やった〜! あこがれの

Greenpeace!!

虹の戦士号

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昨日までの曇り空がうそのように晴れた運命の日、7月3日。
海の向こうに見えてくるのはあの
MV Greenpeace号。
黒い船体にくっきりと見えるGreenpeaceのロゴ、フェリーが宇野港に近ずくにつれて
船体はだんだんと大きくなって

 

グリーンピース・ジャパンツアー’96

宇野港はきっとすごい人だかりだろうと思ってワクワクしたものの、なんてことはないいつもの夏の夕暮れ、乗船チェックもなくついに乗り込んだGreenpeace号。

かっこいい、かっこいいと一人はしゃぎながら船内を見学。一生に一度あるかないかのチャンスに、もう、歳も忘れてミーハーはしゃぎ。そうこうするうちに交流会が始まり、夏の心地良い潮風に英語も心地よくひびき、もう天にも上る気分。このような機会を得ることができるちろりん村で働いていて本当に良かったなあ、とこのときばかりは感謝感激。
西原専務の祝詞と太鼓に始まるニーシャこと、那須シズノの舞は800の神々もさぞかし心を騒がせたに違いない。

クルーの紹介と交流会に参加している人達の紹介など、例のごとく日本的かつ形式的な進行。まあ、いいか。何しろ目の前にいるのはGreenpeaceのメンバー。とにかくそれだけで舞い上がっているのは私だけ? あちらの会話に参加し、こちらの会話に参加しつつ、一番よく会話をした甲板長のマシューさんからお目当てのTシャツをゲット。布袋までついていて酔は最高潮。とにかく明日は瀬戸内海をGreenpece号が航行して高松沖までくるという、すごいイベント。この高揚した気持ちだけは伝えなければ。

明けて4日。ちろりん村には晴れ男、晴れ女、が揃っているのか、それとも神々が味方なのか、すばらしく晴れた海辺。童銅さんの力作の白鯨は潮風にふかれGreenpece号を今か今かと待ち詫びている様子。
だんだんと人が集まり始めた夏の昼下がり、Greenpeace号はその船体を防波堤の向こうにあらわした!! 女木島を背景にゆっくりと航行。

夢でもみているかのような現実の光景に生きていて良かった、と、大げさに感激。それからは県庁へいく人達、Grennpeace号と留守番をする人とに分かれて時は過ぎていき、やがて4時、悲しいかなGreenpeace号は大阪へ向けて去っていき、宴後の、あの何とも言い難い空気だけが残った夕暮れ。

とにかく素晴しい出来事だったのだ。確実なのは、この素晴しい出来事を共有できた人達がいるということ。 クルー、ジャパンのメンバー、そしてあの日に出会った人達。そして、そして、この素晴しいことがこの高松ででも起こったということ。

未来は永遠に未知数だけども、「今」なら何かが始まっているのがわかる。歳を忘れてミーハーではしゃいだ私はむずかしいことは言えないけれど、でも、しっかりと自分に意識を持って目を見開いて「今」起こっていることの、起こっている「場」に居たい。 (文責 伊藤)

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