「ネマトーダについて」
ネマトーダについてはあまり詳細を調べていないのでおおまかな知識しかありませんが、 以下のように整理しています。・・・ 1.ネマトーダ=センチュウ ネマトーダはセンチュウとも呼ばれ、イチゴセンチュウ、ネコブセンチュウなどいくつかの 種類がいます。 セントポーリアにつくものとしてはネマトーダ(=ネコブセンチュウ)、フォリエッジネマトーダ (多分、=イチゴセンチュウ)があげられます。 2.特徴 (1)ネコブセンチュウ(下の画像を参照して下さい。) 根っこがコブの様にふくれる。異常に太い根(トゲのような根)が出る (2)イチゴセンチュウ 葉の中に入り込み奇形の葉になったり、著しく成長が悪くなる。 *いずれも一見、株は元気そうに見えたりもするのでなかなか見分けるのが難しいです *花がまったく咲かないということも無く、たまに咲いたりするので、ネマトーダが いると気づきにくい様です。 *順調に育っていたものが突然、ダメになる、問題が無さそうな株なのに何故か成長が 異常に遅い、有る程度大きくなると突然、成長が止まるといった特徴があります。 *生産者などでは栽培棚にシートなどを敷き、その上に鉢を並べているためシートを 通じて他の鉢に移ることも多い様です。 3.発見するには・・・ ネコブセンチュウの場合は植え替えの際に良く観察する事が必要です。 4.退治はできるか? これらがついた時は葉ざしやクラウンカットを繰り返してもなかなか駆除できません。 また、ケルセンやオルトランなど、通常の殺虫剤がまったく効かないため気づいた時は 思い切って株を捨ててしまうことをおすすめします。 ただ、碧露がネマトーダに効くという説も出ており、時々、漬けておく事で退治できるとの 情報もあります。 尚、ネマトーダに効果のある殺虫剤もありますが、劇薬とされており、一般家庭での 使用は難しいと考えますので、ご注意下さい。 ネマトーダ(ネコブセンチュウ)のついた根
画像提供:みもぴーさん