男声合唱組曲藁科(改訂版)

聴いた演奏

2000年白門グリークラブ
第12回同団演奏会(改訂版初演)

2002年TURKEY'S CLUB
第10回同団定期演奏会(音源無)

ベスト演奏

1.指揮 多田 武彦
白門グリークラブ
(改訂版初演)
朗読 三好美智子
朗読台本 森田敏昭
創立40周年記念第12回白門グリークラブ演奏会
2000年11月19日ティアラこうとう(46名)

BB

解説

 白門グリークラブは中央大学音楽研究会グリークラブのOBによって構成される合唱団です。 私は今回初めて聴いたのですが、現役同様(といっても10年前に1度聴いたのみ)明るく豊かな声で大変好感を持ちました。
 藁科ですが、作曲者自身の手によって曲想が良く作り込まれており、旋律処理についても良く勉強していると感じました。 大変聴き応えのある演奏です。 この組曲は「中勘助の詩から」に比べて近親者に対する思いや人間観について歌いあげられた詩で構成されており、 多田氏の初期作品中では異彩を放っています。それだけに、この演奏で各曲の演奏前に詩の解説を入れた事が、詩の内容を観客に伝え、 自然に曲に入って行けるように導いており、秀逸な演出でした。

 この組曲については上智大グリーによる旧版の演奏をかなり聴いていたので、この演奏を聴いていると、 違いの多さに驚きました。旋律の修正がほとんどでしたが、実に30個所近くあるようです。


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