ウミガメ速報 日本ウミガメ協議会HPから
2001年
小豆島土庄町立戸形小学校より(6/14)
 昨夏、瀬戸内海で始めてアカウミガメの産卵・ふ化が確認された小豆島では、地元の4自治会で構成する西浦会が、ボランティアを募り、早朝や夜遅くに各海岸の見回りをはじめました。
ウミガメの上陸を確認するとともに、砂浜を掃除して環境保全に努めようとする活動が6月11日から始まっています。
戸形小学校では、ウミガメのロゴマークの入ったハーフパンツを採用することを決定しました。
「キャンディ・キャンディ」で知られる五十嵐ゆみこさんに2匹の子ガメをデザインしていただき、体操服のすそにつけることにしました。



七月の上陸・産卵状況
@ 7月8日21時30分頃、香川県小豆郡土庄町小瀬の戸形小学校横の前の浜で、産卵が行われました。
卵を産み落としているところは確認できていますが、個数はわからないそうです。
(7/13の追伸:卵数は80卵、2個破壊し、78個を砂浜の別の場所に移植しました)

@ 須磨海浜水族園 大鹿達弥さんより(7/30)    
ウミガメ速報13に記載されている、小豆島で7月8日に産卵されたことについて、7月19日に現地へ調査に行ってきました。
場所は、香川県小豆郡土庄町の戸形小学校の前の浜で、小豆島の最南西になります。
経過は、その浜は護岸工事されているため浜の奥行幅が12mぐらいしかなく(19日の干潮時)、産卵された場所が満潮線下のため、別の場所へ移植したという報告を受けていました。移植した巣を確認した所、40cmの深さで温度が35℃を示したので、満潮線上で適度な砂中温度を示す場所へ再移植しました。
卵数は計90個で、破壊2、発生停止が10個でした。卵径の平均は3.76cmでした。 

八月の上陸・産卵状況
@ 小豆島土庄町立戸形小学校より(8/19)
8月15日午前10時ごろ、香川県小豆郡土庄町の柳海岸(7月8日に産卵した戸形小学校横の前の浜から約2km南東の海岸)にアカウミガメのメスの死体が漂着しているのを戸形小児童が発見しました。
甲長80cm、甲幅65cm、全長130cm、体高30cm。腐敗臭がし始めてきたので、漂着地点近くの砂浜に埋葬しました。
海中を泳ぐウミガメ
@ 土庄町立戸形小学校より(9/1)
8/31、23時頃、香川県小豆郡土庄町小瀬、戸形小学校前の浜に7/8に産卵したアカウミガメの卵がふ化しました。
7/8産卵 90、
7/13移植 88;産卵した場所が、大潮の満潮線より海よりであったため、戸形小学校児童が移植しました。移植中に2個破損。
7/19再移植 68;ウミガメ協議会から派遣された須磨海浜水族園の飼育員の指導を受ける。移植場所は砂中温度が高く、産卵場所の状態により近い別の場所に再移植した。
残り20個のうち10個は発生停止、10個は簡易恒温箱に入れる。
8/31;飼育員が来島し、恒温箱を調査。9個は発生停止していた。1個のみ残す。23時頃、再移植場所のウミガメの卵がふ化し、23時30分頃までに49匹が脱出。その後、砂の中で動いていた2匹を脱出させる。ふ化51匹、発生停止13個、恒温箱に移動4個小豆島では、初めてのふ化でした。



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