野生菊
野生菊は、日本中にいろいろあるが、特に四国、海岸沿いにたくさんあるそうです。もっとも、牧野富太郎博士が高知県出身で、命名したものが四国の地名を名付けたのが多いので、そう感じるためかもしれません。
栽培方法は、赤玉土で十分ですが、そうでない土でも結構作れる。鉢植えは、水はけをよくして、肥料は少な目のほうがよい。日当たりよい場所で栽培する。
毎年植え替え、もしくは春挿し木して、その苗を植えてもよい。初夏に挿し木すると、秋には小さい背丈で花がつく。鉢植えには適している。
また品種にによっては、野生であるので菊の香りが強いものがある。アワコガネ、イソギクなどがそうである。
園芸品種としては、サツマノギク、ハマギク、イソギクなどが適する。