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アクセスしてくださってありがとうございます。
ここでは、「丸亀市自治基本条例を考える会」でどんな話し合いがされているのか、会の様子をこれから毎回、レポートして皆さんにお伝えします。
これから毎回
山本が
『レポート報告』
致します。
のぞいてくださいね。
市が公募して集まった人たちは、会社員、主婦、自営業、定年で退職された方など、身近な人たち。そして、市の職員も一市民として参加しています。
内容は「基本条例って何?」「それって本当に必要なものなん?」から始まっているので親しみが湧きますよね。
どんな話し合いがされているのか興味津々。
早速のぞいてみましょう。
まずは6月30日におじゃましました。
もう、14回目だそうです。
皆さん疲れた顔もせず、真剣に話し合いされています。
この議題では2回目の話し合い。
いきなりむずかしそうですが
がんばってレポートします〜!
ここでは内容を抜粋して
お伝えしますね。
会議の全容を知りたい方は
下のボタンから
移動できます。
第14回丸亀市自治基本条例を考える会
日 時/平成15年6月30日18:30〜20:30
場 所/丸亀市役所別館5F・きらきら会議室
参加者/13名+事務局4名
議題=市民の「権利」と「義務」について(Pt.2)
○そもそも「連合自治会」は何をするところ?コミュニティと自治会、子供会との関係はどうなってるの?
事務局=それぞれの地域に自治会がある。その自治会長が小学校区に集まって組織されているのが校区の連合自治会。ほとんどの地区ではコミュニティと重なっている。
そのコミュニティの中に婦人会、子供会、消防などが入る。
○うちの校区では自治会と子供会、小学校、中学校、保育園父母の会、長寿会、…こういう各団体が全部一緒になってコミュニティ組織になっている。
事務局=自治会に入っていなくても、地域に住んでる以上は何らかの組織に属していることになる。本来何らかの関わりがあるはずだ。
●自分が組織に組み込まれていることに
気が付いていない人もいるよねえ。
○コミュニティは市の組織で長には給料も出てるんでしょ?
●コミュニティは市の組織ではない。
住民による任意の組織だから
給料は出ていない。

○きちんと会則もある。交通安全とか、健康増進とか、
住民が地域をよくしようと自発的に動く組織だから、活動を促進させるために補助金が出ている。
○一律に補助金など出すから、権利や義務も
曖昧になるのではないか?本当に意味ある
使い方がされているのか?

○この組織は農業中心だった頃にできたものだ。
○そのころは市を頼らず、自分たちで自治会館を建て、水の管理も自分たちでやっていた。今は自治会館を建てるからお金をくれないか、という話になる。
○生活パターンが変わってきて、あり方も問われている。
○共稼ぎが増えてくると地域での時間よりも、
職場での関わりの方が大切になってこないか?

そんな生活パターンの中での義務と権利。人間関係も含めてうまくやっていくほうが難しい。
○合併を機に、新しい形の組織を作った方が良いという意見もある。
○私は反対!合併だからこそ、人づくりや地域づくりが大切だと思う。
犯罪が増えているのは人つきあいが希薄になってきているから、という気がする。
○地域で子供を育てていく土壌づくりは、コミュニティの中でしか出来ないのではないか?うっとうしい反面、良さも大きい。
○住んでいる地域の代表を決め、組織をきっちりと固めた方がよい。誰が入っているのかわからないような組織の長が力を持つことが問題だよ。
○組織も新陳代謝が必要だ。長は一生懸命やっていると長くは続けられないだろう。
○学校の体育館などは夜間の空いた時間は解放してどんどん使うべきだ。電気代は使用者負担で。
○街灯代を自治会が負担するのは納得がいかない。他の市民も通っているのに。
○一度、公共サービスの洗い出しをしてみるとわかる、
税金で何を支払うか、そこで議論すればはっきりする。
○今回も色んな意見が飛び交ったけど、
次回には今まで出た事柄をまとめてみよう。
多数決ではない、いろんな意見を出すことが目的だからね。

勘違いしている人が
多そうだよ!
初めての私には
むずかしかったけど
皆さんはどうでしたか?
みんな疲れも気に見せずに真剣に
話し合っていて勉強になりました。

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第15回丸亀市自治基本条例を考える会
日 時/平成15年7月15日18:30〜20:30
場 所/丸亀市役所本館2F・夢会議室
参加者/12名+事務局4名
議題=第14回の続きから「権利」「義務」「責務」
について
この会は月に2回を目標におこなわれています。
仕事や用事を済ませて集まった皆さんは
疲れた顔も見せず喧々囂々!
真剣に話し合いされています。
皆さんもご意見をお聞かせくださいね。
会議の全容を知りたい方は
下のボタンから移動できます。
言葉は難しいけど
     
○丸亀市の中での「権利」と「義務」と、憲法の中でのそれとどう違うの?
○県外から、この地を選んで移り住んで来た。この会では行政に対しての「権利」と「義務」について話し合っていると解釈している。
○憲法を基に、県民・市民として、すべての権利と義務を入れ込んでいくということで話し合ってきたと思う。
○生活に直結しているものでないと身近に感じられないよ。
○憲法をもっと身近な問題として丸亀に移し替えて考えてみると良いのではないか。
○若い人とずいぶん考え方が違うなあと、あらゆる場面で差を感じている。
○差を確認しながら話し合うことが良いのではないか。世代間の溝を埋めていって初めてまちづくりがうまくいくのではないかと思う。
○障害者も罪を犯せば罰せられ、償うよう、健常者と同じ扱いをしてほしい。今までは健常者との接点が少なく、表面化されなかった。これからはインターネットを使ったり、いろんな面で健常者との接点が多くなる。特別視はだめだ!
○ゴミ問題を例に考えると、ゴミ収集にかかる経費を知る「権利」と、どこにでもゴミを捨てない「義務」となる。
○人と同じでないと安心できない=他の人と同じことをしていると
安心と思ってる人が多い。
○自分の価値観で生きていけない人が多い。
○犯罪年齢が下がってきているので何らかの罰則を与えたい←基本条例では罰則は与えられないだろうか。
○重要なことなので『教育』で盛り込めないのか?
○「20歳を過ぎたら自分の考えに責任を持て」と言うが、20歳まで自分で考えられない人が20歳を過ぎたからといっていきなり考えられるようになるのか?
○この問題は教育なのか、社会に問題があるのではないか? 
○上記のことからも『自治会』はまだまだ必要だと思う。
○地域の見守り運動「皆で子供を育てる」考え方が必要。
震災の例で見ても、いざというときに助け合えるのが近所のつきあいではないのか。
○若い人は地域との関わりを持たなくても生きていける。面倒だという思いが強いよ。
○昔のような結びつきに戻すのではなく新しい方法を考えたい。
○「自治会長」=「市民の代表」という考え方はして欲しくない。
○「自治会」や「婦人会」で意見を聞いただけで
「市民の意見」を聞いたようにされているのが問題だと思う。
○「自治会」の役割をはっきりさせよう!
○自分たちが投票して、市会議員や市長に市政を「信託」したんだから我々は投票する「義務」があり、市政(取り決めたルール)が正しくおこなわれているかどうか守る「義務」も生じる。どう決めておけばスムーズに行くのか?
●ルールを勝手に決められないようにする
●情報を公開する義務を主張する
●市民も逃げない、自分のこととして考える

◎賛成派だけ集めてもだめ。賛成、反対派と半数ずつ集めて、議論して、
ひとつひとつ決めていくことが大事だと思う。
○多様性を認めて、決めていくということを明確にしておくといいよ。
○決定の場においては男女比率を同じにするなど、最初は無理矢理でも女性に機会を与えて欲しい。女性はどんどん活躍するよ。
○年齢世代の違う人たちの意見にも耳を傾けないとだめだ。
◎今出ているような問題点を次回はまとめてみよう。
う〜ん。わかるような
わからないような…
今回も遠慮ない意見が
ビシバシと飛び交っていました。
興味深い内容もあって
思わず夢中になっていました。
次回ものぞいてくださいね!
少しずつ賢くなってる?山本でした。
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第16回丸亀市自治基本条例を考える会
日 時/平成15年8月4日18:30〜20:30
場 所/丸亀市役所本館2F・夢会議室
参加者/13名+事務局4名
議題=これまでの内容整理について
ここでは内容を抜粋して
お伝えしますね。
会議の全容を知りたい方は
下のボタンから
移動できます。
同じ所をぐるぐる回ったり、
過激な意見が飛び交ったり、
迷路のような話し合いの場。
みんな自分たちの生活や、次の世代のために
真剣に話し合っているのです。
あなたも参加しませんか?
○ニセコ町も住民参加で作られたと言うが、住民の定義をはっきりさせないとすすめられないと思う。集計する人の意志も入っているのではないか。
○丸亀の総合計画も市民参加で決めたそうだが、市の出した計画をなぞっただけではないか?あれだけのものを作るにはもっと時間がかかるはず。
○市民とはどういう人たちか、今まで何度も話し合ってきた。
漏れている人たちはいないだろうかと考えてきた。
○役員の選び方が怠慢なのではないか?
○審議会の委員など、受けるには責任が生じるはずなのに…。
○文化振興条例を決めるときには公募だった。けど、参加しても何の意見も言えず、ほぼ決まっていることにお伺いを立てて、
○今回のこの考える会は、条例をまとめるところまでは行かないだろうが、
○審議会の委員の条件に年齢も加えたらいい。
○「住民参加=ゼロから意見を聞く」ということを主張しよう!
◎今までは審議会の時から住民参加が始まるのだが、それでは遅い!
これからは審議会の前から参加しないと意味がない。
○公募で集まった人たちは積極的で自由に意見を言う。少ない人数でもいいから
○今の時点では、「これは無理かもしれない」なんて思わず、先々を見据えて
○今まで、小さい事柄を出し過ぎて答えになっていないのでは?
○いや、かなり出てきてると思う。
○ここら辺で今まで議論してきたことを整理してみよう。
○一覧表にしてみると、この先まとめやすいよ。
○どうやってまとめていく?
●ニセコの分類を参考に一覧表にしてみよう。
と言うことで、次回は日曜日の朝から
カンヅメ状態でまとめ作業に
はいることになりました。
過激な意見も出ていましたね。
ちょっぴりスカッとする
場面もありました。
それにしても
日曜日に1日カンヅメで
意見をまとめるんですって!
みんなの熱心さに頭が下がります。
あなたのご意見もお聞かせください。
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第17回丸亀市自治基本条例を考える会
日 時/平成15年8月10日 9:00〜16:00
場 所/丸亀市役所本館2F・夢会議室
参加者/11名+事務局1名
議題=これまでのまとめ作業
今回は日曜日を一日使って
まとめ作業!
作業をのぞいているだけの私も
頭がクラクラしてきました…。
CVC の取材も入っていました。
有線放送で流れるのかな?
○まず、ニセコ町などの例を基本に分類表をつくろう。
横はとりあえず1〜15までの類型に分けて…
○それぞれが第1回目の会議録から気になる言葉を拾い出して
カードに書き込み、分類表に貼り込んでいこう。
一人ずつカードに書き込んだ
言葉を読んで
当てはまる欄に貼り込みます
これはどういう意味だった?
「これはここかなあ」
「これも同じ所に貼って」…
ちょっと ひと休み。
かたまってるところと
空いてるところが
できたなあ…
やっと終わった…

かたまってるところが
みんなの意見が
沢山出たところ
ということか?
○形になると、やってるという気になるなあ。
○次はこれを整理していくといいのかな。
○とりあえずこれを事務局で一覧表にしておいてもらおう。
皆さん本当にお疲れさまでした。
表にしてみると、みんなが問題にしている
部分がよくわかっていいですね。
次にしなければいけない事柄も
見えてくるようです。

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