2000年5月23日
あぁ、日記を書かなくっちゃなぁ〜ってことで、最近のおっきい出来事を書いていきますね。
まずは初の海外出張(4月15日〜19日)だよ。
新幹線で行こうかと悩んだ挙句、高松空港から関空へ飛びました。
高松・関空の空の便はとっても少ない(一日二便)ので、ノースウエスト機は昼過ぎに飛ぶのに早くから関空に着いてしまった。
仕方ないので関空見学をする。
関空ができるまでを勉強したり、ドルに両替したりとうろうろしまくり。
そうこうしてるうちにB氏と合流し、無事に関空を飛び立ち、中継点であるデトロイト空港へ向かう。
12時間ほどの長時間の飛行で、やることもなくとにかく寝るしかない。
時差でちょうど昼夜が完全に逆転するのもあって、昼と夜の感覚がわけわかんない状態になり、機内食が来たらとりあえずは食べるということを繰り返し、食事も昼食なんだか夕食なんだかわかんなくなる。
しかもお世辞にも美味しいとは言えないものばかtり。
こころなしか足が膨れたようで、靴がきつくてたまらなくなって靴をぬぐ。
寝たか寝ないのかわからない状態のままデトロイト空港に到着。
当たり前だが英語ばかりでわけわからん。
それでもオーランド行きのところには辿り着いて現地でN電機の方たちと無事に合流し、またもや空路フロリダのオーランドへ。
オーランド行きの飛行機には妙な臭いが機内に充満しててしかも暑い。
くらくらしながら離陸を待つ。
離陸してからは空調が効きはじめ、いくぶん楽になった。
変な味の機内食を食べながら2時間後にオーランド空港の上空にさしかかったとき、機内アナウンスが英語で何事かを告げたかと思うと、機体は右へ左へと急旋回を繰り返し始めた。
下の町並みがすぐ近くに見える。
あまりにも長い間その状態が続くので不安になってきたが、まわりの誰も平気な顔をしてるのできっと大丈夫なんだと自分に言い聞かせてた。
やっとのことでオーランド空港に到着。
タクシーでディズニーワールド内のウインダムホテルに行って、チェックイン。
米国でのチェックインも初めてでしかも日本語が通じないので大いに戸惑う。
他の人の動作を横目で見ながらクレジットカードを差し出す。
サインは日本語で書いたが、問題ないようだ。
イニシャルを書くよう促されたが、日本でクレジットカードを使うのにイニシャルなんて書いたことないから勝手がわからず、受け付けのおねぇさんの失笑を買ってしまった。
なんとかイニシャルを書き込めると、おねいさんが「ぱーふぇくと!」とにっこり微笑んでくれたのでほっとした。
ロビーのおっちゃんに荷物を預けて部屋まで運んでもらう。
部屋に着くと英語での説明を受けるがちんぷんかんぷん。チップを3ドル渡したのだが良かったのだろうか。
チップシステムはほんと良くわかんない。
なぜにこんなアバウトな料金システムをとっているのだろう。合理的なアメリカの不思議のひとつだ。
部屋に荷物を置いて、スーツ姿から普段着に着替えて食事に向かう。
タクシーに乗って着いたところはプラネットハリウッドというレストラン。
何を食べたのかも覚えていない。
その日は食事だけで眠りについた。
真夜中のようで日本では真昼間なんだよなぁなんて思いながら。
翌日はケネディースペースセンターへ出かける。
ミニバンタクシーの運転手はソウルをこよなく愛する黒人女性。
のりはかなりいいようなんだけど、英語がさっぱりわかんないんで僕は窓の外の広大な草原を眺めるしかなかった。
ケネディースペースセンターの近くには当たり前のようにワニがいる。
さすがアメリカやな〜と感心しつつ、入場。
とりあえず、場内観光バスに乗ってシャトル格納庫やら発射台やらを見てまわる。
発射台には発射を待つスペースシャトルの姿があったが遠くの展望台からなのでぼんやりとしか見えなかった。
アポロセンターでは管制センター内でのアポロの発射のカウントダウンが再現されてて面白かった。
アポロロケットの展示に圧倒され関心しつつ、展示を見てまわる。
バスツアーを終えショップで買い物をしたが、しょーもないものばかりを買うのを得意としているぼくは中国製のおもちゃのロボットを買った。
次に向かったのがシーワールド。
大きな動物園といったところ。
シャチのショーを見て、アシカのショーを見てホテルに帰る。
夕食は日本料理の店に行ってお弁当というものを食べた。
初めてワニの唐揚げを食べたが、鳥の唐揚げのようで、これは意外に美味しかった。
次の日は今回の目的のワイヤーハーネスの見本市ようなものがホテル内であったので参加する。
思ったより小規模だった。
英語で色々と説明されても相変わらずちんぷんかんぷんなので、とっても困った。
2時間ほどで会場を後にして、B氏とユニバーサルスタジオに向かう。
ユニバーサルスタジオではツイスターとT2と大地震とキングコングのアトラクションを見てまわった。
ここでも買い物はあいかわらずのしょうもないプロペラ付きの帽子だ。
その後、ホテルに帰り、デズニーワールドのショップで買い物をした。
ビジネスシューズで足が痛くてたまらなくてスニーカーも購入した。
さっさと見てまわって、ホテルに帰って暫くしてからホテル内のレストランで現地の会社の方たちとの会食となる。
ひかえめにオーダーしたつもりのステーキが思ったより大きかったのでびっくり。
英語での会話に参加できるでもなく僕はひたすら目の前の牛と闘っていた。
次の日、早朝にホテルを出て帰路につく。
デトロイトから関空への飛行中に窓の下にアラスカの雪原で真っ白な景色に感動したけど、ほどなく全てのシェードを閉じるように言われたので、仕方なく寝た。
関空に着き、みんなと別れて、関空から高松空港への飛行機は悪天候ですごく揺れて怖かった。
関空のテレビでフィリピンでの飛行機墜落の映像を見た直後だっただけに一層怖かったんだ。
初の海外出張が無事に終わった。