13年6月25日 (サンケイ新聞)
ウミガメの再訪期待 土庄の西浦会 見回り隊発足 卵保護や砂浜環境保全
昨年夏、ウミガメの産卵が確認された小豆島・土庄町で、海岸近くの4自治会で構成する「西浦会」が、24日までに、「ウミガメさん見回り隊」を発足、早朝と夜間、海岸の見回りをはじめた。
子供たちのウミガメに寄せる思いを大切にし、ウミガメの再訪を確認していく。
同海岸近くの町立戸形小学校の児童たちは、昨年、ウミガメの産卵からふ化という貴重な体験をし、生命の不思議や自然環境の大切さを学んでいる。
ウミガメの再訪を期待する声も高いことから、同会では、
◇交代でウミガメが上陸しているか見回る
◇産卵しやすいよう砂浜の環境保全に努める
◇上陸跡を見つけたら連携して卵の保護を進める として活動を展開。当面、事務局は戸形小に置かれる。
見回りをする人たちは、昨年、新聞掲載されたウミガメの足跡の写真を手がかりに海岸を見回りながらゴミを拾い、同町が設置したゴミかごに集めている。
西浦会会長は「ウミガメが来る環境であることはすばらしいこと」と再訪に期待。
また、見回り隊の発足にあわせ、日本ウミガメ協議会の会員で神戸市立須磨海浜水族園の大鹿達弥飼育員が30日、同校を訪れウミガメの保護について学習会を開くことにしている。
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ウミガメの産卵シーズンを迎え、神戸市立須磨海浜水族園の大鹿達弥飼育員を招いて「ウミガメの話」の講演を聞く。 スライドでウミガメの生態や産卵の確認方法などについて教わった。 学習会には、同校校区の4自治会でつくった「ウミガメさん見回り隊」の会長をはじめ、20人の保護者らも参加。 適切なアドバイスを受けようと、熱心に耳を傾けた。児童・職員の他に,保護者および地域の方23名も参加した。 飼育員は「瀬戸内海の島での産卵はこれまで確認されていない。小豆島では上陸そのものが貴重で、産卵のための環境づくりが第一」と話し、上陸、産卵は朝の見回りでもカメの足あとなどで確認できる▽夜は明かりをつけず静かに見回る▽発見してもカメの前に行かない などを指摘。 須磨水族園で飼育している2匹は,甲長22.7a,体重2.1`にまで育っている。 また,発信器がつけれるくらいに成長した後に,放流したいという提案があった。 講話のあと,香川大学吹奏楽団の演奏会を行い,「ウミガメが戸形にやってきた」を吹奏楽の伴奏で全校児童が合唱した。 ☆児童 「ウミガメや海を大切にすることがよく分かりました」(7/1 四国) □西浦会会長「ルールを守って見回りを続けたい」(7/1 サンケイ) | ![]() |