平成18年度の学校経営の構想
【和光教育の理念】
校歌の結句『われらみな瞳をあげて人の世のひかりとならん』が、和光教育の根本理念である。これは、「和光中学校に学ぶものは、みなそれぞれの目標に向かって進み、それぞれの分野で自信をもって、人のため、世のために尽くそう」という意味である。このことは校名にも表されている。「和」は、人間社会の根本法則であり、天地万物がすべての拠を得た調和の姿である。「光」は、世の人々に愛と希望と平和の灯をともすことである。このように和光教育は、春の光のような暖かさをもって、生きとし生けるものすべてに、生きる歓びと希望と力をおくる教育である。
【経 営 方 針】
1 和光教育の理念を再認識し、これまで培ってきた本校の校風、伝統をさらに発展させる学校経営を行う。
2 新学習指導要領完全実施二年目に当たり、総合的な学習や選択教科の時間をはじめ、教育課程全般を本校の生徒の実態に照らした見直し を進め、「生きる力」を培う教育実践の充実を図るとともに地域に根ざした特色ある学校経営を行う。
3 不登校生徒への対策等、緊急かつ重要な課題に全職員で努力する学校経営を行う。
4 教職員の実践的指導力の向上を図るため、校内研修の日常化に取り組む学校経営を行う。
【教 育 目 標】 自信と誇りを持って、しっかりとした自分作りをする生徒の育成
【めざす学校像】 【めざす教師像】
温かく爽やかな学校 和光(暖かな春の光)を発する教師
(われらみな人の世の光とならん)
【めざす生徒像】 向上心あふれる生徒 社会性豊かな生徒 思いやりのある生徒
学校経営の重点 ○ 伝統の継承と新しい課題に対応した校風づくり ○ 生徒の実態に即した教育 ○ 人間を尊重し、生命を大切にする教育の推進 ○ 教職員自身の自己改造努力 具体的実践 <生徒> ○ 向上心あふれる生徒 ・個に応じた基礎学力の定着と学力の定着 ・自ら挑戦する体力づくり、気力づくり ・学び方の学習と個の学力の伸長 ○ 社会性豊かな生徒 ・個の自立と共生を目指す生徒活動の活性化 ・「総合的な学習の時間」の指導の充実 ○ 思いやりのある生徒 ・人権教育・同和教育の充実 ・自主的実践力の育成 ・冷静に判断し、耐える心の育成 <教師> ○ 実践的指導力を高める愛情豊かな教師 ○ 希望を持って生徒と共に歩む教師 ○ 組織の一員として力を発揮する教師 |