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LED(発光ダイオード)で盗聴情報を飛ばす

LED(発光ダイオード)とは各種電気製品のパイロットランプに使われたり、懐中電灯に豆電球の変わりに使われたりしています。

電球と比べフィラメントの切れる心配が無い、消費電力が少ないなどの利点が有り多くの発光部分に使われています。
また、光の強い発光ダイオードが出てきましたので懐中電灯にも使われる様になったのです。
赤外線盗撮時に赤外線投光器としても使われています。

LED(発光ダイオード)には、電球と違う大きな特徴がもう一つ有ります。
それは、1秒間に数千回の点滅を繰り返していると言う事です。目で見ることは不可能です。
点滅を繰り返していることは、点滅をコントロールする事により情報を載せることができるのです。
初歩的な情報伝達はテレビやエアコンのリモコンです。
リモコン先端部分に赤外線を発する発光ダイオードを埋め込み単純な信号を送り、テレビやエアコンをコントロールしています。
もう少し高度なのが、パソコンや携帯電話に付いている赤外線ポートです。テレビよりは複雑な信号を発信します。
有線では光通信として光ファイバーケーブルを使い実用化されています。

この通信機能を電波の替わりに光無線音声通信に使う研究が進んでいます。
通信距離は当然見通し距離。間に障害物が有れば役に立ちません。
しかし、盗聴器に使うとどうなるか、室内には発光ダイオードの盗聴器。
そこから見える屋外に無線発信器という使い方もできます。
発光ダイオードが発する光は当然目には見えない赤外線。
電波を使わないから、盗聴器発見器にも反応しません。
目に見える所からならそれだけで使えます。向かいのマンションとか。。
大変危険な盗聴器になるのです。

実用化されるかどうかはわかりませんが、対応策は用意しておきましょう。
この様な新技術が盗聴器の様におおやけでは道具に使われた時、多くの人が知らないまま広まるからです。
広まる時、貴方の部屋にそれが入り込むかもしれません。
対策の道具はCCDカメラです。デジカメでもカメラ付き携帯でもビデオカメラでも何でも結構です。
探す要領は赤外線盗撮対策で紹介した方法です。
赤外線投光器のように広く強くは照らしませんから、ちっちゃな光る点を探すようにして下さい。
テレビのリモコンで練習すれば誰にでもできます。

2004年11月25日付け追加
発光ダイオードを調べる場所の追加です。
通信手段として発光ダイオードを使用しますから、屋内から屋外に光が出るようにセットするでしょう。
その為、探す時は、屋外から家の写真を撮る様な感じで探して下さい。




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