ユイとゲンドウの休日
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*作:TO-RU
*この作品はユイとゲンドウが主人公です。
*ユイとゲンドウはLove^2です。
*ゲンドウは"ゲンちゃん"状態です。(口調がおかしいです)
*一応TV版の第26話からの続きのつもりです。
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「それじゃぁ、かあさん。行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい。シンちゃん、アスカちゃんにはやさしくね」
「もー、からかわないでよ。じゃぁ」
バタン
シンジは三泊四日の修学旅行に出かけた。
つまり、家にはユイとゲンちゃん(ゲンドウ)の二人っきりだった。
二人とも"実家に急用がある"ということで4日間の有給休暇を取っていた。
(研究所に有給休暇ってあるのか>ユイ)
「さて、シンちゃんも行ったし今日から少しの間は二人きりね。ア・ナ・タ」
「ウム、そうだな。ユイ」
「もー、今日からはシンちゃんが居ないんですから無理はしないでいいですよ」
「そ、そうか」
「えぇ。思いっきり甘えて下さってもいいですよ」
「そうでちゅかー」
「えぇいいですよ」
「じゃぁ、今日からは一緒に寝ようね!」
おぉ、何かゲンドウの口調が変化したぞ。
これが俗にいう"ゲンちゃん語"か
「いいわよ、ゲンちゃん!」
「やったぁ」
うれしそうなゲンドウを見て喜ぶユイ
付き合い出したころはお互いに"ゲンちゃん"、"ユイさん"と呼び合っていたらしい
「それは"夜のお楽しみ"として昼間はどうするの?」
「そうだねぇ。どっか行こうか」
「それはだめよ。研究所や会社には"実家に帰る"ってことで休暇願いを出したんだから見つかってはだめだもの」
「それじゃ、ず〜っとここに居よう」
「まぁ、それが無難ですね」
「は〜い、ア〜ンして」
「ア〜ン」
パクリ
「おいしいですか」
「うん、おいしー」
「そうよかった。はいア〜ンして」
食事の際はこんなことを繰り返している二人だった
「ほら、ゲンちゃん。そんなとこに居たらお掃除の邪魔ですよ」
「え〜。いいじゃん、別に」
「だめ、です。さぁそこどいてください」
「それじゃぁ、こうしちゃうもんね」
「きゃぁ。ちょっとなにするんですか、いきなり。こっちにも心の準備というものが・・・」
ユイは抵抗していたがゲンドウに口唇を奪われてしまい、何も言えなっかた。
ただ部屋中に二人の唾液に舌が混ざる音が聞こえるだけだった。
そのあとの三日間は二人そろってベッドの上で過ごしたという
エピローグ:
「ただいま」
「あらシンちゃん。おかえり」
「はい、かあさんにお土産。あとこれは父さんに」
「おぉ、すまんなシンジ」
「いいよ別に。僕が居ない間ずいぶんいい思いをしたんでしょ。二人とも」
「「(ギクッ)」」
「な、何を言ってるんだシンジ」
「そ、そうよ。シンちゃん大人をからかうんじゃありません」
「そんなこと言ったって、昨日昼過ぎにかあさんの研究所に電話したのに『居ない』って言われたし、それで父さんの会社にも電話したけど『休暇中です』って言われたもの。全部言っちゃったら?」
「はぁ、シンちゃんには隠せないわね」
「ウム、そうだな」
「実はねぇ、・・・・・・・・・・ってなことがあったの」
「へぇ、父さんもやるじゃないの。やっぱり父さんの血を引いてるんだろうな僕も」
「あら、そっちでもなんかあったの?」
「うん。実はアスカとキスしちゃった。父さんたちと似たような雰囲気だったから。こっちからだったけどアスカも嫌がらなかったし・・・」
「よくやったな、シンジ。それでこそ我が息子だ」
「そうよ、よく決断したわね」
「これでよかったんだよね。僕のしたことは間違ってないよね」
「そうよ、でもこれからはアスカちゃんだけを好きでいなさい」
「そうだ、あの子ならうちの義娘にもしていいぞ」
6年後、二人(シンジ&アスカ)は二人そろって碇の姓を名乗っていた。
そして、ゲンドウとユイは隠居して毎日二人きりで・・・・を楽しんでいるらしい
続く・・・のか?
新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
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【作者の後書き?】:ひょえ〜、つ、遂にLYGを書いてしまった。
自分ではLAS専門のつもりだったのにぃ、なぜだぁ〜。
でもLASの方が向いているよな。最後はしっかりシンジとアスカが結婚してるし。
まぁ、自分にできる範囲を広げるつもりで書きましたから。あまり真剣に読まないでください。
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