四国霊場第２９番 摩尼山。国分寺。宝蔵院 本尊：千手観世音菩薩（伝　行基菩薩作） 開基：行基菩薩。宗派・真言宗智山派 写真：国分寺・大師堂

平１１天年聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基した寺であり、また本尊の千
手観世音菩薩をはじめ脇士の不動明王、毘沙門天ともに行基菩薩の作。のち
来錫した弘法大師は星供の秘法を修され、当山を２９番札所と定められた。
聖武天皇はある年国毎に一つの国分寺を命じた事がある。この寺はその時
の土佐の国分寺」である。

土　佐　。　国　分　寺　・　本　堂

本尊の真言：おん、ばざら、たらま、きりく
ご詠歌：国を分け、宝を積みて建つ寺の
　　　　　　　　　　　末の世までの、利益のこせり
住所：南国市国分５４６地
電話：０８８８−６２−００５５　
宿泊：８０人
近くの宿：稲吉屋旅館(0888)63-2928 　★あずま６３−３９８６
★３０番　善楽寺へは約９，４キロ　徒歩約２時間４０分　車３０分
近くの見所・味自慢：
●　西島園芸団地（０８８８−６３−３１６７）
　甲子園の２倍はあるという広大な土地で、年間を通じてメロン、
　スイカ、パパイヤなどが生産されている。全国的にも大規模な園芸
　施設ででもあり、観光農園も併設されているので、「見る、食べる、
　学ぶ」といった三要素を満たす事ができる。冬は暖か、夏は涼しい
　トロピカルナーセリー内で、取れたてのメロンやスイカの試食や、
　特製ののシャーベットで喉を満たそう。１月〜５月はイチゴ狩りが
　楽しめる。
●　へんろ石まんじゅう（０８８８−６４−２６４４）
　創業１００数年のへんろ石まんじゅう。昔から八十八ヶ所参りを行う
　遍路さんが休憩する時に食べていたというこのまんじゅうは、一つ
　一つ手作りの素朴な味がウリ。中に入っている北海道産の小豆を使
　ってじっくり焚いたアンは適度な甘さで口当たりもよい。添加物など
　使っていないので、日持ちは２〜３日程度。少し固くなったら、レイジ
　で温めたり、焼いたりするとまたふんわりと出来たちのような旨さだ。