「う〜ん 刑事ものも悪く無いなぁ」僕は綾波に言った。
「そう・・ 碇君は刑事ものが好きなの?」
「うん」僕は答えた。
「・・・・」アスカは黙り込んだ。
その後、多数決が行われた。
その結果、”白雪姫”をやる事に決定した。
そして、配役を決める事になった。
基本的に推薦か立候補で 候補を選んでから、
多数決で選ぶのである。
「まず 王子様の役を決めたいと思います。」洞木さんが宣言した。
アスカがニヤリ(半角)と笑い、
「碇君がいいと思いまーす!」
と言った。
他にも候補は出たものの、結局僕が王子様役をやる事になってしまった。
「碇君なら、いい王子様役になれるわ!」綾波が笑った。
「そうかな?」僕は苦笑した。
「次は、主役?のお姫様役を選びたいと思います!」洞木さんが言った。
いろいろ推薦はあったが、あまりイメージに沿う人はいなかった。
その時、僕はアスカの刺すような視線を感じた。
う〜ん どうしよう!
惣流さんがいいと思います! 言い出しっぺだし・・
綾波さんがいいと思います! 色白だし、イメージピッタリだし。