12年8月30日夕刊 (産経新聞)
赤ちゃんウミガメ 早く会いたいナ
瀬戸内海の島しょ部では珍しいアカウミガメの産卵が香川県小豆島で確認され,地元の小学生らが毎日,砂浜に集まり,産卵の日を待ち続けている。
アカウミガメが産卵のため上陸したのは7月8日夜。土庄町立戸形小学校近くの海岸で,同小児童が発見し,90個の卵を確認した。
このうち,人工ふ化のため採取したり,産卵時に破損していた卵を除く68個が砂の中でふ化を待っている。
日本ウミガメ協議会によると,ウミガメの卵がふ化するのは,産卵後50日程度。ふ化の時期を間近に控え,毎晩,父母らといっしょに砂浜を見回ったり,夏休みの自由研究として観察している児童もいる。地元の土庄署も心ない人によって卵が壊されないよう,パトロールするなど協力している。
児童の一人,同小6年,Sさんは,「無事に生まれるのを早く見たい」と赤ちゃんガメの誕生をこ心待ちにしていた。
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須磨海浜水族園大鹿飼育員が柳海岸に埋めてあるウミガメの調査をするため来島。土庄町教委職員4名とともに調査。 13時30分 大鹿飼育員が人工ふ化中の卵はを調査した結果,10個中9個はが発生停止が確認される。 うち1個はふ化5日前の状態でカメの形はできていたので,標本として学校で保存することにした。 残り1個はようすを見ることにし,恒温箱に戻す。 砂の中の68個の卵近くを掘り,砂中の温度や湿り具合を調査した。砂中温度は31度,やや乾き気味ながらも湿度も十分であった。 漏水探知機で砂中の音を聞こうとしたが,ふ化は確認できなかった。 産卵後54日はふ化期間の範囲内であることから,あと10日待つことにする。 ◎大鹿飼育員 「まだ期待は持てます」(9/1サンケイ) 「暑い日中に卵のいる穴を掘って,もしふ化が始まっていたら大変だ。今の段階ではふ化するともしないともいえない。あと10日待ちましょう」(9/1毎日) ☆児童 「がっかりです。でも砂の中の卵は無事にかえってほしい。海岸のゴミを掃除して待ちます」(9/1サンケイ) 柳海岸のウミガメは,DNA鑑定するために掘り返し,死体の組織を採取した。頭と甲羅の一部は,学校に持ち帰り埋める。 3か月後に掘り返し,須磨海浜水族園へ持参の予定。 | ![]() |