ああ、ワグネルの演奏ですね。これらは全く同じメンバーが演奏したもののライブ版とレコーディング版ですので、 ほとんど差はありません。ただ、ライブ版の方がテンポルバートが頻繁にあり、変化をつけています。 しかし、特に四連の演奏が顕著ですが、そのテンポルバートにメンバーがついて行けずに縦がずれてしまった箇所がありました。 その点でレコーディングによるビクター版は1曲目以外、特に目新しい曲想は感じられませんでしたが、 その分ミスのない演奏に仕上がっています。また、ライブ版のソロの音程が若干気になる所があった分、 ソリストは比較的安心して聞けました。 最終的に1位とした定演版ですが、やや歌い方が粗く感じられるものの曲想が豊かで、 かつミスもそれほど感じられず、なかなか聞かせてくれる演奏でしたので推薦いたします。


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