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盗聴器発見器 パート2

盗聴器発見器に付いて以前盗聴器発見器って?で触れましたが、概要はその通りです。
御覧になってない方は盗聴器発見器って?をお読み下さい。

今回は、盗聴器発見器で反応が有った為に調査依頼を受け、実際に調査を行った経緯と感想とアドバイスを行います。
御依頼の電話は「自分の車を盗聴器発見器で調べた所、反応が有った。
盗聴器が仕掛けられているかもしれないので急ぎ調査を行って欲しい」との内容でした。
出来るだ早い手段で現場に赴き、早速調査を行いました。
確かにフロントグリル付近から強い電波の発信が確認されました。
位置を渋りこんだ上で目視確認。
何も見えない。
レシーバーを使い周波数を合わせ音を聞くも雑音しか聞こえず。
そこで、電波探知機の再調整を行い位置を限定する事に。ナンバープレートの枠と特定しました。
周波数カウンターをナンバープレート枠にあて周波数の特定。テレビの映像周波数に近いがずれている。
そこで、映像も見れる受信機の周波数を周波数カウンターの数字に合わせる。
アンテナをナンバー枠に接触させると、民放のテレビ放送を受信しました。
アンテナを離すと受信できず。接触させるとテレビ放送を受信。
結果は誘導電磁波という事です。
誘導電磁波とはテレビやラジオ放送などの強い電波を受けた金属や水分を含んだ物に帯電し電磁波
の放射を行う事です。
誘導電磁波は、それぞれの周波数によって最適な長さの物体に発生します。
今回はナンバープレート枠の長さは短いものの長方形のループになっていた事で帯電したと思われます。

ここからが大事な話なのですが。
依頼者から「盗聴器発見器なんて持たない方が良いのでしょうか?」と聞かれました。
私は、色々な物に反応するから混乱するだけかもしれませんねと答えました。

帰りの新幹線の中で考えていたのですが、盗聴器発見器は有効で便利な物という結論に達しました。
確かに、訳のわからない物に反応し混乱する事は有るでしょう。
しかし、人間は電波を見る事も感じる事もできません。
そこから、電波が出ていると知ったり確認するには盗聴器発見器は非常に有効です。
ただ、そこで慌てたりおろおろする必要は無いのです。
単に電波が出ているなと認識をして貰えば良いのです。

お腹が痛いと感じた時、医者に行き検査して貰い、それに合わせた治療をして貰います。
それと同じ使い方をして貰いたいのです。
腹痛と違い感じる事は無いから、発見器の反応を見る。
それが、有害な物か無害な物かの判断は私達専門家の手にゆだねる。
例えそれが盗聴器で無くとも電磁波が収束し危険なほどの強さになってる事もあります。
漏電から電磁波が発生することもあります。
その様な場合、火災や健康を害したりテレビの受信障害が発生したり電子機器が正しく動かない事も有ります。
何はともあれ、早期発見、早期対策これに勝る物は無いのです。





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